2010年02月22日

長崎のカネ

小沢氏求心力に陰りも=長崎知事選敗北、民主に痛手

 長崎県知事選で与党推薦候補が敗れたことは、内閣支持率下落に苦しむ鳩山政権にとって痛手となった。民主党内では鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題が響いたとの見方がもっぱらで、同党は夏の参院選へ不安を抱えた格好だ。党運営と選挙を一手に仕切る小沢氏の求心力低下につながるとの指摘も出ている。

 民主党の輿石東参院議員会長は21日夜、取材に対し「地方選とはいえ、結果が国政や参院選に全く無関係とは言えない」と述べ、敗北が政権運営に与える影響を否定しなかった。同時に「2010年度予算案を一日も早く成立させ、政策実現に全力を挙げれば、必ずや国民の理解は得られる」と強調した。

 小沢氏と距離を置く同党中堅は、敗因について「政治とカネの問題が直撃した。マイナスイメージがそのまま出た」と語った。 

 民主党は、昨年の衆院選で長崎県内の4選挙区すべてで勝利しており、知事選は「本来なら確実に勝てる選挙」(党幹部)と踏んでいた。

 しかし、知事選が告示された4日に小沢氏の元秘書の石川知裕衆院議員ら3人が起訴された。選挙期間中は原口一博総務相や輿石氏ら閣僚・党幹部が現地入りし、政権与党への支持を訴えたが、首相の偽装献金事件と併せて、逆風をまともに受けることになった。

 自民党が小沢氏らの国会招致を求めて攻勢を掛けてくるのは必至。民主党内からは「このままだと、桜が咲く前には、小沢氏では参院選を戦えないという話になるんじゃないか」(中堅)と、早期の幹事長辞任を求める声も上がっている。

2010年2月21日 時事


もちろん民主党の「中堅」とやらが、いくら「小沢氏と距離を置く」としても、まさか馬鹿じゃないでしょうから「政治とカネ」の問題など長崎には存在しないことくらいわかっていると思いますが、長崎県民以外の人はダーティ・時事に騙されてしまうのかも知れません。

諫早干拓事業
谷川政務官の政治団体関係者 入植企業の新役員に
仁比議員「資格要件問われる」

 長崎県の国営諫早湾干拓事業で干拓された農地に、地元選出の農水大臣政務官、谷川弥一衆院議員(自民党)と金子原二郎長崎県知事の親族が役員(問 題発覚直後に辞任)を務める企業が入植した問題で、親族の辞任をうけ新たに就任した代表取締役が、谷川氏が代表を務める政治団体の会計責任者であることが5月12日、日本共産党の仁比聡平議員の調べで分かりました。

 仁比氏は、この日の参院決算委員会で、親族企業の入植資格の選考について質問しました。この親族企業は「TGF」(長崎県大村市)。谷川政務官の長男が代表取締役、その配偶者で金子知事の長女が取締役でした。

 入植事業は、県が全額出資する農業振興公社が用地取得した上で、格安でリースするというもの。TGFは全農地六百七十二ヘクタールの約5%にあたる三十二ヘクタールを借り受けました。

 問題が指摘された直後の三月二十日、五人の取締役のうち、谷川氏の親族ら三人は辞任。代わって代表取締役に就任したのは、谷川氏が代表を務める自民党長崎県第三選挙区支部の会計責任者を務める人物でした。もう一人は、別の親族会社に所属する人物。

 仁比氏は、これらを指摘した上で、同社がそもそも干拓地入植の資格要件を満たしていないのではないかという疑惑を追及しました。

 入植は、農業生産法人であることが条件。農地法によれば、法人の資格は▽法人の理事・取締役の過半数が法人の行う農業に常時従事する▽法人の行う農業に必要な農作業に政令で定める日数以上(百五十日)従事しなければならないとしています。

 TGFは昨年一月に設立。辞任した三人は谷川氏の長男が経営する複数の建設土木会社の取締役にも就いています。

 農水省の中條康朗農村振興局長は「入植者の審査は県が行っている」などと答弁。仁比氏は「政府系金融機関も融資している。要件を満たしていないなら選考取り消しも考えるべきだ」として調査するよう求めました。

2008年5月13日 しんぶん赤旗


株式会社谷川建設という会社がありまして、谷川弥一さんはそこの会長です。弥一さんの長男の喜一さんは谷川建設の社長であり、社長夫人の富貴さんは金子原二郎前長崎知事の長女であるというわけですね。お二人のご結婚は2004年の7月ですが、そのころから富貴さんも「谷川氏の長男が経営する複数の建設土木会社」の役員になってます。

それらの会社というのは谷川建設の他に

 株式会社谷川商事
 株式会社マルキ開発
 株式会社ティーズデザイン

そして「農業生産法人」である

 株式会社T.G.F

というところ。

谷川建設というのは元々木造住宅メーカーなんですが、谷川建設系の会社はお二人の結婚後、金子知事の3期目あたりから大躍進しておるようで、おめでたい限りなんですが、あまりにもあからさまな行動が目立ったというわけでしょう。

もっとも、谷川さんと金子さんの蜜月は、仮令ご長男ご長女の夫婦仲が冷めてしまったところで続かないわけには参りません。新幹線通さなきゃだし。無駄な公共事業をどんどんやろうというのは谷川弥一さんの持論でもあります。そういうわけでまだちょっと儲けたいという企業や経済団体が「新知事を作る県民の会」を立ち上げて、間違いなく金子さんの路線を継承してくれる中村さんを推したんでした。

したがって仮に長崎県民が「政治とカネ」を問題にしたのであれば、何よりも真っ先に中村さんを落とさなければならなかったはずで、中村さんでなければもう誰でも良い、大仁田でも良いというくらいなものです。大仁田さんは金子県政に対する批判が強いだろうとか、民主党も同じようなもんに見えるだろうとか、だから勝てるだろうとか、思っちゃったのかも知れません。相変わらずです。

橋本さんが負けたのは出所の怪しい「民主党中堅」が言うような、「政治とカネの問題が直撃した」ということではないでしょう。むしろ中村さんの方が「政治とカネの問題」にもかかわらず勝利したのであり、要するにそんなことは何の関係もなかったのです。

「政治とカネ」も敗因=社民選対委員長−長崎知事選

 社民党の渕上貞雄選挙対策委員長は21日夜、長崎県知事選で民主、国民新両党とともに推薦した候補が敗れたことを受け、「国民の声を真摯(しんし)に受け止め、今後に生かしていく決意だ」とのコメントを発表した。
 敗因に関しては「第1に、昨年夏の衆院選に見られた、政権交代と新しい政治を求める国民の期待に十分に応え切れていなかった。第2に『政治とカネ』についての国民の批判に十分に応え切れていない」と指摘した。
 国民新党の自見庄三郎幹事長も談話を出し、「長崎県民の県政に対する選択であり、結果を真摯に受け止めるべきだ」とした。

2010年2月21日 時事


渕上さんによれば「政治とカネ」は「第2」ですから。「『政治とカネ』も」という見出しに苦心の跡が、これ見よがしに誇示されていますけど、「も」とは恐れ入ります。「消費税」にも付きますね、この「も」は。

「第1」は「政権交代と新しい政治を求める国民の期待に十分に応え切れていなかった」という事なんだそうですが、まあ一般的にはそうでもありましょうが、長崎には長崎の事情というものがあります。たとえば一部の人は普天間基地を佐世保にもって来るんだとか言ってたようですが、そんなものを受入れたい人も少ないようです。もしかすると長崎県民はこの案に対して「死ぬ気で反対」したのかも知れません。アメちゃんにしゃぶられるよりは谷川さんに食い物にされた方が良いって。


posted by 珍風 at 01:14| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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