2009年08月19日

保守点検と維持管理、定期清掃と害虫駆除

「保守」連発、支持層に照準 首相が地方遊説スタート

 麻生首相は1日、総選挙に向けた地方遊説を新潟県からスタートさせた。「保守」という言葉を随所にちりばめながら、教育や安全保障で民主党を批判し、離反しつつある自民党支持層や保守層にアピールした。
 「日本の伝統、教育、守るべきものは守る。そのうえで変えなければならないものは変える。それが保守の一番肝心なところだ」。首相は県内4カ所の演説で「保守」を連発した。民主党が「革命的な総選挙」とするのに対抗し、「私は日本の持っている価値観を根底から変える革命をする気はない」とも訴えた。
 首相には劣勢を回復するため自民支持層や、それに近い保守層が民主党に流れるのを食い止めたいとの思いがある。自民党こそ「日本の文化や伝統、家庭や地域を守る」ことができる「真正な保守党」(首相)と印象づけ、政治や社会の仕組みを大きく変えようとする民主党との違いを強調するねらいだ。
 首相は教育問題に絡め「学校でも自民党の党大会でも国旗を掲げている。民主党の党大会で国旗が飾ってあるのか。私たちは保守に誇りを持っている」。この日は北朝鮮による横田めぐみさんの拉致現場も訪れ、演説では関連して「民主党は北朝鮮の船の検査をする法案の審議を引き延ばし、流した。安全保障政策がフラフラしている政党に日本の安全は任せられない」と民主党を強く批判した。
 ライバル民主党の鳩山代表は7月中旬からほぼ連日遊説を行っており、首相は出遅れ気味。2日以降、愛知、福岡両県などで演説する予定だ。

2009年8月1日 asahi.com


アホ太郎が鹿児島の民主党の「創意工夫」を非難してみたり、日の丸弁当に敬礼して梅干しに敬意を払ったりするのも「保守票を固める」のが狙いなんだそうです。成る程なるほど、そこらの凡人共や一般の人々は自民党なんぞを支持してくれないようですから、身の程知らずにも国民みんなに愛されることを望むよりも本体の姿に立ち返ってみるのも良いことでしょう。

さんざん放蕩したお父さんが老いさらばえてもとの奥さんのところに帰ってくるように、自民党は「保守層」に帰ってゆくのです。これはいわば「撤退」ですが、そうすることによって自民党は民主党の右派と競合することになります。そして上手くすると民主党の票を奪い返すことが出来るかも知れません。

そうなると結果として自民党は民主党政権をクリーンアップしてくれることになります。つまり民主党は「保守票」を自民党に奪われることによって右派の候補者を落としてしまう可能性があるわけで、「左傾化」することになります。しかも右派が失われることによって削減された勢力を社民党などと協力することで回復する必要すら出てきます。場合によっては共産党の影響力が増大することも考えられます。

これは左派にとってはまんざら悪い話しでもないでしょうから、「保守層」を見かけたら自民党への投票を呼びかけたいものです。「落選運動」などしている暇はありません。なにしろ自民党の目論見がそう巧くいくという保証は全然ないわけですから。

だいたい、自民党がターゲットしている「保守層」というのがどの辺の人たちのことを考えているのかよく分かりません。例えば「ネトウヨ」みたいな人たちがいますが、あれは「右翼」というよりは「自民党賛成団」であって、ただヤミクモに自民党を支持するあまり一貫した主張のようなものはとくに見受けられず、とうてい「保守」とは言い難いものです。あれが自民党広報の「ヤラセ」であるという観測にも一理も二理もあると言われる所以であり、そうだとすれば「層」としての実体のないものです。

また、いわゆる「保守層」の中には創価学会を敵視する向きもあり、そういう場合には「政教分離」を称えるものの靖国神社などは不問に付すようですからワケが分りません。これは傍から見れば自らの信仰する宗教を「宗教」として見ることが出来ない人が宗教戦争を展開しているだけにしか見えませんから、「国家神道」としての神道を信仰することが「保守層」のお仲間入りをする資格のひとつであるようです。

ところが自民党自身は様々な宗教と広く関わっていることで知られています。最近では「幸福の科学」が自民党のために働いてきたものが自ら候補者を立てていたりします。これは非自民保守票を分散させることを狙っています。もちろん幸福の科学としては自民党候補に勝ち目がありそうな場合にはその選挙区の候補者を引っ込めて道を譲ったりもしますから、両党はほとんど一体のものとして活動していると見て良いでしょう。自民党の辞書には「政教分離」の文字はありません。あっても読めません。

そんな自民党を支持するのは「保守層」にとってもなかなか大変なことであると思われますが、あまり難しいことを考える必要はないのかも知れません。アホ太郎はオウム真理教を引き合いに出して高学歴層の悪口を言い始めましたので、自民党のいう「保守層」というのは学歴の低い人たちのことのようです。これは要するに習慣で自民党に投票し続けてきたような人たちのことだと考えられます。つまり通常であれば黙っていても票になる部分であり、弁当が日の丸でオカズが赤貝でも「やっぱり○○さん」といって投票してくれる人たちです。こういう人たちについては、誰かが言うようにいわば「眠らせて」おくのが肝心なのですが、足元の生活に不安があると眠っていられないものです。

いずれにしても自民党と民主党とで競合が起こるのは「保守」の部分であり、これらが幸福の科学と三つ巴になって潰し合うことが期待されています。もっとも、「保守」とやらは「日本の文化や伝統、家庭や地域を守る」んだそうですが、文化や伝統を守っても生活を守らず、家庭を守っても家族のひとりひとりを守らず、地域を守っても住民を守らないことになっています。いわゆる「改革」が「日本の持っている価値観を根底から変え」、多くの損害をもたらすにあたってはこのような「保守主義」が大きく寄与しているわけで、それは「改革」の片割れなんですが、もちろん「真正な保守党」というのは先ず何よりも自分を守るものであり、最後にはやっぱり自分だけを守ろうとするものなのです。


posted by 珍風 at 11:43| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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