2010年03月11日

床屋戦争最前線物語

もう床屋の話は飽きたんだけどな。やっちまった。

理容師法違反 で 阪南理美容を書類送検

鳥取県警は、理美容業界最大手「阪南理美容」(本社・大阪市藤井市)を、勤務実態のない理容師を従業員とする虚偽の届け出をしたとして、理容師法違反の容疑で書類送検した。
3月10日、複数の一般紙が報道した。

書類送検されたのは、同法人のほか、同社が運営する、理美容チェーン「プラージュ」の元山陰エリア統括マネジャーの男性(37)と鳥取店の元店長の女性(45)。
昨年11月、元マネジャーらは大阪府内の系列店に勤務する男性理容師(32)を鳥取店の従業員として県知事に二重に届け出た疑い。鳥取店(鳥取市)の無資格の男性従業員(29)に、この理容師の名札をに付けさせて理容行為をさせた、という。
阪南理美容では「再発防止に努めたい」としている。
(以上、一般報道による)

今回の容疑の背景には、慢性的な理容師不足があるものと思われる。同社のサイトでは「40歳以上歓迎」「未経験者歓迎」などを掲げ、積極的に従業員を募集している。
同社の公開情報によると、同社は昭和59年5月7日設立、平成21年1月現在5000人が従業する。資本金3000万円。
低料金を基本戦略に現在500店舗を全国に展開している。

2010年3月10日 理美容ニュース


床屋戦争はいよいよ泥沼化、てゆーか野党に転落して喉から手が出る程金が欲しい自民党を使って低価格店の排除を画策するのが既に泥沼ですが、ついに業界最大手の「阪南理美容」が一発やられました。

「美容情報で綺麗になろう!」
http://d.hatena.ne.jp/biyou55zyouho/
を読んでも僕はちっとも綺麗にならなかったのですが、これによると

◆阪南理美容
坂南理美容株式会社(はんなんりびよう)は、大阪府藤井寺市に本社を置く理美容業を営む日本の企業。プラージュの店名で知られ、同業界の年商日本一を誇る。

・概要
 「親切・ていねい・待たずにできる店」を信念に掲げ[2]、理美容業界で15年連続年商 日本一を維持している。千葉県[3]を除く全都道府県に進出し、2009年(平成21年)7月 15日現在約500店舗を展開する。

・沿革
 1960年(昭和35年) - 大阪府でプラージュを創業。
 1984年(昭和59年)5月7日 - 阪南理美容株式会社設立。

・展開する店舗
 理容プラージュ
 美容プラージュ

・同業者からの批判
 カット・顔剃り(または、ブロー)付き1,575円という低価格でサービスを展開しているため、地域の個人経営の理美容店等から非難されることがある。また、低価格の動きを牽制(けんせい)するため、洗髪設備設置を義務化する条例の制定を求める運動もあり、長野県や広島県などでは施行されている。


ということで、理容店価格維持条例の狙いがこの坂南理美容株式会社であるかのように書いてありますが、このチェーンは千葉県には進出していないので、必ずしも「プラージュ」が標的であるとも言い切れません。QBハウスは千葉県にもあると思いますが。

しかしながら、全理連/自公複合体がこの企業を狙っていたことは容易に想像できます。鳥取の従業員が大阪の理髪師の名前で仕事をしていたというのですが、このような事実はどのようにして把捉できるのでしょうか。少なくとも一般市民の告発、ということはあまり考えられません。

『理美容ニュース』の指摘する通り、理容師不足は業界に共通する問題であって、無資格理容行為は、どの企業でも弱点となっている可能性があります。このような業界事情に詳しい者がこの点に着目しなければなりません。更に理容所の従業員の変更が生じたときに保健所に変更届が提出されるのですが、この届出の状況を知る必要があります。

つまりどっかの誰かが、このような事実を発見する目的をもって、特に阪南理美容の店舗従業員に関する届出を全国の保健所から集約するのでなければ、大阪と鳥取に同一人物が勤務していると言う実態を知ることは出来ないでしょう。これはわりと大規模なプロジェクトです。

これは、地方で維持されている自民党の政治力と創価学会信者のネットワークを用いて、このような照会が全国的な規模で行なわれたことを意味します。床屋を守るために、旧政権がその最後の力を振り絞り、総力を挙げて取り組んだ、ということなのかも知れません。「政権交代」は進行中の事象であり、しかも地方ではその進行が停滞しているようなのですが、旧政権はまだまだ保健所にアヤシイ照会を行ない、情報を吐き出させるくらいの力を保っているということでもあります。

阪南理美容は共同通信の取材に対して「「理容師よりも腕が良かったので使っていた」と話しており、客から苦情もなかった」ということです。これは会社側の一方的な言い分というようなものですが、まあ「理容行為」を続けさせて問題がない程度には技術があったんでしょう。いかにもあり得る話で、資格の有無と「理容行為」の腕前は、皆さんご存知の通り一切何の関係もありません。自民党と公明党は「無資格者よりも腕の悪い理容師」を全力を挙げて保護し、国民の皆さんを虎刈りにし、耳を切り落とすことに貢献します。皆さんの血まみれの頭部に、この「戦争」の最前線が存在するのです。


posted by 珍風 at 05:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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