2010年06月15日

実在都民ポルノ条例

漫画児童ポルノ条例案否決 東京都議会総務委員会


 子供を性的対象にした漫画などの制限を目指す東京都青少年健全育成条例の改正案を審議していた都議会総務委員会は14日、改正案を民主や共産など反対多数で否決した。16日の本会議で正式に否決される見通しで、都議会で知事提出の条例案が否決されるのは12年ぶりとなる。都は改正案の文言や適用範囲などを見直し、9月議会以降に再提出する方針。

 改正案は、漫画などで18歳未満と想定されるキャラクターを「非実在青少年」と規定。該当キャラへの婦女暴行や近親相姦などを描いた漫画やアニメ、ゲームなどについて、青少年が購入、閲覧できないよう区分陳列などの制限を求めた。3月の都議会に提出されたが、著名漫画家や出版業界が「表現の自由を侵害する」などと強く反発し、継続審議となっていた。

 この日の委員会で、民主は「(条例規制より)青少年への教育や保護者らによる性的メディア環境への整備が必要。改正案の撤回と再提出を求める」と否決理由を説明。一方、改正案に賛成する自民は公明とともに修正案を提出。「条例改正は子供を守るための取り組みであり、教育による対応や業界の自主規制と矛盾しない」と反論したが、修正案は反対多数で否決された。

 改正案について、石原慎太郎知事は今月11日の定例会見で、「否決されたら、もちろん(再提出)する。悪しき状況を良くするため、制約は必要だ」と述べている。

2010年6月14日 産経ニュース


「表現」の「対象」というものを一義的には決定出来ないので、「子供を性的対象にした漫画」という表現は正確ではないのですが、どうせ産経さんの事ですからデタラメでしょう。今回は支持率の回復を背景に民主党が良いところを見せる事が出来たようです。

つまり状況によっては日和る可能性がないわけではないし、民主党にもオカシナひとは大勢いますから、安心は出来なかったりするわけですが、取り敢えず菅さんは6月8日の記者会見で言うことは言っています。

もちろん、大きな幸福を求めることが重要でありますが、それは、例えば恋愛とか、あるいは、自分の好きな絵を描くとか、そういうところには、あまり政治が関与すべきではなくて、逆に、貧困、あるいは戦争、そういった事をなくすることにこそ、政治が力を尽くすべきだと、このように考えているからであります。


「例えば」と言っておきながら各自治体の「青少年」がらみの条例をターゲットにしたピンポイントの発言が冴えておりますが、もちろん、条例の目指すところが条例案提出者の述べるところと一致するのであればこれでかまいません。「児童ポルノ」というのは要するに「貧困」の問題なのです。

しかしながら人生そんなに甘いもんじゃないでしょ。条例の目的はその文言自体にあるのであり、それによれば目的は「自分の好きな絵を描く」ことに「政治が関与する」ことではなくて、表現され発表されるに足るもの、というのはどうしても「少数意見」にならざるを得ないわけですが、これをなるべく広範囲に人目に触れさせないようにすることに他なりません。

アグネスのようなお人形さんは美味いものを喰って耳障りな声を立てて歌でも歌っていれば満足なんでしょうが、権力はこのような欲望を必然的に抱くものです。この欲望としての権力というものを文学として、後には実地で追求している石原さんは、もちろん権力の欲望には忠実であって、そのような「悪しき状況」からは「子ども」もオトナも「守られ」なければなりませんけれども、「貧困」の解決よりも「財政の建て直し」を優先して結果的には「貧困」や「戦争」という、鳩さんちよりもよほど仲の好い兄弟に近づいて行こうとする菅さんが、果たして9月までに同様の欲望に飲み込まれてしまうことがないのかどうか、はなはだ心もとないような気がしないでもありません。


posted by 珍風 at 05:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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