2010年02月05日

臭い国から帰って来たドルジ

まだいるけど

朝青龍引退、冷静対応を…モンゴル異例の声明

 【北京=関泰晴】モンゴル外務省は5日、元横綱朝青龍の引退に関連して、冷静な対応を求める異例の声明を発表した。

 声明は「日本とモンゴルの両国関係に影響を与えることがないと信じる」と期待を示した上で、複雑な両国の国民感情に「理解」を示した。
 首都ウランバートルなどで、「外国人力士の活躍を嫌う日本相撲協会の圧力があった」として、日本への抗議活動を呼びかける動きがあったためだ。モンゴルでは、国民的英雄となった朝青龍を擁護する意見が多数派で、新聞各紙は5日、「朝青龍は強すぎるので引退に追い込まれた」などと対日批判を繰り広げている。

2010年2月5日 読売新聞


「対日批判」とは畏れイリアのジューシィ・フルーツ、蒙古のナショナリズムを鼻であしらうと思いきや、同じ土俵に降りてがっぷり四つのの正々堂々の相撲ぶりは流石は古新聞界の横綱の名に相応しい品格のなさであります。

まあ、誰にしても、相撲を辞めるということは良い事です。タイミングも上々。マネージャーなら殴っても構わないという日本的な伝統も人をうんざりさせますが、無記名投票をしていながら「造反者」を探し出して辞めるの辞めないのという場外乱闘が繰り広げられるに至っては、マトモな人間の住むところではありません。とっとと出るに如くは無し。誰にも文句を言われずに堂々と引退できる朝青龍、つくづく運の良い男です。

この引退によって相撲ファンの世界は「相撲ファン」と「朝青龍ファン」に分かれることになります。すなわち相撲ファンの「相撲」からの離反が起こるのであって、鶴田卓彦さんはこれを3割と見積もっています。もちろんこれ以外にも、相撲には興味はないけど朝青龍って面白いじゃん、という人が相当数いると思われますので、この潜在的顧客の喪失がどれほどのものか想像もつきません。

いずれにしても横綱というものは「歴史」に残るわけで、朝青龍も「歴代横綱」として回収される事になります。「破天荒な天才肌の横綱」だとか言うんだよ、きっと。それは絶望的な見通しですが、そんな絶望こそが「相撲」に他なりません。

そんなわけで新聞紙などはまったくのお相撲でありまして、

小沢氏不起訴―このまま続投は通らない(朝日新聞)

小沢氏不起訴 重大な政治責任は免れない(讀賣新聞)

小沢氏不起訴 政治責任は免れない(毎日新聞)

不起訴でも小沢氏の責任は非常に重い(日本経済新聞)

小沢幹事長不起訴 政治責任を改めて問う 国会は証人喚問で疑惑解明を(産經新聞)


各紙の社説が全部同じなのがなんて素敵にジャパネスク。中でも讀賣新聞に比較して形容詞を省いただけの毎日新聞の手抜きぶりが目立ちますが、各社説の詳細は前のエントリのgenさんのコメントを参照してね、なんていう僕も手抜き。まあ、どれも同じです。事情はみんな理解しているんですからせめて見出しくらい工夫したいものですが、驚いた事に目立つ事を嫌うのがマスゴミの美徳のようです。

もっとも産經新聞はいつでも常に笑わせてくれるのであって、今日だって2つ目の社説、つーか産経は「主張」というようですが、その2つ目のやつは

相撲協会の改革 「古い体質」脱却が急務だ

ときたもんだ。もっとも「近年は横綱朝青龍の度重なる不祥事や、大麻汚染事件などでファンに見捨てられつつある」という認識が、やっぱり産經新聞らしい大間違いです。全然逆。「横綱朝青龍の度重なる不祥事」がファンを獲得したに決まってるでしょ。

安治川親方は、まあ戻ったようですが、新聞にはあの程度の事も出来ないようです。記者クラブだかなんだか知りませんが、社説までお互いに見せ合っているらしいのですからどれだけ漢字の読み書きに自信がないのかわかりません。たぶん「小沢」を「コザワ」と読んでたり「錦」を「ワタ」と読んでる奴が一人くらいいるに違いない。

あまり考えられない事ですが、5大紙の1つでも記者クラブから排除されるようなことがあったら、それで記者クラブは崩壊します。お互いにそういうことがないように気を遣っているわけですが、おかげでどの新聞を読んでも同じようなものだということになっております。そういうことになればその中で一番値段の安い奴が勝つだろうと思いがちですが、なぜそうならないのか、これは産經新聞が考えれば良いことで、僕には関係ありません。僕んちでは記者クラブを追い出されてみせる新聞なら洗剤なしでもとってあげるよ。


posted by 珍風 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。