2008年10月12日

ヤラセてくれないガイジンは死刑!

ボケ老人のボケによれば「日本はずいぶん内向きな、単一民族といいますか、世界とのあれがないものだから内向きになりがち。まず国を開くというか、日本人が心を開かなければならない。」というご立派なご高説でありますが、「世界とのアレ」てえとやっぱりあの「アレ」ですか?それともこれ?

JNTO国際観光白書08 日本の外客数は世界28位

日本の外国人訪問客数は世界で28位−。日本政府観光局(JNTO)は10月3日、「JNTO国際観光白書2008」を発行した。白書では07年の世界の国際観光客数が前年比6・6%増の9億330万人に拡大していることや、07年の訪日外客数835万人が、世界の28位に位置することなど、日本と世界の国際観光の現状を紹介している。
外国人訪問者数で、日本の順位は前年の30位から2位上昇し、初めて20位台にくい込んだ。1つ上の27位はスイスの845万人、1つ下の29位はアイルランドの800万人(06年の統計を利用)だった。
 1位はフランスの8190万人。以下、スペイン、米国、中国、イタリアの上位5カ国の順位は変わらない。このなかでは、中国の伸びが顕著で04年にはイタリアを抜き、07年は米国に迫っている。
 そのほか上位では外国人の観光に制限のあるサウジアラビアが来訪者を伸ばしている。世界の聖地を訪れる巡礼者に加え、就労者や商用での訪問も増えており、07年は1153万人が訪れ、世界では21位につける。
 白書ではこうしたデータに加え、ビジット・ジャパン・キャンペーンの現状や、訪日有望市場として世界の15カ国・地域の経済や社会状況、外国旅行の動向などを紹介している。
 また、訪日旅行者の旅行動機など、独自の調査結果なども併せて掲載している。
 白書はA5判456ページ。価格は4000円。政府刊行物センターのほか、一般の書店でも注文できる。
 購入の問い合わせは、国際観光サービスセンターрO3−6902−5081まで。

2008年10月3日 トラベルニュース


日本は28位、29位はアイルランド、たしか30位がシンガポールだと思いましたが、要するにこれって「外国人が来たくないような国」ってことですね。シンガポールについては僕は以前出来る限り賞賛しておいたつもりですが、そういえば僕だってあんなとこ行きたくないですよ。アイルランドは、どうですか、ちょっと観光で行く感じじゃないですね。

ガイジンが別に日本に行きたいと思っていないようなのですから、仕方ありません。対するに日本側の受け入れ態勢も整ってはいないようです。

外国人旅行者:ホテル・旅館4割、泊めません 「外国語対応できない」−−総務省調査

 ◇観光庁できたのに
 全国のホテルや旅館のうち約4割が外国からの旅行者を受け入れておらず、うち約7割が今後も受け入れを望んでいないことが9日、総務省の調査で分かった。政府は外国人旅行者を10年までに1000万人にする「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を展開し、1日には国土交通省の外局として観光庁を発足させたが、受け皿となる民間との温度差が浮き彫りになった。

 調査は4〜5月、全国のホテルや旅館計1万6113施設を対象に郵送で実施。7068施設から回答があった(回答率43・9%)。

 外国人旅行者を受け入れていない宿泊施設は全体の37・8%。うち72・3%が「今後も受け入れたくない」と回答した。外国人旅行者を受け入れていない30室未満の小規模な施設で、73・9%が「今後も受け入れたくない」と答えたほか、100室以上の大規模な施設でも同様に44・2%に上った。

 拒否の理由を複数回答で尋ねたところ、「外国語対応ができない」が75・7%で最多。次いで「施設が外国人旅行者向きでない」71・8%、「問題が起きたときの対応が不安」63・4%、「精算方法に不安」22・2%などが上位を占めた。

 総務省は来年にも、国交省や観光庁などに対応策をとるよう勧告する。【石川貴教】

毎日新聞 2008年10月10日 東京朝刊


ネックは「外国語対応」であります。しかし日本人の英語習得に対する意欲は弱いものではありません。それどころかそれはいいカモになっているのであり、英語が喋れるようになりたい日本人の皆さんはあるいは「わに」のようにウサギに騙され、あるいはゲートウェイで足止めをくらい、などと踏んだり蹴ったり、マゾヒストの楽園、悦楽の境地にたゆたうが如しであります。

もっとも、日本人が英語を習うのも、なにも月20万に満たない給料で1日16時間も働かされ、しかたなく勤務時間外の「接客」が半ば常識化している職場で働こうというのが目的ではありません。どちらかというとそういう目に遭わないために英語を勉強しようと思っているんですから、宿泊施設の「外国語対応」は今後ともその充実を期待する事は出来ないでしょう。もっとも合法不法を問わず日本で生活している日本人は沢山いますし、そういう人たちの中には母国語の他に英語くらいなんとかなっている人は多いものです。もっともそういう人たちを旅館で雇う気があればですが。

「内向き」なのは日本が「単一民族」であるからではなく、日本が「単一民族国家」になろうとしているからです。といっても別に少数民族を皆殺しにしようというのではありません。日本における「単一民族」は専ら文化的に定義されます。それは「単一文化」ってことであって、「単一民族論」は「単一文化志向」の根拠として援用されるフィクションであり、その「志向」は、ある特定の態度が「日本人ならあたりまえ」だったり、更には「日本で生活する以上はあたりまえ」という同調圧力として表現されます。

もっともこれが「大和民族」の中においてももちっとも「あたりまえ」でないことが、何かといえば「あたりまえ」だと主張されることによって暴露されながら行なわれるのですからたまったものではありませんが、事が文化的同質性に基づいている以上、「あたりまえ」は「あたりまえ」であってクラッカーであって、あんかけの時次郎がそんなに強くないのに「強い」のが「あたりまえ」であるような、デタラメを有無を言わさず飲み込ませるようなものなんだも。

そういう説明不可能な「あたりまえ」ですから、「世界とのアレ」ってのは非ッ常に厳し〜ものがあります。ほとんどそれは無理というものです。たとえば10月10日は目の日です。しかし「世界」では「死刑廃止デー」なのです。「ガイジンとセックス」、いや「世界とアレ」するためには、死刑存置国たる日本としてはこの機会に「世界」に向けて一言いってやるくらいでなくてはいけません。

ところが例年、東京新聞以外はこれを無視しているのが現状です。そこで「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」は今回一計を案じ、確定死刑囚にアンケートを行ってネタを提供し、マスゴミに載せる事に成功しました。

死刑囚にアンケート調査、半数以上が「治療・投薬受けている」

 刑が確定した死刑囚の健康状態や面会の状況などについて、市民団体が行ったアンケート調査結果が、11日、東京・西新宿で開かれた集会で報告された。

 「何らかの治療・投薬を受けている」と答えた死刑囚が回答者の半数を超えた。
 調査は、7月から9月にかけ、「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」が実施。拘置中だった死刑囚105人に協力を依頼し、回答があった74人の調査結果を公表した。治療や投薬を受けているとした死刑囚が51人。また、43人が再審請求しており、18人が「今後請求する予定」と答えた。
 36人が教誨(きょうかい)を受け、「(家族や弁護士などと)面会がある」は58人、「文通がある」は70人。一方、面会、文通共にない死刑囚も3人いた。
 集会では、死刑囚からのメッセージも読み上げられた。「被害者や遺族の方々のことを考え、再審請求を取り下げました。執行を待つ時間に何かできることがあればと考えつつ生活しております」という内容や、「何を今更と思うかもしれないですが、もう一度最後のチャンスが欲しいです」と訴えるものもあった。

2008年10月11日 読売新聞


調査対象は105人。回収できたのは77人。うち3人が死刑執行されたなどで集計対象からはずれています。従って母数は74であり、51人の「病人」は「半分以上」どころか68.9%、およそ7割です。病院1件借りてきて全員そこに収容した方が早いようです。霊安室とかもあるし。組織的殺害はきわめて「医学的」な営為であり得ます。

そして再審請求中と請求予定者が74人のうち61人。実に8割以上です。105人に対しても6割近い人が全く納得いかない状態で殺されようとしています。「反省」とか「謝罪」どころの騒ぎではありませんが、だからこそ「いい気味」だと思う人もいるでしょう。

実際、「反省」とか「武士道」とかいうのは一部の「遺族」などが、曇ったアタマでしかしそれなりに考えた死刑存置の根拠だったりするのですが、日本における死刑存置の「世論」はとてもそこまで考えていません。てゆうか何も考えていません。死刑存置を支持する論理的根拠は破綻しており、それを支えているのは「感情」だけなのは明らかです。もっともこの「感情」も、「被害者遺族」への安易な「同情」を「あたりまえ」とする圧力によるんですが。そのかわり「遺族」のほうも、そういった安易な「同情」に乗ってはしゃぎ回る「弁護士」のような人に対して「お前らに何がわかる!」とか言って殴り掛かったりしてはいけないのです。

日本にはこのように「こまやかな」感情のマネジメントとゆうか、そーゆーものが作用しているんですが、それは極めて暴力的な「内向きの排他主義」を伴うもので、ともするとレッキとした「大和民族」であっても「単一民族」からは仲間はずれにされかねません。「非国民」だとか言ってガイジン扱いにされちゃう。僕はとっくに大和民族は遠慮してトマト民族で我慢していますが、そんなに赤いわけじゃありません。しかしどういうわけかトマト銀行は大丈夫そうですが大和生命は破綻しましたね。全然関係ありませんが。

そういうわけで死刑存置に関しては「世界」に向かって満足な説明など行なえないので、ガイジンとセックスもあきらめるしかありませんが、一方そのころ東京新聞では外国人訪問客数1位のフランス大使とEUにインタビューをしておりまして、さらっとヴィクトル・ユーゴーなんかが出てくるのがやっぱりおフランスでシェーであります。観光客誘致の要諦は「文化」であって、そりゃ日本にも「文化」くらいあるけど。観光客の多い上位国、つまり1位フランス2位スペイン3位アメリカ4位中国5位イタリア、これみんな「革命」のあった国でしょ。国内での衝突を通じて文化的同質性としての「民族」が決して所与のものでないことを前提に「世界とのアレ」が出来るとこが魅力です。ユーゴーの娘がイザベル・アジャーニみたいでも「アレ」させてくれないんならキョーミないやね。


posted by 珍風 at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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