2009年03月12日

長良川の夏の風物詩、

「う回献金」というのは下請業者の首を縛ってお金を飲ませておいて、目標とする献金先で吐き出させる、という伝統的な漁法のひとつです。

大手建設各社 う回献金報告か

西松建設の政治献金をめぐる事件で、西松建設など大手建設会社各社が、民主党の小沢代表の政治団体に下請け業者を使って献金させた際、どの建設会社の意向による献金かがわかるよう、小沢代表側に報告していた疑いがあることが関係者への取材でわかりました。
この事件で、西松建設は、逮捕容疑となったOBの政治団体を通じた献金のほかに、下請け業者を使って献金させていたことが会社関係者への取材で明らかになっています。建設業界関係者などによりますと、小沢代表の影響力が強い東北地方では、複数の大手建設会社が西松建設と同じように下請け業者を使って献金やパーティー券の購入をさせていたということです。この際、西松建設など各社は、どの業者が自分たちの意向に従って献金したかがわかるよう、小沢代表の政治団体に業者の名前などを報告していた疑いがあることがわかりました。献金などの費用は、下請けに工事代金を水増しして発注するなど大手建設会社側が負担する、う回献金のケースが多く、各社はそれぞれ年間1000万円程度を支払っていたということです。関係者によりますと、下請けを使った各社の献金は、逮捕された小沢代表の公設秘書の大久保隆規容疑者(47)の前任者のころから始まり、小沢代表側は、各社ごとの下請け業者の名前や献金額を一覧にするなどして把握していた疑いがあるということです。東京地検特捜部は、下請け業者を使った、う回献金の実態について解明を進めています。

2009年3月12日 NHK


そいつぁユカイですな。なんだか「大手建設各社」ということにしちゃったようで、これはもう話しを広げすぎているという気もしますけど、徳川埋蔵金でも掘ってるつもりなんでしょうか。多分西松建設からは強力なネタが取れないんでしょう。検察には「百姓と容疑者は搾れば搾るだけ取れる」という言い伝えがあるそうですが。

もちろん大手ゼネコンの「関係者」諸君は日頃お世話になっている自民党のためにひと肌もふた肌も脱ぐに決まってますから、誰かテキトーな人間を人身御供に差し出す用意すら整っているでしょう。世の中「献金」もあれば「献身」もある。しかしながら、これだと小沢さんがやったとされることは、なんだかしらないけどデカイツラをしてお金を集める、という甚だ経済合理性のない超人的な離れ業か、それともせいぜい談合の世話、てゆうか特定の業者を斡旋したりしないこと、あるいは誰かさんの邪魔をしない、とゆうようなことにしかなりそうもありません。赤いきれいなつつみ紙にお金を包んでオイシイ収賄崎陽軒、というのはどうもムリ、ということになったようです。

その「大手ゼネコン」社員を手足のように使うと伝えられている日本における「元秘書」のトップランナー高橋嘉信さんの次の選挙も心配ですが、あんな田舎はさておき、もっと都会の近くにも田舎があったりするわけで、そっちの方が早いわけですが、

攻守逆転?千葉の陣 知事選、消える小沢ポスター

 西松建設の違法献金事件にからむ小沢民主党代表の秘書逮捕後、初の与野党対決型の大型選挙となる千葉県知事選が12日、告示される。政権交代への期待を追い風に地方選で躍進する民主党にとって、次の総選挙を前に、事件や党の対応への風当たりの強さを探る試金石になる。
 民主党などが推薦する吉田平氏と小沢氏のツーショットポスターが消えた。同党は千葉県北部の小選挙区内にこのポスターを150枚掲示したが、3日の小沢氏秘書の逮捕後、写真なしポスターに張り替えた。11日朝、JR柏駅前で約30分間演説した吉田氏は「民主党」を口にしなかった。
 今回の知事選は、与党系が支援する白石真澄、森田健作両氏に対し、民主、社民、国民新各党が吉田氏を推薦。自民の一部が吉田氏支援に回るが、与野党対決の構図だ。
 1月の山形県知事選、今月1日の山口県柳井市長選と、今年に入って地方選では与党系の苦戦が続く。総選挙が先送りされる中、今回の知事選を民主党は「国政選挙に次ぐ大きな県民の意思を問う選挙」(鳩山由紀夫幹事長)と位置づける。秘書逮捕直後に吉田陣営と協議した際も「民主党色は隠さない」と決めた。知名度の高い森田氏らに勝つには、連合の組織力に加え、総選挙の立候補予定者と街頭演説を繰り返すしかない――との判断からだ。
 ただ、頼りの無党派層は、「政治とカネ」の問題に敏感だ。投開票日5日前の24日には秘書の勾留(こうりゅう)期限が切れ、起訴されるかどうか注目を集める。小沢氏の進退について同党の元衆院議員は「一日も早くケジメをつけてほしい」。
 逆に自民党側には反転攻勢への期待感が高まる。県連が自主投票にしたため、「あくまでも地元で」(幹部)と及び腰だったのが一転、11日には菅義偉選挙対策副委員長が首相官邸に麻生首相を訪ね、森田氏の情勢を伝えた。「勝てるかもしれません。そうなると(自民党の)雰囲気が良くなる」
 自民党への逆風が消えたわけではない。多くの自民党の国会議員や県議の支援を受ける森田陣営も「政党不信の中、党派色は出さない方が得策」との考えは変わっていない。自民党の一部に加え公明党が支援する白石氏も「県民の『共有力』にアピールする」と政党と距離を置く。
 千葉県選出の自民党参院議員は「吉田氏の票の出方が民主党への逆風を測るバロメーター」と指摘する。一方、鳩山氏は「小沢氏の秘書逮捕の影響なしとはしないが、政治とカネの問題に、他党よりしっかり反省し、動き出したというメッセージを早急に出す。それで推薦候補を援護できる」と強調している。

2009年3月12日 asahi.com


「40代知事」というわけのわからないキャッチフレーズで挑戦する吉田平さん、当選の暁には今年中に50歳になってしまうので早くも県民を裏切る結果になりそうですが、人間1年生きているとひとつ年を取るのはバカでもトンマでもマヌケでも一緒であって、そういうことで僕も40代なのですが、別に40代がそんなにエラいわけでもないということは他ならぬ40代の人がよく知っているものと思われます。ただし「一日も早くケジメをつけてほしい」と言っている「元衆院議員」がどういう人物か知りませんが、股間が痒くなりそうな「ケジメ」というのが小沢さんが辞任することだとすると、これは知事選において吉田陣営に有利に働くとは思えません。

まあ、民主党の中には白石さんを推していたような人もいるわけだし、これを機に小沢さんを降ろしたい人もいるでしょう。そういう人はもし吉田さんが負ければ小沢さんのせいにすれば良いのですから今から余計なことは言わなくても良いようなものですが、吉田さんが勝ちそうなので困ってるのかも知れません。

しかし吉田さんも別に民主党の党員でもないのですから、演説で「民主党」とか言わなくても罪にはなりません。ご本人も大阪の橋下さんにポイントを置いているようなところもありますし、県内経済界の支持を得て出て来てますんで、「政治とカネ」がどうだとか「クリーン」だとかそういうところでやっているわけでもないんじゃないかと思われます。

新自由の皿女神、白石さんは創価学会のお力を借りて勝とうとしています。このように知事選というものは候補者とそれを支援する政党の言っていることとはあまり関係がありません。しかし白石さんとしては宗教でも邪教でも露出狂でも頼らなければいけないのでした。最近では新自由主義者は選挙に弱いのです。民主党にも自民党にも嫌気されて仕方なく実家のお仏壇の前で頭を垂れました。

「B層」とかいうのは4年も前の話しです。それの大多数は「IQが低くて構造改革の被害を受けている」名無しの「層」に移行しました。「A層」も一部は「C層」に、一部は「守旧派」ではない批判層(これにも名前がない)に、「都市部ホワイトカラー」なんかは「B層」経由名無し層に行った人も多いでしょう。「改革」は自らの支持層を食いつぶす形で進行しましたから、衆議院議員選挙1回分しかもちません。あとは仏の慈悲におすがりするしかない。

青春の虚勢、森田さんも「C層」の振りをしている、というかあの人には「保守的」なリップサービス以外に何があるのか大変に疑わしいわけで、なんたって「ゼロの勇気」なんだそうですから、勇気がゼロなのか、自身の無内容を露呈する勇気を持っているのか、よくわかりません。菅さんが「勝てるかもしれない」と思ったのは、そもそもそのために小沢さんの件をやっているんですから当たり前といえば当たり前ですが、甘いような気がしないでもありません。県南部ではともかく、北西部の自民票というのは創価学会による組織票であるといわれています。

この三候補はそれぞれ、各党としての表向きの支援推薦はともかくとして自民党、民主党の双方にパイプを持っています。誰がどこから出ても矛盾はなく、「政党色」などというものはもとから希薄なのです。問題はおそらく「政治とカネ」でもなければ「共有力」という舌を咬みそうな早口言葉の一節でもありません。一番「政党色」が濃厚なのは共産党推薦の八田さんであり、最も「政党色」が薄いのは自民党から出て来た西尾さんです。西尾さんは誰も支援してくれないので「しがらみがない」などと言い張っています。「無党派層は、「政治とカネ」の問題に敏感」なのであれば、当然このどちらかに投票することになるわけですが、そんな話しは聞いたこともありません。


posted by 珍風 at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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