2008年11月13日

勲一等旭日大綬章で田舎者が大威張り

「厚労省叩きは異常」とトヨタ奥田氏 報復でスポンサー降りる?

 トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた政府の有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、年金記録問題などで厚労省に対する批判的な報道が相次いでいることについて、「朝から晩まで厚労省を批判している。あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」とメディアへの不満をあらわにした。
 奥田氏は同懇談会の座長を務めているが、会合の最後になって突然「個人的な意見だが、本当に腹が立っている」と厚労省に関する報道への不満を切り出し、こうした番組などからのスポンサー離れが「現実に起こっている」と述べた。
 懇談会メンバーの浅野史郎・前宮城県知事が「マスコミは批判するために存在している。事実に反することを言われたら、スポンサーを降りるというのは言い過ぎだ」ととりなしたが、奥田氏は「(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが、本当はやり方がある」と収まらない様子だった。
 懇談会後、奥田氏は記者団に対し「批判はいいが、毎日、朝から晩までやられたら国民だって洗脳されてしまう。改革はしなければいけないが、厚労省はたたかれすぎだ」と語った。

2008年11月13日 産経新聞


首相官邸のHPによれば

厚生労働行政の在り方に関する懇談会の開催について

平成20年8月7日
内閣官房長官決裁

1.設置の趣旨及び検討事項
国民生活に身近な厚生労働行政について、国民の目線に立った行政を推進し、国民の理解を得、信頼を回復することが急務であることから、「社会保障の機能強化のための緊急対策~5つの安心プラン~」の一環として、厚生労働行政全般を総点検し、その在り方を検討し、再構築を図ることとし、有識者の参加を得つつ、「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」(以下「懇談会」という。)を開催する。

2.構成
(1)懇談会は、内閣官房長官及び厚生労働大臣並びに別紙に掲げる有識者により構成し、内閣官房長官が開催する。
(2)内閣官房長官は、別紙に掲げる有識者の中から、会議の座長を依頼する。
(3)懇談会は、必要に応じ、構成員以外の関係者の出席を求めることができる。

3.運営
懇談会の庶務は、内閣官房において処理する。

4.その他
この開催要綱に定めるもののほか、懇談会の運営に必要な事項は、座長が別途定める。


厚生労働行政の在り方に関する懇談会 構成員

    朝倉 敏夫 読売新聞東京本社専務取締役・論説委員長
    浅野 史郎 慶應義塾大学教授、前宮城県知事
    岩男寿美子 慶應義塾大学名誉教授
    大熊由紀子 国際医療福祉大学大学院教授、元朝日新聞論説委員
(座長)奥田  碩 トヨタ自動車株式会社取締役相談役
    高山 憲之 一橋大学教授
    テリー伊藤 演出家
    土居 丈朗 慶應義塾大学准教授
    松浦 稔明 坂出市長
    薬師寺泰蔵 慶應義塾大学客員教授


まあ、こう言ってはナンですが、座長が奥田さんなのですからよりによって厚生労働行政において「国民の目線に立った行政を推進」するという目的は最初から放棄されたようなものです。そのうえ当の奥田さんがこんなことを言ってしまったんですから、とりあえずトヨタがスポンサーについている番組は「国民の理解を得、信頼を回復する」ために批判を差し控え、批判すべき事柄は隠蔽し、ウソでも何でも都合の良いことばかり「報道」することになるわけです。

これは一種の親切というものではないでしょうか。「客観的」を装われるよりもなんぼかマシというものでしょう。トヨタがスポンサーについていたら、その番組は虚偽の情報を流しているのです。大変に分かりやすくて好都合です。そんなものは観なければ良いのですから簡単なことです。万が一うっかり観てしまっても、トヨタのCMが流れてくれば「なんだウソだったのか」と安心できる。これでTVも「安心・安全」です。

ついでに政府を批判する番組から離れたスポンサーってのがどことどこなのか、教えてもらいたいものです。そういうスポンサーがついている番組もトヨタ提供番組と同様に判断しなければなりませんので是非とも知りたいものです。浅野さんはとりなしたりしていないで奥田さんにどんどん喋らせておいた方が良かったのではないでしょうか。

一方で奥田さんは「ああいう番組に出てくるスポンサーは大きな会社ではない。地方の中小とかパチンコとか」と述べ、気骨のある番組は腐れ大企業の提供を受けずに頑張っていることを指摘しています。奥田さんがバカにしている「地方の中小」を支援し、パチンコ屋に通いましょう。パチンコを打って負ければ負けるほど世の中のためになると思えば、ちょっとは気分も違うと思います。勝った時に1ヶ月分のカップ麺などに換えておけば大丈夫、喰うには困りません。

こんな奥田さんだからこそ、渡邉恒雄さんやなんかと一緒に旭日大綬賞かなんか貰っているわけですが、なるほど時々叙勲を辞退する人がいるわけです。奥田さんと同類と観られたり、あまつさえ同類の下位と看做されたりするのも口惜しいでしょうし、同類の上位と思われるのはもっとイヤでしょう。

受勲を辞退すると「辞退者名簿」に載せてもらえて、3年間は授勲の対象になりませんから安心です。ただし名簿作成にも締切がありますから、これを過ぎて辞退すると内閣府賞勲局の業務をいたずらに増やすことになります。辞退は早目に致しましょう。万が一うっかり貰ってしまっても返上することも出来ます。また「勲章褫奪令」というものがあって、

第一条  勲章ヲ有スル者死刑、懲役又ハ無期若ハ三年以上ノ禁錮ニ処セラレタルトキハ其ノ勲等、又ハ年金ハ之ヲ褫奪セラレタルモノトシ外国勲章ハ其ノ佩用ヲ禁止セラレタルモノトス但シ第二条第一項第一号ノ場合ハ此ノ限ニ在ラス
2 前項ノ場合ニ於テハ勲章、勲記、年金証書又ハ外国勲章佩用免許証ハ之ヲ没取ス前級ノ勲記ニ付亦同シ

第二条  勲章ヲ有スル者左ノ各号ノ一ニ該当スルトキハ情状ニ依リ其ノ勲等、又ハ年金ヲ褫奪シ外国勲章ハ其ノ佩用ヲ禁止ス
一  刑ノ執行ヲ猶予セラレタルトキ
二  三年未満ノ禁錮ニ処セラレタルトキ
三  懲戒ノ裁判又ハ処分ニ依リ免官又ハ免職セラレタルトキ
四  素行修ラス帯勲者タルノ面目ヲ汚シタルトキ
2 前項ノ場合ニ於テハ前条第二項ノ規定ヲ適用ス


「死刑、懲役又ハ無期若ハ三年以上ノ禁錮ニ処セラレタルトキハ」勲章を取り上げられちゃうことになっている他、札束で批判を封じようというような「素行修ラス帯勲者タルノ面目ヲ汚シタルトキ」も情状により勲章を取り上げることが出来るそうですから、奥田さんは「国際アメリカン学術協会」から「セント・デニス・ザンテ勲章」でも貰っておくほうが良いでしょう。あれは滅多なことでは取り上げられたりしないようですから奥田さんでも安心です。


posted by 珍風 at 20:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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