2009年02月03日

先人の生き方に学んでルンバ

先の総選挙で地元の学校に「塩谷文部科学副大臣講演会への動員へのお願い」というファックスを流して選挙演説会に学校関係者を動員したり、今年になってから事務所スタッフを労働保険未加入のまま雇用していたのがバレて「アルバイトは加入しなくていいと思ってた」などと、いまどきどんな田舎のバカ社長でもいわないような言い訳をしてみたりと、人格高潔で知られる塩谷立さんは、その人格を持って国民を陶冶すべく以下のような提案を行われました。

文科相が「心を育む5つの提案」

 塩谷立文部科学相は3日、4月から先行実施される小中学校の新学習指導要領で道徳教育が重視されることに絡み、「先人の生き方に学ぶ」などとした「『心を育(はぐく)む』ための5つの提案」を発表した。
 提案は(1)「読み書きそろばん・外遊び」を推進する(2)校訓を見つめ直し、実践する(3)先人の生き方や本物の文化・芸術から学ぶ(4)家庭で、生活の基本的ルールをつくる(5)地域の力で、教育を支える。
 生活の基本的ルールについて、塩谷文科相は「私の提案」として、「いじめるな」「うそをつくな」「人に迷惑をかけるな」などの具体例も挙げた。

産経ニュース


たしかにアホ太郎を見ると「読み書き」が大切だという気持ちになるのは分らないではありませんが、こういうエラそうなことを言うとだいたい「お前が言うのか」なんていわれることになっています。塩谷さんが「「いじめるな」「うそをつくな」「人に迷惑をかけるな」」などと言っているのをみるとやはり「その口で言うか」と言いたくなる人もいるでしょう。

しかしながら「先人の生き方」に学ぶならば、やはりそれはその通りであるということが分ります。さんざん批判された「先人」に田中角栄さんがいらっしゃいます。

私は、「五つの大切」「十の反省」をあえて提唱したいと思います。義務教育段階における子供たちの生活規範として、たとえば、「人間を大切にしよう」「自然を大切にしよう」「時間を大切にしよう」「モノを大切にしよう」「国、社会を大切にしよう」という「五つの大切」を教えようというわけです。そして毎日の生活のなかで、「友達と仲良くしただろうか」「お年寄に親切だったろうか」等々と自省する「十の反省」を設定してはどうでしょうか。

1974年5月13日 「田中総理を励ます県人の集い」における田中内閣総理大臣挨拶


田中さんは5+10で15項目ですから、塩谷さんより10項目も多いのですが、この時も世間の反応は冷ややかなものでした。総理就任当時は人気のあった田中さんも、既にこの半年くらい前から田中さんは顔面神経麻痺に罹って顔がひん曲がっていたものであります。顔の曲がった総理大臣はなにもアホ太郎だけではありません。その時点で既にストレス、てゆうかはっきり言って「何が気がとがめることがあるんだろう」などという言い方をされていたところ、柄にもなくお説教がましいことを口走ったのが、今から思えば終わりの始まりです。

ところでこの「五つの大切・十の反省」はこの1年半前に田中さんが中国から持ち帰ったものではないかと思われます。中国ってこういうの好きなんですよ。有名なのは人民解放軍の「三大紀律・八項注意」というやつで

三大紀律
 一切行動聴指揮(一切、指揮に従って行動せよ)
 不拿群衆一針一線(民衆の物は針1本、糸1筋も盗るな)
 一切繳獲要帰公(獲得したものはすべて中央に提出せよ)

八項注意
 説話和気(話し方は丁寧に)
 買売公平(売買はごまかしなく)
 借東西要還(借りたものは返せ)
 損壊東西要賠償(壊したものは弁償しろ)
 不打人罵人(人を罵るな)
 不損壊荘稼(民衆の家や畑を荒らすな)
 不調戯婦女(婦女をからかうな)
 不虐待俘虜(捕虜を虐待するな)


アメリカ軍もこれを守ってはどうかと思われます。これを英訳して、アメリカ人が好きなTシャツにプリントして、萌え系のイラストでも添えれば立派なジャパン土産になります。

それはともかく、田中さんとしても当時は自分を取り巻く状況が厳しくなっていたところでありまして、就任直後の選挙で結構負けまして、共産党が躍進するという辞退に直面して、自民党に有利な小選挙区制を導入しようとして総スカンを食らってみたり、金大中事件への対応が問題になったり、キャラクターとしてはウケてはいましたが、実はあまり評判が良くなかった。

人間そうなってくると自分の「人格」というものに疑問がわいて来たりします。自分はこう見えても「良い人」であるということを自他にアピールせずにはいられなくなります。まあだいたいにおいてこういう場合、自分は騙せても他人は騙せません。てゆうか主に自分を慰めるのが主な目的でしょう。公開オナニーです。

果たしてこの年の10月には文春に立花隆の「田中角栄研究」が掲載されてその「金権体質」が批判され、退陣に至るということになりました。しかし仮に田中さんに「反省」などというものがあるとすれば、この「五つの大切・十の反省」を言っていた当時は「自責」のまっただ中にいたはずです。この年の始めには田中さんのおかげでロッキードのトライスターが納品されています。

塩谷さんが自分の立場を利用して不当な選挙運動を行ったり自民党員らしく労働者を虐げたりする以上のことをやっているかどうかは知りませんが、政治が「道徳」などと言い出す場合は、ヤバい、というのが「先人」の教えであります。塩谷さんは「外遊」も推進するそうですが、ダボスあたりで竹中さんや宮内さんと仲良くしたりするのも時節柄あまりにもマズい、というあたりの判断も出来ないのが現在の自民党の現実です。

塩谷さんは「改正教育基本法の理念を実現する」んだとか言っているようです。その「教育基本法」とやらは例の腹具合の悪い男が残していった下痢便のことらしいのですが、床を這いずってそんなシロモノの臭いに陶然としているようでは来年の今頃は肉便器です。そうでなくても自民党にはコイヌミの糞とかそういうモノに執着しているスカトロが一杯いるんですからキューバに行こうとして着いたのがグアンタナモ。そこで覚えたのが中国風拷問さ。


posted by 珍風 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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