2006年08月29日

忠犬馬鹿殿火事見舞

言論封殺は許されず
加藤氏の実家火災で首相
  小泉純一郎首相は28日午前、首相の靖国神社参拝を批判してきた加藤紘一元自民党幹事長の実家や事務所が放火とみられる火災で全焼したことに関連し「暴力で言論を封じることは、決して許されることではない。厳に注意しなければならない」と述べた。15日に事件が発生して以来、この問題に関連して小泉首相が発言したのは初めて。
 首相は自らの参拝が「ナショナリズム」をあおり立てているとの指摘について「全くそれはないと思う」と反論。さらに「あおりたがる勢力があるのは事実だ」とした上で「マスコミなどもなぜこれだけ常に靖国問題を取り上げるか考えた方がいいと思う。あまりよその国からあおり立てられ、よその国をあおり立てる行動は戒められたらよろしいのではないか」と指摘した。
 首相は「言論を封殺してはならない。大いに国民に周知していかなければならない。言論の自由がいかに大切か分かるように、注意していかなければならない」と述べた。首相公邸前で記者団の質問に答えた。
2006年8月28日(月)(WEB埼玉)


「暴力で言論を封じることは、決して許されることではない」って、たったこれだけのことを言うのに2週間近く経過しちゃってます。その間何を考えてたのか、何も考えいなかったとみえて「大いに国民に周知していかなければならない」などと的外れなことを言っております。大いに周知されなければならないのは国民一般ではなくて、ビラ配りやポスター貼りで人をしょっぴく警察官やなんかじゃないかと思うんですけどいかがなもんか。いずれにしてもコイヌミ流の「テロとの戦い」は口先だけで桃太郎侍みたいなことを言うだけの、極めてお手軽で知力も体力も必要としないちょっとした気晴らし程度のもののようです。病人には適度な運動といえるでしょう。

それでどうもコイヌミにとっては他人の家の火事などどうでもよいことで、本当に言いたかったのは「よその国からあおり立てられ、よその国をあおり立てる行動は戒められたらよろしいのではないか」という方らしいのですね。コイヌミが靖国神社に参拝したことを報道するのは「よその国からあおり立てられ」たんだと言いたいようですが、何の証拠があってそんなことを言うのか皆目見当がつきません。外国政府に煽動されているなんて言いがかりをつけられて、そこにいたボンクラ記者諸君がどう反応したのか知りませんが、このようなデマなどの非暴力手段で言論を封じることは一向に構わないらしいのです。しかしながら首相の活動というものはオペラ見物にしろモノマネ
にしろ何かと報道されがちなものですから、外国による煽動を防ぐためには何よりも先ず参拝を中止することによって「よその国」の悪だくみを挫かなければなりません。そうしなかったならば参拝自体が外国の煽動を承知した上で、それに協力する意味で行われたものと考えられます。なかなかの売国奴ぶりです。

バカ殿も同じ日におざなりなコメントを寄せましたが、それによると「まずしっかり警察が捜査することが大切」なんだそうで、「しっかり」といわれなければちゃんとした捜査の出来ない警察も警察ですが、一応は同じ政党の仲間がテロの標的になったという危機感はみじんもありません。本来なら自分もいつかそういう目に遭う可能性があるはずなんだからもうちょっと真剣に考えてもよさそうなものなんですが、警察まかせで安心していて大丈夫なのでしょうか。もっともコイヌミやバカ殿がこんなに安穏としていられるところをみると、やはりそれなりの理由というものがありそうにも思えます。なにしろバカ殿は「戦う政治家」ですから、戦うべきときには戦いますが、敵ではない人とは戦わないのはむしろ当然のことです。敵と味方の区別をきちんと付けるのが「戦う」ときの基本です。

そういうわけで今後は僕たちが「言論の自由がいかに大切か分かるように」、それこそもう骨身に沁みて分かるように、これからバカ殿が僕たちに「注意する」予定です。コイヌミは憲法上の自由権を先ず第一に自分に適用しますから、この発言は「コイヌミの言論の自由を下々の者が侵すことのないように警戒する」ことを意味していますので「注意」しなければなりません。特に家や玄関の周りには燃えやすいものを置かないようにしましょう。
posted by 珍風 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月27日

ウソつき政府のウソつき君(仮称)

先日冥王星はdwarf planetというものに「格下げ」になってしまいました。今世紀最大の転落劇ですが、この「ドワーフ・プラネット」、これはどうも「小人惑星」というわけにはやはりいかないんで「矮小惑星」とか言ってますが、元々「矮」の字は左側の「矢」は「夫」の変形で「人」の意、右側の「委」は「縮む」の意(「萎縮」の「萎」と同じ。中年以降の男子には不快感を催させる文字を出して来てすみません)で、要するに「小人」のことでした。太陽系の果てでドンジャラホイです。

そうすると太陽系のいっちゃん外側の惑星ってえと海王星になるわけですが、ネプチューンといえば政府のマスコミ統制の罠にはまって「ネプ投げ」が打ち切りになったのが2000年、ギリギリ前世紀の出来事だったわけですが、あれで全盛期は過ぎましたな。

それから6年、政府が言論統制にのりだす裏口を確保しておくために「青少年」を持ち出すのは今でも変わりませんが、「有害性」の判定は厳密に価値判断の領域ですから、そーゆーことに政府が立ち入ってはいかん、出て行け馬鹿野郎と言われてしまうのが普通です。裏から来てこそこそしやがってお前は三河屋の御用聞きか。そこで今度はネットの情報の「真偽」を政府が大変ご親切にも判定してくれるんだというんですが、僕は毎回嘘ばかりついていますからそれはちょっと困ったりするんですが。

ネット情報「ウソ発見器」 総務省が開発へ
2006年08月26日15時41分
 真偽が見極め難いさまざまな情報が乱れ飛ぶインターネット。その中で、ウソや間違いらしい情報を自動的に洗い出し、ネットの利便性を高めるシステムの開発に総務省が乗り出す。ネット上にある関連深い別の情報を探し出し、比較参照することで、情報の「デマ率」などを示す。研究機関と協力し、2010年までの開発を目指す。07年度予算では、まず3億円を要求する。
 ネット上の情報は、何人もの目で事前に校閲された出版物などに比べ、誤った内容が少なくない。信頼性を確かめるには、利用者が他の情報と付き合わせるなどの作業を行うしか手がない。
 総務省が構築を目指すシステムは、この選別をコンピューターで自動的にやらせるものだ。ネット情報のウソや間違いの「発見器」といえる。
 完成すれば、ある情報のデマ率を調べたり、ネットで検索するときに信頼性のある順番に表示したりできるという。「この情報はデマ率95%ですが表示しますか」などという注意表示もできるようになる。
 扱う対象は、株式情報から国際情勢の解説、商品情報などさまざま。「この企業分析は適切か」「レバノン内政のこの記述は自然か」「オークションに出品されているこの外国電化製品の性能表示は本当か」などの疑問に答えられるようにするのが目標。
 開発の焦点は、インターネットのなかから信頼できる関連情報を見つけ出せるかどうかだ。そのために、知識を関連づけて書かれた内容の意味を正確に判定する技術や高度な自動翻訳技術などを編み出す必要がある。
asahi.com


てゆうか先ず、マスゴミで言ってることは全て「適切」で「自然」で「正しい」という前提があるんですよね。その上で「正しい」けども餓鬼には毒だよ、とかヌカスわけですよ。ところがネットには「誤った内容が少なくない」んだそうです。TVや新聞の「デマ率」も相当なもんなんじゃないかと思うことも多々あるんですが、まあこれは新聞記事ですから「私どもはときどき不適切で不自然で正しくないことを書いてます」とは言わねーよな、そりゃ。

それでこの、情報の信頼性を自動的に判定するという、考えてみるとこれは人間の脳が行う作業の中でも相当高度な、ちゃんと出来る人は滅多にいないという、ネプ投げならぬ月面宙返り並みのウルトラC(いつの時代の話だ)ということになるんですが、もし出来るんなら大発明です。それにしても名前がないといけないので「ウソつき君(仮称)」にしましょう。良い名前だ。

実際には「ウソつき君(仮称)」はネットをくまなく見張って、情報を比較するようです。例えば「この珍風とかゆー奴文章下手だし何言ってるかわかんねーバッカじゃね?」というような貴重な情報を「珍風は馬鹿である」と解釈して、それから「珍風」の出て来る他の希少な情報と比べるってことですかね。その場合「珍風は馬鹿である」情報が多数を占める場合には「珍風は頭よい」情報が偽である可能性が高いと。こんなふうだと単に数の多い情報が「正しい」ということになるんですが、そんなもんなんですかね。もちろん情報源を評価しないといけないんですが、例えば珍風について珍風自身が褒めていてもそれは判断材料には出来ません。しかしネットの数多い情報源をどうやって評価するのか。もしかして(実際に情報の数が少ないという意味で)少数意見を主に発表している所は「信頼性の低い情報源」として「ウソつき君(仮称)データベース」にリストアップされてゆくことになるのかどうか。

一方で、「権威ある」情報との比較も出来ます。ある外国電化製品の場合は、「ウソつき君(仮称)」はメーカー自身が公開している性能表示と比較することが出来ますからそれと一致すれば問題ないんでしょうけど、そのメーカーが虚偽表示をしていて、オークション出品者が自分で実測したデータを表示している場合には実際の情報の信頼性は情報源の「権威」と矛盾する可能性があります。しかし情報の「数量」で判断するならば、メーカーが虚偽表示をしていないのに「虚偽表示をしている」という流言がバラまかれている場合と、メーカーが虚偽表示をしており、それに関するウワサが多く流れていて尚かつその「不当表示」がしかるべき機関によって認定されていない段階とでは情報の価値は「ウソつき君(仮称)」にとっては同じように見えます。

レバノン内政の例に至っては、総務省の作る「ウソつき君(仮称)」が、政府の見解に反する見解を「不自然」であると評価するのは極めて「自然」なことです。これはほとんど情報操作ですが。「企業分析の適切性」にしても福井日銀総裁のようなもんが平気な顔でその地位に留まっているような政府の御意見は投資家にとっては有害です。そういうわけで「ウソつき君(仮称)」自体の信頼性についてはほとんど期待できない、場合によっては「ウソつき君(仮称)」の評価とは正反対の判断をしなければなりませんが、どういう場合に「ウソつき君(仮称)」を信頼し、どういう場合には無視するのかをこっちで考えないといけません。つまりこれは余計な手間が増えるだけだということになるわけで、3億円は相当な無駄です。

まして「ネットで検索するときに信頼性のある順番に表示したり」されるのはかえって利便性を低下させますのでやめてもらいたいもんです。巷間「検索エンジンの検閲」が取りざたされるわけですが、検索結果下位に置かれるだけでその情報へのアクセスはかなり制限されるものであり、ほとんど削除同様の効果を持つと思われます。これは検閲に当たるものだといって差し支えないんですが、その検閲の基準がどのように作動するかを考えると検閲の不当性もまたひとしおといった感がございます。もちろん「ウソつき君(仮称)」の裏側の方ではネット情報の広範な捕捉が行われなければなりませんし、実はそのような情報収集が真の目的であってネット情報の信頼性に関する情報の提供による利便性の向上なんてお題目こそ「ウソ」の最たるものなのかもしれません。正しいのは「ウソつき君(仮称)」という名前だけですが、これは僕が命名したんですからその節はヨロシクね。
posted by 珍風 at 02:43| Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

「美国」って中国では「アメリカ」って正しく読んでるらしい

たしかに「米の国へ」では売れるもんも売れなくなっちゃう。「日本のブッシュ」とか申しましたが、彼の場合は「日本版ブッシュ」と言ってあげた方がお気に召されるかと存じます。

「日本版CIA」検討 安倍氏
≪首相直轄で情報力強化≫
 安倍晋三官房長官が、次期首相就任を見据え、首相直轄の「対外情報機関」を創設し政府のインテリジェンス(情報・諜報(ちょうほう))機能の強化を検討していることが23日、明らかになった。「対外情報機関」は「日本版CIA」ともいえるもので、日本が自前の情報をもたなければ外交・安保政策は立ちゆかず、国と国民の安全、国益を確保することはできないとの問題意識がある。
 政府には現在、警察庁、公安調査庁、内閣情報調査室などの情報部門がある。しかし、国内の治安情報の収集、分析に重点が置かれ、対外情報の収集は諸外国に比べ人員、権限とも極めて脆弱(ぜいじゃく)で「戦後日本がもっとも軽視してきた分野」(自民党幹部)だといえる。
 検討されているのは、「対外情報機関」を内閣官房に置き、国内外で国際テロ情報、外国の政治、軍事情報の収集活動にあてる。米中央情報局(CIA)や英対外情報部(MI6)など各国の情報機関とも、情報交換をはじめ連携する体制を構築。要員は警察、防衛両庁や内閣情報調査室、外務省、民間から優秀な人材を登用する。
 現行の次官級の「内閣情報官」を官房副長官級へ格上げし、「対外情報機関」や情報を評価、分析するスタッフである「情報補佐官」を指揮。重要な情報は首相へ直接、報告を上げるシステムへ改善し、関係各省庁による「内閣情報委員会」も新設し政府の「インテリジェンス・コミュニティー」を確立する。
 安倍氏は自民党幹事長時代の平成16年、雑誌「正論」7月号で「国家戦略としての情報活動の重要性にいま一度目を向け、その機能を向上させなければならない」との考えを示している。今年3月には、「内閣情報官」に警察庁の三谷秀史外事情報部長(当時)を抜擢(ばってき)し、「安全保障や有効な外交を展開するためには情報収集能力が極めて重要だ」と強調した。
 自民党は6月、「国家の情報機能強化に関する検討チーム」(座長・町村信孝前外相)が、「対外情報機関」「内閣情報委員会」の創設などを提言しており、安倍政権が誕生すれば、これをたたき台に年内にも政府のインテリジェンス機能強化に着手するとみられる。
Sankei Web(08/24 02:39)


それにしてもなんにしても「日本版」が好きな男ですね。「日本版+三文字」てえのがバカ殿の「政権構想」らしいですな。今でもあるでしょう、「日本版PTA」とかいうもんが。あれも鬼畜米国占領軍が「民主化」のために持ち込んだもんですが、いまではすっかりそれとは正反対の機能を果たす組織として、むしろ全体主義的地域支配の主要なツールとして、言論弾圧の隠れ蓑として、自民党の票のとりまとめ組織として大活躍中です。とはいえ、ここでこっそり相談ですが、当ブログを「子供に読ませたくないブログ」に指定してくれません?礼ならたっぷりさせてもらうぜ。カラダでな、おばはんよ。

極めて大雑把にいい加減なことを言えばPTAのこのような変質の背後にいたのがCIAだと言ってしまって良いでしょう。もちろん嘘です。本当のことを書くと消されるのです。そこで今度は日本版CIAだといいますが、何をするんでしょうか。もとよりバカ殿脳内では対米従属一辺倒の外交方針は確立しちゃってるんだから、「自前の情報」を持ったところでどうするんだか。自前の外交は出来ないんだから全くの無駄でしょうね。だいたいそれが「対外情報の収集は諸外国に比べ人員、権限とも極めて脆弱(ぜいじゃく)で「戦後日本がもっとも軽視してきた」理由なんですから。それとも何かな、「外交」というのはもしかして、本家CIAの対日工作のお手伝いを日本の予算でやるってことかな。例えばPTAを「PTCA」に改称するとか(Cてのはコミュニティのことね)、いっそのこと「PTCIA」にしちゃうとか。親と教師と地域社会の情報工作。皆の「地域」ではもうやってるかも知れないけど。それから政治家の暗殺とか、親米的政治団体への資金援助もこれからは日本が自腹でやることになります。もっと消費税上げないと足りません。

なかなかどうもバカ殿の「日本版USA」構想も、「日本版BSE」にやられちゃった脳には心地よく響くってもんですが、既にテレビは「日本版FOX」だし、「日本版KKK」みたいな排外主義者は一杯いることだし、バカ殿としてはそのうち「日本版SSS」を導入するつもりでしょう。うさぎのマークのお薬屋さんじゃないぞ。Selective Service Systemとゆー、これはアメリカじゃ18歳から26歳の人は徴兵候補者のリストに登録する義務があるんだって。御本家アメリカではこの徴兵リストへの登録は郵便局で扱ってるんだそうですが、日本ではアメリカの指示に従ってこれを「民営化」してしまいましたから、どうしたもんだか。アメリカではこれに登録しないと罰金だし、そのうち自動車運転免許が取れなくなるとか。バカ殿は「教育」で徴兵制を容認させようとするつもりらしいけどね。「愛国心」っていうのが「死ね」ってことだとしたら、愛し合う僕たちだからお互いに「死ね」と言い合うのが僕たち二人の愛のカタチなのさ。
posted by 珍風 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月23日

バカ殿の幼名は「フェラ千代」。つまり「尺八」だ!

みんな本当にバカ殿で良いのか?さすがは「転落」で有名な東村山市を中心に志村けんの人気はスゴいよね。

安倍氏、政務の官房副長官を5人に増員検討…政権構想
自民総裁選
 安倍官房長官は、9月の自民党総裁選に勝って首相に就任した場合、政務の官房副長官を増やすなど、首相官邸の機能を強化する意向を固めた。
 安倍氏周辺が20日、明らかにした。
 安倍氏の構想では、現在2人(衆参各1人)の政務の官房副長官を5人に増やし、それぞれに外交、教育、福祉などの政策分野を割り振る。従来の官房副長官は官房長官の補佐的な役割だったが、新政権では首相直属の性格を強め、政策面での首相の指導力強化につなげたい考えだ。
 政務の副長官は1998年の内閣法改正で、1人から2人に増員された。さらに増やすには、「事務を含めて3人」と規定している同法の改正が必要となるため、暫定的な措置として首相補佐官に登用したうえで、法改正を目指す方針だ。
 また、安倍氏は、首相の演説草稿を書く専属の「スピーチライター」の採用も検討している。首相の国会や外国での演説は関係省庁の原稿が基になっているが、安倍氏は「心に響く内容になっておらず、国家戦略の観点からも、首相演説をもっと重要視すべきだ」(周辺)と見ており、大統領専属のライターがいる米国などを参考にする考えだ。
(2006年8月21日3時40分��読売新聞)


バカ殿は大変立派なことに自らの能力の限界を悟ったものと見えて内閣官房副長官を増やしたいんだそうです。財政の苦しい折柄ですが、たとえビンボー人が何人飢え死にしようとも、必要なところにはお金をかけなければなりません。内閣総理大臣が無能であれば、代わりにものを考える人がたくさん必要なんでしょう。ちなみに現状は衆参各1事務1の3人ですが、これを倍の合計6人にしようということになります。世間では「三人よれば文殊の知恵」とか申しますが、6人も寄った場合には首相のモンシェリじゃなかったマンジュシュリーが2人分になるのか、はたまた半分は普賢となって世にあまねく現れて衆生を管理統制するつもりかよくわかりません。とはいえこれもお釈迦様あっての話でありまして、真ん中に阿呆がいる場合には「船頭多くして舟山に上る」といいます。

その証拠にバカ殿は何を喋ったらよいのかわからないので「スピーチライター」を必要としてます。これは演説要原稿を書くもんとされていますが、もちろん首相の能力の程度によってはいわゆる「ぶら下がり」についても原稿を書いてあげる必要があります。そう考えると大変多忙なお仕事です。もっともスピーチの「内容」が「心に響」かないのは、スピーチのメッセージと話者の能力によります。コイヌミは2歳児程度の二語文しか喋れず、ちょっと長いお話をすると支離滅裂な言葉のサラダになるところ、これを裏でなんとか力ずくで支えて来た飯島勳がいたわけですが、どうやらバカ殿にはそういうのがいないようです。田代まさしがいればよかったのですが、今は塀の中です。

バカ殿のスピーチは現在のところ「心に響く」というよりは「頭に来る」ものになっています。アメリカの命令に従って改憲を行い、政府をアメリカ政府と一体化する日本版NSC構想を口にするのを聞くと、頭の中で尺八が鳴るという人もいるでしょう。こういう「内容」はいかに巧みなスピーチライターといえどもまともな内容に変更することは出来ません。「日米同盟の信頼性が高まることで、日本と地域の安全も安定も向上していく」んだそうですが、どうもアメリカを通さないと周りの人たちとお話が出来ないのか、相手にされないのか、これは例えば今後漁師がどんどん射殺されるようになる、ということを意味するようです。たとえ何人死のうとも、アメリカの方に暇ができない限りなんにもしないし出来ません。

しかしアメリカの大統領を見ると、「スピーチライター」というものがありながらあの状態ですから、遠からず「日本のブッシュ」と呼ばれることになるであろうバカ殿にはやはり3人程度のライターが必要でしょう。久米宏、コイヌミ、山城新伍の3人が側用人として付けば大丈夫です。みんなダチョウ倶楽部のモノマネですが。
posted by 珍風 at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月18日

靖国珍社の馬鹿問答

首相「戦争犠牲者に敬意の念」 靖国参拝理由を説明
 15日午前、靖国神社参拝を終えた小泉純一郎首相は記者団のインタビューに答え、8月15日に参拝を行った理由を説明した。首相インタビューの一問一答(全文)は次の通り。

 ――どのような気持ちで参拝したのか
 過去の戦争を反省しつつ、2度と戦争を起こしてはならないと。今日の日本の平和と繁栄は現在生きている人だけで成り立っているのではない。戦争で尊い命を犠牲にされた方々の上に今の日本がある。戦争で祖国、家族のため命を投げ出さなければならなかった犠牲者に、心から敬意の念をもって参拝している。その気持ちは変わらない。 過去5年間の私の靖国神社参拝に対する批判は3点に要約される。
 1つは中国・韓国が不愉快で反発しているからやめろという意見。私は日中・日韓友好論者だ。就任以来、中国や韓国との友好交流の拡大を続けている。どの国とも1つや2つの意見の違い、対立はある。不愉快なことがあると、首脳会談を行わないことがいいのか。私は「いつでも首脳会談を行う用意がある」と言っている。靖国神社を参拝をしなければ首脳会談を行う、するならば首脳会談を行わないというのが、はたしていいのか。よくない。日本の首相は民主的な手続きによって選ばれている。私は今までの日中首脳会談、日韓首脳会談においても「未来志向で友好を図っていこう」「互恵、相互依存関係を深めていこう」「中国の発展、韓国の発展は日本に脅威というより、むしろ日本にとってチャンスなんだ」ということを表明してきた。
 私を批判する方は「中国の嫌がっていることはやるな」という。「中、韓が不快に思うことはやるな」ということだろう。中韓が日本の国連安保理常任理事国入りに反対していることは日本にとっては不愉快だとして、私が「中国、韓国と首脳会談を行わない」と言ったら、どちらを批判するだろう。私は中、韓が反対しても「首脳会談をすぐに行おう」と言っている。私が拒否しているのではない。「中国の嫌がることはやめなさい」というのが靖国参拝への批判の1つだ。
 「中国に不快な思いをさせてはいけない。中国、韓国の言うことを聞きなさい。そうすればアジア外交はうまくいく」。必ずしもそうではない。どの国も意見の違いを乗り越え、未来志向で友好関係を進展させていくのが日本としても、他国としても大事ではないか。中には「ブッシュ大統領が靖国参拝するなといえば、しないだろう」と。そんなことはない。ブッシュ大統領が「靖国参拝するな」と私に言ったとしても、私は行く。大統領はそんな大人げないことは言わない。
 もうひとつはA戦戦犯が合祀(ごうし)されているから行ってはいけないという議論。私は特定の人に対し参拝しているのではない。この戦争で苦しい思いをされ、できれば避けたかった、戦争に行きたくなかった、多くの兵士がいる。そういう犠牲者に対し、心から哀悼の念を表すべきだ。これは日本の文化ではないか。A級戦犯のために行っているのではない。2度とこのような苦しい戦争をさせないという気持ちで参拝している。
 3点目は「憲法違反だから靖国神社参拝しちゃいかん」という人がいる。憲法第19条、20条をよく読んでもらいたい。私は神道を奨励するために靖国神社に行っているのではない。過去の戦争を美化、正当化したりするために行っているのではない。また軍国主義を称揚するような気持ちで行っているのではない。第19条の思想および良心の自由はこれを侵してはならないとある。まさに心の問題だ。日本の首脳が、日本の施設にお参りすることを「外国の政府がもっともだ」「小泉がいかん」と批判する。これが本当にいいことなのか。
 ――なぜ8月15日を選んだのか
 最初、多くの方々が「8月15日だけはやめてくれ」と言っていた。そういう方々の意見も聞き、あえて15日を避けて参拝してきた。しかし8月15日を避けても、いつも批判や反発が起きる。何とかこの問題を取り上げようとする勢力(がいる)。いつ行っても同じだ。今日が適切な日だと判断した。
 ――総裁選への影響は
 総裁候補の考え方とマスコミが争点にしたがっている面が強いから、いかがなものだろうか。
Sankei Web(08/15 11:42)


いかがなものだろうかってあなた、まず大変残念なことに「戦争で尊い命を犠牲にされた方々の上に今の日本がある」わけではありません。靖国神社に祀られている兵士は「今日の日本の平和と繁栄」の為に戦って死んだのではないのです。それどころかまるっきり反対の価値のために戦っていたのが実情です。コイヌミは彼らの遺志を歪曲していますが、そんなつもりで参拝したのであれば死者に対して著しく礼を失していると言わざるを得ません。もっとも生きている人間に対しても失礼きわまりない人ですから、死んだ奴のことなど真剣に考えたりはしないでしょう。

8月15日は中国や韓国にとっては日本の植民地支配の終わりを祝う日ですが、特にこの日を選んで靖国に参拝する行為は、侵略戦争を賛美して植民地の喪失を呪い、再び侵略を開始する決意を表明することを意味します。靖国の軍人どもの「遺志」とはまさにそれであり、死者への「敬意」はその遺志を継ぐことによって表現されるのです。つまり中国や韓国にとってこの参拝は、日本が中国や韓国が独立国家として存在していることを苦々しく思っている、というメッセージを構成します。腹の底ではてめえらのことなんか認めてないぞ、ということで、自分のところの独立すらかなり怪しいくせになかなかどうも無礼な話です。どうせ文句言われるんだからやっちまえというんでは言い訳になりません。

「戦争に行きたくなかった」人をムリヤリ戦場に引きずり出して殺しておいて、後になってから涼しい顔で「哀悼の念を表す」のが「日本の文化」なんだそうです。コイヌミ一流の「日本文化論」ですが、意外と当たっているかも知れません。全くたいした文化をお持ちです。それにしてもいくらもう死んだ人のことだとはいっても、かなり可哀想な扱いです。老親が生きている間は踏んだり蹴ったりいじめておいて、死んだら毎月墓参を欠かさない孝行息子のようです。ボケ老人も死ねば手がかからず、最も忠良な臣民は死んだ臣民というわけですが、生きている間にもうちょっと丁寧な扱いをするというわけにはいかないもんでしょうか。ちなみにそういう無慈悲なことをする人の筆頭が「A級戦犯」というところですが、靖国にはそういう連中も祀られていますから、「できれば避けたかった、戦争に行きたくなかった、多くの兵士」のことを思うのであれば、逆に分祀するまで参拝しないことにする方がまだしも整合性があります。それに「A級戦犯」を、戦争を避けたかったとか、行きたくなかったなどと思っていた腰抜け連中と一緒にするのは「A級戦犯」に対して失礼ではないでしょうか。

今回は首相としての公約を果たす、ということですから職務としての参拝です。「私的」なことが「公約」になるはずないでしょう。したがって憲法20条3項に違反しますんで、コイヌミはよく読んでもらいたい。わざわざ19条の条文を引用してくるところを見ると、実のところは「神道を奨励」し、「過去の戦争を美化、正当化」し、「軍国主義を称揚する」ような「思想および良心の自由」を主張したいらしいのですが、コイヌミにはそういう自由はありません。コイヌミには「憲法を尊重し擁護する義務」があります。「心」の中で何を考えても、どうせろくなことは考えないにしても、それは構わないのですが、コイヌミにはそれを表現する自由はないのです。それが気に入らない人は野に下って放火とか切腹をする係になって下さい。ちなみに靖国神社は一宗教法人であって、「日本の首脳」と同じ意味で「日本の」施設であるとはちょっと言えないんじゃないかと思いますが。昔はそういう意味で「日本の」軍事施設でしたし、将来はまだ分かりませんが、今は違います。もしかするとコイヌミは靖国神社は「国立神社」だと思っているのかも知れません。彼ならあり得ない話ではありません。

靖国神社には戊辰戦争以来の軍人その他合計2,466,532人が祀られているそうですが、第2次大戦において日本では300万人以上が犠牲になっています。世界では5000万から6000万人だと言われています。更にランメルという人の統計(「政府による死」)によれば過去100年間に国家(自国と他国を問わず)の暴力によって殺された人は2億人を超えるそうであります。これに加えて国家の無作為または非公式の了解の元に発生する公害による死、過重労働による死などが世界中で結構大量にあると思われます。日本二つ分以上は消えているわけで、そんな数億の犠牲者のことを考えると毎日黒い腕章をしてないといけないくらいなもんです。コイヌミなどはそんなことは考えたこともないだろうし、だからあんないい加減な御託を並べてられるんですが、それを(全文)引用して来る僕も困ったもんです。保存しとくだけの価値があるのかどうか、いかがなものだろうか。
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2006年08月15日

夢のバカンス

お盆休みは通勤電車が空いているので助かります。休みが取れない人もこれで少しは楽が出来るというもんだ。

夏休みは「家でゴロゴロが一番」 現代人は疲れてる?
asahi.com2006年08月14日20時30分
 今年の夏休みは6日余りで、過ごし方は「自宅でゴロゴロが一番」。明治安田生命保険がインターネットで20〜50代の男女約1200人に、今夏のバカンスの実態を尋ねたところ、こんな様子が浮かび上がった。
 連続してとれる休みの平均日数は6.3日で、自営業や学生などを除く会社員・公務員に限ると5.4日だった。過ごし方のトップは「自宅でゆっくり」の67.0%で、2位「帰省」(24.1%)を大きく引き離した。「国内温泉旅行」は15.1%、「海外ショッピング」は2.6%だった。
 「理想の過ごし方」を尋ねても、やはり「自宅でゆっくり」が48.6%で最多。明治安田生命の調査担当者は「現代人は疲れているようだ。欧米のバカンスのような長期休暇は日本ではまだまだ夢なのかも」と話す。


世の中には訳の分からない人もいるもんで、休みが5日しかないのにどっかへ遊びに行かないと「現代人は疲れているようだ」と来る。「自宅でゆっくり」といっても、普段できない家事とかもするだろうし、2日ばかりゆっくりしたらガキを連れてプールにでも行く元気も出るでしょう。5日じゃそのくらいが限界かな。「帰省旅行」というのもお金がかかるんですからろくなボーナスも出ないビンボー人には困難でしょう。まあ、同調査によると世帯あたり平均4万4千円なんだそうですが、今時ずいぶんな大金であります。

ところで、この調査の詳細はこっちなんですが、
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0138034_01.pdf
これをみると、浅卑の記事で「「理想の過ごし方」を尋ねても、やはり「自宅でゆっくり」が48.6%で最多。明治安田生命の調査担当者は「現代人は疲れているようだ。欧米のバカンスのような長期休暇は日本ではまだまだ夢なのかも」と話す。」とされているのが、実は書いてあったりします。これは「夏に関するアンケート調査」のうち「1.夏休みの理想と現実 (2)「夏休みの過ごし方」、理想と現実」において

一方、「理想の夏休みの過ごし方」ですが、意外にも“現実”と同じで「自宅でゆっくり(48.6%)」が一番多くなっています。以下、「国内旅行(温泉でのんびり)(40.1%)」、「海外旅行(リゾート)(29.7%)」と続いていますが、どれものんびり、ゆっくり過ごすのがテーマのようです。現代人は疲れているのですね。


とあるのが前段の出典です。つまりアンケートの回答者は、夏休みは「自宅」だろうが「海外リゾート」だろうがとにかくのんびりしたい、と答えているのであり、それに対して「現代人は疲れているのですね」というコメントがついているわけです。しかしこれは考えてみれば当然のことで、「休み」には「のんびり」しようという意見には大多数の人が賛成していただけるでしょう。特に「疲れて」いなくても「のんびり」するものなのです。このようにして、例えば「明治安田生命の調査担当者」に「お昼休みには何をしますか?」と尋ねられたときに「昼飯を食います」と答えると、彼は「現代人は飢餓状態にある」という結論に達します。なかなか話せる奴ではないですか。

つぎに後段の方ですが、これは「アンケート調査」本文では順序が逆転して「1.夏休みの理想と現実 (1)夏休みの日数は?」において連続しての夏休みは今年の平均日数は6.3日であり会社員・公務員の平均日数は5.4日であるとした後に、

昔に比べ、休みがとりやすくなったと聞きますが、欧米で「バカンス」と呼ばれる長期休暇は、日本ではまだまだ夢なのでしょうか。


というコメントがついているところから採られています。昔に比べて休みが取りやすくなったんだそうで、この辺には多いに異論の余地があると思う人が沢山いるんじゃないかと思われます。多くの人は夏休みを「とっている」のではなく、単に会社が休業しているだけです。そういった意味では休みは全くとれていません。逆に病気以外で有給休暇を申請すると却下されてしまうようなことが多いようです。それでも頑張ると会社は永久休暇をくれます。

浅卑新聞の「調査担当者の話」は、これらをつなぎあわせた作文で、調査担当者君はそんなことを言った覚えはないし、言わなかった覚えもないのですが、そのようにして新たな文脈を作り出しています。それは「長期休暇が取れればゴロゴロするだけじゃなくてもっと何かマシなことをするんじゃないか」という想定です。つまり何か「スポーツ」のようなことをやるとか、そういうことでしょう。たしかに月単位の休暇が取れれば、「のんびり」ばっかりだとかえって疲れるのではないかと思われます。何かをする必要に迫られるでしょう。

その際、何をやり始めるかは保障の限りではありません。意外とアルバイトを始める人が多いんじゃないかという気もしますが。自分や他人のために人生を豊かなものにするような、例えばプールのしくみに関する知識などの自分の仕事に関する研究、あるいは仕事とは関係なく飛行機を爆破するなどの活動に携わる人もいるかもしれません。今日あたりなら九段あたりをみんなでぶらぶらしてみるのも良い散歩です。これはしかし「休暇」の長短には必ずしも関係しないのかもしれませんが、「休日」の数や1日の労働時間の長短も含めて、雇い主を儲けさせるための労働以外のことをする時間の多さは基本的な条件をなします。その点ではたしかに法定の有給休暇も半分しか消化しない日本の現状は嘆かわしいものです。もっと嘆かわしいのは厚生労働省の「健康日本21」とかゆーやつで、その内容はこんなもんです。

◆休養・こころの健康
● 直近の一ヶ月間にストレスを感じる人を1割減らす
● 睡眠によって休養が十分にとれていない人を1割減らす
● 3万人を超える年間自殺者を22000人以下にする


国にとっては労働者には豊かな人生はおろか長期休暇も、もしかして夏休みも週休日すら必要だと思われていないようです。「休養」とは「睡眠」のことなのです。寝かしときゃ良いんだそうです。それで自殺者を1万人ほど減らせというわけで、まさに「死なぬよう生きぬようにと合点いたし」との家康公の御言葉の如く、これぞ日本古来の知恵というものです。僕たちは自宅で寝ながらバカンスの夢を見ていればいいというわけです。あまり良く知らないものの夢って見れますかね。
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2006年08月10日

宮富士をめぐる苦闘

全国1千万のオリックスファンの皆さん今晩は。今日は11対1で負けてしまいました。まるで高校野球のような点差ですが、青春ですね。

オリックス会長、月刊現代の記事巡り講談社などを提訴
 「月刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、オリックスと宮内義彦会長(70)が、発行元の講談社(東京都)などに計2億2000万円の損害賠償を求める訴訟を7日、東京地裁に起こした。
 問題になったのは、今年8月号に掲載された「平成の政商・オリックス会長宮内義彦」と題する記事。
 訴えによると、記事は、宮内会長が規制緩和論者の旗手のようにふるまう一方、行政と結託して利益をあげたり、政権から入手した情報で村上ファンドの投資先を事実上選定したりしていたように報じており、「事実関係の一切ない悪質な中傷記事」と主張している。
 また、宮内会長側の代理人は、「月刊現代は米国でも販売されており、米国での訴訟も検討している」としている。
 「月刊現代」編集部の話「記事は長期にわたる綿密な取材に基づいている。非常識な賠償請求額にもあきれ果てるが、引き続き、『平成の政商ぶり』を追及していく」
(2006年8月7日20時58分 読売新聞)


オリックスと宮内会長、名誉棄損で講談社など提訴
 「月刊現代」8月号に掲載された記事で名誉、信用を傷つけられたとして、オリックスと宮内義彦・同社会長が7日、発行元の講談社と筆者を相手取り、計2億2000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴えを東京地裁に起こした。
 訴状によると、同誌掲載の「衝撃の巨弾ノンフィクション 平成の政商・オリックス会長宮内義彦」と題する記事について、「政府委員などの公的な立場を利用し、自らのビジネス環境を有利にして私益を得ているなどの内容は虚偽」と主張。代理人弁護士は「オリックスはニューヨーク証券取引所にも上場しており、米国での法的措置も検討する」としている。
 月刊現代編集部の話 記事は長期にわたる綿密な取材に基づいている。あまりに非常識な請求額にあきれ果てるが、引き続き連載記事で追及していく。
2006年8月7日NIKKEI NET(21:00)


宮内氏によると、氏は「政府委員などの公的な立場を利用し、自らのビジネス環境を有利にして私益を得」たり、「行政と結託して利益をあげたり、政権から入手した情報で村上ファンドの投資先を事実上選定したり」してないんだそうです。だったらあのときに国会で堂々と説明したらいいんじゃないかと思いますが。もっとも国会に呼ばれて行けば色々五月蠅く訊かれる立場、これは何かとキツい。嘘をついたら一応犯罪者ですから。逃げられれば逃げるに越したことはありません。一方名誉毀損で提訴した場合は、訴えられた側において無実の証明、まあこれは当該記事の事実性や公益性を証明するということになりますが、これは講談社側の仕事になるわけで、宮内氏は都合の悪い質問に脂汗を流す必要もありません。

この手の裁判はご同業の武富士さんが先輩で、悪質な取り立てやら盗聴やら、何か記事が出るたびに千万円単位で訴訟を乱発していたもんです。まあ結果的にはほとんど敗訴とはいえ、裁判は心でやるもんです。ファイティングスピリットこそ評価されます。ましてや武富士には誰が誰やらよくわからないような「武富士ダンサーズ」、しかしオリックスにはプロ野球チームがあって清原がいます。腰痛だそうですが頑張っていただきたいと思います。清原はプロ野球において「笑点」における林家喜久蔵の位置を占めています。すなわちナンバ−2ということです。ナンバ−3は山田君ですね。歌丸の身にもしもの事があったら、「笑点」の司会は喜久蔵が仕切るのです。悪夢のようです。

話が逸れましたが、オリックスと武富士では格が違います。どう考えても「武富士ダンサーズ」は「オリックス・バッファローズ」には勝てません。そういた意味ではオリックスの宮内氏は先輩の武井氏を乗り越え、より大規模になったもんだと言えるでしょう。武井氏は金儲けのためには手段を選ばなかったかもしれません。しかし宮内氏は金儲けのために最適な手段を選択することが出来ました。武富士において暴力団との関係が取りざたされるのであれば、宮内氏は国内最大の暴力団が作っている規制改革・民間開放推進会議の議長です。

とはいっても宮内氏が物理的な暴力と無縁であるかどうかは僕の知るところではありません。宮内氏が傷つけられたとする「名誉」なるものも理解し難い概念であります。宮内氏は「名」を捨てて「実」を取る人物です。実際、商売のためには「人倫」にもとるような主張もあえて公言することを辞さない、商人道に徹したところがあります。まさにブルジョア的道徳の「規制」を「改革」し、持てる者の暴力を「開放」する「規制緩和論者の旗手」であるわけです。それが今になって急に「名誉」を傷つけられたと言われても困惑しますね。なにしろ宮内氏の「名誉」を「傷つけ」てきたのは氏自身なんですから。しかしながら君子は都合により豹変します。今回の提訴によって宮内氏が批判されることを許容しないだけの矜持を備えていることだけでなく、意外や意外「名誉」を重んずる「紳士」であり、かつまた「引き続き連載記事で追及」されることや他のジャーナリズムからのフォローを恐れていることが理解できます。これ以上書かれるとヤバいわけですね。

おりしも靖国のA級戦犯追放及び非宗教家国家護持案の浮上に見られるように、日本はクリーンなナショナリズムによる清潔な抑圧体制に向かって、比較的(あくまで「比較的」ですが)人相の良い首相(まだですが)を中心に体制を変更していく過程であり、支配ブロックの利益確保の道筋をつけた宮内氏は、そのダーティな側面を暴露されることによって「用済み」になる可能性があります。彼は今まさに、自ら定義した一握りの「支配エリート」の小指のあたりにでも、自分の能力によって留まることが出来るかどうかの瀬戸際なのです。なにしろ彼は「自分の明日の命も分からないん」ですから、「アサーズ」の仲間入りをしたとしても命があるだけ儲け物です。まあそうなったら、僕は優しいですから、いらっしゃい、段ボール、あげますよ。缶コーヒーのやつだが。戦え宮富士、共産主義の魔手から日本を守るんだ!
posted by 珍風 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月06日

これがあなたの御主人様

とはいえ一方ではキッタネー「A級戦犯」を洗い流してクリーンにしようぜ、ついでにウサンクセー「宗教」もなしにして汚れた「過去」とはおさらばさ、という人もいますが、そうはいかねぇ、今でこそ可愛らしくロリロリで売っているようだが、おいらはお前の「過去」をちゃあんと知っているんだぜぇ、って誰の話だ。だいたいコイツはちっとも可愛くなんかないぞ。

麻生外相、靖国神社の「国営化」提案
 麻生太郎外相が9月の自民党総裁選に向けまとめた靖国神社問題の解決策に関する私案が5日、明らかになった。宗教法人である靖国神社の自発的解散を前提に、設置法を制定し特殊法人「国立追悼施設靖国社(招魂社)」に移行、実質的に国営化するのが柱。慰霊対象は「設置法を論じる国会が論議を尽くした上、決断すべきもの」とし、A級戦犯の事実上の「分祀(ぶんし)」に道を開いている。天皇や首相の靖国参拝の環境整備が狙いで、外国首脳の参拝も可能としている。麻生氏は8日にも記者会見し、公表する。
 麻生氏は私案で自らの参拝には言及していないが、靖国神社をめぐる問題点を指摘したことで、首相に就任しても現状では在任中の参拝を自粛する意向だ。私案は総裁選で先行する安倍晋三官房長官らとの「違い」や中韓両国との関係改善への意欲をアピールする狙いがある。
 私案は靖国神社の歴史的経緯に触れ「代替施設はあり得ない」と強調。戦後、宗教法人となったことが政治問題化した背景にあると指摘し、再び「国営化」する必要があると主張している。
 具体的には、靖国神社が任意解散手続きをとり、いったん財団法人などの形態にした上で、最終的には特殊法人化することを提案。祭式は非宗教的にする。
 また全国の護国神社は特殊法人「靖国社」の支部に変更、「靖国社」の財源として、シベリア抑留者らに慰労金贈呈事業などを行ってきた独立行政法人「平和祈念事業特別基金」の国庫返納分の活用を挙げている。
 靖国神社にある戦時中の兵器などの展示施設「遊就館」については、展示品の性質を考慮し、防衛庁に管理と運営を移すべきだとしている。
日刊スポーツ[2006年8月5日21時11分]


「靖国神社問題の解決策」というか、昔から時々出て来る「国家護持」案の蒸し返しに過ぎませんが、「靖国社」などと「神」の字を外したからといっても、「社」とは神の取り付く「屋代」であって、この一文字で神道の「神社」を意味しますから、宗教性を払拭することは出来ません。「招魂社」なる昔の名前を持ち出して来ても何にもならないのです。死後に「魂」なるものが死体とは別個の存在としてあっちへ行ったりこっちへ行ったり、どっかに取り付いたり東京に来たり、恋人に逢いに来たり敵を攻撃しに行ったり、天国や地獄やなんかに赴く、というのはいずれもよくある迷信であり、制度化された宗教において大衆管理の手法としてこの「魂」の「救済」などがよく利用されているところですが、もちろん誰かの「魂」などというものがそこら辺をうろうろしているなどという事実はなく、死者の「魂」を取り扱うと称する行為は宗教的虚構であります。そんなことをする施設がその宗教的性格を否定するなど到底無理な相談で、上辺だけ「祭式は非宗教的に」したところで、儀式がラフな宗教ってことにしかならないでしょ。

これは憲法違反ですが、「戦没者」の「魂」に「尊崇の念」を捧げる「国営」施設は、国家自体が自ら宗教団体として国民=信者を支配するためには必要不可欠です。もちろん戦争を行う際にはまさに「即戦力」となりうる国民を育成するために学校や地域で行われる国家規模での精神的軍事教練の中心として、いわば「皇軍精神注入施設」として機能しますが、この場合の「宗教」には立派な教義体系など必要はありません。むしろ迷信を心理的暴力として配置することが重要で、これは以下において「事件」として提示されたモデルを国家規模に拡大するものとなります。

<大阪連続監禁>被害女性計6人に 脅し文句で呪縛”も
 大阪府茨木市のマンションなどでの女性連続監禁事件で、無職、村本卓也容疑者(42)=逮捕監禁、傷害容疑で逮捕=が96年ごろにも別の若い女性を数カ月、自宅マンションに監禁するなど、被害女性は捜査本部が認知しているだけで、この10年で既に6人に上ることが5日、府警捜査本部の調べで分かった。
 新たに判明した96年ごろの事件は、被害者本人が捜査本部に申告。調べでは、この女性は茨木市のマンションの部屋に監禁され、村本容疑者が「お前には霊がついている。言うことを聞かないと、このままでは大変なことになる」などと脅していた。
 また、昨年春の事件の被害女性は20代で、村本容疑者が出会い系サイトを通じ、3月ごろに誘い出していたことが判明。約2カ月間、ホテルを転々とした後、茨木市の自宅マンションに連れ込もうとしたが女性が抵抗。女性が家族に居場所を伝えたため、同5月に和歌山県内で無事保護された。女性は保護された当初、「(村本容疑者と)一緒にいたい。ついていく」と離れたがらなかったため、警察は事件として捜査しなかった。女性は後に「あの人が怖くて本当のことを言い出せなかった」と告白している。
 村本容疑者は、女性が和歌山県で保護された直後の昨年5月21日、大阪市内のお見合いパーティーに参加。そこで知り合った大阪府内の会社員の女性(24)を今年2月6日から茨木市のマンションに約5カ月監禁し、女性は先月、衰弱死寸前で保護された。女性を監禁する欲望が抑えられず、監禁の対象がいなくなると、すぐに次の女性を探して、お見合いパーティーに参加したり、出会い系サイトを利用していたとみられる。
 同府内の女性は「真っ暗な部屋にいた」と証言。村本容疑者は、殴るなどの肉体的な虐待とともに、脅し文句などの言葉も駆使して被害者を“呪縛”し、支配下に置いていたとみられる。【石川隆宣、隅俊之】
(毎日新聞) - 8月5日15時11分更新


村本「御主人様」は変態かもしれませんがものの道理を良くわきまえています。女性を監禁するにあたって物理的暴力とともに「霊」などの宗教的迷信、すなわち心理的暴力を併用した支配を実践しています。情報を制限された「真っ暗な部屋」で繰り返される宗教的脅迫は、傍目には相当に馬鹿げたものに見えても「精神注入棒」などとの連携によって強力な効果を発揮するようです。さすが42歳厄年、だてに年を食ってはいないようですが、一度に支配できるのが1人に限られているのが残念です。やはり自前の「注入棒」の能力の限界はもとより、逃げ出さないように見張っていなければならないのでしょう。国家においては逃亡の困難さの度合いが桁外れに大きくなるのですが、「防犯/防災」を軸とした相互監視システムの構築が欠かせないものとなる所以です。
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2006年08月04日

腐ったミカンのスクリュードライバー

なんだかエラソーなご本を出した(らしい)バカ殿にしてみれば、靖国神社に参拝するのは都合が悪い、しないのも都合が悪い、出来れば話題にしてほしくない、とはいえそうもいかないので、「行け行け」とか「行くなよな」とか言われそうな頃になってから「実はもう済ませました」という、なんだかズルいようなことをやっておりますが、首相になっちゃったらその手は通用せんぞ。

安倍長官の発言要旨 
 安倍晋三官房長官の4日の記者会見での靖国神社参拝に関する発言要旨は次の通り。
 戦没者のために手を合わせ、冥福を祈り尊崇の念を表する気持ちは持ち続けたい。他方、この問題が外交、政治問題化している中で、参拝したか、しないかについて申し上げるつもりはない。問題をさらに拡大すべきではないとの考えだ。
 首相や閣僚でも私人として憲法上の信教の自由が保障されていることは言うまでもなく、参拝は自由だというのが政府答弁。また公式参拝は戦没者の追悼を目的とし、靖国神社本殿で一礼する場合は、憲法違反の疑いはないというのが政府の立場だ。(記帳で)肩書を付したからといって私人の立場を離れたものと考えることはできない。
 小泉純一郎首相が8月15日に参拝するかしないかは、ご自身の判断だ。(首相になった場合でも)私自身の気持ちは今後も持ち続けていきたい。
 (靖国参拝の是非を)自民党総裁選で取り上げるか、殊更訴えるかは各候補者の見識だが、口角泡を飛ばして、自民党の中で議論することなのかという気がする。
岩手日報2006年08月04日


「死ねばみんないい人」ですから、戦没者に石を投げたりする必要は全然ないんですが、考えてみれば「戦没者」といっても特に立派なことをしたわけではありません。戦争に駆り出されて死んだというだけのことですが、それはまあイヤイヤ行った人もいるでしょうし、喜び勇んで出征した人もいるでしょうが、どちらにしろ戦争というのはあまり褒められたことではありません。人が死んでるんですからお茶と同情くらいはしても良いと思いますが、なにも「尊崇」することもないでしょう。戦死というのは特に優れた死に方ではありません。他の死に方に比べて悲惨の度は増すかもしれませんが、だからといって偉くなるわけではないのです。車に轢かれて死んだ人をあまり「尊崇」はしないみたいですよ。そこを「殊更」に「尊崇の念を表する」という場合には、戦死を特別に価値ある死に方と見なすことになります。もちろん戦争なしに戦死するのはちょっと難しいので、戦死に必要不可欠な戦争というものも、人類の活動の中で相当に重んじられるべき、偉大な活動であると判断する、そういう「見識」なわけです。

そんな彼も自分のしでかしたことが「問題」であるという認識はあるようで、参拝の事実については明言を避けています。悪いことは出来ないものですが、こういう際にも「申し上げるつもりはない」なんて威張ってみせるところがまたなんともみっともない。とはいってもそこら辺をはっきり言ってしまえば「問題」が「拡大」する、と言ってるんだから、「参拝してしまいました」と言ってるのと同じですが。

このようにバカ殿は自らが戦争賛美者であり、すきあらば僕たちも「戦没者」という立派な人間になってもらいたいと考えているおせっかいであり、無闇にミサイルなどをぶっ放すどっかの阿呆と立場を同じくする癖に、気が小さくて威張りんぼうであるという性格上の欠点まで全世界に向かって明らかにしています。そんな彼がどっかの阿呆と違うところといえば、専ら戦争を賛美する特殊な宗教の信者であることらしいのですが、そんなはた迷惑な宗教の信者さんが「信教の自由」を盾に取って首相になるつもりらしいのです。これは冗談としても上出来とは言い難いものですが、自民党には無類の冗談好きがごまんといらっしゃるようなので、「まずい冗談を本当にやってしまうという悪質な冗談」をやりかねません。そんな物騒な宗教の信者が首相では、北朝鮮やイスラエルに次ぐ「ならずもの国家」の仲間入りです。

ところでそのアヤシイ宗教では、A級戦犯の分祀は出来ないと言っているようです。言っている人たちは多分その宗教の関係者で、その道の専門でしょうから、出来ないというなら出来ないんでしょう。なんだか分かりませんが混ざっちゃったんでしょうな。スクリュードライバーからミカンだけ取り出せといっても無理でしょう。それはそれで一向に構いませんが、分けられないということは、合祀するや否やアソコに祀られている全員が一人残らず「A級戦犯」となってしまった、皆に戦争指導者の「毒」が回ってしまったのだとも思われます。有名な「腐ったミカン」の比喩で言えば、中身が全て腐り、箱自体もぐずぐずになってしまった腐臭を放つミカン箱といったところです。そういうった恐るべきシロモノに近づき、自分も一緒になってドロドロに腐ってみよう、ついでに世間様にもお裾分けとばかりに腐敗と汚濁をまき散らそうとする人もいるようですが、うちは3年B組ではないので、そういうミカン箱は遠慮なく廃棄することにしていますし、後で後悔するようなカクテルは飲まないようにしているのです。
posted by 珍風 at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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