2008年10月24日

ラブレスホテルの経営

まずは一口に「ホテル」といってもピンキリであって、日教組の教研集会の件で不様な姿をさらしたプリンスホテルなどは名前こそ知られているものの三流で通っているわけですが、それにしてもあれが「毛」だったとは知りませんでした。してみるとプリンスあたりはさしずめ毛が三本足りない組ですか。

鳩山総務相:ホテルのバー「喫茶店に毛が生えたような話」 麻生首相を擁護

 鳩山邦夫総務相=似顔絵=は24日午前の閣議後会見で、麻生太郎首相が東京都内の有名ホテルのバーなどに連夜出かけていることについて「場所は庶民的な場所ではないかもしれないが、高級料亭ですごいお金を使うような話ではない。喫茶店でお茶を飲むのに毛が生えたような話ではないか」と述べた。
 首相と数回同席したという鳩山総務相は「(首相は)一日の最後に葉巻を吸われ、酒もほんの少ししか飲まない。非常に地味で、私はいつもフライドポテトくらいしか食べさせてもらっていない」と強調した。【石川貴教】

2008年10月24日 毎日新聞


この人の話しは例によって難解です。「喫茶店に毛が生える」と「バー」になるのか「ホテル」になるのか「ホテルのバー」になるのかよくわかりません。事次第によっては「ホテル」というのは「喫茶店」すなわち料飲部門に「毛」つまり宿泊がついたようなものである、とすると宿泊客は「毛」にしがみついているケジラミみたいなもんですか。

鳩山さんがいくらする「フライドポテト」を食べさせてもらったのか、「庶民的」を地でいく僕などには想像もつかないわけですが、僕としてはお酒とか葉巻とかバーも嫌いではありません。もちろんそれも値段によるわけですが、毎日となるとちょっとキツイかな。そういう派手なことは無理だな。毎日喫茶店に行くのも難しい。これは僕だけじゃなくてみんなポットとかを持っていてそれに飲み物を入れている、つうのが「庶民的」かもしれません。それにいくら忙しいからといって毎日葉巻をくゆらしたり、密談したりというのも必要でしょうが、早めに帰って勉強しようとかそういうのはないんですかね。

アホ太郎にはないらしい。で、いつも頓珍漢な邦ちゃんはお兄ちゃんに怒られちゃう。

「弟は庶民感覚とずれている」=首相擁護発言で鳩山氏

 「お茶に毛が生えると、何でアルコールになるのか。そのような発想は庶民感覚からずれている」。民主党の鳩山由紀夫幹事長は24日の記者会見で、弟の鳩山邦夫総務相が麻生太郎首相のバー通いを「喫茶店でのお茶に毛が生えたような話」と擁護したことを問われ、やんわりと批判した。
 鳩山氏は、首相の夜の習慣について「超高級な雰囲気のバーで飲むのは、庶民感覚では決して安いと思えない。それを安いと思う首相は、スーパーに行ってパフォーマンスをすべきでない」と強調。総務相の発言についても「弟が庶民感覚から外れると兄貴もそう思われる。弟には発言を慎んでもらわないと、兄貴のわたしが迷惑する」とたしなめた。 (了)


2008年10月24日 時事


「お茶に毛が生えるとアルコールになる」という発想は「庶民」じゃなくてもなかなかしませんし、思いついても言いません。やっぱ自分が大事だから。弟さんは「庶民感覚から外れ」てるんじゃなくて常識から外れてるだけです。だからあまり心配しなくても、今更どうにもなりません。もっとも鳩山さんちが「庶民感覚から外れ」てるのは常識から外れなくても常識です。

閣僚資産公開:平均1億4128万円 首相は4億5千万円

 政府は24日、麻生太郎首相と閣僚17人の資産を公開した。生計を共にする家族分を合わせた資産の平均は1億4128万円で、昨年10月に公開された福田内閣発足時の1億1695万円を2433万円上回った。本人だけの資産平均は1億1829万円。麻生首相は18人中2番目に多い4億5548万円で、不動産価格を実勢価格ではなく固定資産税課税評価基準額にして比較した場合、93年に資産公開した細川護熙首相(当時)に次いで歴代で2番目に資産の多い首相となった。
 麻生首相は、東京都渋谷区と地元・福岡県飯塚市に所有する自宅など不動産が4億1503万円と大半を占めた。親族が経営する企業や地元・福岡県に本社を置く九州電力などの株式約36万株も保有している。
 最も資産の多い閣僚は、鳩山邦夫総務相の7億6460万円。東京都文京区や長野県軽井沢町などに多額の不動産を所有するほか、定期預金は1億4050万円、株式約415万株を保有するなど資産家ぶりが際立つ。
 首相を含めて1億円を超えたのは5人。舛添要一厚生労働相(3億6149万円)▽与謝野馨経済財政担当相(1億4160万円)▽二階俊博経済産業相(1億2355万円)の3人が家族名義分の資産も含めて1億円以上だった。
 官房副長官3人と副大臣22人の資産も公開され、家族分を合わせた平均額は4398万円。1億円以上が3人、1000万円未満が5人だった。
 一方、8月1日から麻生内閣の発足まで続いた福田改造内閣の閣僚17人と福田康夫前首相の資産も同時に公開された。家族を含む平均資産額は9961万円だった。
 資産総額は土地、建物、預貯金、有価証券(株式を除く)の価格を合計して算出したが、公開された土地と建物の価格は固定資産税課税評価基準額。預貯金に普通・当座預金は含まれていない。このため公開された資産額は、実際に所有する資産額とかけ離れている。【白戸圭一】

2008年10月24日 毎日新聞


「実際に所有する資産額とかけ離れている」んだそうですが、4億とか7億とかという数字がもう大層なもんだからなんだか分かりませんが、それにしても浜田さんが1300万ってのはあり得ない数字ではあります。

世襲議員、資産にばらつき  セレブ内閣、最大50倍の差

 24日の閣僚資産公開では、麻生内閣の3分の2を占める世襲議員の12閣僚の資産額に大きな差があった。トップの鳩山邦夫総務相は最少の浜田靖一防衛相の50倍以上。「地盤・看板」を国会議員の父親や親族から引き継ぎ、“物心両面”で有利とされる2、3世の閣僚も実際の懐事情にはばらつきが出た。
 家族分を含めた土地・建物(課税標準額)、預貯金、有価証券(株式除く)を合計した総資産でみると、鳩山一郎元首相を祖父、威一郎元外相を父に持つ鳩山氏は約7億6400万円と断トツの1位。土地・建物で約5億3700万円を占め、預金、国債などは2億円を超える。
 吉田茂元首相の孫で、実業家だったことでも知られる麻生氏が約4億5500万円と続いた。
 次いで中曽根康弘元首相の長男中曽根弘文外相が約9000万円。世襲議員の閣僚の資産平均約1億4900万円は下回っており、「有数のセレブ」(自民党議員)とされる鳩山、麻生両氏が大幅に平均を押し上げた形だ。
 最も少なかったのは、「ハマコー」の愛称で知られる浜田幸一元衆院議員の長男浜田氏。千葉県木更津市などの土地・建物と定期預金の合計は約1300万円。

2008年10月24日 共同


「庶民感覚」だと浜田さんの場合この何倍かあってもおかしくはないようですが、鳩山さんちは武士の家柄で明治8年に開成学校を卒業してアメリカに留学して衆院議長もやった鳩山和夫さんから数えて4代目。中曽根さんのお爺さんはでかい材木屋、一方の浜田靖一さんのお父さんは木更津のダニでやっと2代目ですから、差は歴然です。要するに政治家というのは代々長くやってれば資産が出来るというわけですから浜田さんちはこれからですが、お金があるから政治家になれる、という事情もあるわけで、家の餓鬼なんかよりは極めて有利である事を肝に銘じて頂きたいものであります。要するにスパイラル、はっきり言えば悪循環。

で、ホテルというのはケジラミ、じゃなかったダニ、てゆうかそーゆー人の頻繁にご利用なされるところでありますからして、ホテルを経営しているとそういう方面とのコネクションも出来る、出来なくてもホテルを経営しているというだけで何にも知らない人には結構な脅しになったりします。もっとも実際に社会のダニが群れ集まるホテルというのはごく一部の一流どころに限られたりしますから、実際にホテル経営なんてのはあんまり儲からなくて面白くないかも知れません。

京品ホテルというのは創業が1871年だといいますから明治3年。鳩山和夫さんが開成学校に通っていたかもしれないという頃ですから老舗中の老舗であります。品川駅前で非常に目立つ建物は1930年のもの。「あの有名人も常連」てゆうから誰かと思ったら横田夫妻とかペナルティーのワッキーなんですから、これは掛け値なしの「地味」であります。どこに出しても恥ずかしくない「地味」です。「お坊ちゃん感覚」では理解できないほど「地味」です。

これは褒めてるんですが、このホテル、社長の小林誠さんが例によってバブル期にいろいろ手を出して負債を抱え、本業のホテルをリーマン・ブラザーズ系サンライズファイナンスに叩き売るという、ここまではまあよくある話し。従業員は首を切られてシダックスとかに勤める、なんてのが通常。ところがここのホテルの従業員は違った。東京ユニオンに入って現在東京ユニオン京品ホテル支部が自主営業中なんですね。

これには京品ホテル自体の業績が、まあ2年くらい黒字を出していたということもあるでしょう。立地は極めて良好ですし、ホテルだけなら何とかやっていけるかも知れません。もっとも大目に吹っかけて60億円という負債をどうするかという問題がありますが、小林さんがホテルを売っちゃうのはしょうがないとして、廃業して「がらんどうで渡す」というのはいかがなものか。従業員込みでホテル丸ごとどっかに渡して営業は続けてもらう、という手もあったわけで、そういうワケにいかなかったのか、とかそういう方向での努力があったのかというところも気になります。何といっても黒字だし、今どき黒字のホテルは貴重だ。

もっとも組合側に勝算があるかどうかはなんともわかりません。心細いような気もします。10月中に明け渡さないと違約金がどうのこうのといっていますから、最悪の場合かなり暴力的な事態も想定されます。しかし、ホテルがファンドの手に渡ったら、まず間違いなくあの建物は潰して、何か下らないものが出来るんでしょう。バカ高い、しかしアホ太郎なんかは行かないような下品な飲食店の入ったビルとか。そんなのよりも少なくとも現状(組合のノボリとかも含めて)の方が好ましい。確かに壊すにゃ惜しい建物ですが、壊されるくらいなら壊れるまで戦ってもいいんじゃないでしょうか。


posted by 珍風 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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