2010年03月29日

新聞バンザイ!ビンボー人に死を!

新聞78紙が同一広告を掲載 「日本を元気にする」キャンペーン

 日本新聞協会加盟の新聞78紙が日本の経済や社会の活力を高める「日本を元気にする」キャンペーンの一環として、住宅・新築分野の新制度を伝える広告を29日発行の紙面で全国一斉に掲載した。協会加盟新聞社が同じ日に、同一広告を掲載するのは初めて。

 今回は住宅エコポイントの申請開始、贈与税の非課税枠の拡大などを知らせる内容。新聞協会は「日本を元気にする」キャンペーンとして国民生活に意義のあるテーマを取り上げた広告を加盟新聞社が一斉に取り上げる特別企画を進めている。

 今回はその第1弾で、広告を掲載した新聞の発行部数は合計約4850万部にのぼる。

2010年3月28日 日本経済新聞


新聞によりますと、「住宅エコポイント」とか「贈与税の非課税枠の拡大」が「国民生活に意義のあるテーマ」なんだそ〜です。

月曜日から『ウィークエンダー』で申し訳ないのですが、まあ、なんだか知りませんが、そういうことのようです。とにかく日本新聞協会ではそのように思ったらしいのです。たしかに間違いではないでしょう。これは全くもって「国民生活に意義のあるテーマ」です。

もっとも、「国民生活に意義のあるテーマ」はいくつかあるようでして、今回はその「第1弾」なんだそうであります。「第2弾」が何なのか僕は知りませんが、物事には優先順位というものがありますから、これはいくつかある「国民生活に意義のあるテーマ」のうちでもっとも重要なものなのです。

何が重要と言って、「住宅エコポイント」はそんなに簡単なものではなかったりするのですから、国民の注意を喚起することがきわめて重要です。たとえば、外壁や窓の断熱については、あんまりお金がない人でもそういう工事が出来るように国が補助を行なっているんですが、この補助を受けた場合はポイントが発行されません。

まあ工事に補助を貰って更にエコポイントまで貰ったんじゃ二重取りになりますから、これは当然のことで、要するに「住宅エコポイント」は国から補助を貰うような人には無しです。口惜しかったら補助金なしで断熱工事をしてみろってんだ。出来めえ。

ところがどっこい、ビンボー人にとっては断熱工事どころか住宅建設工事そのものが縁遠い話です。建設も何も、建てる土地もないし金もありません。ちゃんとしたアパートに入居できたら幸福なのです。下手をするとアパートにすら入れるかどうか怪しいもんだったり、実際に入っていなかったり、ネットカフェで寝ていたりするのが現状です。

したがって住宅取得の見込みのない皆さんや「贈与」するものがない皆さんは、日本新聞協会が考えている「国民」の中には入っていませんので安心して下さい。昔の新聞は別多様な意見の持ち主を「非国民」と呼んだかも知れませんが、今の新聞はビンボー人を十把一絡げに「非国民」認定します。

日本新聞協会はこのような立場を明確にするために、敢えてビンボー人の排除を最優先の「テーマ」としたようです。「日本」は「元気」になるかも知れませんが、「日本」の中に入っていない人や「元気」にならない人が大勢いるようです。新聞ではそういう人たちを今度から相手にしないことにしました。今までだって相手にしていなかったのかも知れませんが、今回初めて正々堂々と喧嘩を売ることにした模様です。

新聞はビンボー人に宣戦布告したのですから、ビンボー人としては今後は新聞を公然と燃やしたりしても良いわけですが、よく考えたらそれは前からやっていることなのでした。てゆーか、今どき風呂の焚き付けでもないでしょう。お弁当を包むわけでもなし、新聞はとっくにその役割を終えていたんでした。


posted by 珍風 at 22:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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