2009年07月30日

ヒロシマの郵政を疑う!

【主張】日教組集会判決 いかなる言論も守られる

 グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)が昨年2月、日教組の教育研究全国集会(教研集会)の会場使用を拒否した問題で東京地裁は、プリンス側に約3億円の損害賠償の支払いなどを命じた。
 今回の問題は、いったん契約を結びながら破棄したプリンス側の分が悪い。日教組の損害賠償請求額を満額認めた判断に若干の疑問は残るものの、おおむね妥当な判決といえるだろう。
 問題は、日教組が教研集会(全体集会)の会場を旅行会社を通じて探し、一昨年5月にプリンスと契約を結んだことに始まる。プリンス側は、想定以上の右翼団体の街宣活動が予想されるとして同11月、契約解除を通告した。
 日教組は会場使用を求めて裁判所に仮処分を申請した。東京高裁が会場使用を認める決定を出したがプリンス側は従わず、全体集会は中止になった。
 この裁判所の仮処分決定を無視したことについて判決は「司法制度を無視し、違法性は著しい」と厳しく断じた。教職員の意見交換や交流の場としての教研集会の意義にも触れ、「法律上保護されるべきだ」と指摘した。
 集会が受験シーズンと重なることから、周辺への影響を考えたというプリンス側の言い分も分からなくはない。
 また日教組はかつての闘争路線から協調・柔軟路線に変わってきたとはいえ、最近の教研集会でも一部組合員の中から、来賓に「帰れコール」が起きるなど旧来の体質が依然消えていない。
 だが、「警察当局などと十分な打ち合わせをすることで混乱は防止できる」とした裁判所の仮処分の判断を尊重し、集会の開催に協力すべきだったのではないか。
 先ごろ広島市では、原爆の日の8月6日に予定された元航空幕僚長の講演会に対し、秋葉忠利市長が「被爆者や遺族の悲しみを増す恐れ」を理由に、日程の変更を文書で申し入れるという問題が起きた。主催者側は市長の申し入れを拒否し、講演会を予定通り開催するとしており、当然である。
 市長名の文書には表現の自由を尊重するとのくだりもあるが、日程変更の申し入れは言論・集会の自由に重大な制限を加えようとしたとされてもやむを得まい。
 民主主義社会では、いかなる言論の自由も保障されねばならないことを改めて肝に銘じたい。

2009年7月30日 産經新聞


グランドプリンスが予約を受け付けたのは3月頃じゃなかったかな。まあいいけど、誰も「帰れコール」なんて問題にしていないんですが。プリンスが契約破棄の言い訳にしたのは「右翼」団体です。まあ、言い訳でしかありませんが。なんたって昨年の大学受験が2月頃に集中して行なわれるのが分ったのが一昨年の11月だというのですから、さすが一流ホテルの風格というものでしょう。もうほら、自民党あたりのおエラいさんとか、固定客がいますから、シーズン客への依存度が少ないわけだ。

などということがあるはずもなく、グランドプリンスとしては対応可能ということで受けたはずで、準備を進めていたんでしょう。イキナリ契約破棄したのは、なにもグランドプリンスが三流ホテルだからと言うわけではなく、グランド四流ホテルの五流顧客あたりからの横槍が入ったと考えるのが自然です。もちろん六でもない五流どころのお客様ですから、どういうところの連中かだいたい想像がつくというものです。しかしそれは「想像がつく」だけなのね。

そのくせ六日には広島にやって来る、という繋がりなんですか?どうして唐突に日本会議の講演会の話しが出てくるのか。あたかも何かの関係があるみたいなんですが、いったいどういう関係があるというのかよくわかりません。この2つの話題は似ても似つきません。グランドプリンスは日教組に日程を変更してくれなんて言わなかったようです。例えば受験シーズンを外す時期に変更してくれという提案は、あるいは困難な交渉を伴うものであったかもしれませんが、とにかくいうだけ言ってみることは可能でした。しかしグランドプリンスは期日が差し迫ってから一方的に契約を破棄したものであり、宿泊契約まで解約することによって全国教研の開催そのものを妨害しようとしたものでした。

一方秋葉市長は至極穏当に「講演の日程の変更を御検討いただければ幸いです」と言っているだけです。講演会場に別の予約を入れたり、田母神さんたちの泊まる宿舎の契約を解除してしまったりしようというわけではありません。まあ、しようたって出来やしませんが、別に講演会の開催そのものを妨害してやろうなんて気持ちはこれっぽっちもありません。

開催を妨害するのと日程の変更を頼むのとでは全く違うようですが、もっと違うのは誰が誰のためにそれをしているのかが明らかであるかそうでないかなんですな。広島の場合は、「被爆者や原爆死没者の遺族をはじめ世界中の人々」、とりわけ「夜明け前から心静かに原爆死没者の慰霊を行う被爆者や肉親を失った遺族」のために、「広島市長秋葉忠利」さんが「日本会議広島」の「御配慮」をお願いしているわけです。ここでは講演会を8月6日にあえて開催しようとする日本会議と、その日にはやって欲しくない秋葉さんがぶつかり合っています。ぶつかり合っているのであって一方的に制圧しているわけではありません。これが「言論の自由」が存在している状況なのです。

しかしグランドプリンスの場合は、契約破棄の「理由」は理由のあるものではなく、何らかの背後関係を想定しなければならず、そしてそれは明らかではありません。明らかではない連中の意志によって予め約束してあった空間を占拠されて追い出されてしまったという状況です。ホテルは制圧され、「集会の自由」は侵されました。これはどうも、その意志がとても明らかに出来ないほど強力なところから出たことによって可能になったものであると思われます。会場にこのような圧力をかけることにより、今後日教組や労働組合の集会に会場提供をためらうようにするのが狙いでしょうか。誰がそのようなことをしているのか。

会場に不当な抗議圧力

8.6田母神講演会に反対する者が、連日 会場であるメルパルク広島に抗議にやってきていると聞いています。
スタッフの方は対応に時間がとられ仕事ができず困っておられます。
会場にこのような圧力をかけることにより、
今後日本会議広島や同様のテーマでの講演会に会場提供をためらうようにするのが狙いでしょうか。
誰がそのようなことをしているのか。
みなさん しっかり観察しましょう。主催者は日本会議広島です。

田母神講演会:ヒロシマの平和を疑う! 日本会議広島
http://jp-pride.com/contents07.html


だそうです。「聞いています」だって。会場がこの「抗議」を理由にして日本会議との契約を一方的に解除すれば、田母神さんも同じ土俵に立てるというものですからみなさんしっかり観察しましょう。まあしかしそれはあり得ないので、当日は会場に出掛けて行ってみんなで「帰れコール」をやれば、ちっとは全国教研に似通ってくるのではないでしょうか。日時と会場は次の通りです。

2009.08.06(木)

18:00〜20:00(開場17:00)

メルパルク広島6階 平成の間

広島市中区基町6-36[広島そごう西隣]

TEL.082-222-8501


「メルパルク」は日本郵政が保有するホテル。要するに昔の「郵便貯金会館」ですが、運営は目黒雅叙園も運営しているワタベウェディング株式会社です。ワタベウェディングの株主には日本トラスティ・サービス信託銀行があり、これはもちろんオリックスの筆頭株主です。日本トラスティ・サービスの株主は竹中さんのりそな銀行、西川さんの住友信託銀行と中央三井信託銀行の3社。でもってメルパルクのお得意様が日本会議と、こういうことになっております。誰がそのようなことをしているのか。みなさんしっかり観察しましょう。


posted by 珍風 at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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