2009年01月14日

自民党準構成員国民会議

去年の11月24日の産經新聞では「大阪の教育を考える 府民討論会」がだいぶ盛り上がった、という虚偽の報道をしていましたが、それもそのはずで、これは橋下知事の指定だったのでした。

橋下知事メール「暴力団(という発言)は、狙いました」

 大阪府の橋下徹知事が府幹部と送受信している「知事メール」について、府は13日、朝日新聞の情報公開請求に基づいて112件を新たに開示した。文面からは橋下知事の「過激発言」の背景にしたたかな計算もうかがえる。橋下知事は14日、メールを1年間保存するなどの公開基準を発表する予定。
 今回、開示されたのは昨年2月から12月中旬までのメールの一部。10月分は既に市民団体に公開されている。
 「国は暴力団(という発言)は、狙いました」
 昨年12月3日に送信したメールにはこんな一文がある。直前の11月28日、国の公共事業に負担金を支出していることについて「上納させられて、それこそ暴力団組織以上のえげつなさ」と批判し、大きく報道されていた。
 11月16日に府教育委員会幹部らに送信したメールでは「今こそ一気に攻勢をかける時です。僕の判断を信じてください」と書いている。府教委特別顧問の藤原和博氏が提案した「民間人校長の採用」などを実行に移すよう促したものだ。実際にその2日後、府教委が民間人校長の公募を発表し、話題になった。
 11月2日のメールでは、同24日開催の「大阪の教育を考える 府民討論会」について41行にわたって詳細に指示。「会場はあふれさせ、社会事件としてください」と参加人数を制限しないよう要請。「参加していない保護者に取り残され感を感じさせることが重要」「日本人は、乗り遅れることを極端に嫌がります」と説明している。
 府はあいまいだったメールの公開基準について、知事から複数の幹部らに送信したメールは公開対象とし、専用フォルダに1年間保存することを明文化する方針だ。(春日芳晃)

200年1月14日 asahi.com


チンピラと暴力団の喧嘩などはどうでもいいんですが、あれは「社会事件」にしなければならなかったのです。しかし本当に「事件」になっては困るので、オマワリさんに守ってもらいました。橋下は「事件」を「演出」しようとしたようです。いっぱしの「宣伝相」気取りです。もっともゲッベルスは屈折しまくったコンプレックスの塊で脚の悪いチビですから、単にアタマが悪いだけのラグビー野郎とは残念ながら格が違うようです。

そのかわりと言っては何ですが、橋下さんは「大衆心理」の「分析」のようなことを言い出したようです。「分析」といっても自分自身が「俗悪」の塊で頭の悪いゲスですから、自分のことを省みれば良いわけで、極めて簡単です。しかし彼はそんな「簡単」も実行せずに、どっかで聞いてきた誰かのでまかせで済ませてしまいました。

「日本人は、乗り遅れることを極端に嫌が」るんだそうです。これは単にウソです。そんなに「極端に」嫌がるのであれば、駅のホームは定刻の5分前には満杯になっているはずです。ところが実際には駆け込み乗車が後を絶ちません。これは「間に合えばそれに越したことはないが間に合わなくてもしょうがないか」という態度の表れです。なんともいい加減な話しで、「乗り遅れることを極端に嫌がる」ような真面目な人は少ないようです。もっとも橋下さんは自分がいい加減なもんだから他の人は真面目なんだろうと思ったのかも知れません。そんなこたぁない。

まあ彼の言いたいことも解らないわけではないんで、要するにこれって「新体制運動」のマネでしょ。「バスに乗り遅れるな」ってやつです。マルクスはどこかで全ての偉大な世界史的事件と世界史的人物はいわば二度現れるというヘーゲルの言葉を引用していましたが、その後でなにか書き間違ったようです。一度目は喜劇として、二度目は吉本新喜劇として、とつけ加えるのが正しかったのです。

近衛文麿さんはヒトラーのコスプレをしたことで我が国コスプレ史に残る歴史的人物ですが、「社会主義論」を雑誌に載せて怒られたり、「新体制」と言ってみたり投げてみたり、「大東亜戦争は共産主義社の陰謀だぜ!」と言い出したり、そのキャラクターはあたかも奥深い喜劇のような人物ではありますが、しかし絶対に悲劇にはなりません。自殺したからといって悲劇になるわけではないのです。

これのマネをするとなると、これはもうひどいことになるのは目に見えているような気がします。新体制だか身体性だか耐震性だかよく分かりませんが、煽ってるんだか煽られてるんだかもよく分かりません。それでも何か「運動」とかそういうものに乗っかろうというつもりであることは確かです。

渡辺元行革相:離党表明 橋下・大阪府知事「主張に賛意」

 大阪府の橋下徹知事は13日、自民党離党を表明している渡辺喜美元行革担当相と11日に大阪市内で面談したことを明らかにした。政界再編をにらんで連携を求めた渡辺氏に、橋下知事は「ただちに渡辺さんの運動に乗っかることはできないが考え方はごもっとも。ぜひ日本を変えてほしい」と伝えたという。
 橋下知事らによると、面談は渡辺氏側からの打診で実現。渡辺氏は地域主権の確立などを掲げる国民会議を設置する構えを見せており、この構想などについて4時間ほど話し合ったとみられる。橋下知事は昨年1月の知事選で自民・公明の支援を受けており、「大阪府の政治状況として自民・公明との関係がある」と、渡辺氏の構想に知事自身が名前を連ねて同調することは否定。麻生政権を支えることを伝えたという。
 ただ、橋下知事は渡辺氏の主張自体は支持する考えを示し、「渡辺代議士の意図は霞が関解体に尽きる。大いに賛成。僕は考え方、軌を一にします。意気込みや手法、考えていることは全部賛成です」と話した。【平川哲也】

2009年1月13日 毎日新聞


橋下さんは今どき珍しいアホ太郎支持者であるとされていますが、烏川耕一と一緒に安木節を踊るわけではなく、自民党を支えているだけです。自民党を「離党」した渡辺さんとは4時間も話し合ったようで、これが男と女なら抜かずの6回くらいの時間ですが、橋下さんと渡辺さんも激しく何回も意気投合した模様です。その結果、橋下さんは渡辺さんの「会議」と称するシロモノには加わらず、しかし賛意を表し、なおかつ自民党支持に留まるということになりました。おそらく内外呼応して自民党の危機を救うつもりなんでしょうが、これでは渡辺さんの「離党」の意味がありません。これじゃまるで渡辺さんは自民党の「出店」みたいなもののように見えます。折角の「事件」が台無しですな。


posted by 珍風 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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