2010年03月22日

ゆめのくに

なんだか、うらやましいような、そうでないような

阿久根市長「ブログに出す」 県立校長に要求しつつ発言

 鹿児島県阿久根市の県立高校が「喫煙している生徒と同席していた」との理由で運動部の男子生徒の試合への出場停止処分を決めたところ、同市の竹原信一市長が、この処分を撤回するよう高校側に求め、その際に「変更しなければブログやメディアに出す」と校長に伝えていたことが、わかった。校長は「処分撤回」の要求を拒否したという。
 学校によると、男子生徒は昨年11月から数回、同校のトイレで喫煙していた別の生徒たちと会話をした。2月に発覚し、男子生徒本人は喫煙していなかったが、喫煙を容認したとして、他の生徒と一緒に処分。今月下旬から始まる大会への出場を禁じた。
 同校には18日、市からこの男子生徒の処分について、県知事あてに撤回を求める竹原市長名の文書がファクスで届いた。校長が市教委に電話で問い合わせたところ、教育長職務代行者が「市長が怒っている」と発言。3回目の電話の際、竹原市長が電話に直接出て、処分を取り消すよう求めてきたという。県によると、同様の文書は県にも届いている。
 要求を断った校長は、取材に対し「学校は規則にのっとって適正な処分をしている。なぜ市長から言われるのかわからない」と話している。
 竹原市長は同校を支援する会の会長を務めている。

2010年3月22日 asahi.com


オジサンが若い頃は「運動部」というと決まって煙草を吸っていたような気がしますが、最近は「会話」をするだけのようです。もちろん本当のところはわかったものではないんでしょうが、それはどうでもいいでしょう。高校が「喫煙を容認した」咎によって誰かを「出場停止処分」にしたそうですが、法律や何かが高校生の喫煙を容認しないところ、一人一人の生徒までそれに同調しなくても良いような気もしますが、学校スポーツという極めて特殊な世界の出来事であり、にわかにこれを否定できないかもしれないのが現状です。「アッチの世界」の掟みたいなもんで、こちとらには関係ありません。

もっとも、竹原さんくらいになるとさらにそのまた「アッチ」の彼方の方に行っていますから、どういうワケでこの処分の撤回を求めたのか見当もつきませんが、彼のやることは概ね見当がつかないというのも事実であり、その意味ではこの事態もそれほど変わったことが起こったというワケでもないようです。犬が人を咬んでもニュースにならないんだそうです。

もっともその犬が狂犬病に罹患している場合はニュースになるようですが、少なくとも今のところ竹原さんは水が飲めなくて困っている様子はありません。しかしながら彼は、この運動部員への処分を「変更しなければプログやメディアに出す」と言ったそうであります。

で、確かに「メディア」には出ました。出たので記事になっています。竹原さんのメディアに対する影響力たるや恐るべしであります。もっともこれは、竹原さんが「出した」というわけでもないようです。いや、竹原さんくらいになると、出さなくても出てしまうのであり、その他余計なことも出てしまったりもするのです。

竹原市長の親族会社が落札=最低価格1円超で−鹿児島・阿久根

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の親族が経営する会社が、2月に行われた公共工事の入札で、最低制限価格を1円上回る価格で入札していたことが20日、関係者への取材で分かった。
 関係者によると、2月26日に実施された「総合運動公園施設整備工事」の入札で、計9社が参加したが、竹原市長の妹が社長を務める会社が446万477円で落札した。最低制限価格は446万476円(税抜き)だった。
 ある市議は「最低制限価格は市長が決めるもので、疑念を持たれてもおかしくない」と批判した。
 竹原市長が社長を務めたこともあるとされるが、同市長は「取材には応じない」としている。

2010年3月20日 時事


竹原さんは会社の社長に妹さんを置いているんですね。まあとにかく、竹原さんは「取材には応じない」そうです。そりゃ応じるのは具合が悪いでしょう。この間からどうも様子がおかしいと思ったら、なんと妹思いのお兄さんではありませんか。

もちろんこの件については、「ブログ」にも出ました。これは竹原さんが自分で出したのです。ブログというのは不便なもので、自分で書かないといけません。面倒なものです。

反対派議員と共に腹いせをする読売新聞

BBSから転載

阿久根市長、連日の出席拒否…入札問題追及予定 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100319-OYT1T01131.htm

 鬼の首でもとったかのように反市長派が騒いでおりますが、

阿久根市工事 市長在籍の会社落札 市長が決定の最低制限価格 1円だけ上回る / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/159735
 竹原市長は同日、西日本新聞の取材に「これまでの入札で最低制限価格の予想はつく。数円の中に数社おり、誤差の範囲」と説明した。

 同社が落札したのは2月26日入札の「総合運動公園施設整備工事」で地場の9社が参加した。事前公表の予定価格は約551万円で、同社は入札1回目で、最低制限価格(税別)より1円高いだけの446万477円で落札した。

 最低制限価格への10円以内の近接は別に2社あり、1社は4円高くて次点、もう1社は3円下回って失格になった。

 竹原市長の親族会社が同市発注工事を落札したのは2008年9月の市長就任後2件目。落札できなかったり、失格になったりしたことも約30回あるという。
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実はぎりぎり失格の一社は反対派 岩崎議員の親族が経営。

と言うことで、三笠興産への落札が異常に多くなったなどと騒いでいた反市長派連中のデマは西日本新聞の記事によって、今回は否定されることになった。

2010年3月20日 住民至上主義


さすがは妹思いの竹原さん、「鬼も首でもとったかのように」書いていますが、「最低制限価格への10円以内の近接は別に2社あり、1社は4円高くて次点、もう1社は3円下回って失格になった」んだそうです。だから竹原さんとこの会社だけが悪いのではない、というわけです。要するに加減の問題でして、1円高かったり4円高かったり3円安かったりするわけです。つまり「446万476円」という最低制限価格を、少なくとも3社は知っていた可能性が濃厚です。

その点について竹原さんは「これまでの入札で最低制限価格の予想はつく」と言っていますが、「数円の中に数社」というのは極めて精度の高い「予想」であると言えるでしょう。しかし実際には10円以内の「誤差の範囲」におさまっていたのは9社中3社であったわけですし、この3社の「誤差」は実際には「5円以内」なのです。他の6社の「誤差」が仮に10円程度であった、ということは誤差の値としては実に倍以上という事になるんですから、竹原さんの言うように簡単に「予想がつく」ものであるかどうかは疑問です。

何が「実は」だか知りませんが、今回失格の業者が反対派の経営であろうと、要するに公表されていない最低制限価格に極めて近い金額を出していたことには変わりがありません。反対派だろうが賛成派だろうが仲好く所定の金額の周りでそれぞれの場所を占めています。むしろ「三笠興産への落札が異常に多くなったなどと」いうことが起きないようにするのが肝心です。これは「市民と苦労を共にし、痛みを分かち合う阿久根市役所職員」がそのように気をつけているのではないでしょうか。竹原さんはもっと市の職員を信用して然るべきでしょう。

三笠興産の落札は2008年9月以降約1年半の間に2件だそうです。一方「落札できなかったり、失格になったりしたことも約30回」というのは、何時から数えてのことなんでしょうか。西日本新聞の記事によって、今回は不明のままであります。

竹原さんの「ブログ」というのはこんな調子ですから、県立高校生の件について何を書くつもりだったのか全然予想もつきません。もう報道されてしまったのですから、そろそろ書いたらどうかとも思いますが、そもそも「脅し」のつもりで言ったことですから、報道されて周知の事実となってしまった今となっては書いても仕方がないのかも知れません。

竹原さんにとっては『住民至上主義』というブログは脅迫の道具になるようです。素晴らしいことです。自分のブログの影響力についてこれほど自信を持っているブロガーがいるでしょうか。いるかも知れませんが、それはやっぱりデマでも何でもある程度の実績があってのことなのではないでしょうか。それはアクセス数が多いとか少ないとかトラバが沢山あるとかいうこととはちょっと違うようです。

まあ、竹原さんのブログが相当程度のアクセスがある、ということは考えられます。実際、僕なんかよりも相当多いでしょう。有名ですから。しかしなまじ「有名」なだけに、その「影響力」の評価はそう簡単でもないようです。

当ブログが如き凡百のブログにおいては、そこに書いてあることが面白いとか、半分くらい賛成だ、とか思う人が手の空いた時にたまたま見に来てくれるような状態でしょう。気に入らない、という人は二度と来なかったりするわけです。もっとも記事のクォリティが高い場合は気に入らなくても反論するんだとか、そういうことでいつも見ていただけることもあるかも知れません。

ところでブログは金閣寺よりも燃えやすいそうで、「反論」みたいなコメントが殺到することもあるようです。そういう場合、書き手としては大いに自信を喪失してブログが消滅したり書き手が消滅したりすることもあるやに聞いております。そうでなくてもアクセス数が減ると凹むとか、新エントリを投入しても伸びないとか、気にしだしたら夜も眠れないという事にもなりかねません。

どうやら竹原さんの場合はこれとはまったく逆の事態が進行しているようです。アクセスする人がどういうつもりかには関わりなく、アクセスは伸びるでしょう。多くの人は竹原さんのブログを心底「面白い」と思っているものと思われます。それに加えて『住民至上主義』には豊富な「お気に入り」てゆーか「とりまき」が存在します。これらの存在によって竹原さんが自信過剰に陥ることは、あるいは自然な流れと言うべきかも知れません。

竹原さんが普段あまり信用していない様子の「メディア」とか「マスコミ」をも脅迫の道具として使用したことは別に構いません。よくある手であり、普通の対応です。しかし竹原さんが自らのブログをそれらと同等に見てしまったのは不可解です。もしそうなのであれば、取材拒否などしなくても自分でブログを書いて反論することによって釣り合いが取れるはずであるところ、竹原さんはそのようにはしていません。校長さんの電話に出た竹原さんは妄想の世界にいたようです。しかし取材拒否を行なう竹原さんは多少覚醒した状態にいます。妄想の世界の脆さを自覚できる程度には目覚める時もあるようなのです。


posted by 珍風 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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