2006年02月27日

人という字はもたれあい

エラの張った女の人が金メダルを取ったそうで、おめでたいことです。アレを首から下げているところを見ると、結構重そうです。大変だなあと思います。たいしたものです。しかし日本ではメダルよりもメールがどうしたこうしたという話で持ち切りです。堀江が武部の息子に3000万あげたとかあげないとか、金に困っていれば助けてあげるのが当たり前ではないですか。親の血を引く兄弟よりも堅い契りの義兄弟ではありませんか。しかも民主党はこの件を「ガセネタ」として提出したわけで、あたかもそういうことがなかったかのようです。なかなか巧妙です。僕もおもわず豚兄弟が清潔ななおつきあいをしているのかなと思ってしまいましたよ。顔のキタナイ同士、せめて金のやり取りはキレイにいきたいものです。

そんなことをしている間にも金に困っている人は大勢いるということなんですが。

生活保護100万世帯に、勤労世代も増加
 2005年度に全国で生活保護を受けている世帯数が、月平均で初めて100万世帯の大台に乗る見通しであることが26日、明らかになった。
 厚生労働省は「高齢化が進み、無年金や年金が少ない高齢者世帯が増えてきたことが主な増加要因」と分析している。一方、働くことができる世代がいる世帯の増加率も高くなってきており、「格差社会」の広がりを指摘する声もある。
 ■10年前の1・6倍■
 生活保護世帯数は、厚生労働省が月ごとに集計して発表。4月から翌年3月までの年度平均は、毎年6月ごろ公表している。
 05年度の生活保護世帯は、景気回復基調が続いているにもかかわらず、4月以降も増え続け、毎月100万世帯を上回っている。最新データは11月分の104万8661世帯(約148万人)。12月分以降は伸びが鈍化すると予想されているものの、過去最高だった04年度の平均99万8887世帯を上回り、「05年度の100万世帯突破は確実」(厚労省幹部)だという。
 1995年度の生活保護世帯数は平均60万1925世帯だったことから、10年で約1・6倍に増える見通しだ。
 ■景気回復でも増加■
 従来、生活保護世帯数は景気がいい時期は減少する傾向が強かった。しかし、04年度以降は景気回復の兆しが見え始めているにもかかわらず、増加傾向に歯止めがかかっていない。
 厚労省は「急速な高齢化社会の進展で、景気回復が生活保護減少につながっていない」と見る。04年度の生活保護世帯の内訳では、「高齢者世帯」が46万5680世帯で約半分を占める。「傷病障害世帯」(35%)、「その他世帯」(9%)、「母子世帯」(同)と続いている。
 生活保護を受ける高齢者世帯が多い背景には、年金保険料未納など、年金制度の空洞化問題がある。
 一方、小泉内閣が発足した01年度以降を見ると、最も増加率が高いのは、独り暮らしの勤労年齢層が多いとされる「その他世帯」だ。04年度は9万4148世帯で、01年度の約1・5倍に増えた。厚労省は「仕事をせず、職業訓練も受けない層が増えている」として、勤労世代の格差拡大を懸念している。
(2006年2月27日3時2分 読売新聞)


こういう話になると厚生労働省などは「高齢化」のせいにしますが、「最も増加率が高いのは、独り暮らしの勤労年齢層が多いとされる「その他世帯」だ」そうですから、「高齢化」はとりあえず無関係のようです。政府が「高齢化」と言ったら、それは無視してかまわないようです。ついでに「景気回復」も同じような使われ方をする言葉ですね。つまり「景気回復」にもかかわらずあなたの生活が楽にならないのは「高齢化」のせいなのです。大変分かりにくいかも知れませんが、分かりやすく言えば、生活の苦しい人は「高齢者」に該当します。「高齢者」といえば年寄りのことだと思う人はいつまでたっても政府の見解を理解することが出来ないでしょう。

僕なんかはまあ、名実共に「高齢者」の仲間入りを果たしつつあるところなのですから、別段文句を言う筋合いではありませんが、「格差の拡大」、すなわち労働者の窮乏化は「生活保護受給世帯の増加」という形で財政の負担となってきているわけです。コイヌミがわざとそうしているのならこれは責任問題ですが、わざとでないならば単なる失政であります。どちらにしろコイヌミに政権担当能力がないことに変わりはありませんが、コイヌミと同様の政策を持つことを誇るマエバリ民主党にもやはり政権を争うことは困難です。同じことをやらかすのは明らかです。そうでなくても「ガセ」をつかまされたマエバリはコイヌミの延命のためにかなり損な役回りを引き受けたものです。マエバリは党内をコントロール出来ないことを露呈していますが、それを言えばコイヌミも同様です。そこで民主党ではマエバリ以降の体制を確立するまで、コイヌミ政権を支持するのが主要な課題になるでしょう。それが出来ない場合は分裂することになりますが、分裂を回避したい場合はコイヌミ=マエバリ体制がいつまで続くかがポイントです。一方自民党としてはコイヌミ以降のためには離党組の回収が必要なのですが

衆院反郵政組の復党は「無理」 首相が方針確認
2006年02月27日21時06分
 小泉首相は27日、自民党本部で武部勤幹事長と会い、昨年の通常国会で郵政民営化法案に反対して自民党を離れた衆院議員について、救済措置はとらない方針を確認した。山崎拓・前副総裁が復党などの措置を求めているが、首相は「山崎さんの意見だとは聞いているが、来年の参院選もあり、当分は無理でしょう」と語った。
 武部幹事長は27日の党役員会後の記者会見で、衆院の造反組について「郵政法案に反対した事実と、その後の衆院選で党公認候補を妨害する重大な党紀違反があった」と語り、法案に反対しただけの参院造反組との違いを強調した。
asahi.com


どうも前途多難のようです。まあ上手くいかなくても関係ないですが。現状ではビンボー人には暴れるか、諦めて国力を低下させるか、どちらかにするしかありません。
posted by 珍風 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

安倍が評価してくれってさ。とても無理ですな。

ブログを携帯で書いてメールで送ってもいいのでしょうけど、「反復運動過多損傷」(RSI)になってもつまりません。まあ、おじさんはそんなに早く打てませんから、そういう心配はないと思いますが、これで若い恋人でも出来たらメールを多く打つようになると思うと、あっちの方より指の方が心配です。なにしろ年をとると、そういう場合も指の方が大事になって来ますから、なんてどうでもいいようなことを書いていますが、

「政策で格差拡大」の世論調査結果、小泉首相が反論
2006年02月21日06時00分
 小泉首相は20日、朝日新聞社の世論調査で格差拡大を感じる人が7割を超え、その半数が小泉首相の政策と関係があると答えた点について「結びつけるのは拙速ではないか。短絡的ではないか」と記者団に語った。
 首相は「格差はどの国でも、どの時代でもある。必ずしも格差があるから悪いということではない」。1月の国会答弁では「言われるほど日本社会に格差はない」と語った首相だが、この日は格差の存在自体は問題ないとの考えを強調した。
 安倍官房長官も同日の記者会見で「汗を流した人、頑張った人、知恵を出した人が正しく評価されることによる帰結であれば、多くの方々が肯定的に格差をとらえている」との見方を示した。
 一方、公明党の東順治国対委員長は調査結果に「構造改革を進めながらセーフティーネットをきちんと張っていかなくてはいけない。そういう国民の声の反映だ」とし、「時代の変わり目に対応していかないといけない。それが小泉内閣のさらなる責任ではないか」。民主党の鳩山由紀夫幹事長は「首相は(格差がないと)強弁しているが、格差が広がっているという国民の方が正しい」と語った。
asahi.com


格差の拡大がちょっとまずいんじゃないかというのは、国民から与えられた政治課題なのですから、いくらなんでもまあとりあえずは真摯に受け止める振りだけでもしたいものです。どうせやる気がないのは分かっていますが、振りだけはするのが大人の対応というものでしょう。しかしコイヌミはこれをさも偉そうに蹴飛ばしているわけで、こういうのは宿題をやらないで遊んでいる餓鬼と同様ですから、親としてはここはひとつぶん殴るとか、毅然とした態度を示すべきだと思いますが、安倍さんいかがでしょう。しかしこの安倍とかいう人もコイヌミの子分をしていると総理大臣になれるとでも思っているのか、コイヌミの悪いところばっかり真似しますな。「ウォームビズ」がちっとも流行らないのを見てもコイヌミの退潮は明らかなのですから、早いとこ裏切ったほうがいいような気もします。もっとも「北風と太陽」の話もありますし、寒いのはゴメンですけど。

まあ、馬鹿な人が不器用な生き方をしてひどい目に遭う事については御本人が肯定的でいらっしゃるようなので良しとしますが、たとえば「21世紀職業財団」なんていう、ときどき企業の人事担当者を集めてお話を聞かせたりしたがる人たちがいますが、この人たちはだいたいパートタイマーの処遇についてこれを改善しましょうというような話をしてくれるわけですが、

社員と仕事同じでもパート賃金格差 「7割以下」28%
2006年02月20日06時18分
 正社員と同じように働くパート労働者に対し、正社員の賃金水準と比べ7割以下しか支払っていない企業が28%に達していることが、21世紀職業財団の実態調査で分かった。同水準だった企業は、7分の1程度に過ぎなかった。パート労働者は全国で約1200万人に達し、年々増加。責任ある仕事を任される傾向が進む一方で、待遇面に格差が残る現状が浮き彫りになった。
 厚生労働省は03年に改正したパートタイム労働指針で、仕事や責任に差がなければ正社員と同等に処遇するよう企業に求めている。また、同じ仕事をしている臨時社員などの賃金が、8割に達しない場合は公序良俗に反するという判例もあり、同省では「賃金を7割以下にしている企業は悪質。指導を強化したい」としている。
 調査は指針改正後の実情を見るため、同省の要請で実施。昨年の9月から10月に従業員5人以上の1万3000事業所を対象にし、2821事業所から回答を得た。
 仕事内容が正社員とほぼ同じで、人事異動の頻度や責任の重さも同じような「正社員的パート」がいる事業所は35.7%。管理職やグループリーダーなどに登用している事業所は10.5%あり、サービスや販売の職種で多かった。
 「正社員的パート」がいるとした事業所のうち、賃金(基本給)が正社員と同水準としたのは14.5%で、賃金の決め方も同じとしたのは11.6%にとどまった。賃金は「正社員の7割程度」が19.9%、「6割程度以下」が8.5%。差をつける理由は「勤務時間の自由度が違う」「もともとの契約で労働者も納得している」などが目立った。
 また、改正指針で同様に盛り込まれたパートから正社員への転換制度についても、導入企業は47.3%と半数に届かなかった。
asahi.com


いくら厚生労働省が「企業に求め」ても、罰則でもない限り誰も相手にしないわけですけど、正社員とパートに賃金格差をつける「理由」というのが興味深いものがあります。「もともとの契約で労働者も納得している」なんてのが「理由」になると思っている辺り、企業によっては相当の役立たずを仕方なく人事担当にしているらしい事が分かります。こういう企業は人事政策というものがなく、賃金が安ければそれでいいじゃないかという考え方なので、碌な従業員が集まりません。その中でも選りすぐりの馬鹿が「もともとの契約で労働者も納得している」などという「理由」を書いてよこすのですから「21世紀職業財団」の苦労が偲ばれます。もっともそれを受け取って「理由」として発表してしまう方もたいしたものですが。

ここではもうひとつ、「勤務時間の自由度が違う」ということが挙げられていますが、これは一応きちんとした理由になっているようです。ただしここでいう「勤務時間の自由度」とは、企業にとっての「自由度」であることに注意する必要があるでしょう。企業としては正社員に対しては好きなだけ使役する「自由度」があるということです。例えばパートの時給が700円で正社員の賃金時額が1000円であるとします。正社員が8時間労働すると8000円になりますが、「自由度」を活用してさらに2時間半タダ働きさせると、この8000円は
8+(2.5×1.25)時間、すなわち11.125時間分の賃金を意味します。この場合1時間あたりの賃金は719円であり、このようにサービス残業をさせることによって正社員とパートの賃金はほぼ同一水準に並ぶことになるのです。これなら「公序良俗」にも反しません。なかなか上手いことを言うものです。安倍もこのくらい「知恵を出した」らどうかと思いますが、こんなことをしたら犯罪者です。
posted by 珍風 at 22:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月18日

もったいないおばけVS島耕作

妖怪が出てるようです。「もったいないおばけ」という妖怪が。

<マータイさん>福岡工大で講演 「もったいない」呼びかけ
 ノーベル平和賞受賞者でケニア副環境相のワンガリ・マータイさんの「MOTTAINAI(もったいない)講演会」(毎日新聞社、福岡工業大主催)が18日、福岡市東区の同大アリーナであった。
 マータイさんは「もったいないは、自然を尊敬し感謝の気持ちを持つという素晴らしい精神。節水や節約など一人一人に出来ることから、もったいないを始めてほしい」と呼びかけた。【松本光央】
(毎日新聞) - 2月18日21時41分更新


むかし公共広告機構のTVCMでやってたんですよね、もったいないおばけ。なかなか秀逸なアイデアであります。面白いので僕は大好きでしたが、当時小児だった人の中には本気で怖がっていた人もいるらしいのです。そこで例えば京大なんかではもったいないおばけを使って餓鬼共を脅かし、もって環境問題の認識を深めようとした事があるようです。

http://student.eprc.kyoto-u.ac.jp/eco/syouhisya/chap5.html

5.2 もったいないおばけ
5.2.1 目的
 「もったいない」という感覚は非常に日本でポピュラーであり、ごみ減量や省エネなど環境への取り組みを行うにあたってしばしばキーワードとして取り上げられてきた。必ずしも物の浪費に対してもったいないというだけでなく、逆に「お金がもったいない」ことから環境への悪影響を与える選択を行う場合もあるなど、本質的でない部分もあるが、環境の問題を判断するにあたって容易であることから便利に用いられている。
 この概念を子供たちに理解してもらう点で、昔から言われ伝えられてきたのが「もったいないおばけ」である。食べ物を残す、まだ使えるものを捨てるなど「もったいない」ことをするとおばけがでると子どもに信じ込ませることは、環境への意識を持ってもらう点でも重要であると思われる。

5.2.2 方法
 黒いゴミ袋をつなぎ合わせたもの、あるいはシーツをかぶり会場を歩く。それだけでは、もったいないおばけであることがわからないので、首から「もったいないおばけ」、「無駄使いはやめよう」、などと書いたボードをつり下げる。ただ歩くだけでなく、子どもを見かけたら、「好き嫌いして食べ残しなんかしていないか」と寄っていく。「ちゃんと食べてる」という子どもは誉める。答えないと、「そんなことすると今度は夜に出るからね」といって脅す。

5.2.3 来場者の反応
 もったいないおばけは怖いものなのだが、中には、泣き出してしまう子どもなどもいたが、来場者は、総じて怖がるというよりも、楽しんでいた。「もったいないおばけが本当にいるんだと子どもに教えることが重要だ」とこちらの考えをちゃんと説明すると、納得してくれるが、多くの来場者は、なんのおばけなのかまではわかっていなかった。特に、この取り組みの対象である幼児・小学生はただ楽しんでいるだけという感じであった。

5.2.4 結果、考察
  「もったいない」という概念を子どもに感じてもらうのが目標であり、そのためには、おばけを演じることによって子どもに怖がってもらわねばならなかった。しかし、祭りという場で子どもを怖がらせるのは、非常に難しかった。その理由としては以下の2点が考えられる。1つは、会場自体の問題である。昼間に、電気が煌々と照らされた中で行われる消費者まつりの会場では、どうしても恐いおばけの演出というのは難しい。もう一つは、保護者がいることである。親の前では、怖がらせたり、ましてや泣かしたりすることはできない。もったいないことをすると出てくる「恐い」おばけよりも、ものを大切にしていると出てくる「やさしい」おばけの方が、アピールはしやすい。また、もし恐いおばけを演じるならば、子どもに訴えると同時に、親に対し、家に帰って子どもがもったいないことをしたら、おばけを引き合いに出すように働きかける必要があろう。おばけの意味、働きかけの方法といった概念がはっきりしていなかったので、来場者に対してしっかりアピールできずに、ただのおばけで終わってしまった感が強い。次世代を担う幼児・小学生に対してアピールするというのは、非常に重要な視点であるのだから、もっと彼らが理解しやすいかたちにしていく必要がある。


もったいないおばけって「昔から言われ伝えられてきた」んですかね。TVCMのキャラクターだと思ってましたよ。TVではもったいないおばけは巨大大根や巨大人参が着物を着たようなものだったかと思いますが、シーツをかぶるってKKKの真似ですか?「それだけでは、もったいないおばけであることがわからないので、首から「もったいないおばけ」、「無駄使いはやめよう」、などと書いたボードをつり下げる」など佳い味わいであります。それにしても「「もったいない」ことをするとおばけがでると子どもに信じ込ませ」ようという極端に反啓蒙的な姿勢もさることながら、そのための手段がコレではいかがなものか。まあ餓鬼共は楽しんでいたとのことなので良いのではないでしょうか。中にはいい大人がオカシな振る舞いをするのを見て困惑して泣き出してしまう餓鬼もいたようですが、大人には大人の事情というものがあるということを理解させる必要があります。

そういうわけで何事も再利用していくのは良い事のようですから、最高裁判所も人気のなくなった漫画の再利用に乗り出したようです。

<島耕作>裁判員制度PR役で最高裁が連続広告
 大企業のサラリーマンを描いた人気漫画の主人公・島耕作が、16日発売の週刊漫画「モーニング」(講談社)誌上で、裁判員制度の導入に向けた社内体制の整備を命じられた。最高裁による3週連続広告の第1弾。“スーパーサラリーマン”の起用で、国民や企業の参加意識向上を図る。
 今週号の広告は、連載中の「常務 島耕作」に続く2ページに掲載。島耕作が社長室に呼び出され、会社としての対応策の検討を命じられている。実際の作品のシーンを再利用し、吹き出しのせりふだけを差し替えた。広告費用は3週分で数百万円の見込み。最高裁の担当者は「制度の成功のためにも、島耕作の会社のように協力してもらいたい」と呼び掛けている。
 09年までに導入される裁判員制度を巡っては、国の世論調査で国民の7割が「参加したくない」と回答。中でも企業で働く人たちの間には「仕事を休みにくいので裁判員になりたくない」との声が根強い。このため、若いサラリーマンを中心に人気のある島耕作にPR役として白羽の矢を立てた。【木戸哲】
(毎日新聞) - 2月16日21時27分更新


ああ、まだやってたんですね、あれ。僕は1回も読んだことないんですが、島耕作の顔ぐらい、多分、わかります。しかし「実際の作品のシーンを再利用し、吹き出しのせりふだけを差し替えた」ものを2ページ。これを3回やって数百万円ですか。破格の原稿料ですな。それとも記事中に作家の名前が出ていないところを見ると作家には1銭も入らないとか?じゃあどこにそんな大金を支払うんだ?いずれにしても「裁判員制度の導入に向けた社内体制の整備」を実際に行うのは「若いサラリーマン」ではないので、そんな連中に向かって宣伝しても仕方ないのではないかと思えてなりませんが。第一、「仕事を休みにく」くしているのはどこの誰なのか。むしろそういう立場の人間に向けてこそ宣伝が必要なのですが、そんな人間がこんな安サラリーマン漫画を読んでいるかどうかは保証の限りではありません。

そういうわけですからこの広告は1発数百万円するミサイルの誤射のようなものです。幸いだったのはそのミサイルの飛んでいく方向には誰もいなかったということですが、それこそもったいないおばけが出ますよ。撃つ以上は誰かに当てたいものです。そこで、しかし責任者の名前が分からないのでとりあえず島耕作に、次の「今井ファン」の言葉をお送りしておきましょう。仮にも常務という立場ですから。よく読むと少し文章が変で、しかも金額を100倍くらい間違っていますが、まあ派手でいいじゃないですか。ミサイルの値段はそのくらいするんですから。気になるようでしたらよく読まないで下さい。

何を考えているのか。日本国民の血税があなたのような無意味な行動においての自らの失敗においておそらく何億というお金が無駄に必要となった。このことに対してどのように考えているのか。一生かけて日本国へ賠償すべき。何度も言うが、意味の無い行動で無駄な血税を使うな。今すぐにでも日本国民に謝罪しなさい。あなたの行動は日本の歴史に大きな汚点として残るだけではなく、家族や親類にまで迷惑をかけているのだ。おまえはあほだ。。。。。。あほな顔はテレビで放映されているときからわかってはいたが、本当にあほだ。。。。。。。とにかく今すぐに国民に対して土下座の謝罪と一億くらいは国に寄付(返納)しなさい。我々は決してあなたの行動を許さない。日本国民のはじ・はじ・はじ。
posted by 珍風 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

32万5千人の選ばれし者とその他の者の救いについて

「テロとの戦い」とかいうわけですが、いったいぜんたいどこの誰と戦えばいいのか、今ひとつよくわかりません。どいつもこいつも悪い奴にみえます。近所に泥棒が多いという回覧板が回ってくる昨今です。そこで世界のテロリストの人数について、アメリカではこのくらいの数字を出しています。

テロ監視のリストに「約32万5000人」と、米紙
2006.02.15
Web posted at: 19:34 JST
- CNN/REUTERS
ワシントン――米国家テロ対策センター(NCTC)が、世界のテロ容疑者やその関係者約32万5000人をデータベースに登録、行動を監視していることが15日分かった。米紙ワシントン・ポストがテロ対策当局者の情報として伝えた。
このデータベースは2003年に作成が開始されたが、当時と比べ、4倍以上の人数に膨れたとしている。ただ、NCTC当局者は、スペリングの混乱や偽名から来る重複も考えられ、実際の人数は20万人以上としている。
大多数は米国人でなく、米国内に居住していない、とも指摘している。米政権高官は、リストに入っている米国人は極めて少数とも語った。
このリストは、中央情報局(CIA)、連邦捜査局(FBI)、専門の通信傍受機関、国家安全保障局(NSA)などの情報を基に作られている。NCTCは2004年に創設されている。米当局者は、NSAの盗聴などで何人がリスト入りしたのかについては言及を避けたという。
ワシントン・ポストによると、公民権保護の活動団体などは、NCTCの監視リストの数の多さに驚き、テロと関係がない人間が多数含まれている恐れがあるとの懸念を示した。


今のところ世界の人口はだいたい65億人だそうです。
http://arkot.com/jinkou/
2万人に1人がテロリストだかどうだか知りませんがアメリカの環視を受けています。日本には6千人以上の「テロリスト」がいます。

ところがこの「約32万5000人」の選ばれし者の「大多数は米国人でなく、米国内に居住していない」そうですから、日本にいるのは7千人弱くらいでしょうか。もちろん今後更に増える可能性も否定出来ません。NCTCは2年でテロリストを4倍に増やしています。この伸び率をこれからも維持出来るかどうかはNSAの活躍に依存するところ大ですが、日本にも「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律」がありますから、この分野でも日本は「国際貢献」が可能であり、近い将来には日本のテロリスト数は3万人に近付くと予想されます。

もちろん、この増大するテロリストの「監視」をアメリカだけでやり遂げる事は不可能でしょう。この「監視」はテロリストの居住する各国機関がアメリカとの緊密な連携の元に実施していると思われます。例えば日本にいる7千人のテロリストを監視しているのはアメリカの機関ではなく日本の機関であると考えられます。もちろん日本を含む各国機関は単に環視を請け負うのみならず、テロリストの新規発見にも大いに貢献する事でしょう。各町内に必ず1人のテロリストが配備される日も遠くないような気もします。

そういう状況のなので「テロと関係がない人間が多数含まれている恐れがある」という懸念は当を得たものではなくなってきています。テロと関係があるかないかは政府機関が認定するところであり、自己申告でテロと関係しようと思ってもそうはいきません。しかるに状況はむしろ「テロと関係がない人間」が少数派となる方向で動いてます。さあ、あなたも「約32万5000人」のリストに名前が載っていないかどうか今すぐ確認しましょう。天国はその人のものです。それはウソですが、確認しても多分答えてもらえないでしょう。あなたが選ばれし者であるかどうかは神と政府だけがご存知です。僕たちはただ自らの務めを果たすだけで満足しなければなりません。そしてそれが救いなのです。
posted by 珍風 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

「三人の専門家」の助言を守ればあなたもハーレムの王者に!

考えてみれば、考えてみなくても、もてる呪文なんかないのだということに気がついた時点で多くの男性諸氏が興味を失った例の件ですが、なんと、あきらめ切れずに結構フォローしている助平がいるのには呆れたものです。

「一夫多妻」男、脅迫認める
 東京都東大和市で“一夫多妻”の集団生活に加わるよう女性が脅された事件で、自称占い師、渋谷博仁容疑者(57)=脅迫容疑で逮捕=が、「恐怖心を与えるため脅し文句を使った」と容疑を認める供述をしていることが九日、分かった。警視庁は女性たちがマインドコントロールを受けていたか調べるとともに、ほかに被害を訴えている女性が複数いることから余罪も追及する。
 渋谷容疑者はこれまで「夢の中で見た話をしただけ」などと容疑を否認していたが、最近になって「夢の話はうそ。怖がらせ一緒に生活するのが目的だった」と、脅迫の意図があったことを認めているという。
 渋谷容疑者は昨年十月、専門学生の女性(20)に集団生活に参加するよう脅したとして先月、逮捕された。
     ◇
 ≪渋谷容疑者の供述≫
 ■生活安定、欲望満たせる/占い師は口実
 警視庁が明らかにした渋谷博仁容疑者の主な供述内容は次の通り。
 【動機】「夢の中で見た宇宙生物に指示された」という話はうそ。恐怖を与えて一緒に暮らすのが目的だった。さらに、女性が増えれば収入も増えて生活が安定するし、欲望を満たすことができた。さびしさや孤独が大勢の女性がいることで解消できた。
 【占い】平成十一年ぐらいから勉強した。もともと高校生ぐらいから興味があった。占い師という肩書は形だけで、女性を集める口実。専門書は買ったけど理解できなかった。
 【手口】(脅迫事件の)被害者を自分の虜(とりこ)にするため、(一緒に生活する)女に連れてくるよう指示した。(どういう女性か)買い物に行ったとき、女性のバイト先に行って下見した。そのうえで家に来るよう誘わせた。自宅に戻ると被害者はタクシーで先に着いていた。どんな人間か隣の部屋で被害者の立ち話を聞き、それから接した。
 【洗脳】洗脳とマインドコントロールは違う。洗脳とは強い力でねじ伏せるもので、マインドコントロールは日常生活の中で情報を与え、自分の思い通りにコントロールするものだ。
     ◇
 ■集団生活続ける女性たち…温かさ求め疑似家族依存
 渋谷容疑者と一緒に生活していた十一人の女性は、主のいなくなった東大和市の民家でいまも暮らし続ける。彼女たちはどこにひかれて「仮面の家庭」にこだわるのか。三人の専門家が事件を検証した。
 「宗教的なものを求めたのと、単に女性と一緒にいたかっただけという点に違いはあるが、皆同じ格好をして同じ振る舞いをするなど初期のオウムに似ている」とみるのは、マインドコントロールの問題に詳しい静岡県立大助教授の西田公昭さん(社会心理学)。
 女性らが渋谷容疑者にひかれた理由を、西田さんは「もともと仕事や家庭の問題を抱え、閉塞(へいそく)状態にあったのではないか」と推測する。“一夫多妻”の暮らしを続ける女性のなかには、職を転々としていたり、友人の自殺など悩みをかかえていたりしたところを誘われた人もいた。
 西田さんは「どう生きていけばいいか分からず、わらをもすがる思いの中、『ここにいれば安全』と不安をあおられ、依存してしまったのだろう」と話す。
 東京学芸大教授の山田昌弘さん(家族社会学)は、渋谷容疑者に女性が集まった理由について「好きでもない人と結婚するぐらいなら独身がいい」と考える「パラサイト・シングル」の増加を挙げる。「とはいえ、親しい人と一緒にいたいという欲求はある。そんな中、渋谷容疑者のような人物が現れ、女性たちは大人数でも『好きな人と暮らした方がまだまし』となったのだろう」
 なぜ女性たちは、集団生活をやめようとしないのか。取材に渋谷容疑者は「二、三人のころはギクシャクしたが、五人以上になると女同士が結束した」と説明。女性らは「姉妹のようで一緒が楽しい」と話していた。
 西田さんは「一種の『疑似家族』であり、楽しいというのは本音だろう」。その上で「人数が増えるに従い、同じ価値観を共有できることが幸せと感じるようになったのだろう。親との関係が希薄な中、初めて家族の温かさを知ったのではないか」と指摘する。
 子供が同じように離れてしまった経験を持つ、オウム真理教家族の会会長の永岡弘行さんは「彼女たちは、外の世界が間違っていて自分たちだけが正しいと凝り固まっている状態にある」と推測。「彼女たちの立場になって考え、粘り強く訴えることが必要で、それができるのは本当の家族、親しかいない」と話している。
(産経新聞) - 2月10日2時48分更新


「「夢の中で見た宇宙生物に指示された」という話はうそ」なんだそうです。そりゃあそうでしょう。しかしこれではニュースにならないではないですか。ここはやはり供述を維持して頂きたかったと思います。そもそも「宇宙生物」が「夢の中」に出て来たというのもセコイ。狭い脳の中で完結してどうする。しかし「欲望を満たすことができた」とは、この記事の狙い通りに読めば、57才にして立派なものです。したがって参詣新聞としてはまだまだこのネタを追っかける可能性があります。これにつきあわされる定期購読者は大変です。奥さんがそれとなくこの記事を表にして新聞を畳んで置いてあったりして。バイアグラバイアグラ。

記事に格好をつけるために「三人の専門家」が召還されています。何の「専門家」かはあえて聞きますまい。何に使うつもりか「マインドコントロールの問題に詳しい」ところの「静岡県立大助教授の西田公昭」は、強引に「初期のオウムに似ている」と言い張っています。おまけに「「もともと仕事や家庭の問題を抱え、閉塞(へいそく)状態にあったのではないか」と推測」しています。「推測」とは「専門家」の言葉で「でまかせ」のことでしょう。僕だって自慢じゃないが「仕事や家庭の問題を抱え、閉塞状態に」ありますよ。だからって誰がハゲオヤジなんかと。西田氏の趣味は僕の理解を越えています。世の中は意外と進んでいるようです。

一方「東京学芸大教授の山田昌弘」は、「好きでもない人と結婚するぐらいなら独身がいい」という考えが腑に落ちないようです。山田氏は「君が僕のことを好きでなくても僕と結婚するのは当然だ」と考えています。ストーカーなどといって捕まってしまう人に多い考え方ではないかと思われますが、自分がそういう人間である事を新聞に名前入りで書かれて平気でいる所に、堂々とした男らしさを感じるのは僕だけでしょうか?僕だけでしょう。

「オウム真理教家族の会会長の永岡弘行」が、この件に関して「専門家」であるのかどうか、はなはだ疑問ですが、西田氏の紹介でしょうか、「彼女たちは、外の世界が間違っていて自分たちだけが正しいと凝り固まっている状態にある」と「専門家」らしく「推測」なさっています。もっとも「外の世界が正しくて自分たちだけが間違っている」と考えているのは刑務所の中の人たちだけですが。まあそう願いたいものです。「彼女たちの立場になって考え、粘り強く訴えることが必要で、それができるのは本当の家族、親しかいない」んだそうですが、そのせいか永岡氏は「子供が同じように離れてしまった経験を持」っているそうです。まあそんなもんでしょう。

しかしながらいつもの参詣新聞らしい記事だわいと安心するのはまだ早い!参詣新聞は男の夢を追求する新聞です。「イエスの方舟」は残念ながら違った。「オウム真理教」もかなり期待したんだがそういうものではなさそうだ。しかし今、遂にこの日本において「ハーレムの王者」を見い出したのです。渋谷氏は期待を裏切らないでしょう。そうするとやはり気になるのが「あっちの方」です。例えば何か「薬」のようなモノとか。

ホルマリンなど薬品押収 「一夫多妻」男宅から
 警視庁捜査1課と東大和署は13日までに、一夫多妻制のような集団生活に加わるよう専門学校生の女性(20)を脅したとして、脅迫容疑で逮捕した元占い師渋谷博仁容疑者(57)の自宅から、ホルマリンなど数種類の薬品を押収した。
 押収物は5百数十点に上った。捜査1課などは、薬品の使用目的などについて渋谷容疑者を追及する。
 渋谷容疑者宅の再捜索は12日朝から約9時間にわたり実施。薬品のほか、占いの際に使用したとみられる電気スタンドや、女性を誘い出した時に使ったとみられるタクシーの領収書などを押収した。
 同課は、被害女性を脅していたことを隠すために、渋谷容疑者と同居女性らが口裏を合わせていたとみており、さらに追及する。
(共同通信) - 2月13日12時30分更新


あーあ、何が「ホルマリン」だよ。僕たちはそんなものは期待していないぞ。あとは「電気スタンド」に「タクシーの領収書」かよ。ったく、「5百数十点」も押収したら家の中には何もなくなるというのに仲良く「口裏を合わせて」るんじゃねえよ。「男の夢」は遠のくばかりであります。しかし望みを捨ててはいけません。渋谷氏の肩書きである「自称占い師」や「元占い師」に注目しましょう。マスゴミとしてはこのように呼ぶ事によって渋谷氏の「反社会性」を強調しようという狙いがあるのでしょうが、「占い師」、コレです。モテたい人は職業にこれを選ぶべきでしょう。確かに反社会的であり詐欺的でありそのうえカッコ悪いですけど。「脅し文句」を「愛の呪文」だと言い張るぐらいでないとダメですな。
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2006年02月12日

マエバリが剥がれて落ちたら@つまんで捨てるA秘かにコレクションする。これも人によりますね

人間年をとるてえとどうも頑固になっていけません。それは酒じゃないよって言ってるんですが、自分で言い出すともう梃子でも動かないから酢を飲んじゃって、ああうめぇなんて言いやがるからもう放っとくんですが、放っとくってえと酢にあたってぶっ倒れてるてんで慌てて医者に連れていくともう手後れ。そこへいくとトンちゃんは偉いもんで、80越えて反省の弁でありますが。
 
自衛隊合憲、小選挙区導入を反省=村山元首相が会見
 社民党の村山富市元首相は11日午後、党本部で記者会見し、衆院への小選挙区比例代表並立制導入に賛成し、自衛隊合憲を打ち出した自らの判断について「残念に思う。反省がある」と述べた。さらに、路線転換した執行部を「これで良かった。情勢に応じて戦術・戦略が変わるのは当然」と評価した。 
(時事通信) - 2月11日17時0分更新


おそらく、当時の合憲論は本人としては不本意だったんでしょうけど、社民党が「違憲状態」を言い出したのでそれに乗じて本音を出したものでしょう。ということでちっとも反省はしていないんですが、しかし、社民党宣言の「違憲状態」てのは村山首相の「自衛のための必要最小限度の実力組織である自衛隊は、憲法の認めるものである」という認識と矛盾なく成り立つものなんですから、わかってるのかどうか耄碌したか?ちょっと心配になりますが、まあ選挙制度についてはあきらかに社民党は墓穴を掘りましたからね。1996年の敗北は合憲論を打ち出す事によって支持者が離反した事も原因のひとつではあると思いますが。ともあれ社民党についてのニュースなどはスーザン・アントンの近況程度にしか報じられる事のない昨今ですから、自衛隊に対する態度を明確にして目立っておくにこした事はないでしょう。

すると下手よりすすっと寄って来るのが、最近は社会主義者より人気のないマエバリ君であります。

<前原代表>社民党宣言は「非現実的」 共闘できる面もある
 民主党の前原誠司代表は11日、大分市で記者団に対し、社民党が自衛隊の現状を「違憲状態」とする「社会民主党宣言」を採択したことについて「昔の現実的でない状況に戻ったのは残念。党勢拡大どころか『非現実的な考え方をもつ政党だ』という逆のバネが働くだろう」と指摘した。
 一方で前原氏は「格差の問題や小泉政治のひずみの問題などでは(社民党と)共闘できる面も多々ある」とも語った。【井上元宏】
(毎日新聞) - 2月11日18時28分更新


社民党宣言を「昔の現実的でない状況に戻った」としていますが、去年の選挙で民主党に票を入れた人の何割かはマエバリこん畜生今度は社民党にでも入れてやるから見ていやがれと思っているのがやはり分かるのでしょう、あえて風説を流布してみた次第ですね。しかしもともと基本的にコイヌミと同様の「改革」を主張するマエバリ君が「格差の問題」で「共闘できる」とするのはどういうワケでしょ。

首相は談話理解してない 村山元首相が前原氏に
 民主党の前原誠司代表は11日夜、村山富市元首相と都内で会談した。
 村山氏は過去の戦争の「反省とおわび」を表明した村山首相談話(1995年)を出した経緯を説明し「今の政権では(談話は)出せない。小泉純一郎首相は談話の趣旨を理解していない。理解していたら靖国神社に参拝できない」と批判。小泉首相本人にも以前会った際に同様の指摘をしたことを明かした。
 前原氏に対しては「(党運営の方針などは)ぶれずに自分で決断することが大事だ。自分も首相の時にそうしてきた」とアドバイスした。
 前原氏は社民党が自衛隊を「違憲状態にある」としたことについて、異論を提起、両氏は社会格差是正の必要性で一致した。武村正義元官房長官、枝野幸男民主党憲法調査会長らが同席した。
(共同通信) - 2月12日0時15分更新


更にマエバリ君、トンちゃんに会いにいきます。トンちゃんコイヌミの靖国参拝を批判しますが、日本会議国会議員懇談会の構成員にしてわざわざ中国に喧嘩を売りに行った程のマエバリ君もここは我慢のしどころです。おまけにマエバリ君には資本家汁と右翼陰毛がついたままなので、トンちゃんはそんなキタナイものが付くとエンガチョですから「ぶれるな」と注意しました。ともあれどういう水準での話かわかったものではありませんが、「格差是正の必要性」の認識では一致したものの、社民党はもとよりそういう考えでしょうし、共産党も、自民党の一部もそう考えているでしょう。民主党の一部も間違いなくそうなんですが、それはマエバリに票を入れなかった人たちじゃないですかね。しかしマエバリ君としては、かつては自分こそコイヌミ以上の日本一のネオコン男だと威張っていた事をひた隠しにして反コイヌミの流れに乗ろうということですか?そういうのを二股膏薬と言いますが、そういう剥がれやすいのはマエバリには向きません。落っこちちゃいますから、ヒラヒラと。
posted by 珍風 at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

縄師の動向と日本

昨日は共産主義と緊縛主義とのどちらが危険思想であるか、という深遠な問題を我知らず提起してしまったようで、緊縛主義者の方からトラックバックを頂いた次第ですが、当ブログはトラックバックは承認制ではありませんので、僕の不覚とは申せこれもいわば「事故」(12月31日参照)のひとつであります。緊縛主義思想に興味のある向きは是非ひとつ「自己責任」において御参照頂きたい。ただし今井氏を緊縛する事を御希望の方は緊縛主義の学習は義務というものです。どちら様も精進されますよう。

それで共産主義思想の学習をしていない僕でも「横浜事件」くらい知っているわけで、たしか「生麦事件」より後ですよね?「生麦事件」の次は「生米事件」、その次は「生卵事件」、その次が「横浜事件」でしたか。

<横浜事件>裁判打ち切る免訴判決 有罪・無罪判断せず
 戦時下最大の言論弾圧とされる横浜事件再審の判決公判が9日、横浜地裁であり、松尾昭一裁判長は元中央公論社社員の故・木村亨さん(死亡時82歳)ら5被告に、「治安維持法が廃止され、被告が恩赦を受け公訴権が消滅した以上、実体審理は許されない」として有罪、無罪の判断に踏み込まず裁判を打ち切る免訴の判決を言い渡した。検察側主張を全面的に認めた。被告はいずれも死亡し、再審を引き継ぎ無罪判決による名誉回復を求めていた遺族らは、来週初めにも控訴する方針。再審公判で被告側の控訴は極めて異例だ。
 このほか免訴判決を受けたのは、▽元改造社社員、小林英三郎さん(同86歳)▽元日本製鉄社員、高木健次郎さん(同80歳)▽元満鉄調査部員、平舘利雄さん(同85歳)▽元古河電工社員、由田浩さん。45年8〜9月に治安維持法違反罪で有罪判決を受けていた。
 松尾裁判長は「免訴事由がある場合に有罪、無罪の判断に踏み込むことは出来ない」との最高裁判決(プラカード事件、48年)を引用。旧刑事訴訟法に基づき「免訴事由がある本件では、免訴が相当」と結論づけた。
 被告側は「無実の被告の救済」という再審の理念を強調。無罪判決により確定有罪判決を取り消すことを望んでいた。だが松尾裁判長は「免訴を受けた者にも刑事補償が認められ、有罪判決は免訴判決の確定で失効する。免訴は被告らの名誉回復への道を閉ざすものではない」と述べた。
 一方、即決で有罪判決を下した当時の裁判所の責任については「終戦時の特殊状況下で訴訟記録が廃棄される異常事態もあり、再審開始までかなりの時間を要した。その間生存していた被告人らが死亡したのは誠に残念というほかない」と述べるにとどまった。
 横浜事件は第二次世界大戦中の42年、雑誌「改造」に掲載の論文が共産主義の宣伝だとして、政治評論家の細川嘉六さんが治安維持法違反容疑で警視庁に逮捕されたのを発端に、神奈川県警特高課が編集者ら約60人を逮捕した事件。4人が獄死、約30人が有罪判決を受けた。戦後、特高警官3人が被告に拷問を加えたとして特別公務員暴行傷害罪で実刑判決を受けた。
 最初の再審請求は86年。第3次請求(98年)で東京高裁は昨年3月、「元被告らは拷問を受け、自白の信用性に疑いがある」として横浜地裁の再審開始決定を支持した。再審公判は昨年10月に始まり、同12月の第2回公判で結審していた。【伊藤直孝】
 ▽横浜事件第3次再審請求弁護団の話 誤判の完全除去と被害者の名誉回復の義務を課す再審の理念に徴すと、無罪を言い渡すべきである。検察と一体となって横浜事件の隠ぺいを図ったものといえ、特高警察と検察の言うがままに違法な確定判決を言い渡した横浜地裁の行為への反省の姿勢はみじんも見られない不当な判決と言わざるを得ない。
 ▽梶谷剛・日本弁護士連合会会長の話 治安維持法の下で被害者に対して行われた人権侵害行為への謝罪や補償は、戦後60年を経ても行われていない。国等に被害者の救済措置を早急に行うよう求める。
(毎日新聞) - 2月9日19時16分更新


横浜事件というのは1942年に「改造」8・9月号に掲載された細川嘉六の「世界史の動向と日本」について、発行後1ヶ月以上たってから共産主義の宣伝であるとして出版法違反で検挙、さらにはこれを発端に細川の故郷での宴会を「共産党再建準備会」であるとして改造社、岩波書店、朝日新聞社、中央公論社各社の編集者、満鉄調査部関係者ら60人以上治安維持法違反などで逮捕した事件でしたが、取調中の拷問によって4人が死亡、判決は終戦後の8月から9月、治安維持法廃止の1ヶ月前の滑り込みセーフでした。

当時は雑誌掲載の論文は全て内閣情報情報局の検閲を受けており、細川論文もこれを通過していたのですし、治安維持法による徹底した弾圧の結果共産主義運動は当時ほぼ壊滅状態だったことを考えれば、完全なフレームアップといっていいでしょうが、細川に関してはゾルゲ事件の尾崎秀実との「支那研究室」などの関係から「昭和研究会」とか近衛文麿への関連があり、また「左翼の巣窟」満鉄調査部といえば大杉事件の甘粕との関係もあるんだかないんだか、まあこの辺のことは良く分かりませんが、フレームアップの目的は何だったのか、共産主義者が見当たらなくて退屈した特高の暇つぶしか、緊縛主義者の暴走か、必ずやってくる敗戦時に共産主義革命の起こらない用心か、そこら辺のことは裁判では一向に明らかになる気配はありません。

しかし今は被害者の名誉回復が先なんでしょう。しかし今回の「免訴」判決、そして当時ばたばたと大慌てで有罪判決を下した裁判所の責任についての無責任なコメントを見る限り、首謀者と噂される平沼騏一郎や唐沢俊樹の今生きている親族の思惑なども絡むに違いないこの事件、現代日本の闇にも繋がってくる可能性もあり、名誉回復の途はとても険しいものでしょう。なるほど現在は治安維持法こそ存在しませんが、当時の社会の仕組みみたいのはまだ残ってるじゃないか。
posted by 珍風 at 21:51| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

「お便りコーナー」が人気だなんてポエム雑誌みたい

イラクで人質になって帰ってきた今井氏のお便りコーナー、共同通信の記事がヤフーのトップページに載ったせいか、大変な事になっています。何が大変といってアクセスできないくらい大変な事になっているわけですが。

この「向き合いの中から生まれるもの、それは対話」というタイトルのブログは1月の末頃から存在しているらしいのですが、今日になって俄然注目を集めております。今井氏は別に「今井紀明の日常と考え事」というブログがあって、そこの1月30日のエントリで問題のブログを立ち上げた事を記しています。このエントリに対するコメントは当日に1件、翌日にもう1件。3件目以降は現在のところ全て2月8日付けで、21時50分現在345件目に達しており1時間当たり80件以上のペースでまだまだ増えそうな勢いです。ほとんどがもうひとつのブログにアクセス出来ない腹いせだと思われます。その証拠にコメントの多くが今井氏にたいして批判的なものです。

曰く「他人に迷惑を掛けた」んだから「謹慎」してろ、あるいは「税金の無駄遣い」だとか、救出にかかった費用を返納しろ、売名行為だ、などというのは既にお馴染みの文面ですが、事件のおかげで株価が下がって大損したなどという話を臆面もなく書き込む人もいておもしろい。「死ねば良かったのに」とかそういうのに類する中傷まで一通り揃っていましたが、なにしろ肝腎のブログの方にアクセス出来ないためか、「手紙」に対する感想を述べるわけにもいかなかったようで、旧来の文言を繰り返しつつコメント欄をいたずらに拡張しているところであります。

実は「手紙」の一部はそのブログの12月26日のエントリで紹介されていたりするんですが、僕も問題のブログにアクセス出来ない腹いせにそいつを引用してやろうと思います。

■ はがき 氏名あり、町内、と書いて住所の記述がない。
今朝のテレビを見てびっくりしました。あのバカ息子を迎えに行きましたね。あれだけ世間騒がせたのにまだバカがわからないのですか。身体が弱っているなんてうそばかりつくな 息子を外に出すのは恥かしくないですか ジカクシナサイ

■ ただの紙 氏名や住所なし
香川県民の名誉のために言うとくが私は観光客で香川県民ではない!!@おめおめと、よう帰国したのーーー・死ね!!A共産党に助けてもろたらどいやB我々の要求とは程遠い政府の対応→なんというクソンな言葉→これを「又スット タケダケシイ」というのじゃ。C使った税金 いくされ!!死ね、一家で!!

■ はがき (中略)
 皆さん、解放されておめでとう。1小泉総理大臣に謝罪状出しなさい。総理にどれだけ迷惑、心配をかけているか 2全国民の税金の無駄使いしないでください。3身勝手な行動に誰が責任ありますか 4この事件の責任をどのように返すのですか 5イラクで戦闘地域ということ、全世界の人が知っている 6日本の自衛隊は日本の国を守るためにいっている 7おさない子どもが拉致されたと、いみが違う いろいろと申したいけど、お分かりと思いますが、全国民の声ですから

■ はがき 氏名と住所なし
ご子息の様子をテレビでじっくり見ました。視点の定まらないあの虚ろな目はほとんど何も考えていないですね。
まるで、小学生。たまたま行き会った問題を金科玉条に思い込んで飛び出していく。単細胞人間の見本。同年輩のまともな人間なら客観的な判断ができるから、もっと広い視野から考える。目的達成のためには大学にもいくのであろう。
頭の悪いというよりは知恵遅れのご子息を持たれたわけだから、もっと管理をちゃんとして世間に迷惑をかけないよう注意してください。おそらく話して聞かせてもご理解できない人でしょうから、縄でしばって拘束しておいてください。イラクで拘束されるよりゃ良いでしょう。
それにしても、一人歩きできない人間を単独でイラクに出されたご両親も相当のアマチャンですねえ。


こうして読んでみるとなかなか面白いものです。「町内」というのがイイですね。こうして公開しちゃってるところをみると「氏名あり」でも該当者が町内にはいなかったのでしょう。「町内」から来た、と思わせてプレッシャーを与えようとしたのでしょうけど、これを書いた本人が近所と折り合いが悪い様子が伺われます。隣近所の付き合いって大変なんですから、ホント。その次のを「ただの紙」に書いた人はこういうのを書く事があまり名誉な事ではないという自覚があるようです。拉致監禁されて強制的に書かされているのでしょう。「いくされ」ってのは「返せ」という意味でしょうか。香川県の方言ではないのでしょうな。しかし3番目の「はがき」の人、日本語少し特徴的のことあります、「全国民」ってどこの国の国民ですか。最後の人は「知恵おくれ」の人は「縄でしばって拘束」すべきだという興味深い考えの持ち主です。好きな縛り型はなんでしょうか?

こうしてみるとなるほど匿名でなければとても書けたものではない、共産主義者も裸足で逃げ出す危険思想です。それにしても今井氏はよいことを考えついたものです。匿名なんですから著作権の問題はないでしょう。上記のような面白いものばかりとは限りませんが、ある種の言説のサンプルとしては非常に興味深いと思います。公開されない事を前提に書かれている点でネットとはひと味違うんじゃないでしょうか。伏せ字などしないで、原文通りに公開して頂きたいものであります。まあ胸糞が悪くなるかも知れんが。しかしあらかじめ「向き合い」を拒否している相手と「対話」は難しいかも知れませんけど。続きを読む
posted by 珍風 at 22:00| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月05日

「待ち組」のマチコ先生がミスまっちんぐ

あらら、馬ッ鹿でー。ふざけるのは衣装だけにしたらどうかと思いますが。

反省すべきは「待ち組」…首相、猪口少子化相ら造語で
 小泉改革の結果として「勝ち組」と「負け組」の二極化が進んでいるという批判に対抗するため、小泉首相や猪口少子化相が「待ち組」という言葉を使い始めた。
 勝ち負けの“二元論”にくさびを打ち込み、改革の影の部分が論点になりそうな風向きを変えたいという思惑もあるようだ。
 「待ち組」は、フリーターやニートなど「挑戦しないで様子をうかがう人」を意味する造語。猪口氏は1月31日の記者会見で、「『負け組』は立派だ。その人たちは戦ったのだから。本当に反省すべきは『待ち組』だ」と述べて、フリーターらの奮起を促した。
 小泉首相も2日の内閣メールマガジンの中で「待ち組」の存在を指摘し、「そういう人々も持てる力を存分に発揮し、創意工夫を活(い)かすことができる社会にしなくてはならない」とつづった。
 こうした首相の呼びかけに連動するように自民党では、衆院当選1、2回を中心とする若手議員約50人が2日、「若者を応援する若手議員の会」を発足させた。会長の西村康稔衆院議員は設立総会で、「猪口大臣も全面的に協力する。若い世代の声を吸い上げ、国民運動を盛り上げていきたい」と訴えた。
 同会は6月までにフリーター・ニートや少子化対策に関する政策を提言する方針だ。
(読売新聞) - 2月5日1時24分更新


「立派だ」と言うのは簡単ですが、誉めるよりも他にすることがありそうなものです。まるで他人事のように批評してられる立場ではありませんよ、政治家になったんだから。まあ「少子化相」などというわけの分からない立場にいるのが不本意であることは理解出来ますが、騙されたと思って諦めるより仕方ありません。それが世の中というものです。だいたいフリーターに「反省すべき」とはどういう了見か。なるほど昨年12月の有効求人倍率は1.00倍にはなったものの、パートやバイトが1.41倍に対して正社員は0.65倍に留まっています。新聞読んでないでしょ、オバサン。僕も読んでませんが。もしかして計算が得意でないのかも知れないので分かりやすく言うと、正社員になりたい人のうち3人に1人は選にもれるわけです。フリーターの中には正社員になれなかった「負け組」と言っていい人がだいぶいます。もしその人たちが「挑戦しないで様子をうかが」っていたら正社員の求人倍率は1以上になるはずですが。「負け組」で悪かったな、「勝ち組」の婆あよ。

こんな下手な「言語新作」をしたところでコイヌミの支持率が上がるわけではありません。責任逃れをしたいという気持ちは痛いほど分かるんですけどね。「“二元論”にくさびを打ち込み」ってあなた脱構築でもするつもりですか?脱構築は姉歯だけで沢山です。ちなみにくさびを打ち込んだりすると、「勝ち負け」を判定するレヴェルが問題になってきたりするんじゃないか。勝ち負けを受け入れなければならない立場にいるというのは、これはどう見ても「負けている」としかいいようがありません。ともあれコイヌミはいつもの通りあまり考えのない出任せを言ったので、むしろ批判が強まるんじゃないですか。御愁傷様です。人間落ち目のときは何をやっても裏目に出るものです。ジタバタしないのもひとつの見識というものですが、これは僕が経験から言うのですから、おそらく間違いでしょう。しかしコイヌミもそろそろ「負け組」の仲間入りの御様子で。おっと、とっくの昔にアメリカに負けていたのでした、失敬。
posted by 珍風 at 22:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

裁判員映画、新作は中村俊介主演!

誰が何のために導入を決めたのか、どんなメリットがあるのか、そもそも何らかのメリットがあるのか、いま一つ判然としないのは何も煙草の箱に書いてある注意書きばかりではなく、たとえば「裁判員制度」なんてものもそういったものの代表的な例であるといっていいでしょう。いわなくてもいいんですが。でもってそのへんをひとつハッキリさせるために映画まで撮ったというのですから大変なのです。

「12人の怒れる男」? 最高裁が映画で裁判員PR
2006年02月03日21時03分
 最高裁が裁判員制度のPR用に作った映画「評議」が完成した。出演は中村俊介さんや小林稔侍さん、榎木孝明さんら。法廷での審理の後、有罪か無罪かや量刑などを話し合う場面が中心で、「日本版の『12人の怒れる男』を目指した」(最高裁刑事局)という。3月23日には、無料で400人を最高裁に招いて試写会を行う。
 製作費は約7000万円。裁判員制度のPR予算は今年度約13億円あり、最高裁は長谷川京子さんらタレントを起用している。
 試写会には中村さんと榎木さんも来場。申し込み方法など問い合わせは最高裁広報課(03・3264・8151)へ。
asahi.com


実は裁判員制度の広報映画はこれが初めてではなく、昨年は中村雅俊が監督としてメガホンをとり、西村雅彦や加藤夏希が出演する「裁判員制度 もしもあなたが選ばれたら」が法務省によって製作されましたし、日弁連はすでに2003年に「裁判員 決めるのはあなた」、これは石坂浩二主演で撮っていますが、こっちの方の宣伝文句は以下の通りです。

市民が裁判員として、裁判により主体的、実質的に関与することができるようにと、日弁連が裁判員法の立法化に向けて国会内外に働きかけを行う一環として作った映画です。市民と専門家が協働する裁判員制度。その醍醐味をどうかこの映画で存分に味わってください。そして、国民が参加しやすい制度をどのように作っていけばいいのか、共に考えましょう。
出演
石坂浩二・岩崎ひろみ・渡辺哲・庄司永建・ 宇津宮雅代・中島久之・浜田学・水木薫・左時枝 ほか
(実教出版


「醍醐味」ですか。たまりませんな。何だかひどく無責任なようですが。

それにしても今回の最高裁作品は少なくともその意気込みにおいてただものではありません。「日本版の『12人の怒れる男』を目指した」というのですから事は尋常ではありません。もちろん未見でありますからなんとも申し上げられませんが。最近は過剰な期待を煽って入場料をふんだくったら後は知らないよというような映画が多いからなあ。

どうもこの裁判員制度というのは後ろ暗い行為にむりやり引き込んで共犯者意識を持たされるような気がしてイヤですが、考えてみれば現在でも普段から司法のやることに文句を言わない以上は不作為による共犯のようなものですから、おんなじことです。それよりも急に裁判所から呼び出しがかかるのは多少ヤマシイことのないでもない身にとっては心臓に悪い。そんなことはどうでもいいのですが、「じゃあ、今度あんた裁判員ですから何日と何日は来るように」ってことになったら、サラリーマンなんか困るんじゃないか。仕事に穴が空くわけですから、まあ仕事の方は諸君の仕事など他の誰かがやってくれるから無問題ですが、今座ってる席は譲ってもらわないと。悪くするとクビだな。裁判員のために余計な給料を払ってる余裕はないんだよ。お国のために犠牲になんなさい、てなことになって左遷降格減俸減収、ローンは払えずかみさんソープ、一家離散で青天井てなことにならないように雇用者に強制措置をとることが出来るわきゃあない。

そこで「辞退」ですが、「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」によれば辞退要件は

第十六条 次の各号のいずれかに該当する者は、裁判員となることについて辞退の申立てをすることができる。
 一 年齢七十年以上の者
 二 地方公共団体の議会の議員(会期中の者に限る。)
 三 学校教育法第一条、第八十二条の二又は第八十三条の学校の学生又は生徒(常時通学を要する課程に在学する者に限る。)
 四 過去五年以内に裁判員又は補充裁判員の職にあった者
 五 過去一年以内に裁判員候補者として第二十七条第一項に規定する裁判員等選任手続の期日に出頭したことがある者(第三十四条第七項の規定による不選任の決定があった者を除く。)
 六 過去五年以内に検察審査会法(昭和二十三年法律第百四十七号)の規定による検察審査員又は補充員の職にあった者
 七 次に掲げる事由その他政令で定めるやむを得ない事由があり、裁判員の職務を行うこと又は裁判員候補者として第二十七条第一項に規定する裁判員等選任手続の期日に出頭することが困難な者
  イ 重い疾病又は傷害により裁判所に出頭することが困難であること。
  ロ 介護又は養育が行われなければ日常生活を営むのに支障がある同居の親族の介護又は養育を行う必要があること。
  ハ その従事する事業における重要な用務であって自らがこれを処理しなければ当該事業に著しい損害が生じるおそれがあるものがあること。
  ニ 父母の葬式への出席その他の社会生活上の重要な用務であって他の期日に行うことができないものがあること。


でありますから、被雇用者諸君は7項のハを乱用することができるでしょう。会社の人も協力してくれるはずです。リストラ寸前の人は残念ながら難しいでしょうけど。そういうわけで実際に裁判員になるのは自営業者とか、あと何をやってるか分からない、地主とか家主とか、活動家などの人たちということになりそうです。

まあ巷のオヤジな人たちは何か事件の起こるたびにやみくもに死刑を主張したりしがちですが、そういう人はいざ裁判員ということになって気の弱い童貞の筆おろしのようにフニャフニャになることのないようにお願いしたいものですが、実際問題として多くの人は単に気分で判断してしまうような心配もあります。たいがいの場合は「疑わしきは罰せず」の原則に従うことになるでしょうが、「疑わしくない」心証を与えれば手もなく騙されて無実の人間に平気で有罪判決を下すということもありえない話ではありません。なにしろ相手はプロだしこっちは素人、プロ中のプロの裁判官を相手にしてさえときに冤罪判決を勝ち取る猛者ぞろいであります。もし僕がそんな目に遭ったら、娑婆に出てからの残りの人生を賭けてどんなことをしても裁判員を探し出し、当人の目の前でそいつの娘を一寸刻みにしてやることになると思いますが、娘がいない場合は性器を縦に裂くとか。人によっては冤罪でなくてもそういうことをしたいと思うかも知れませんが。審理を迅速化するのも結構なことだとは思いますが、冤罪などの可能性がないように色々と考えておいてもらって方がよろしいかと存じます。

代用監獄、存続前提に法整備・有識者会議が提言
 刑事事件の容疑者、被告ら未決拘置者の収容や処遇に関する法整備を検討する有識者会議(座長、南博方・一橋大名誉教授)は2日、弁護人との連絡の機会の拡充などを求める提言をまとめた。未決者を収容する拘置所の代わりに警察の留置場を使う「代用監獄」については、「今回の法整備にあたり存続を前提とする」とし存廃の結論は先送りした。法務省、警察庁は提言を受け、関連法案を今国会に提出する。
 最大の論点だった代用監獄については、将来的な存廃で意見が対立したことを明記。限定付きの存続とし、「今後、刑事手続き全体との関連で、検討を怠ってはならない」と注文も添えた。
 提言は「治安に対する国民の不安が増している中で、治安の回復と人権の擁護の調和や均衡が大切」と理念を提示。裁判員制度や容疑者にも国選弁護士を付ける制度の導入を控え、未決者と弁護人との連絡の拡充が必要として、拘置所での夜間・休日の接見や電話・ファクスによる連絡の検討を求めた。 (23:38)
NIKKEI NET


こんな治安重視の「有識者」がのさばる以上は、とりあえず僕がその任を受けたら代用監獄に収監されていた被告人は無条件で無罪にすることを主張してやることになりますね。そんなことしてたら奥さんはソープですか?客が可哀想だ。
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2006年02月03日

自衛隊員は総員をもって恵方巻を食って国土を防衛せよ。

今日は節分です。最近は太いのり巻きを丸かじりする奇祭となっているそうですが、なんともおかしなもので、その間一言も喋らず、黙々と太巻きをモグモグやっているというのは、その場に居合わせたら吹き出すこと必至であります。さんざんに「冗談」や「面白い顔」をやって、笑うことに憎悪を感じ始めてからでなければ無理なようです。それにしても若いお嬢さんが人前で何か棒のようなものをくわえてみせるというのはいかがなものか。

節分といえば本当は鬼を豆でもって攻め立て、撃退するという勇壮で戦闘的な祭りであったはずですが、きのうはそれに引っ掛けて社民党が自衛隊について一席ぶったものです。

「自衛隊は違憲状態」 社民、党宣言に明記へ
2006年02月02日23時13分
 社民党は2日の常任幹事会で、党名変更後初の綱領的文書となる「社会民主党宣言」の最終案に、自衛隊について「現状、明らかに違憲状態にある」と明記することを決めた。94年の村山内閣当時、「憲法の枠内」と転換した基本姿勢を変更したものだが、福島党首は2日の記者会見で「自衛隊の現状が自衛のための最小限度を大きく踏み越えている。(違憲としていた94年以前への)先祖返りではない」と語った。
 社会民主党宣言は11、12両日開かれる党大会で採択される予定。
 宣言案では「明らかに違憲状態にある自衛隊は縮小を図り、国境警備・災害救助・国際協力などの任務別組織に改編・解消して非武装の日本を目指す」としている。
 04年6月に福島氏が自衛隊を「違憲と言わざるを得ない」と記者会見で語るなど、執行部は自衛隊の活動範囲の拡大などを理由に「違憲状態」と発言しており、今回初めて党の政策に明文化した格好だ。
 福島氏は2日の会見で、「周辺事態法の成立、有事法制の整備、海上自衛隊のインド洋派遣、イラク多国籍軍への参加など、自衛隊の『状態』について憲法の枠内というわけにはいかない」と述べ、自衛隊の存在ではなく、現状を「違憲」と判断していると説明した。
 自衛隊への解釈をめぐっては、55年の旧社会党統一以降、憲法違反と位置づけていた。94年7月、自民・さきがけ両党との連立内閣で首相になった村山富市委員長(当時)が、衆院本会議で自衛隊を「自衛のための必要最小限度の実力組織である自衛隊は、憲法の認めるものであると認識する」と合憲に転換し、同9月の党大会で追認した経緯がある。
asahi.com


自衛隊自体が憲法違反なのではなくて、自衛隊の現状が憲法違反なのだそうです。たしかにイラクくんだりまで出かけて行くのでは「自衛」かどうかも怪しいものですから、そういうこともあるのかも知れませんが、じゃあどうすれば憲法違反でなくなるのかというと「縮小を図り、国境警備・災害救助・国際協力などの任務別組織に改編・解消して非武装の日本を目指す」ということでありますが、非武装で国境警備もどうかと思われます。まさか豆をまくとか。

まあこれも民主党が自民党の真似をして物笑いの種になっている昨今のことですから、そういう連中との差別化を図るには良いかも知れません。これも元はといえば村山社会党が、アメ公に脅かされたのかどうか知りませんが自衛隊合憲だなどと言い出して駄目になってしまったという悪い先例があったわけで、民主党が逆にその轍を踏んでいるという感なきにしもあらずです。それともうひとつは共産党との連携でしょうか。この件に関して共産党の見解は第22回大会決議によれば

憲法九条にてらすならば、自衛隊が憲法違反の存在であることは、明らかである。…
 それでは、憲法九条と自衛隊の現実との矛盾をどう解決するか。わが党は、改憲派がとなえるような自衛隊の現実にあわせて九条をとりはらうという方向での「解決」ではなく、世界史的にも先駆的意義をもつ九条の完全実施にむけて、憲法違反の現実を改革していくことこそ、政治の責任であると考える。…
 自衛隊問題の段階的解決というこの方針は、憲法九条の完全実施への接近の過程では、自衛隊が憲法違反の存在であるという認識には変わりがないが、これが一定の期間存在することはさけられないという立場にたつことである。これは一定の期間、憲法と自衛隊との矛盾がつづくということだが、この矛盾は、われわれに責任があるのではなく、先行する政権から引き継ぐ、さけがたい矛盾である。憲法と自衛隊との矛盾を引き継ぎながら、それを憲法九条の完全実施の方向で解消することをめざすのが、民主連合政府に参加するわが党の立場である。
 そうした過渡的な時期に、急迫不正の主権侵害、大規模災害など、必要にせまられた場合には、存在している自衛隊を国民の安全のために活用する。国民の生活と生存、基本的人権、国の主権と独立など、憲法が立脚している原理を守るために、可能なあらゆる手段を用いることは、政治の当然の責務である。


というわけでその存在自体明確に憲法違反であるとするものの、現状あるんだからしょうがないだろ、ということですね。「一定の期間」というあたりちと苦しいですが、「国民の生活と生存、基本的人権、国の主権と独立など、憲法が立脚している原理を守るために、可能なあらゆる手段を用いることは、政治の当然の責務」だそうですので、要するにヤル時はヤルぞと。なにしろ「過渡期」ですから。ちなみにこの「段階的解決」とは

――第一段階は、日米安保条約廃棄前の段階である。ここでは、戦争法の発動や海外派兵の拡大など、九条のこれ以上の蹂躙を許さないことが、熱い焦点である。また世界でも軍縮の流れが当たり前になっている時代に、軍拡に終止符をうって軍縮に転じることも急務となっている。
――第二段階は、日米安保条約が廃棄され、日本が日米軍事同盟からぬけだした段階である。安保廃棄についての国民的合意が達成されることと、自衛隊解消の国民的合意とはおのずから別個の問題であり、自衛隊解消の国民的合意の成熟は、民主的政権のもとでの国民の体験をつうじて、形成されていくというのが、わが党の展望である。この段階では、自衛隊の民主的改革――米軍との従属的な関係の解消、公務員としての政治的中立性の徹底、大幅軍縮などが課題になる。
――第三段階は、国民の合意で、憲法九条の完全実施――自衛隊解消にとりくむ段階である。独立・中立の日本は、非同盟・中立の流れに参加し、世界やアジアの国々と、対等・平等・互恵の友好関係をきずき、日本の中立の地位の国際的な保障の確立に努力する。また憲法の平和原則にたった道理ある平和外交で、世界とアジアに貢献する。この努力ともあいまって、アジアの平和的安定の情勢が成熟すること、それを背景にして憲法九条の完全実施についての国民的合意が成熟することを見定めながら、自衛隊解消にむかっての本格的な措置にとりくむ。


という、第一段階がやたらと長くかかりそうなのがちょい気になるシロモノですが、この永遠に続く「過渡期」の、しかもそのやっと「第一段階」においては少々の見解の相違はしばらく措いて社民党と協力することは別段問題ないでしょう。共産党は日米軍事同盟と自衛隊の存在とは別個のものであると考えていますが、社民党もおそらく同じでしょう。まあ別個ものになりうるとは思いますが。

この点ではおそらく自衛隊合憲組の自民や民主のほうが、自衛隊と米軍を切っても切れない仲であると考えているようなのですが、「合憲」の看板は「対米従属と軍拡」を意味するもののようです。「合憲」のはずなのに「改憲」を主張するのもこの人たちの悪いくせですが、「アメリカから押し付けられた憲法」を「アメリカの望む方向に自主的に変える」ことを目指す辺り、いちいち言われなくても御主人様のお言い付けをしっかりやり遂げて御覧に入れますという奴隷の心意気を感じて感涙ものです。やっぱり察しが良いということは必要です。

そうすると「違憲」の看板は「独立と軍縮」を意味することになりそうですが、「自衛のための最小限度」の実力を「国民の安全のために活用する」ことには何のためらいもないそうです。まあ日本人は「鬼」には「豆」をぶっつけて追い払う人たちですから。しかしそんなことよりも社民・共産どちらも重視しているのが「災害救助」であり、自民・民主もそれには異存はありますまい。なにしろ日本では地政学よりも地学が重要です。冬は豪雪夏は台風、おまけに大地震がいつ起こるのか知れたものではありません。侵略したきゃこんな島いつでもくれてやる苦労するのはお前達だぞ。

日本最長の断層、さいたま市付近通る 中央構造線の位置特定
 西日本から関東地方に達する日本最長の断層「中央構造線」が、さいたま市岩槻区付近を通っていることが分かったと早稲田大や産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが2日発表した。
 中央構造線は九州から四国、近畿を経て関東まで約1000キロに及ぶ大断層。関東平野は堆積(たいせき)層が厚いため地下深くにある中央構造線の特定は難しい。今回の研究により、これまでに分かっていた関東山地北東端から南東方向に約40キロ分が新たに確認できたことになる。
 チームは岩槻区で1971年に実施したボーリング調査の際、地下約3500メートルから採取した岩石を詳しく分析。成分から、中央構造線のすぐ北側に寄り添う「領家帯(りょうけたい)」の岩石と分かった。
 さらに地下深くで断層が動くことによって周囲の岩石が変形してできる「マイロナイト」も発見。変形の程度などから、中央構造線はこの場所の南、500メートル以内にあると結論づけた。
 チームの高木秀雄(たかぎ・ひでお)早稲田大教授(構造地質学)は「今回確認された部分が地震を引き起こす活断層であるという証拠は見つかっていないが、地震との関連について今後さらに調査が必要だ」と話している。(共同)
(02/02 20:28)


岩槻区ですか。更に延ばしていくと越谷市とか吉川市、千葉県の流山市、柏市の辺りから利根川の流れに沿って北東方向に向かい、茨城のどっかで海に抜けそうです。いずれにしても東京に極めて近い。もっともこれがにわかに地震に結びつくわけではないのですが。おりしも今年巻寿司をかじる時に向かうべき方向は南南東、伊豆小笠原海溝のある方面でした。
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2006年02月02日

そんなこと言うんだったら助さんだって悪くない

「安晋会」というのが「安普請」にしか見えないので、なんだそれなら読んで字のごとし、何の問題もないではないか堀江だってあの腹の中にはどんな黒いものが詰まっているか知らないがおそらく鉄筋は入っていないだろうと思ってちょっと油断をしてしまいましたが、コイヌミに弁護された渥美格之進もびっくりです。

首相「格差悪くない」・改革批判に反論
 小泉純一郎首相は1日の参院予算委員会で「格差が出ることが悪いとは思わない」と述べ、社会の格差が広がっているとの見方に真正面から反論した。ライブドア事件をきっかけに強まる「勝ち組」批判にも「成功者をねたんだり、能力ある者の足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない」と断言。格差論争に一段と火が付きそうだ。
 この日の質疑では与野党から「格差拡大」を懸念する発言が相次いだ。自民党の市川一朗氏は「改革一本やりでいいのか」と構造改革路線に疑問を挟んだ。
 首相は「どの時代にも成功する人、しない人はいる。負け組にチャンスをたくさん提供する社会が小泉改革の進む道」「今までが悪平等だった」などと言い返した。
 さらに「影ばっかりだったところにようやく光が出てきた。光が見え出すと影のことを言い出す」と格差批判を一蹴(いっしゅう)した。
(21:01)日本経済新聞


「影」ねえ。そのへんあんまり言うと田原総一郎みたいに脅かされますが。しかしこの間まで不馴れな「ジニ係数」まで持ち出して、まあこれは僕も含めみんな持ち出したんで上手くいくと今年の流行語大賞ですが、まだ気が早いようですけど、とにかく「格差なんてないさ、格差なんてウソさ」とほざいていたのが一転、与党内からも批判されるに及んで「格差が出ることが悪いとは思わない」と「真正面から反論」なんて優しい言葉は使わないんでこちとらは、すっかり開き直ってさあ殺せ殺しやがれと見事なまでの男っぷり、馬鹿丸出しの一世一代の艶姿であります。

まあ、いままでそうやって「おかしな」ことを言っては煙に巻いてきたわけですが、さすがに昨今は切れ味が悪いようです。だいたい「成功者をねたんだり、能力ある者の足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない」なんて言っちゃあいけやせん。「成功者をねたんだりして」あの野郎今に見てやがれって、汚いことでも何でもして金を儲けちゃ憎い奴の奥さんなんかをこう、うんとこさ酷い目にあわせようなんて涎を流しながら頑張っちゃたりすることで「社会は発展」してしまったりもするという側面も否定できません。

もちろんこの発言は一時は確かに「成功者」だった堀江のことをみんなに悪く言われているのが悔しい余りのことでしょう。仲間を思いやるということは良い事です。仲良きことは美しきかな。相変わらず「影ばっかり」ですけど。てゆうか「影」がお友達か。

ところで「格差」なんて言うからこういう変なことを言い出す人が出るんで、なにも堀江とかが手段はともあれガッポリ大儲けしていることが問題ではないわけで、「格差」てのはジニ係数の上昇、貧困率の上昇、生活保護世帯の増加、無年金無保険者の増加、無貯蓄世帯の増加、要するにビンボー人が増えているということでしょう。ビンボー人が減る要因が経済苦による自殺の増加しかないてえんだから悪いこととしか思えない。上の方がどんどん上がっていっても「格差」、下の方が下がっていっても「格差」、だいたいこの二つは同時に起こるようなんですが、「格差」なんて言い方はちょっとズルイぜ。気を使うのは会社の中だけでいいから、どうせコイヌミが僕たちに気を使うなんてことは金輪際ないでしょうからここはひとつ「貧困化」とか「窮乏化」とか言った方がよろしいでしょう。

それってえのもパートやバイトや派遣なんてものは「不安定雇用」だそうですが、たしかにそりゃ「不安定」ですけど、なによりも同じ仕事をして賃金が安いところがミソなわけで、そういった労働者が増えてる。なんか勉強とかしてキャリア・アップなんてしゃれこむのもいいんですが、エライ人の席は一杯ですから、英会話が出来ようがエエ体をしてようがやっぱり今までと同じ仕事をして収入はダウンすることになっています。労働は安いに越したことはありません。賃金と生活費を切り離して考える議論が一般的なようですから、サラリーマン諸君はいまに会社の近くの公園の青いシートのお家からスーツを着て会社に通うようになります。通勤時間が少なくて楽かも。会社も通勤交通費が節減出来て大歓迎です。

しかしコイヌミも「言い訳」はいつも通りで新味なし、これではダメですよ。「負け組にチャンスをたくさん提供する社会が小泉改革の進む道」だそうですが、これをコイヌミやら竹中大先生は昔から言っていますが、こたつに入っているオヤジにゴミ捨てを頼むようなもので、そっちの方にはいっこうに進む気配がありません。それにしてもわかんないのが「光が出てきた」って何のことだ?姉歯がカツラでも取ったのか?ああ、渋谷さんか。
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2006年02月01日

イヌ同士のじゃれあいを見てもツマラナイのでゴジラとガメラを呼んでくるぞ

コイヌミも大変ですな。今度は防衛施設庁の談合ですか。まあ、今まであまり良いことをして来なかったのでいろいろ批判されるのも当然でしょう。しかしこの状況を打開するべく、麻生外相は機転を効かせて「天皇は靖国神社に参拝しろ」などと不敬で悪趣味な冗談でもって注意をそらそうとしていましたが、上手くいかなかったようです。あすこの「神社」についてはいい加減下らない議論はやめて、英霊は各々の故郷の墓所に帰って頂いたらよろしかろうとも思いますが。ただし親戚から腰縄付きを出したのが恥ずかしいと思う人もいるかも知れないわけで、「A級戦犯」については引き取り手がないことも考えられますから、その分だけは仕方ないから残しといてもやむを得ないでしょう。そうなるとずいぶん危険な施設になってしまいますが、出て来ないようにドラム缶に詰めてコンクリを流し込み、結界をはって護摩を焚き、真言を唱えてセコムの防犯センサーを取り付け、周囲には対人地雷を埋設し、武装した自衛隊員に方位を固めさせたうえで地上ではゴジラに、上空からはガメラに見張らせておいたほうが良いでしょう。地下は食品売場で、ケーキがおいしい。

とまあこのくらいの事を言っておかないとコイヌミの崩壊から人の目をそらすことは出来ません。人格的には最初から崩壊しているという噂もありますが。マスゴミ各社はここぞとばかり「世論調査」を発表しますが、予想通りの調査結果しか出て来ないのでたいして面白くもありません。

背景に「経営モラルの欠如」73%…読売世論調査
特集ライブドア
 読売新聞社はライブドアの証券取引法違反事件を受け、27日から29日にかけて緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。
 それによると、事件の原因を「経営者や企業幹部のモラルの欠如」と見る人が73%に達し、逮捕された前社長の堀江貴文容疑者らの倫理観や経営手法に、国民が厳しい目を向けていることが分かった。
 株式市場に対する規制や監視を「強化すべきだ」と思う人は71%に上った。また、自民党が昨年の衆院選で無所属で立候補した堀江容疑者を応援したことについて計57%が「不適切」と答え、小泉内閣の支持率も低下した。
 事件が起きた原因(複数回答)については、経営者らのモラルの欠如に次いで、「金さえあればという風潮」67%、「株式市場や企業を監視する機能の不足」64%、「株取引のルールの不備」57%などを指摘する人が多かった。
 金融庁や証券取引等監視委員会などが「市場の番人」としての役割を十分に果たさなかったこと、および、ライブドアが法律・制度の抜け穴を突いた株取引で急成長したことを受け、株式市場の規制や監視を強める必要があると思う人は計71%、そう思わない人は計19%だった。
 堀江容疑者について聞いたところ、「人の心はお金で買える」との堀江容疑者の考えに「共感できない」人は計90%に達し、「共感できる」は計7%だった。ただ、堀江容疑者のこれまでの発言や行動が日本社会にとって「プラス面の方が大きかった」と思う人は計43%で、「マイナス面の方が大きかった」計39%と意見が分かれた。
 市場経済優先の「小泉改革」によって日本社会が「勝ち組」に象徴されるような格差社会になりつつあるとの指摘について、「そう思う」人は計74%で、「そうは思わない」計19%を大きく上回った。
 一方、小泉内閣の支持率は52・0%、不支持率は36・1%だった。調査方法が異なるため単純に比較はできないが、堀江容疑者逮捕前の21、22日に実施した調査(面接方式)に比べ、支持率は4・1ポイント減少した。政党支持率は、自民が38・9%で同2・0ポイント減少し、民主は17・2%で同4・6ポイント増加した。
(2006年1月30日3時12分 読売新聞)


「モラルの欠如」していない「経営者や企業幹部」のほうが珍しいのではないかと思うけど。それでも一応は「モラルの欠如」を隠しておくのが礼儀というものですが、「モラル」なんか気にしないでどんどん儲けるのが結果として社会を豊かにするってのがコイヌミの妄想ですから、経営者が「人の心はお金で買える」などど言って「モラルの欠如」を見せびらかすようになったのもまったくコイヌミのおかげさまです。もっとも43%がホリエモンのやることなすことが「日本社会にとって「プラス面の方が大きかった」」のだそうですから、嫁売新聞によれば、「モラルの欠如」を歓迎する人も少なくはないようです。その証拠にモラル喪失の元兇であるコイヌミ内閣を半数以上が支持、政党支持率も自民がマイナス2.0ポイント、モラル喪失仲間の民主がプラス4.6ポイントであり、アモラル経済の支持者は差し引き2.6ポイントの増加です。

内閣支持率45%に低下 本社世論調査
2006年01月31日01時02分
 朝日新聞社が28、29の両日に実施した全国世論調査によると、小泉内閣の支持率は45%で、12月調査の50%から低下し、昨年9月の総選挙前の水準に戻った。小泉自民躍進の原動力だった女性や大都市部での支持が減ったのが大きな要因だ。米国産牛肉の輸入が再開から1カ月で再び停止された問題をめぐっては、停止の判断を87%が適切としたものの、政府の再開判断が「早すぎた」と見る人が48%、「そうは思わない」が45%で、見方が分かれた。
 内閣支持率は、総選挙直後の昨年9月調査で55%を記録。その後、50%〜55%を一進一退。11月に53%、12月に50%となっていた。
 今回目立つのは、女性や大都市部での支持離れだ。女性の支持率は11月53%→12月48%→今回42%と低下。東京と大阪では、12月の支持率がそろって5割を超えていたのに、今回は東京で43%、大阪で37%と激減、ともに不支持が上回った。自民の支持率も今回は36%で、12月の41%から下がった。
 ライブドア事件や耐震強度偽装など、支持率低下の背景にはさまざまな要因が考えられるなか、小泉首相の中国や韓国に対する外交姿勢については、「評価しない」が52%と半数を超え、「評価する」の34%を大きく上回った。70歳以上を除くすべての年代で「評価しない」が半数以上あり、首相の姿勢に厳しい見方を示した。
 米国産牛肉問題については、食肉処理場の事前調査などをめぐる30日の国会紛糾前に世論調査を実施しているが、今後、輸入を改めて再開する場合、輸入条件を「厳しくするべきだ」とする人が57%いるのに対し、「今のままでよい」は33%にとどまった。米国側には「国際基準」に合わせて日本に輸入条件緩和を求める意見もあるが、「緩めるべきだ」とした人は、わずか3%だった。
 輸入が再び始まれば米国産牛肉を食べたいかとの質問では、「食べたい」との答えが、昨年10月の23%を上回り30%になった。しかし「食べたくない」人は、なお62%おり、不信感はぬぐわれていない。
asahi.com


赤ヒ新聞の内閣支持率は45%と半数を切りましたが、傾向としては低下しているのは一緒、別の記事では政党支持率のグラフを示していますが、やはり自民党支持の減少と民主党支持の増加という線では一致していますので、要するに同じことでしょう。二大政党制の偽装をまだやっておるわけです。民主党というか自民党前原派といった方が話は早いですが、そいつらは現在「4点セット」だか「四国攻め」の最中ということですが、アレは自民党が悪いだけで、民主党がエラいわけではないのですし、マエバリはコイヌミと同様かそれ以上に「モラルの欠如」推進派ですから、民主党は単に悪いことをする機会に恵まれなかっただけの事でしょう。どちらもアメリカの忠犬には変わりがないのですから、今度は自分が甘い汁を吸う番だと思っているのかも知れませんが、そう上手くいくかよ。
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