2010年09月18日

惨夢! 甦る死に神大臣

もう皆さんよくご存知ですね。柳田さんです。よく知っている、というだけではありません。なんだか知りませんが、実はとっても馴染み深いような気もして来ました。

死刑執行、慎重かつ厳正に=柳田法相


 柳田稔法相(拉致問題担当相)は17日深夜の記者会見で、死刑執行について「裁判所の判断は尊重しなければならない。これは法が定めている。その定めに従い慎重かつ厳正に対処したい」と述べた。法務省内で死刑存廃に関する議論を行っていることには、「国民がどう考えているかも勉強し、いろんな検討を加えたい」と述べ、世論も参考にする考えを示した。

 また、北朝鮮による拉致被害者の家族との面会について「来週中にも実現したいと思っている」と語った。

2010年9月18日 時事


友情は悲しみを半分にし、喜びを倍にします。勝って嬉しい菅さんから、法務省のお役人の皆さんのところにご祝儀代りに届いたのが柳田稔さん。これからは死刑を「法の定めに従い」というのはもちろん刑事訴訟法の定めるところに従ってさっさと右から左にテンポ良く、しかし失敗はしないように「慎重」に、そして間違いなく「厳正に」吊るすことになります。

忙しくなりますよ、これからは。日本は喜び勇んで死刑を求刑する検察官の皆さん、死刑判決なら目をつぶっても書ける裁判官の皆さん、血腥い正義に熱狂する裁判員の皆さん、そして死刑囚を縛り続け、目隠しをし続け、首に縄をかけ続け、半狂乱になってボタンを押し続ける刑務官の皆さんのうれしい悲鳴と、死刑囚のくぐもった、か細い悲鳴とが交々響きあう阿鼻叫喚のシンフォニーを奏でることでしょう。

柳田さんによれば、この美しいハーモニーを支えるのが「国民がどう考えているか」、といういわゆる「世論」なんだそうですが、これで「勉強会」とかいうものもほとんどその役割を終えました。柳田さんはもとより「勉強」なんか好きではなく、寿司でも人の頸でも握る方が好きなようですから、嫌いなことなんかやらなくても官僚諸君が「世論調査」をやってくれるんでオッケーとは、これはまた随分と楽チンなうらやましいことであります。

それにしてもさすがは菅さん、それとも仙石さんでしょうか、法務大臣に柳田さんとは適格すぎるにしてもこれはあんまりだという程度にはビッタシな人事であるといえるでしょう。昨日は違うようなことを書いたような気もしますが、気にしないで下さい。なんといっても人は見た目が100%、男の顔は履歴書です。

死刑制度、世論が支持…鳩山法相


 鳩山邦夫法相は1日午後の参院予算委員会で、国連が昨年12月に死刑執行の停止を求める決議を採択したことに関し「それぞれの国に考え方や世論がある。わが国は凶悪犯罪に厳しく当たるべきだというのが世論の大勢だ」と述べ、死刑制度は国民に支持されているとの認識を示した。
 
 社民党の福島瑞穂党首への答弁。 

2008年2月1日 時事


在任中に13人を殺害した鳩山邦夫さんは、やはり誰が何といっても押しも押されぬ「死に神」として孤高の地位にあるようですが、そんな「死に神」さんも「世論の大勢」を拠り所としていたようですから、柳田さんも「死に神」の名を継ぐに相応しい素質充分であると言うことが出来るでしょう。

ちなみに元祖の方の「死に神」さんも「勉強会」をやっておりまして、法務省が殺した人間の氏名を公表しているのはこの「勉強会」のおかげです。「死女神」千葉さんの「死刑場公開」というのは、「元祖」の方針を継いだものと見ることが出来ますが、この度襲名披露した「二代目死に神」が死刑にどんなお楽しみをつけ加えてくれるのか今から非常に楽しみだ、というのが菅民主党政権の後退振りには相応しい期待の仕方であると言えるかも知れません。いよいよ執行そのものの公開か、死刑判決を出してくれた裁判員にはお礼として執行に立ち会える特典がつくとか、執行員制度の制定か、それとも「どのボタンが生きてるボタンでしょうかクイズ」で死刑囚に助かるチャンスを与え、執行の前にコマーシャル、実は全部のボタンが生きてるんでしたー!残念!だとか、何を期待しているのか知りませんが。


posted by 珍風 at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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