2009年06月30日

マスもかけない児童ポルノ法

「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」とやらがその対象を極端に拡大することでどのような目的に使用されるものであるか、その手の法律の適用として大変分りやすい例がここにあります。

植草被告の実刑確定へ

 電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた元大学院教授、植草一秀被告(48)の上告審で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は、植草被告側の上告を棄却する決定をした。植草被告を懲役4月の実刑とした1、2審判決が確定する。決定は25日付。
 裁判を通じて、植草被告側は「被害者は被告を犯人と間違えた。被害者や目撃者の証言は信用できない」などと、一貫して無罪を主張。しかし、1審東京地裁、2審東京高裁はともに、被害者らの証言の信用性を認め、実刑を言い渡していた。
 1、2審判決などによると、植草被告は平成18年9月13日夜、品川−京急蒲田間を走行中の京浜急行車内で、女子高生のスカート内に手を入れる体に触るなどの痴漢行為をした。

2009年6月27日 産経ニュース


植草さんはブログも分りやすいので好きですが、裁判も分りやすい。最近では痴漢冤罪への批判の高まりに対して警察もそれなりの姿勢を示そうとしているようですが、植草さんの件は違うようです。これはそもそも痴漢事件ではないんでしょう。まあ、小向美奈子さんと同じようなことです。ヤバいことを言ったり書いたりすると葬られるんですよ。

植草さんのブログは並ばなくても観れるんで、そういうところも好きですが、それはともかく、そんなことを言っても世間の人々は聞いてくれないようです。「おとなしくしてりゃあ、いいんだろう」というのが一般でしょう。児童買春とか児童虐待とは違い、「単純所持」それ自体は「被害者のない犯罪」ですが、お薬とか草とか見つからないで楽しんでいる人は多いし、世間にはパチンコの桿菌とかフーゾクで基盤とか、どーも黒に近いグレーゾーンがいっぱいあるわけで、気にしない人も多いでしょう。

一方マスゴミでは2歳の娘の「児童ポルノ写真」を「製造」したとかゆー、こりゃまたシュミとしては随分とエクストリームな、それだけに手広く販売して大もうけ、なんて話しじゃないんですが、そういう「変わったニュース」を大量に報道しておるようです。大もうけする前に捕まったのかな?だとしたらこの「事件」、どうやって発覚したのか。

まあ実際にはこの法律、報道を見る限りではその適用例は高校生とか中学生を対象としているのがほとんどであり、買春はともかくとして、異常や変態とは言えません。中学生や高校生くらいだったら性交の相手として正常の範囲内でしょう。お金を出さないと相手にしてくれないというのも困ったもんですが。まあ皆さん自分の魅力を磨いて下さい。

ひとつの問題はこの法律に「児童」という語が使用されていることで、日常的に目にする「児童」という語は小学校で使う言葉です。これは学校教育法で小学校の生徒を「児童」ということになってるんで、中学校だと「生徒」になるんですが、そのせいで「児童」という言葉は小学生を連想させることになります。しかしここでいう「児童」は18歳未満の者であり、これは「児童福祉法」や「児童の権利に関する条約」における「児童」と同じです。このように「児童」の語はその意味に混乱がありますから、「児童の権利に関する条約」などは「子ども」に置き換えることも多いようです。「児童ポルノ法」ではあえて「児童」の語を使用することによって意図的に誤解を招いているのかも知れません。

したがって「児童ポルノ法」改正案に文句を付けると「小学生にイタズラする人」と同様に変態扱いされたりしかねないのですが、実際には、少なくとも葉梨康弘さんによれば宮沢りえさんの『Santa Fe』も対象らしい。てゆうかこの葉梨という人は「とてつもない」ことを言っているようです。

「児童ポルノかも分からないなという意識のあるものについては、やはり廃棄をしていただくのが当たり前だと思います」

「かも分らない」ものはその対象になるんだそうです。法案成立前から拡大解釈の余地を大幅に残す不用意な発言にビックリですが、これが元警視庁キャリアの言うことなんですから呆れたものです。しかし翻って考えれば、オマワリさんというものはお偉いさんから下っ端までこういうものの考え方をするするものなのです。警察出身者は国会議員としての資格にいささかの疑問ありとせざるを得ません。重要な意思決定に参画させるのは危険です。しかもこの人は世襲(三世)です。ロクでなしである点においてはバカ殿やアホ太郎に比べても遜色のない毛並みの良さです。

というわけでこの改正案が通ったら、途方もない拡大解釈が行なわれます。それに加えて日本人は萎縮するのが大好きですから、大変ですよ。「児童」に見えるとヤバいというので、若く見えるモデルは全員失業です。「ロリエロ隊長」とか言ってると覚醒剤で捕まります。巷にはどう見ても間違えようのない婆さんのヌードとかばっかりになっちゃいます。川島なお美とか離婚したらまたもや脱ぐと思うね。見たくないです。みんなオナペットに不自由します。オナニーが出来ないのは困る。この点を強調すべきです。マスもかけない児童ポルノ法。

あしたのために
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「児童ポルノ法」ってつまり頭脳警職法ですから、もちろん「デートもできない警職法」に敬意を表しているわけですが、かないませんな。ちゃんと韻を踏んでるんです。耳に心地よく口にして快い。1日じゅう言っていても飽きません。それに比べてなんですか「マスもかけない児童ポルノ法」って。みんなで言う時はアタマに半拍の休符を置かなければならないではないか。ダメだなあ。そのわりにはタイトルに使ったりして、結構気に入ってるのではないか。バカです。


posted by 珍風 at 10:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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