2010年08月07日

沈黙の雌鶏

死刑制度の勉強会が初会合 メンバーは法務省に限定


 廃止を含む死刑制度の在り方を検討する法務省の勉強会の初会合が6日、省内で開かれた。千葉景子法相が7月28日の死刑執行後の記者会見で「国民的議論の契機にしたい」と設置を表明していた。

 千葉法相は「開かれた場で、幅広く外部有識者らからも意見を聞きたい」としていたが、メンバーは法相ら政務三役のほか、刑事、矯正、保護の3局長ら省内に限定した。外部有識者からは3回目以降、公開の場でヒアリングする。2回目の会合は8月下旬、3回目は9月上旬の予定。

 千葉法相は冒頭に「死刑制度の存廃についての考え方のほか、(死刑囚への)告知を含めた執行にかかわる問題、執行に関する情報提供の在り方などを検討していきたい」とあいさつした。

 死刑に関する勉強会は、2007年9月に再任された鳩山邦夫元法相が省内に設置したことがある。執行した事実と人数だけだった公表方法を変更、氏名や執行場所、確定判決の概要も明らかにするようになった。

 法務省の勉強会とは別に、民主党もワーキングチームの設置を決めている。

2010年8月6日 共同


共同通信さんは、勉強会のメンバーが「省内に限定」されているのが、カボチャババァの言ってる事と違うんじゃないのか、と言いたげであります。しかしながら、これは「省内」の「勉強会」なのであり「省内」の人が「勉強」するためのものですから、これは小学生が小学校で勉強しているのが特に不思議とすべきではないと思われるのと同様、メンバーが「省内」の人ばっかりなのは怪しむに足りません。

てゆーか、いるじゃないですか「外部有識者」は。あの人は法務大臣と「外部有識者」を兼務しています。しかしこれは、落選したくせに、とかそういうクダラナイ意味ではありません。千葉さんこそ、こと死刑制度の問題に関しては第一級の「有識者」であります。なんといっても千葉さんは弁護士として、また国会議員として死刑廃止に尽力され、そして法務大臣として死刑存続への重要な役割を果たしました。いわば死刑のオールラウンドプレーヤーです。

勉強会は「死刑制度のあり方」について「勉強」するんだそうですが、「あり方」とは「在り方」であり、存在の様式の事ですから、つまるところ死刑制度をどのように存続させるか、というのが「勉強会」のテーマです。カボチャババァによれば「死刑制度の存廃についての考え方」についても「勉強」しまっせ、ということのようですが、廃止議連から死の命令主体に「引っ越し」たカボチャババァは、この点についても幅広い見識を有しているというべきでしょう。

法務省の「勉強会」は、「死刑制度の存続の様式」を考えるために、まず「死刑制度の存廃についての考え方」を「勉強」するつもりです。これは死刑存続のための「理論武装」をしよう、ということでしょう。そんな場合、死刑廃止論の一通りの主張を知っておくのは大変に有益な事でありますから、誰か「外部有識者」に来てもらって教えてもらう事になりますが、あ、それ、ここにいた。

現在の法務省は、そのトップに「転び死刑廃止論者」を頂いているのです。この「転び」は「転び公妨」の「転び」ではなくて「転びキリシタン」の「転び」ですので間違えないようにしたいものです。そういえば『沈黙』をスコセッシが撮るはずなんですが、あれはどうしたんでしょうか。スコセッシは現在3D映画を撮っているそうですが何をやっているのか。企画そのものが「沈黙」したという噂もありますが、日本の「愛国者」諸君は映画の邪魔ばっかりしてないでこっちの企画を進めるように「圧力」をかける気はないか。それはともかく、カボチャババァは遠藤周作のこの小説の中で井上筑後守が演じた役割を演じようとしているのかもしれません。ちなみにスティーヴン・セガールの出演は予定されていません。

死刑存続論はその根拠を失っています。したがってその「理論武装」は死刑廃止論に対する対抗理論を構築するしかありません。ああ言えばこう言う、とも言いますが、それはどちらかというと理論構築というよりは「想定問答集」のようなものになる他はないでしょう。これは対抗すべき相手方の理論が先ず最初に存在する事を必要としますから、「死刑廃止論」の生きた見本であった千葉さんの存在はこのような作業にとって欠かす事が出来ません。そして一度「転んだ」者は最も尖鋭的な敵となるか、手先として働くのが昔からの決まりです。カボチャババァは井上筑後守になれるか、それともキチジローとして終わるか、なかなかの見物です。スコセッシが撮らないんだったらこっちを観て、帰りはキッチンジローでお食事だ。


posted by 珍風 at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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