2008年03月13日

ところで、「子どもポルノ」って字を見ただけで…

アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン MSとヤフーが賛同

児童ポルノの単純所持の違法化や、アニメや漫画、ゲームの表現も「準児童ポルノ」として違法化を目指すキャンペーンの署名受け付けが始まった。マイクロソフトとヤフーが企業として賛同。

 アグネス・チャンさんらが呼び掛け人として、いわゆる児童ポルノに反対する「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンのネット署名受け付けが3月11日始まった。児童ポルノの単純所持の違法化や、アニメや漫画、ゲームなどで児童を性的に描いたものも「準児童ポルノ」として違法化するよう政府・国会に求めていく。キャンペーンにはマイクロソフトとヤフーが企業として賛同した。
 同日、東京・永田町の衆院第2議員会館で開いた記者会見で、アグネス・チャンさんは「子どもへの性的虐待は犯罪。ポルノを持ってもだめ、漫画を買って読んでもいけないと訴えていくべき」と話した。森山真弓元法相は「自民党の小委員会では単純所持は禁止の方向で一致しており、今後具体的に進めていく」とした。

 キャンペーンは、ユニセフ(国連国際児童緊急基金)に国内協力する民間団体・日本ユニセフ協会の大使を務めるアグネス・チャンさんや同協会の東郷良尚副会長、ヤフーの別所直哉最高コンプライアンス責任者ら25人が呼びかけ人として参加。「子どもポルノ問題に関する緊急要望書」への署名を呼びかけ、同協会が取りまとめる。
 緊急要望書では、現行法で違法化されている写真・動画以外にも、漫画やアニメなど「子どもの性を商品として取引するもの」を「子どもポルノ」と定義。インターネットや携帯電話の普及で子どもポルノを取り巻く環境が激変しており、「IT大国・コンテンツ大国である日本国内の現状が放置されているため、日本だけではなく世界の子供達も性的虐待の被害にさらされている」と指摘する。
 その上で現行法で処罰対象となるか否かを問わず「子どもに対する性的虐待を性目的で描写した写真、動画、漫画、アニメーションなどを製造、譲渡、貸与、広告宣伝する行為に反対する」とした。
 具体的には(1)現行法が禁じていない単純所持も違法化・処罰の対象に、(2)被写体が実在するか否かを問わず、児童の性的な姿態や虐待などを写実的に描写したものを「準児童ポルノ」として違法化──するよう、現行法の改正を含めて政府・国会に要望する。
 またメディアやISPらに対しても、「子どもポルノ」に含まれる写真やアニメなどの流布を規制する取り組むよう求めていく。
 署名は専用サイトとFAXなどで受け付ける。具体的な提出先などは決まっていないが、「民意をアピール」するものとして必要に応じて関係機関などに提出するという。「子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」がブラジルで開かれる11月ごろまで活動を続ける考え。
「マイクロソフトとヤフーの協力に感謝」
 呼びかけ人の後藤啓二弁護士によると、「準児童ポルノ」は「アニメ、漫画、ゲームソフトなどと、18歳以上の人が児童を演じるようなビデオなど」。アニメや漫画、ゲームソフトは「写実的なものに限られる。ちょっと漫画で子どもの裸を描いたからといって規制はありえない」という。
 また「18歳以上の人が児童を演じる」については、「子どもと見分けがつかないような、例えばセーラー服を着ているとか」といったもので、「出演者の年齢確認ができないことをもってこうしたものがはんらんしているため」と説明した。ただ、「明らかに児童でない人の場合は対象外になると思う」とした。
 記者会見で、公明党の丸谷佳織衆院議員は、同党内に昨年12月に発足したプロジェクトチームが東京・秋葉原を視察したことなどを話し、「単純所持の違法化については明るい見通しだが、漫画やアニメは現状のままでいいのか。秋葉原の実態を見ながら、議論を深める必要がある」と話した。
 民主党の神本美恵子参院議員は、近く同党内に作業チームを立ち上げ、児童ポルノ問題について具体的な協議を始めると説明。「単純所持の違法化と、架空のものが大きな論点になるだろう。ゲームの中で児童はひどい虐待を受けており、しかも児童は『虐待を受けて良かった』という作りになっている」と批判した。
 呼びかけ人で「ECPAT/ストップ子ども買春の会」の宮本潤子共同代表は「2004年の児童ポルノ法改正時と違うのは、企業や民間が協力してくれること。マイクロソフトとヤフーの賛同には非常に感謝しており、今後具体的な取り組みも話し合っていきたい。企業が法律の強化を求めていることに感謝している」と話した。

ITmedia News 2008年3月11日


たぶんアグネス・チャンさんにはわからないことが沢山あるのではないでしょうか。「日本ユニセフ協会」は単に寄付金の受付をやっていればいいはずのものですが、このような活動は国連国際児童緊急基金の指示によるものなのかどうかもわかりませんし、なにより「日本」の「協会」なのに「大使」が日本にいるというのもヘンです。日本の「大使」の大部分が外国にいるわけで、日本にいる「日本」の「大使」といえば他にはマグマ大使くらいしか思いつきません。そういえばマグマ大使とその「妻」の体格差も謎と言えばナゾでして、しかも餓鬼までいるというんですからわけがわかりませんが、自分は「ユニセフの大使」だと思っているアグネス・チャンさんはその辺のことをどう考えているのか、「徹子の部屋」に出てちょっと話し合ってみた方がいいかも知れません。

とは言うものの僕だって小児性愛のことは趣味の範囲外なのでよく分かっていないので他人様のことはとやかく言えません。問題は複雑です。「児童ポルノ」というものがあるかと思えば「子どもポルノ」というものもあります。どうしてわざわざ別の言葉をこしらえて来るのか理解出来ません。すくなくとも「児童」と「子ども」の外延は全く同じことになっているようです。特に新語を持ち出すとすれば、バカなライターが字数を稼いでいるのではないかという疑いが濃厚であります。「児童」が「子ども」と言い換えられたからといって何かがわかりやすくなったわけでもないのです。

「児童」という語は「児童福祉法」にいう「満18歳に満たない者」を指しますが、「学校教育法」では「小学校の生徒」のことであります。「児」の字は旧字体では上の部分は「臼」であり、頭骸骨の大泉門が閉じていないことを表し、そのような幼い子を表します。「童」は額に入れ墨をした奴隷の意。転じて知的未熟を表し人偏を付けて未成熟の人間を意味するようになりました。一方で「子ども」も同様に未成熟の人間を指しますが、いずれにしてもそれが具体的に何歳までのことであるか、ということになると、これは人間の「成熟」とはほとんど無関係に決定されているようです。

巷間「十三ぱっかり毛十六」などと申しまして、女性の場合は13歳くらいで性器の形もぱっかりと整い、昔はこの頃に初潮を迎えたようです。そうなるともう立派な「産む機械」というわけで、大人の仲間入り、ということになったわけです。関西の方ではこの年になる娘に晴れ着を着せて親類や取引先に挨拶して回ったそうです。これは結婚を意識したデモンストレーションです。そのせいかどうか、日本では性交同意年齢は13歳ということになっておりまして、性的主体性が確認されるようになっていますが、なんだか娘を売りに出す親の都合という感じがしないでもない。

で、16歳というと現代の日本では女性の婚姻年齢です。女性の16歳のことを「破瓜」といいまして、これは「瓜」という字を分解すると「八」と「八」になる。8+8=16であります。ところがこの「破瓜」という言葉がいつの間にか処女喪失を表すことになりました。一説によると16歳頃にそういうことになる女の子が多いとか。しかしこれはあまり説得力のある話しではありません。13歳になったらいつ結婚してもいいという心構えを持たされるわけですから、3年もボーッと過ごしているとは考えにくい。むしろ「瓜」が女性器の象徴だと思って「破瓜」という字面から誤解したもんでしょう。

このように昔の習慣では女性は13歳でカラダはもう大人だぜ、男性は2年くらい遅れるということで15歳になりますが、その歳で男性は元服ということになります。下々の民は褌祝をします。男の子はこの年に初めて褌を締め、セックスを教わります。だいぶ昔は母親が相手をして教えていたそうですが、後には母方のオバサンなんかに教えてもらうようになっていったそうです。こういうことを「おおらか」というのか、みんながみんなセックス・マシーンたることを強要されていたというのか、何だかわかりませんが、とにかくかつては成人年齢は今よりも早かったのです。

これが18歳に引き上げられたわけですが、これにはあまり根拠はないようです。民法上の成年は20歳ですが、アメリカでは18歳を成人としますから、学制および「児童福祉法」はこれに合わせたものと考えられます。もっともアメリカでは高等学校までを義務教育としている州がありますが、日本の義務教育は15歳までであり、15歳になったら一人前に働く、ということもあったんですから、18歳というタイミングには何の裏付けもありません。

そこでこの15歳から18歳までの間というのが実にビミョーなお年頃です。第二次性徴を迎えた人間を「児童」として小学生なんかと同列に扱うのもなんだかおかしいようですが、更に15歳を過ぎた連中まで幼稚園児と同じ「児童」の範疇に入れるのはいかがなものかという気がします。しかし「児童」という範疇そのものが身体と心理の成熟とは無関係に境界線が設定されているのですから仕方がありません。後藤啓二弁護士によると「セーラー服を着て」いれば「子ども」なのであり、逆に言えば「児童」に当たるかどうかは「何を着ているか」によって決定されるとのことですが、そうなってしまうのも当然です。「児童」とは記号なのです。

したがって「ゲームの中で児童はひどい虐待を受けており」などと言い出す人がいるのも不思議ではありません。ゲームの中の「児童」は現実に存在する女の子ではないのですが、もはや議論は「現実の女の子」のことなど念頭に置いていません。ゲームやマンガを規制しても現実に「ひどい虐待」を受けている女の子は1人も助けることが出来ないのですが、ターゲットはそんなところにはないのです。「児童ポルノ」が「はんらん」しているのであればそれだけ、「所持者」と「虐待に関わる人」を結ぶ線は薄くなってゆくのですが、そういうことも無関係です。性的虐待の防止は目的ではありません。実写から描いたものへ、制作から所持へ、という流れは、可能な限り頭の中での構想そのもの、欲望そのものに近づいているのです。

セックスなどというものはどうもあんまり良くないものらしいのですから、「ポルノ」は常に人の心の蟻の一穴であり続けています。そういえば共産党もその辺熱心だったよな。もちろん公明党、アグネス・チャンさんも「幹部」を務めているらしい創価学会なんかは他人の欲望を強奪してご飯を食べているようなもんだし、お友達が総裁を務めていた自民/民主党に至っては人の欲望をなびかせる魅力に欠ける分、常にそれを「虐待」することを考えています。もっとも国民が「虐待を受けて良かった」と思うかどうかは保障の限りではありません。ところが世の中には奇特な人もいまして、吾妻ひでおさんなんかはその昔、アグネス・チャンさんのおっぱいミサイルで「虐待」されたいようでしたが。「やけくそ天使」で盛大な「ぶっかけ」をかました「元祖」吾妻さんも、最近のインタビューではアグネスさんの名前は出てきませんでしたな。林寛子には言及してましたが。


posted by 珍風 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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