2009年04月28日

フェーズ6の世襲社会で本当にあった心温まる話

【FNN合同世論調査】「世襲制限は不要」41%

 25、26両日実施の産経FNN合同世論調査で、与野党内で議論されている政治改革についても意見を聞いた。
 衆院で480人、参院で242人の国会議員定数の削減については85・8%、国会議員出馬の「定年制」も78・5%がそれぞれ「必要」と答え、大勢を占めた。
 また、民主党が小沢一郎代表の公設第1秘書が西松建設からの違法献金事件で逮捕、起訴されたのを受けて、次期衆院選のマニフェスト(政権公約)に盛り込む方針の「企業・団体献金の全面禁止」については68・5%が賛成した。
 国会議員の子供などが同じ選挙区から出馬する「世襲」の制限は「必要」が51・9%だったが、「必要ない」も41・5%あった。

2009年4月27日 産経


なかなか産経らしい記事です。「「世襲」の制限は「必要」が51・9%」だったのですが、「「必要ない」も41・5%あった」んだそうです。それでもって見出しは「「世襲制限は不要」41%」ということになります。

これは何も産経が「世襲」に大賛成だとかそういうわけでもありません。同じ日に「政治部長」の乾正人さんが「今の政界は門閥が幅をきかせ過ぎている。最も大きな理由は、政界への参入障壁が高すぎることにある。世襲議員しか首相になれないようでは、政界への人材供給はますます先細りになるだろう。」と書いている通りです。もっとも「参入障壁」が高いのは主に自民党でありまして、「政界」に入りたいのでしたら他にも共産党とか社民党もありますから、その辺から狙ってみてはどうか。

もちろん乾さんが心配する通り、現在の内閣では3分の2が世襲であり、自民党の議員の3分の1は世襲だったりして毛並みの良さを競っている状態ですから、ビンボー人はせいぜい2ちゃんねるで「応援」するくらいしか能がありません。こんなのに比べるとまだ芸能界の方が可能性があります。今日は1人の「ファン」にしか過ぎないあなたでも、才能があれば、そしてフェイスがちょっと可愛くて誰とでもセックスできれば、お父さんの職業とは関係なくチャンスはあります。しかし自民党ではそうはいきません。明らかに何の才能もなく、誰もセックスしたがらないような凄惨なおツラでも、お父さんが総理大臣でもやっていれば大丈夫です。

乾さんの心配は、多分優れた人材が民主党なんかに行ってしまうことを危惧しているのであると思われますが、そのくらいなら何でもない、という言い方も出来るでしょう。それに考えてみれば、世の中を動かしているのはなにも政治家には限りません。ある人は単なる外国帰りのホモかと思われていますが、CIDのスパイだったりします。彼の姉の夫は天皇の御学友でそのお母さんのお父さんはメーター屋の創業者、もちろんそいつの餓鬼も跡を継いでおります。

「世襲」がどうのこうのと言うのであればこういうところまで問題にしなければなりませんが、まあ、いろいろ差し障りがあるということであれば別に良いですし、スパイという職業は世襲にはしないんのが普通なんでしょう。作家になっても今では誰にも読まれない「孤独の人」になってしまうのも寂しいものです。しかし別に政治家にならなくても実質的に世の中を動かして利益を手中にする一部の人たちの仲間であることは可能なのです。

世の中「世襲」だらけであって、「参入障壁」は何も「政界」だけとは限りません。実際に経営者の子女でなければ経営に参画することが出来ないような企業はゴマンと存在します、てゆうか企業なんかを含めた「世襲」のネットワークが世の中の上の方には張り巡らされているのが実情であるようです。

 「「父や母が議員だと立候補が著しく制限されれば、法の下の平等をうたう憲法に違反するはずだ」という世襲議員の言い分にも一理ある」という乾さんは他ならぬ「世襲」でドタバタした産経には似つかわしくない程に自民党に同情的です。一理も二理もありません、実際には「父や母が議員だと」色々な方面において驚く程有利なのは近所の市会議員や村会議員の割り算も出来ないバカ息子の境遇を見れば一目瞭然でしょう。

もっともこのような社会的不平等を解消することは困難ですが、これからもたらされる弊害を軽減するために経済的な政策をとることが出来るかも知れません。例えば経済的格差を縮小するための政策は一部富裕層の力を削ぐことによって社会的な意味を持ちます。また大多数の国民が一部の人々にその生存を依存することのないように生活保護を極端に拡充するとか、ベーシックインカムのような考えかたもまたそこに意義を存します。

もっとも、こんな税制の鼠小僧的な運用によっては根本的な解決にはならないことは明らかですし、みなさん折角「平等」だとか普段にも似合わないことを言っているんですから、いっそのこと国会議員だけでなく地方議員も世襲を禁止してしまった方が良いでしょうし、企業経営者の世襲も禁止すべきでしょう。それどころか政治家の親族については一定の範囲である程度以上の規模の企業に就職することを禁止したり、経営者の親族が政治家になることも禁止するのがよろしい。そういう連中の子弟が集まりがちな学校にも入学制限を設けましょう。

そういうことをすると「国力」が落ちそうですが、そんなものは上がったところでこっちにはちっとも回ってこないのでどうでもいいです。金持ちの餓鬼共がやることがなくなって無為徒食の生活を送ることになりますが、無為徒食によって消費してもらえばそれでいいわけです。小人閑居して不善をなすとか言いますから、連中が碌でもないイタズラをしかねないという懸念もありますが、社会的影響力のある地位に就いて不善をなすよりもベターです。むしろ芸術方面に進む連中が増えるんじゃないか。「萌え」とか「アニソン」以外にもうちょっとマシなことをやってもらいたいものです。

その点で石原慎太郎さんちは興味深いものです。4人の男の子のうち2人が政治家を世襲していますが、後の2人はどこからどう見ても掛け値なしの無為徒食を実践しています。後の2人にも見習ってもらいましょう。石原宏高さんは石原裕次郎の養子にするという話しもあったくらいですから、俳優になってしまえばいいでしょう。「石原裕次郎」を襲名することも考えられます。そのくらいの世襲はこの際許してしまっても良いかもしれません。どうせあのフェイスでは脇役です。3代目になるんですか?なんかコロンビア・ローズみたいですが。伸晃さんはヨットにでも乗っていてもらえばよろしい。戸塚宏さんとヨットで世界一周の旅に出て、そのまま消息を絶ったりするとカッコいいですよ。


posted by 珍風 at 08:00| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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