2009年08月20日

甘い伊予柑

のりピーに続いてインフルエンザですか話題には事欠きませんな。

厚労相、新型インフル「流行本格化」 対策実践呼びかけ

 新型インフルエンザの感染者が全国的に急増している情勢を受け、舛添厚生労働相は19日午前、記者会見し、「本格的な流行が始まったと考えていい」と話した。そのうえで、このまま感染が拡大すれば医療機関で重症者対応ができなくなるとして、「感染の拡大防止には一人ひとりが対策を実践することにつきる」と呼びかけた。同日には名古屋市の80代女性が新型インフルエンザで亡くなり、国内の死者は3人となった。

 舛添氏は、流行の本格化は秋以降としていた従来の予想に反し、真夏でも感染が拡大していることについて、「私も予想できなかったことだ」と説明。「夏休み中なのに増えている。9月になって学校が再開されると感染が急激に拡大する危険性があると思う」と述べ、医療機関の負担増大に懸念を表明した。

 また、「病原性が低いということで、皆さんも忘れてしまっている」と「国民全体の慢心」が感染拡大の原因にもなっていると指摘した。舛添氏は「新しいウイルスへの警戒を解いてはいけない。感染は自分が止める、という気持ちが大事だ」と話し、手洗いやうがいの励行などを呼びかけた。

 新型インフルでは、慢性呼吸器疾患や慢性心疾患などの基礎疾患がある患者や、妊婦、乳幼児が感染すると重症化する危険性が高いとされる。舛添氏はこうした人たちに対して、「早期の受診、治療を心がけて欲しい」と語った。厚労省は今後、重症化した事例の概要を説明した症例集を作成し、各地の医療機関に配布する予定。

 国立感染症研究所によると、全国約5千カ所の医療機関からの報告では、最新の1週間(8月3〜9日)に受診した1医療機関あたりの患者数は0.99人で、流行開始の目安の「1人」に限りなく近づいた。地域別では沖縄が20.36と突出しているほか、奈良1.85、大阪1.80などとなっている。この1週間に医療機関を受診した全国の患者数は6万人と推計されている。(野瀬輝彦)

2009年8月19日 asahi.com


何が「国民全体の慢心」なんだかよく分かりませんが、別に誰も「忘れ」ちゃいないでしょう。今になって急に死者が出始めたのはどういうワケなのか全く分りませんが、舛添さんも「予想できなかった」と言ってるんですから、そんなに威張らなくても良いと思います。こういうことを言うから反感を買うような気もしますが、これも彼の人格のしからしむるところで、あるいは仕方のないことなのかも知れません。

とは言うものの、これは舛添さんがこの夏豪快に放った二連打の二発目なのです。呆れるばかりの快打線に悪評紛々たるものがあったりもするんですが。

怠けている連中に税金払う気なし 厚労相、『派遣村』で言及

 舛添要一厚生労働相は十八日午後、横浜市内の街頭演説で、昨年末から今年一月にかけて東京・日比谷公園に設けられた「年越し派遣村」に関し、「(当時)四千人分の求人票を持っていったが誰も応募しない。自民党が他の無責任な野党と違うのは、大事な税金を、働く能力があるのに怠けている連中に払う気はないところだ」と述べた。
 これに対し、派遣村実行委員だった関根秀一郎・派遣ユニオン書記長は本紙の取材に「求人として紹介されたのは確かだが、誰も応募しなかったというのは全くのでたらめ。たくさんの人が応募したが、断られたのがほとんどだ。舛添氏の発言は現場の実態が全く分かっておらず、あきれてものが言えない」と批判した。

2009年8月19日 東京新聞


これはどうも事実誤認のようですが、選挙の演説ですから化粧品がアトピーに効くというくらいのものです。選挙のときにはみんな調子の良いことや間違った話し、純然たる虚偽から意味不明な思い込みまで色々なことを口にします。特に真夏の炎天下ですから自分でも何を言っているのか分らない人も多いのではないでしょうか。

もちろん舛添さんはハゲ頭を真夏の太陽に炙られて脳が溶解していますから、あらぬことを口走るのも当然といえば当然です。しかしながら腐っても鯛、腐ったさかなクンは中出し、舛添さんはそもそも最初から腐っているので、今になって急にボケたわけでもないでしょう。僕がブログで世界陸上の話しなんかをするのも、それは一重に皆さんに喜んで頂きたい一心であります。舛添さんだって一緒です。

誰も世界陸上の話しなんかしていないわけですが、自民党は「保守層固め」に「退却」しています。したがって選挙演説は専ら「保守層」に向けて行なわれることになります。選挙に際してはターゲットにアピールするような政策を語ったりするわけですが、ターゲットの価値観にそったお話をしてあげることによって彼等を喜ばせることがきわめて重要です。しかし、最初から自民党に投票してくれる気もない連中が喜ぶようなこと言っても一銭の得にもなりません。

舛添さんもああ見えて東大を出ているのでちょっと考えてみたようです。どうも「保守層」は失業者を「怠け者」だと考えているようだ、じゃあそう言おう。事実は違うのかも知れませんが、関係ありません。「保守層」が誤謬に立脚しているのなら自分もデタラメを言うまでのことです。間違いは重々承知、「保守層」のレベルに合わせてあげるのが舛添さんの傲慢なやり方です。

「保守」というのは「良きものは既に存在する」ということですが、これが社会観になると何らかの不都合はすべて個人にその原因を求めざるを得ません。だから派遣を切られて仕事がなくて困っているのはその人のせいだ、ということになり、それを合理化するためには彼等が「怠け者」だからである、ということにしないと収まりがつかないようになっています。「保守層」というものは語義からしてこのような考え方をするものであり、誤った前提から出発してトンデモナイ結論に至る人たちです。

そういうメズラシイ人たちが世間にどのくらいいるのか知りませんが、彼等が住んでいるのは「現場の実態」とは遊離した桃源郷、甘い夢のような世界です。舛添の尖った耳の向こう夕陽がキレイですが、夏がゆく頃に政権も終わるって誰がきめた悲しいこと連中は信じません。今から「保守層」は舛添のアタマと一緒にすべり始めるの、甘い世界へ。ずるずる。


posted by 珍風 at 10:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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