2009年09月13日

メリケンに学ぼう靖国の心!

オバマ大統領はもはや「テロとの戦い」という言葉は使わないことにしたそうです。何年も言っていると飽きちゃいますからね。そこで今年からは人心の一新を図るために「奉仕」と言うことにしました。やることは一緒みたい。

国民に奉仕呼び掛け=9・11追悼で米国務長官

 【ニューヨーク時事】米同時テロから8年を迎えた11日、クリントン国務長官はニューヨーク市内で開かれた追悼イベントで演説し、テロ発生を受けて現場に駆け付けた消防士らに倣い「奉仕の精神」を発揮するよう国民に訴えた。
 同長官は参加者に対し、9・11について「あなた方の多くが無意味な暴力と悲劇を経験した日だが、同時に英雄的行為と同胞の思いやりを目撃した日でもある」と指摘。2005年の大型ハリケーン被災時のボランティア活動などにも触れ、国民の姿勢をたたえた。
 米政府は今年、毎年9月11日を「奉仕と追悼の日」に指定した。

2009年9月12日 時事


「Patriot Day and National Day of Service and Remembrance」というんだそうで。「Patriot」とはミサイルの名前、ではなくて、ではないということもないのですが、ではないと言い切ることは困難です。これは元々鉄砲玉、ではなくて「愛国者」の意味です。

ちなみに「patr」はそもそも「父」であって、「money」が付くと「patrimony」は世襲財産、家督。「patron」なんてのは要するに「パパ」のことですから全く矛盾がない。「patrol」なんて言葉とも近いのかも知れませんが、「patriot」というとやはり「愛国者」でもお金や力があったりしそうな感じがしますね。「家族」を護る立派な男の人てな感じですか。掲示板で何か書いている花の独身厨房なんかはちょっと違うようですが、まあ英語の話しだから、これは。

だから9月11日は「愛国者の日」であり、しかしどうもなんだか過剰に偉そうな含みのある「愛国者」だけだと大多数の人は関係なくなっちゃうから「&国民の日」でもあるわけです。ビンボー人はこっちの入口からどうぞ。それで何の日かというと「Service and Remembrance」であると。

「service」ってのはオリンピック選手を全員太平洋に沈めるようなことです。何のことやら分りませんが、ちゃんと前回の続きになっているのですからたいしたもんだ。まあこれは確かに「奉仕」という意味ですが、「service」は別に自発的であるとも限りませんし、無償であるという意味もありません。給料をもらって働いている場合にも使う言葉です。例えばメイドさんの仕事は「domestic service」です。別にイヤラシい意味はありません。

けれどもこの言葉は概ね誰か他の人のために何かをすることであって、職業でも公共的な鉄道、郵便、警察、消防、軍隊などには使いますが、普通のサラリーマンの仕事には使いません。もっともサラリーマン諸君は雇い主に「奉公」しているつもりでしょうが、その業務は専ら雇い主自身の個人的な目的に資するものであるから、あまり「service」とは言わないようです。それじゃ「公共」ってのはメイドさんの仕事が家の外に出たものであるのか。そこらの通りをメイドさんがぞわぞわ歩いていたら、それは「サービス」っぽいかも知れません。てゆうか、あの人たちは「サービス業」だ。

そこでたしかに「service」は消防士とかハリケーンなどに大いに関係のある言葉なわけですが、しかし実はとりわけ「兵役」の意味で使われることがあるのです。「in service」は誰かが軍務に服していることを指しますし、現役の軍人のことを「active service」と言います。

そこで「Service and Remembrance」は「兵役と追悼」であり、本家アメリカもようやく靖国神社方式を取り入れることになったということなのでしょう。9・11によってアメリカは「被害者意識」を持つようになったので、戦後日本が大変参考になったわけです。ついにアメリカが日本に学ぶ日が来たのです。もちろん9・11以前にアメリカが何らかの加害行為を行なったというような認識があるはずもなく、てゆーかそれがないから「追悼」なんでしょう。

そこで米国防総省の報道官風情が日本に「servece」を要求したのも、アメリカ版「靖国の日」の挨拶のつもりだったのではないでしょうか。これが「国際貢献」の話しだと思うからアタマに来るのであって、「靖国のこころ」をともにしようではないかという意味であるとすれば、余計アタマに来るわけです。いっそのこと靖国神社を宗主国の「フリーダムタワー」の屋上に移設してしまえば良いのではないでしょうか。毎年日本からたくさん参拝に行くので、当地の旅行業界にとっては願ってもない提案であると存じますが。「終戦記念日」が「お盆休み」と重なっている意味がこれでわかります。コスプレの真髄を毛唐の目にもの見せてくれようぞ。


posted by 珍風 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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