2010年10月30日

靖国神社でお水素取り

ナベツネさん御用達の「おいしい水素水」でおなじみの株式会社ブルー・マーキュリーとの関係が深い日本医大の太田成男教授が、なんと商売敵のバナ株式会社の広告に名前を勝手に使われて怒っていたわけですが

「怪しい天然水素水」とは関係ありません。

週刊新潮(株式会社新潮社発行)の2008年10月2日号(9月25日発売)に『「怪しい天然水素水」バナの株主に「チェ・ジウ」』という見出しの記事が掲載されましたが、当研究室と、バナ社およびその製品とは、研究内容も含め何ら関係がありません。
 なお、2008年2月8日には、「私は貴社とは無関係であり、無断で私の名前や写真・動画を用いないように申し入れます」という警告書を内容証明郵便にてバナ株式会社へ教授名で郵送しております(2008年9月25日 文責・太田成男)。
 

いかがわしい会社とは無関係です。

 当研究室は、連鎖販売(いわゆるマルチ商法)を営む会社、出資法違反の疑いのある会社とはいっさい無関係です。当研究室の教授や研究成果が、あたかも関係があるかのような記載がある場合は、無断で使用しているものです。悪質な場合は法的手段に訴える可能性もあります。

http://www.nms.ac.jp/ig/introduction/saiboseibutsu/ourpage/generalnews/general.html


「水素水」とは関係がないわけではありませんし、「怪しくない水素水」というのも見たことがないわけで、一般的に言って「いかがわしい」会社とも無関係かどうか分かったものではないとはいうものの、同業他社の関係者を無断で広告に使うバナ株式会社の見識は如何なものかと思ったら、純然たる被害者を加害者扱いしている「怪し」くて「いかがわしい」宗教もあります。

靖国合祀の取り消し認めず 那覇地裁が遺族の訴え退ける


 沖縄戦などで死亡した肉親が無断で靖国神社に合祀(ごうし)されたとして、沖縄県内の遺族が神社と国に合祀取りやめと慰謝料を求めた訴訟で、那覇地裁は26日、遺族の請求を退ける判決を言い渡した。平田直人裁判長は「遺族の信教の自由を妨害する具体的な行為があったとは認められない」とした。遺族は控訴する方針。

 これまでに軍人・軍属の合祀について争う訴訟はあった。今回は民間人を含めて遺族が望まない合祀が妥当かどうかを問う初の訴訟だったが、同種訴訟と同じく合祀を容認する判断となった。

 原告は70代の男性5人で、肉親計10人の合祀について提訴した。沖縄戦でひめゆり学徒隊に動員された17歳の女子生徒や、国に「戦闘参加者」とみなされた2歳の幼児を含む一般住民6人が含まれる。原告は、軍国主義の象徴だった靖国神社に肉親が無断で合祀され「追悼の自由を侵された」と主張。神社が管理する「祭神簿(さいじんぼ)」などから肉親の氏名を消すよう求めた。

 国は多くの一般住民が戦闘に巻き込まれた沖縄戦の経緯をふまえ、「戦闘参加者」とみなした一般住民の遺族に給付金などを払っている。原告は、「戦闘参加者」の情報を国が神社に伝えて合祀に協力したと主張し、国も訴えた。

 判決では、山口県護国神社への合祀をめぐり遺族が敗訴した1988年の自衛官合祀拒否訴訟の最高裁判決をふまえ、「他者の宗教的行為に不快な感情を持つとしても、法的救済を求めることができるとすれば相手の信教の自由を妨げる」と指摘。靖国神社の「信教の自由」に基づく合祀を尊重する立場を示した。

 国の関与については「国の情報提供は合祀に一定の役割を果たした」と認めつつ、「戦没者についての照会への回答は時代の要請に応じた行為で、宗教的な色彩はない」と判断。「国が合祀を推進したとは言えない」とした。

2010年10月26日 asahi.com


「信教の自由」を靖国神社の防衛に利用した倒錯した例ですが、日本では「信教の自由」は先ず第一に「靖国神社からの自由」でなければならないという特殊性があるところ、これを逆に利用した平田直人裁判長も商売敵の先生を広告に利用した石山久男さんと頭の構造が同じです。

2歳の幼児がいかにして「戦闘参加者」とみなされたのか、その事情は明らかではありませんが、おそらく何らかの後ろめたさがあったのではないでしょうか。沖縄では壕の中で幼児が泣き喚いたりすると帝国軍人様がたちどころに静かにさせて下さったそうですが、それに類するようなことがあったような気がします。

つまりこの「民間人」は「戦闘参加」ではなくて戦闘の被害者であり、しかも自国の兵によって殺されたものであり、兵隊さんなりの感覚でこれを誠に済まないと思ったかもしれませんし、戦闘被害者の怨霊を取り込んで鎮静しようという意識もあって勝手に祀ってしまったものでしょう。

そうすると「敵」であっても、相手の事情に構わず自分の都合で勝手に利用するのは石山久男さんや平田直人さんの専売特許ではないようです。これが正に靖国神社の尊い教えに他なりません。生きているうちは戦争で、死んだ後でも何をされるかわからないという、死ぬも地獄生きるも地獄というどうしようもなさが靖国神社の魅力であります。

こういうことには「国」が「関与」していたのは勿論です。てゆーか普通の「宗教法人」はそんなことはしないものです。「宗教法人」も商売ですから、宗教で祀ってあげるのは、やはりそれなりに法人への貢献があった場合であり、概ねその「貢献」というのは「お金」のことだったりします。なんにもしてくれなかった2歳の餓鬼を祀るのは無駄というものです。もしそんなことをするとすれば、それは「怨霊」から国家を守護するという、一種の「鎮護国家」思想に基づいて「国」が靖国神社にやらせたことでしょう。

ところで「バナ株式会社」ですが、いつのまにか社名が「VanaH株式会社」になっているのはともかく、たしか「450,000(千円)」もあった資本金が一挙に「2,000万円」になってしまったようで、みんなが払った130万円也はどこに行ってしまったのか、石山久男さんが生き延びているのは若干不思議ですが、彼が死んだら、靖国神社思想の忠実な使徒として、是非とも靖国神社の「祭神簿」に加えて頂きたいものであります。今直ぐでも構いませんが、お金を返してほしい人もいるでしょう。
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2010年10月29日

トップヴァリュ5つのこだわり

1 お金もちの声を政策に生かします。
   定期的にお話を伺いに参ります。

2 財産の安全と経営環境に配慮した安心な政治をおとどけします。
   ビンボー人からは身動き出来ないほど搾り取ります。

3 国民に必要な情報をわかりやすく隠蔽します。
   讀賣新聞でも読んでいやがれ。

4 お買い得な法人税で企業に有利な政策をご提供します。
   ナショナリズムも活用します。

5 財界の満足をお約束します。
   万が一、ご満足いただけない場合は、大連立をします。

というのもナベツネさんは岡田屋さんと同じことを言ってるんで

企業献金再開 廃止より透明性確保が先決だ(10月29日付・読売社説)


 個別企業や労働組合、医師会など業界団体の作る政治団体から献金を受け取ることを全面禁止する方針に無理があった、ということだろう。

 民主党は、献金禁止の公約が破綻していることを率直に認め、献金額の上限規制をかいくぐる迂回献金の防止や透明性の向上に、優先して取り組むべきだ。

 民主党が、1月から自粛していた企業・団体献金の受け取りの再開を決めた。

 これまで民主党は、国や自治体との公共事業や物品調達の契約が1件1億円未満の企業からの献金を自粛していた。

 今回、献金を再開した理由について、民主党は、巨額な契約関係がなければ癒着が防げることや、個人献金の慣行が社会に定着していないこと、党財政を政党交付金に過度に依存している実態を改めることを挙げている。

 そもそも、政治活動に相応の資金が必要とされる中で、企業・団体献金を禁止すること自体、非現実的な考え方といえよう。

 企業も社会の一員であり、政治献金は政治参加の一つの手段だ。「企業献金は悪、個人献金は善」という発想は誤りで、今回の民主党の判断は妥当である。

 そうである以上、民主党は、衆院選政権公約で掲げた「政治資金規正法を改正し、その3年後から企業・団体献金を禁止する」方針も見直すのが筋だろう。

 ところが岡田幹事長は、この方針は維持すると強弁している。

 「言行不一致」との野党の批判にも、今回受け取りを再開するのは、政権公約とは関係のない、自粛していた分だとして、「公約に反していない」としている。

 公約との整合性に汲々としているようにしか見えない。

 民主党では、北海道教職員組合の違法献金事件で、労組丸抱えの選挙運動の実態が明るみに出た。企業・団体献金の廃止方針を堅持するなら、まず、労組との癒着関係を断ち切るべきではないか。

 不正が発覚した際に議員が秘書に責任を押しつけることができないよう、議員の監督責任を重くすることも大切だろう。

 鳩山前首相と小沢一郎元代表の「政治とカネ」の問題では、国会招致がいまだ実現していない。

 1月に企業献金を自粛したのは当時、政権トップ2人の「政治とカネ」の問題が政治的な争点となっていたからだ。

 この問題に背を向けたまま、自粛解除を先行させるのでは、ご都合主義のそしりは免れない。

2010年10月29日 讀賣新聞


「企業献金は悪、個人献金は善」てのはどっちがオリジナルか知りませんが、岡田さんと渡邉さんが共有してるフレーズだったようです。まあ、そんなところだと思いますからそれはどうでもいいのですが、『讀賣新聞』によると労働者は「社会の一員」ではないようで、「政治参加」は禁止なんだそうです。そこで「労組との癒着は悪、企業との癒着は善」ということになるみたいなんですが、これではやはり「ご都合主義のそしりは免れない」とはいえ、目出たく「社会」から排除されたビンボー人各位は、ナベツネさんの言うことを良く聞いて「反社会の一員」としての自覚を持たなければなりません。
posted by 珍風 at 05:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

「すべてはお客さまのために」

献金再開「公約の範囲内」=民主・岡田氏


 民主党の岡田克也幹事長は28日の記者会見で、同党の企業・団体献金の受け入れ再開に批判が出ていることについて「マニフェスト(政権公約)の範囲内のことだ」と述べ、問題はないとの考えを強調した。

 岡田氏は「今回(の受け取り再開)は契約額が1億円未満の企業に関するもので、(契約額1億円以上の企業からの献金禁止を明記した)マニフェストに抵触しない」と説明。党内から疑問視する声が出ていることについては、「新聞ではなくマニフェストを読んでほしい」と反論した。 

2010年10月28日 時事


民主党もよくエサを撒くもんですが、岡田さんが言っていることも別段間違いではありません。マニフェストには確かに

6.企業団体献金・世襲を禁止する
【政策目的】
○政治不信を解消する。
○多様な人材が政治家になれる環境を整備する。
【具体策】
○政治資金規正法を改正し、その3年後から企業団体の献金及びパーティー券購入を禁止する。
○当面の措置として、国や自治体と1件1億円以上の契約関係にある企業等の政治献金・パーティー券購入を禁止する。
○個人献金を普及促進するための税制改革を実施する。
○現職の国会議員の配偶者及び三親等以内の親族が、同一選挙区から連続して立候補することは、民主党のルールとして認めない。
○政治資金を取り扱う団体を親族に引き継ぐことは、法律で禁止する。
○誹謗中傷の抑制策、「なりすまし」への罰則などを講じつつ、インターネット選挙活動を解禁する。


と言う風に書いてあります。やはりマニフェストですから、これは党内の色んな人の意見が入っているわけで、「3年」の経過措置とか「当面」は契約額1億円未満なら良いことにしよう、なんてのはイオングループの岡田さんの「功績」であります。もっとも岡田さんは経過措置機関は「5年」が良いとか、「企業・団体献金が悪で、個人献金が善という二元論が正しいのか」なんて言ってたんで、やはり一定の「妥協」をしたものでしょう。

「企業団体献金の禁止」というのは主に小沢さんが言っていたことです。今年の1月に当時幹事長だった小沢さんが企業団体献金の受領の自粛を決めたんですが、これについてマスゴミは「自らに対する批判をかわす狙い」などと書きたがるわけですが、これは小沢さんの前からの持論です。ただし、「批判」を背景にして岡田さん達が反対出来ない状況というものが存在し、それを利用して強行した感は否めません。

そういう経緯ですので、今回の受入れ再開は、確かにマニフェストの文言には違反していません。単に小沢さんが「やりすぎた」のを修正したものであり、オリジナルの民主党の地金が出た、ということでしょう。やはり後から来たヤツに振り回されるのは御免だし、あんなマニフェストの示す方向に一歩でも進むのは真っ平だぜ、というのが、オリジナル民主党の本音のようなのですから、最高でも「マニフェストの範囲内」に留めておきたい、というわけです。

したがって「マニフェストの範囲内」ではあるかもしれませんが、これが「脱小沢」の「本丸」とかそれに近いところかもしれません。小沢さんが自民党との差異化を図ることによって民主党は政権を奪取することに成功しましたが、本当は自民党と同じことがしたかったのに、そのために一番邪魔だったのが元は自民党にいて一番「自民党ぽい」ように言われている小沢さんであるというのは面白いことですが、「政権交代」といっても看板が変わるだけで中身は同じ、ということでアメリカも頸断連も安心してお買い物が出来ます。

「善」かどうかはともかく、このように政党が政党として機能しないようだと「個人献金」もどこにあげたら良いのか全く分からないわけですが、もうこれで法人税が下がって消費税が上がることが確定したようですから、僕みたいに「まいにちのエコ」どころか「まいにちのエコー」が進行中のビンボー人は環境税がどうなろうとトップバリューを買ったり献金したりする余裕などは一切ありませんし、最初から相手にしてもらえません。
posted by 珍風 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月27日

ギリシアの神はサイコロを振る

児童にさいころ振らせ罰で体触る

埼玉県入間市の小学校の男性教諭が、児童に注意をする際に「セクハラさいころ」と名付けたさいころを児童に振らせて罰として体を触るなどの行為を繰り返していたことがわかり、学校は緊急の保護者会を開いて謝罪しました。

2010年10月27日 NHK


どうでもいい話しですが、このところ小学校の先生の本当にあった愉快な話が紹介されているようであります。学校というのはともすれば、ともしなくても、相当に退屈な場所でありますから、退屈しのぎに何でもやってみるのは有益なことです。しかし一番学校がツマラナイと思っているのは先生かもしれません。

しかしそれにしてもこれは、いくら何でもずいぶんと大雑把な、それでいて問題の先生には極めて不利なポイントを十全に押さえた報道記事であるといえるでしょう。ほとんど悪意のようなものを感じると言っても過言ではありません。これではまるでヘンタイ教師です。

世間は「変態女教師」をときとして歓迎さえする向きもありますが、ヘンタイ中高年男教師に対しては一貫して冷淡なものであり、遠慮なく非難の眼差しを向けたり指弾したりするものです。しかしながらこの先生については、別段ヘンタイ的な「行為を繰り返していた」というわけでもないようです。

むしろこれは「処罰」を賭けたギャンブルのようなものです。教室で一種の「賭場」を開帳していたと言うことが出来るでしょう。もっとも近代教育概念の源流である古代ギリシアではシュンポシオンの場においてもサイコロによる賭けが盛んに行なわれていたというほど由緒正しい遊戯であり、これほど学校に相応しいものもない、とも言うことが出来るのです。

ここで「セクハラさいころ」なるものについて説明が必要でしょう。そんな必要は全くありませんが。このサイコロは3種類あって、その形状はいずれも正6面体であって、「正ねじれ双五角錐」などという変態的のものではありません。この問題について無駄に詳細に報道している『日刊スポーツ』の説明によると

男性教諭は全部で4つのサイコロを自分でつくり、持っていた。それぞれに罰の内容を書き込んでいた。木製で大きさは約2センチ四方。1つには「恋人指切り」「肩組」「頭なでなで」「ハグ」「つばホッペ」「許す」。2つ目には「キス」「鼻クソ」「ハゲうつし」「クツにおい」「顔ケツタッチ」「許す」。3つ目は「鼻クソ」と、それ以外はすべて「許す」と書かれており、もう1つには何も書かれていなかった。

2010年10月27日 日刊スポーツ


「木製で大きさは約2センチ四方」というのは小学校の教材用にそういう立方体があるんですが、『日刊スポーツ』では「何も書かれていな」いサイコロも「セクハラさいころ」に含めるようですが、なかなかの慧眼であるといえるでしょう。国家が民主的であるかどうかというのは、この白いサイコロを振る機会が与えられているかどうかという違いでしかないのかもしれません。

第一のサイコロの目は、実は小学校の先生がやりがちな「スキンシップ」にしか過ぎません。「つばホッペ」はどうかと思いますし、「肩組」や「頭なでなで」をいやがる人がいるのは当然ですが、特に変わったことをしているようにも思えません。いわば教育現場の嘆かわしい現状を反映したものでしかないのです。

それに対して第二のそれは教師にあるまじき知能指数の低下振りが顕著であります。どれもこれも小学生が考えたとしか思えない目ばかりで、特に「鼻クソ」だの「ハゲうつし」だの「クツにおい」などは目を覆うばかりの幼児性が突出しております。しかしながらこのサイコロの制作には、正に小学生が関与していたようです。

『毎日新聞』によれば男性教諭は「サイコロは子供と遊びながら作った」と言っているのであり、よく考えてみればいくらなんでもいい齢をしたオッサンが「鼻クソ」でもないわけで、そう考えると「キス」や「ハグ」や「タッチ」も極めて幼児的なところから出て来ているのは明らかです。ついでにこの先生が「ハゲ」なのも明らかになってしまいました。

それは小児性欲的な何かなのかもしれませんが、少なくとも全く「成人向け」ではありません。第三のサイコロは「女子用」であり、6面のうち5面が「許す」になっている点が男子児童間において「女子に甘すぎる」と批判されていた模様ですが、残る1面は「キス」でも「ハグ」でもない「鼻クソ」であります。どこが「セクハラ」なのかよく分かりません。餓鬼は面白がるかもしれませんが成人男性の興味を削ぐこと夥しいものがあります。

餓鬼共は大人の人が「セクハラ」とか言って騒いでいるのを面白がるものですが、連中の想定する「セクハラ」とは「鼻クソ」とか「ハゲうつし」だったりします。このような幼児的な狂騒を苦々しく感じる児童も存在した可能性は疑えませんが、「問題」が明らかになったのは全く別のところからであったようです。

とある女子児童、この女の子はしかし、問題の先生のクラスとは別のクラスの児童であるとのことですが、自分の担任の変態ではないし淫乱でもないが乱暴であるかも知れない女教師の「暴言」について入間市学校教育課に相談したついでに、この男性教諭に「通りすがりにほっぺたを触られた」と言ったようです。そこで学校教育課ではこの「セクハラ被害」について教諭に事情を聴取したところ、この先生は「セクハラといえば」と思いついてこのサイコロの話を始めたといいます。

つまり誰もサイコロなど問題にしていなかったのですが、自分の方から、多分面白い話だと思って「自白」したようですが、やっぱり面白い話だったので満天下にハゲがバレることになったというわけですが、別に隠しているわけでも隠せるわけでもないのですから一向に構わないようなものです。しかしながら、それでメジャーイシューであった「暴言女教師」の方はどうなったかというと、茶畑のどっかに置き忘れて来てしまったようで何をやっているんだか。
posted by 珍風 at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月25日

ど根性でやんす

男喜納承基地、岡田さんとの交渉のテーブルを決然と蹴り飛ばし、男には意地がある、引くに引けない無限大、割り切れないのは円周率、ラメチャンタラ ギッチョンチョンで パイノパイノパイかどうかは知りませんが

民・自が一致、「休眠」参院憲法審査会始動へ

 民主、自民両党は19日の参院国会対策委員長会談で、休眠状態となっている参院憲法審査会の始動に向け、審査会の運営方法を定める「規程」を制定し、委員を選任する方針で一致した。

 休眠状態の同審査会が、設置から3年を経て、始動する可能性が出てきた。

 自民党の脇雅史参院国対委員長は会談後、「民主党が憲法審査会(を動かすこと)に応じると言ってきた。一歩前進だ」と記者団に語った。規程は、参院議院運営委員会理事会で検討し、早ければ今国会中に制定される見通しだ。

 憲法改正原案を審査する憲法審査会は、2007年の国民投票法成立に伴って衆参両院に設置された。衆院は自公政権下の09年6月に規程を制定したが、民主党など当時の野党が多数を占めていた参院は制定しなかった。委員は、衆院もまだ選任していない。

2010年10月21日 讀賣新聞


これって19日の夜には時事通信などで報道され、20日の朝刊には載っていたんで、天下一の改憲派新聞であらせられる『讀賣新聞』様がこともあろうにオトされ、21日になってやっと書きだしたのはどういうワケなんでしょ。『産經新聞』の田中さんなんぞも19日夜に大喜びで記事にしているものの、「今回、民主党が規程制定に応じ、衆参両院で形式的には審査会の条件が整いそうだが、憲法論議が実際に始まる見通しは立っていない」ことを指摘していますから、要するに「大したことじゃない」と判断したのかもしれません。

ちなみに民主党も自民党と同様に改憲を目指す政党でありまして、小沢さんや鳩山さんもそうですし、菅政権だか仙谷政権だか知りませんがこの点については同じことで、てゆーか仙谷さんが菅さんに法律上のアドバイスをしているんだと思いますが、この人たちは「創憲」とか言っています。

そういうタイトルで色々と好きなことを喋っていようですが、「改憲」でも「加憲」でも「創憲」でもこの際どうでもいいのであって、目指すところは同じであります。あるいは違うのかもしれませんが、それは当人の個人的な思い込みでしかありません。そのような動きの行きつくところはすべて同じなのであって、着いてから「あれれ?」とか思っても後の祭りであります。

まあ、アメリカから押し付けられる「憲法改正」を逆手に取ろうとか思っているのかもしれませんが、憲法に「プライバシー権」とか「知る権利」などが書いてあったとしても、政府にとってコワいことは何もありません。現状でも、憲法に明記されていながら実際には守られていない権利くらいいくらでもあります。憲法違反は世の常でありますから、別に書きたきゃ書けば良いじゃんどうせ書くだけなんだから。てゆーか自衛隊ってのがどう考えても違憲でしょ。

それでも憲法を変えようというのは、明らかにアメリカの都合でして、アメリカ政府はアメリカ軍の代りを日本軍にやってもらうと助かるので是非そうしてほしい、ということなんですが、今まで上手くいかなかったのは、それで日本が「本当に」独立してしまう虞れがあったからでしょう。核兵器を保有して、北朝鮮のようになりたい人たちがいるわけで、そういう人たちが自民党辺りに比較的沢山いて、北朝鮮から逆輸入した「チュチェ思想」を頭一杯に詰め込んで「自主憲法」とか言って騒いでいるので、アメリカとしてはあの連中にはやらせるわけにいかない。

民主党政権はそれに比べると比較的穏当な改憲をやってくれるかも知れないんですが、菅/仙谷政権はどうも「つなぎ」らしいので、「憲法論議が実際に始まる見通し」が立つ必要もなかったりします。小沢さんはアメリカにとって厄介な改憲論者であり、これが上手く除去出来れば次の世代が待っておりまして、前原さんとかの時代です。この人たちはアメリカの言うままの「憲法改正」をいとも簡単に成し遂げてくれそうなので、今年は先ず準備だけ整えてくれればいいんです。

というのが讀賣新聞がスルーした理由かも知れないのですが、書きたくなかったワケは他にもあるかもしれません。改憲を持ち出す準備がまだできていないのではないか。沖縄の方を見ると、どうも世間はアメリカ寄りの改憲論を煽動するに相応しい季節とも思えない、時期を見て世論を「整備」する、それは俺の役目だ、とナベツネが思っている可能性もあります。ナベツネの頭越しに改憲関係報道があったのは非常にケシカラン、ワザと1日遅れにしてやったぜ、ザマァ見ろ、男の意地を見せるでやんす。
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2010年10月21日

すべての人の心に機密費を

普天間「合意」尊重 喜納・下地氏
知事選候補擁立 岡田氏に伝達へ


 【東京】民主党県連の喜納昌吉代表や国民新党の下地幹郎幹事長らは20日夜、都内で会談し、知事選に向けた独自候補擁立をめぐり協議した。米軍普天間飛行場移設について「日米合意を尊重し、再検証して深化させる」との考え方で一致。喜納氏が21日に民主党の岡田克也幹事長に伝える。党本部側と折り合えば喜納、下地両氏のいずれかが出馬する意向があることも岡田氏に伝えるという。

 会談には喜納、下地両氏のほか玉城デニー衆院議員、赤嶺昇県議、政党そうぞうの當間盛夫代表、民主党県連の又吉健太郎選対委員長が出席した。

 岡田氏は、5月の日米合意を踏まえる政府方針と異なる場合は推薦しない意向を明確にしている。下地氏は会談後、記者団に「民主、国民新両党の県連とそうぞうは共通項を持って知事選を戦いたいと(岡田氏に)伝える」と強調。知事選に向けて「いかなる場合でも統一行動を取る」と述べた。21日は党本部の反応を踏まえ独自候補擁立の可否を最終判断する。

2010年10月21日 沖縄タイムス


家出娘を追い出すデニーさんや、下地さんの古巣である政党そうぞうも集まってもう安心です。そうぞうの「綱領」といったらそれはもう堂々としたもので、うぞうぞと何を言っているのかよく分かりません。

平和で安全・安心な生活を

私たちは、本県が直面する諸問題の解決に尽力し、特に米軍基地の整理縮小は、安全保障体制上のバランスを考慮する中で、県民の視点に立脚した平和で安全・安心して生活ができる政策の実現に努めます。

http://www.souzo.gr.jp/koryo/index.html


普通、党の「綱領」といえば大切な文書であると思われますので、少なくとも書いたあとで読み直すとか、他の人にも読んでもらうとかするはずですが、この文章にはそのような形跡が全く見られないのは特筆すべき特徴となっています。

このように文章が乱れているのは、ただ単に思いつきをダラダラと書き連ねている場合(例:ワーストブログインジャパン)とか、書いている人間の頭が極端に悪くて自分でも何を書いているのかよく分からなくなっている場合(例:ワーストブログインジャパン)などが考えられるのですが、そのようなことになるのも内容をよく吟味せずに何でも持ち込むことが原因になっているものです。

この中でも、最初の「私たちは」は文全体の主語になっていますから良いのですが、その次の「本県が直面する諸問題の解決に尽力し」という部分は不要でしょう。そんなことはわざわざ書かなくても分かっています。「諸問題の解決に尽力」しないのであれば何のための政党か分かりません。

まあそれはともかく、この文章の難解さは、実は以下の2つの部分が水と油のように溶け合わないままに一つの文にされてしまっている事に由来します。

(a)私たちは、本県が直面する諸問題の解決に尽力し、県民の視点に立脚した平和で安全・安心して生活ができる政策の実現に努めます。

(b)私たちは、米軍基地の整理縮小(について)は、安全保障体制上のバランスを考慮(します)。


(a)は大変すっきりした分かりやすい文章かもしれませんが、冗長の感は否めません。要するに「県民の視点に立脚した政策の実現に努める」と言っているのですが、「県民の視点」というものがどのように認識されているのか、この文章を読む限り全く不明ですし、いくら何でも「県民の視点に反する政策の実現に努める」とはちょっと言いにくいでしょうから、これも当たり前すぎて意味がありません。

一方(b)は極めて明快です。「県民の視点」が集まっている「米軍基地の整理縮小」については、「安全保障体制上のバランス」を優先的に考慮する、と言っているのです。一見すると(a)と(b)とは矛盾するように見え、それが「綱領」の文章を近来稀に見る悪文に仕立て上げているのですが、実は(a)に意味はありません。(b)では県民の受けが悪いと思ったので、前後を騒々しく別の文で挟んでみただけです。

と、いうような事を長々と書き連ねるのにもあまり意味はありませんが、「日米合意を尊重」するばかりでなく「深化させる」ことになったのですから、下地さんが出ても良いですし、喜納さんも、花だか鼻糞だか知りませんが今までのポーズを捨てて立候補するのもまた一興であります。

伊波さんの票をかすめ取らないことにしたのは大変に立派でありますが、何のために候補を立てるのかますます分からなくなって来ました。多分、全候補者が最低限「県外」で一致してしまっている状況では、「県内」票が一定数存在することを示す必要があるんでしょう。僕は幸福の科学のことはすっかり忘れていますが、それは誰でも同じでしょう。

「県内」票は少数とはいえ多ければ多いほど良いわけで、そうすると「与党系」候補にも多額の機密費を投入しなければなりません。厳しい経済状況の中、大変なことではありますがアメリカにもよくワケを説明すればお金を貰えるかもしれません。喜納さんたちの活躍によって沖縄経済に一定の効果がもたらされるでしょう。芸能人でなくても機密費をもらえるチャンスです。それは1965年の立法院選挙を上回るものではないかと密かに期待されているのですが、あの時も勝ったのは「民主党」という名前の政党でしたから縁起がいいったらありゃしない選挙くせものこわいもの。
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2010年10月19日

敗退オジサンとチャンプルー

とかなんとか言っているうちに

「普天間で見解違う」民主の沖縄県議、離党へ


 民主党沖縄県連の山内末子県議(52)は17日、読売新聞の取材に対し「党を出て一県議となることを決めた」と述べ、離党する意向を明らかにした。

 米軍普天間飛行場の移設問題を巡る党との見解の相違を理由に挙げており、一両日中に離党届を提出する。普天間問題を巡り、同県連から離党者が出るのは初めて。

 山内氏は県知事選(11月28日投開票)で、普天間国外移設を掲げる宜野湾市長・伊波洋一氏を支援する考えを表明。5月の日米合意で普天間の同県名護市辺野古への移設が決まったことで、伊波氏の推薦はできないとする党との「折り合いがつかない」としている。

 沖縄県議会の民主党県議は山内氏を含め3人。山内氏の離党は県連の運営にも打撃を与えるとみられる。

2010年10月18日 讀賣新聞


喜納さんが出て行かないので山内さんが出て行っちゃいました。東京へ行って渡辺さんと相談して来た喜納さんは17日の県連の拡大役員会で、「独自候補」の擁立で引き続き党本部と協議を続けることにしたようですが、これに対して山内さんは「この期に及んで独自候補の交渉を続けるというのは時機を逸している」と反発した模様です。

民主党には知事選でモタモタしていて誰か他の人を勝たせる、というテクニックがあるようで、例えば現在千葉県では、いくら官僚の作文とはいえ素人でもあれほど下手に「朗読」する人はいない、と言われている大根役者が県知事をやっているのも全く民主党のおかげであるという評判です。

もっとも、今回の沖縄知事選では何か別の手を使って仲井真さんに協力するという噂ですが、「独自候補」という形では、あるいはそれは困難かもしれません。又吉さん、といってもイエスではない県連選対の健太郎さんによれば「県連が日米合意の立場で候補者を擁立するというのは考えられない」そうですが、一方では「県連にも歩み寄りの含みがないと交渉にはならない」と言っていますから、県連は「日米合意の立場」に「歩み寄る」可能性があります。

これで行きますと擁立される候補者は下地さんということになりそうですが、この場合、伊波さんの邪魔にはならず、さりとて仲井真さんの応援にもならず、大した票も取れず、何をやっているのかよく分かりません。候補に立ったは良いもののどうしようもない点、バイアグラを飲んだ独り者のようにコップにこんにゃくを詰めてみるなどの下らないことになりそうな気配であります。

沖縄製造のこんにゃくの原料は概ね中国又はミャンマーからの輸入ですが、10オンスのコップでは小さいと言う方はビアタンブラーでもジョッキでも金魚鉢でも何でも使って頂いて結構であるとはいえ、ガラスは割れやすいので注意が必要です。事実、社民党沖縄県連某幹部の見解ではこの点がもっとも警戒すべき点であるとされているのです。

すなわち琉球新報の与那嶺さんが聞いて来たところによれば、民主党にとって「独自候補」の意味は「政府が推した候補者に投票する県民が一定程度いると示せればいい」という1オンスのショットグラスにおさまるほどの矮小なものでしかないという見立てなのですが、一方では「県外・国外で一つになっている県民の分断が狙いではないか」と言い、県民世論が割れることを心配しているようです。

もっとも、民主党県連では糸満市議の伊敷郁子さんも「県連とのスタンスが違っても、県民とねじれがないようにしたい」と、立とうが萎もうが他党がどうしようとまるでもう県連から出たようなことを言っていますから、矮小なモノには興味を失っている様子で、割れるのは県連の方なのかもしれません。

そこで喜納さんが離党して立候補、敗退後は離島で余生を過ごす、というのがもっとも効果的な選択ですが、下地さんが「与党系」で立候補して民主党県連を分裂させるか、候補を立てずに自主投票とし、伊波さんに入れた人は処刑、というかたちで県連を一度バラして再構築する、というのも党本部としては「ねじれ」解消策として魅力的かもしれません。一方、県連としてはこの際民主党から離脱して社大党なんかに混ざってしまうのもチャンプルーですが、喜納昌さんが2人いて僕は混乱。
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2010年10月17日

すべてのドジに基地外を

普天間「国民全体で負担を」 仲井真知事が再選出馬会見


 11月の沖縄知事選に向けて、再選を目指す現職の仲井真弘多氏(71)が16日、那覇市内で記者会見し、正式に立候補を表明した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の問題について、仲井真氏は「移設先は県内にはもうない。日本の多くの県のみなさんが負担をしっかりとして頂き、県外移設を実現していきたい」と強調。移設先を名護市辺野古とした5月の日米合意を見直し、県外移設を求める立場を改めて鮮明にした。

 ただ、辺野古移設に必要となる埋め立て許認可の可否について仲井真氏は「辺野古ではやりようがない」と述べるにとどめ、明言を避けた。すでに立候補表明している伊波洋一・宜野湾市長(58)は明確に拒否する姿勢を示している。

 仲井真氏は、2006年に日米が合意した従来の辺野古移設を条件つきで容認してきた。今回、県外移設を主張する背景について仲井真氏は、「最低でも県外」を掲げながら辺野古移設に回帰した民主党政権に「県民はいまも怒っている。私の頭の中に県内の選択肢はいま全くない。県内は事実上無理だ」と主張。「沖縄が65年間、過重に抱えさせられてきた基地負担は日本国民全体でフェアに負担し、日本全体で安全保障についてしっかりと考えてほしい、という強い思いを込めた」と語った。

2010年10月16日 asahi.com


仲井真さんは「事実上無理だ」と言っているだけで、別に反対はしていません。ニュアンスとしては「本当はヤリたいんだけど、どーも無理っぽい」というくらいのもんで、多くの人がお隣の奥さんとの関係について考えているのと概ね変わらないことを言っているようです。

この場合、隣の美人妻が拒否の意見書と決議を可決することも考えられますが、隣の旦那さんとの関係がマズくなるのも困るわけで、色々と考慮した結果、どっちにも転べるような言い方にならざるを得ません。

いずれにしても、仲井真さんは表面上は「県外」で知事選を戦うようです。そして伊波さんは「国外」を主張されます。沖縄知事選は見たところ「県外」か「国内」かで争うことになるわけです。

この他に幸福の科学も何か演し物があるようですが、「ハイサイおじさん」だか廃材オジサンだか知りませんが喜納昌吉さんもおそらく「県外」で出て来る見込みであります。

廃材オジサンはもともと民謡クラブを経営し、「小さい家なら1軒1000ドルで建つと言われた時代に……一晩で1500ドルも売り上げたこともあった」というほど優秀な人だったのですが、政治的な混乱の中で狂ってしまった実在の人物なんだそうですが、この「オジサン」と国民新党の下地さんとの掛け合いが絶妙であります。

下地氏、儀間氏らと面談 県知事選数日中めどに結論


 11月の県知事選をめぐり、国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員は16日、出馬要請を受けた「県民主役の知事選挙を実現する会」の儀間光男浦添市長(共同代表)らと那覇市内で面談した。下地氏は民主党県連の喜納昌吉代表らと、与党系候補擁立の方向性を確認したことを報告。出馬に強い意欲を示しつつ、民主の対応を踏まえ数日中をめどに結論を出す考えを伝えた。

 儀間氏は「民主、国民新とわれわれが一緒になって戦えるか、下地氏が環境整備を進めている」として下地氏擁立の考えを強調。その上で、与党系候補擁立の動きには「いろんな人の名前が出ても拒否することはない。下地氏と喜納氏の2人の土俵の話だ」と推移を見守る考えを示した。

 下地氏は記者団に、普天間飛行場問題への対応について日米合意を認めた上で再検討する考えを表明。県外移設を主張する民主党県連との整合性について、「日米合意を否定すれば政府と民主党本部との接点はない。そういう考え方を民主県連が持つかどうかだ」と述べた。

2010年19月17日 沖縄タイムス


これですと、「与党系」として出る場合は「県内」で出なければならないわけですが、「県外」と「国外」で争っているところに「県内」で出て行くと自分が真っ先に当選「圏外」に出て行かなくてはならなくなるのは自明であるばかりではなく、オジサン史上稀な低得票数で幸福の科学にも負ける、ということにもなりかねません。

下地さんの言うところ極めて明らかであります。「日米合意を認めた上で再検討する」という前提に立つのであれば「与党系」の候補を立てることは出来ず、「与党系」の意を受けた無所属となって表面上は「与党系」とは対立する主張をすることになります。下地さんは喜納さんに民主党を出ろ、と言っているのです。しかしその際、喜納さんの主張するところが「県外」であると、それは仲井真さんと同じになってしまいます。

それが口先だけの言葉である点まで同じになってしまうのはオモシロいといえばオモシロいのですが、これでは本当は応援したい仲井真さんの邪魔になるわけで、廃材オジサンはこの際「県外ではなくて国外」の主張を明確にしなければならなくなりました。後になって「いや、それは「琉球共和国」の外という意味だよ〜ん」とか「「琉球」は「日本国外」なノダ」とか言っても誰も困りません。
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2010年10月16日

すべての土地を基地に

「花」でおなじみ喜納氏が沖縄県知事選に意欲


 歌手として「花」などのヒット曲を持ち、民主党沖縄県連代表の喜納昌吉元参院議員が15日、沖縄県知事選対応について「党独自候補擁立を主張している。出る人がいなければ責任を取らざるを得ない」と述べ、出馬に意欲を表明した。国会内で記者団の質問に答えた。

 喜納氏は15日、民主党の沖縄県選出の玉城デニー、瑞慶覧長敏両衆院議員、国民新党の下地幹郎幹事長と国会内で協議。既に出馬表明した現職の仲井真弘多知事と、沖縄県宜野湾市の伊波洋一市長以外の与党系候補を擁立するべきだとの意向を確認した。

2010年10月16日 Sponichi Annex


別に「責任」なんか取らなくても一向に構わないのですが、そもそも何に対する「責任」なのかよく分かりません。確かに喜納さんは「主張」はしていたようですが、その「主張」が県連の方針として確定しているわけではなく、県連がその方向で動き始めてしまってもうどうしようもなから俺が出るしかない、というわけでもありません。それどころか

喜納代表、出馬に意欲 下地氏がTVで説明
県連内に不信感


 【東京】民主党県連の喜納昌吉代表は14日、国民新党の下地幹郎幹事長と都内で会談し、11月の知事選に出馬する意思があることを伝えた。下地氏が同日のテレビ番組収録で明らかにした。

 関係者によると、喜納氏は同日までに、民主党の渡辺周選対委員長とも面会し、出馬の意欲を伝えた。一方、同県連の幹部は「喜納氏から説明を受けていない」とした上で、「県連にはさまざまな意見があり、まとまらない」と不信感を示した。

 民主党は沖縄県知事選に自主投票で臨む方針を固めている。仮に出馬した場合も民主党が推薦するのは難しいとみられる。

 下地氏は収録で「喜納氏が沖縄のために出たいと言っている」と言及。喜納氏側と民主党本部が政策面などの調整を進めるとの見通しを示した。仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場の県外移設を要求したことを受けて、「(民主党側で)知事選について新たな考え方を模索し始めているようだ」とも指摘した。

 関係者によると、喜納氏の意向を聞いた渡辺氏は「政策面で政府の方針と一致しないと支援は難しい」と周辺に語っているという。

 喜納氏はこれまで普天間の県内移設に批判的な見解を示しており、党側は今後、喜納氏と慎重に調整を進めるとみられる。

 一方で、県連幹部は「辺野古移設を進める政府・党本部と、辺野古移設は不可能としている県連のねじれを解消するのは困難だ」と喜納氏の動きに反発。「候補者を擁立した場合、県連は分裂状態に陥る」と危機感をあらわにした。

2010年10月15日 沖縄タイムス


「県連幹部」は「反発」しているそうです。そういう状況ですから喜納さんは「責任」などとヒソーな決意を固める必要は全然ないので、安心してさっさと立候補を取りやめることが出来るはずであると思われます。

ところが世の中はそんなに簡単ではありません。この度は、話は民主党の本部の方からもちかけたようなのですから、喜納さんの「責任」の方向も自ずと明らかであります。

知事選独自候補へ最終調整 民主党本部 県連に打診


 民主党県連(喜納昌吉代表)は10日、那覇市内で役員会を開き、知事選に向けた独自候補の擁立を目指し、党本部側と最終調整に入る方針を決めた。喜納氏によると、同党の渡辺周選対委員長から8日に電話があり「独自候補擁立に向けて話し合いのテーブルを設けたい」という趣旨の打診があったという。これを受け、県連は喜納氏ら幹部が今週中に上京して渡辺氏と会談する方向で調整する。

 渡辺氏は日米両政府が合意した米軍普天間飛行場の辺野古移設について「まだ枠が固まっていないので話し合いの余地がある」と言及したという。

 喜納氏は「非常に微妙な発言なので(真意を)確かめに行く」と説明。その上で「まずは党本部とテーブルをつくるのが重要。初めて歩み寄ってきたのだから、ける必要はない」と渡辺氏の提案を歓迎した。

 喜納氏は一方で「今までは『仲井真を応援しろ』というのも、見えないところであった」と述べ、水面下で党本部側から仲井真弘多知事を支援するよう働きかけがあったことを明らかにした。

 独自候補の範囲については「党内という執着はない。民主党県連のビジョンを背負ってくれるのなら友好団体、会派、連立を組んでいるところから選んでもいい」と述べ、民主党と連立政権を組む国民新党の下地幹郎幹事長を選択肢から除外しない考えを示唆した。

2010年10月11日 沖縄タイムス


飽くまでも「喜納氏によると」であって、渡辺さんに訊いてみるとまた別のことを言うのかもしれませんが、だからといって喜納さんが嘘をついているというわけでもないでしょう。ともかく本部の方から「独自候補擁立に向けて」話し合おうじゃないか、と言ってきたようで、喜納さんはそれに応じる形で立候補するとか言い出しています。したがって喜納さんは民主党本部に対する「責任」を強く意識しているんでしょう。

党本部がこのような方向を示したからといって、何も民主党が心を入れ替えたというわけではありません。最近では民主党もすっかり植民地与党が板について来た、てゆーかそんなにしょっちゅう「ぶれて」いるわけでもないのです。

いままでは「水面下で」「仲井間を応援しろ」という事だったようですが、今度からは「言外に」「仲井間を応援しろ」と言うことになったようです。あるいは「結果として」仲井間さんを応援することになるようにしろ、と言った方が正確かもしれませんが、辺野古移転に反対する候補がもう一人出ることによってそのような結果を招くことは明らかでしょう。

しかしそれではあまりに生臭いというので

喜納氏、沖縄知事選出馬の意欲伝える 党本部は難色

 民主党沖縄県連代表の喜納昌吉前参院議員は14日、都内で同党の渡辺周選挙対策委員長と会談し、11月28日投開票の沖縄県知事選に自らが出馬したいとの意向を伝えた。渡辺氏は喜納氏が米軍普天間飛行場を同県名護市へ移設する日米合意に反対してきたことから、「政権の方針と合う政策を掲げないと難しい」と難色を示した。岡田克也幹事長も「内閣の方針と異なる公約を掲げる候補者を推薦・公認することはあり得ない」と表明しており、民主党内では喜納氏擁立は困難との見方が強い。

2010年10月15日 産経ニュース


民主党としては推薦したり公認したりしなければ良いわけです。むしろ喜納さんには沖縄知事選における「共産党」になってもらえば良いわけですが、「共産党」を党内から調達しなければならないのが情けないといえば情けないものの、食糧でも何でも自給率を高めようという昨今でありますからそういうのもアリかもしれません。今後党本部とは「慎重な調査」を重ね、意見の対立から離党という演出もあるかもしれません。

こう言ってはナンですが、やっぱり選挙ですから武器は数の力しかないわけですが、喜納さんはこのようにして伊波さんの票を奪うわけで、かねてからの主張である「武器を楽器に」しようというのと別に矛盾はありません。喜納さんに入った票は全部「楽器」になってしまうという罠。人民のすべての武器を楽器に、要するに力を奪えということだったのです。
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2010年10月14日

特権的可視化を許さない痴漢の会

【検事起訴】前副部長を「支援する会」が発足 全国から弁護士36人が集結


 犯人隠避容疑で逮捕された前特捜部副部長、佐賀元明容疑者(49)を支援しようと、東京、大阪、名古屋など全国の弁護士36人が11日、「佐賀元明を支援する会」を発足させた。司法修習の同期生を中心に、佐賀容疑者が司法研修所で教官を務めた教え子も参加した。今後、賛同者は100人規模に達する見込み。

 佐賀容疑者が卒業した専修大の先輩で弁護団長を務める伊藤裕志弁護士(大阪弁護士会)は、大阪市内のホテルで開かれた初会合であいさつ。「彼の人柄を知る者として、到底犯罪を犯す人物とは思えない。彼の話していることが真実に近いと思う」と話した。同期の秋田真志弁護士(同)も「彼は正義感にあふれ、検察官になるべくしてなった人。容疑を明確に否認していることから支援することを決めた」と述べた。

 会合後、秋田弁護士は最高検に取り調べメモの保管を申し入れたことを明らかにした。

 また、佐賀容疑者の教官時代の教え子で、逮捕翌日に面会したという平野由梨弁護士(愛知県弁護士会)は「恩師を何とか支えたいという一心で駆けつけた。面倒見のいい、すばらしい教官だった。『私は屈しない。徹底的に戦う』という佐賀さんの言葉を信じたい」と話した。

 一方、前特捜部長の大坪弘道容疑者(57)にも弁護団結成に向けた動きが始まっている。

2010年10月11日 産経ニュース


「正義感にあふれ」る人が検察官になるとは思えませんが、これも同期のよしみとか欲目とかいうものかもしれませんし、皮肉のつもりでもあったかもしれません。秋田真志弁護士は日弁連の「取り調べの可視化実現本部」事務局長であり、先日は大阪府警東署の警部補や巡査部長が「おまえなめんなよ、こら」とか「殴るぞ」という定石通りの取調べを行なう模様が記録された録音を公表していた人です。そんなわけですから、友人に持つべきは医師と弁護士です。もっとも、この両方を「同期」に持つのはちょっと困難です。

逮捕の地検前副部長、「取り調べ可視化」要望

 郵便不正を巡る証拠品のフロッピーディスク(FD)改ざんに関連する犯人隠避事件で、大阪地検特捜部の前副部長・佐賀元明容疑者(49)(逮捕)が取り調べの全過程について録音・録画を求めているとして、佐賀容疑者の弁護人に選任された秋田真志弁護士(大阪弁護士会所属)は4日、最高検に「取り調べ可視化」を申し入れる文書を送付した。

2010年10月4日 讀賣新聞


こう言ってはナンですが、佐賀さんのような人はいずれ法廷の反対側に立つことになるのはむしろ当然ですから、今まで取調べの可視化に抵抗していたのが不思議でなりません。警察官であれば違法な取調べを行なっており、検察官は証拠の偽造や隠滅が日常の業務と化しているようですから、彼等を片っ端から訴えるのが全面可視化への近道です。

ところで業務といえば、僕なども日常の業務として今どきフロッピーディスクをいじったりはしないわけですが、電車に乗ることはよくあります。かといって、電車に乗ったからといって何かをいじったりするわけではないことを明らかにしておくことが重要だと考えられます。

痴漢被害、9割通報せず=男性6割「間違われないか不安」−電車利用者の意識調査


 通勤・通学での電車利用者を対象に、警察庁が実施した痴漢に関する意識調査で、被害に遭った女性のうち、警察に通報・相談をしていない人の割合が9割に上ることが14日、分かった。同庁は鉄道会社と連携し取り締まりに力を入れるとともに、事件処理の効率化や、女性警察官に対応させるなどして被害届を出しやすい環境づくりを進める方針だ。

 意識調査は8月、民間会社を通じてインターネットで実施。首都圏、東海、関西の7都府県に住む女性2221人(平均年齢32.8歳)、男性1035人(同35.9歳)を対象とした。

 過去1年間に痴漢被害に遭った女性は304人(13.7%)で、このうち警察に被害を申告しなかったのは271人(89.1%)。「事情聴取に時間がかかりそう」「犯人が捕まらないと思った」などの理由が目立ち、警察に届け出ずに「泣き寝入り」するケースは少なくないとみられる。

 また、男性のうち617人(59.6%)は「通勤・通学時に電車内で痴漢に間違われるのではないかと不安を感じる」と回答した。

2010年10月14日 時事


実際には「間違われる」のではなくて痴漢呼ばわりされる人もいます。中国には「国家政権転覆扇動罪」というものがありますが、日本では政治資金規正法と共に迷惑防止条例などが同じような目的で適用されていることは周知のことでしょう。しかし中には「示談金」目的で陥れられる人もいます。もちろん純然たる「間違い」で痴漢の疑いをかけられることも多いものです。

警察庁によれば、このような不安を感じている人が6割くらいいるそうです。もちろんこの「不安」には、「間違われる」ことに続く事態への認識が含まれています。単に「間違われる」だけであればまだいいのですが、引き続いてオマワリさんに連れて行かれると、「間違い」が「間違い」ではなくなってしまうのです。つまり、ここで「間違われる」というのは、実際には警察による冤罪被害への「不安」に他なりません。

前特捜部副部長自ら取調べの可視化に向けて動かれることは称賛に値しますが、これが佐賀さんや大坪さんのような支配階級の特権になってしまうのでは問題があります。むしろ今日も冤罪の被害が発生していると思われるのであり、検察のエラい人だからといってこの「不安」から逃れることは出来ないのです。

したがって佐賀さんや大坪さんについても、従来の取調べと同様の取扱をするべきであることは言うまでもありません。定石通りに暴言を浴びせ、脅迫し、騙して調書を取らなければならず、密室で拷問にかける必要があります。口の臭いホモの痴漢と2人きりにするのも良いでしょうが、全ての「痴漢に間違われた人」と「正真正銘の痴漢」の取調べが可視化されるまで、佐賀さんや大坪さんには蒔いた種を刈り取ってもらうのはむしろ当然のことです。
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2010年10月12日

まさおのたび

金正男氏単独取材応じる 三代世襲に違和感も


 北朝鮮の金正日総書記の長男・金正男(キム・ジョンナム)氏が、弟の正恩(ジョンウン)氏について、三代続く世襲に違和感を示しました。

 正男氏は、北朝鮮で軍事パレードが行われた前日の9日、ANNのインタビューに答えました。

 金総書記の長男・金正男氏:「(正恩氏が後継者になったのは)やはり、父親がご決断なさったのだと思います。(後継について)私はもともと遺憾なところもないですし、また関心もなかったので、まったく気にしていません」「弟には、北朝鮮住民のため、本当に住民の潤沢な生活のために最善を尽くしてほしいと願っています」「私自身は、いつでも海外で弟が必要とする時に助ける用意があります」「個人的には三代世襲について反対しています。しかし、それなりの内部的要因があったのではと思います。内部的要因があったら、それに従うべきだと思います」

2010年10月12日 テレビ朝日


まさおくんは自分が外されたからというわけではないでしょうが「世襲」に反対しています。もっとも、「内部的要因があったら、それに従うべき」だということですから、それほど強硬に「反対」するというわけではありません。あまり「反対」するのは危険なことですらあるでしょう。死んでしまったら元も子も孫も曾孫もありません。

まあ、「世襲」などということは日本はもちろんアメリカでも珍しいことではありません。「北朝鮮」は一応「社会主義国」だということになっているそうですから、その点では多少問題があるようですが、その「なんとか主義」というものも「内部的要因」によってどうにでもなるものであり、そういうことも日本はもちろんアメリカでも珍しいことではありません。

どうにかなっちゃった「社会主義」のことを「北朝鮮」の方では「チュチェ思想」とか言っているようですが、それによると「革命の主体は領袖、党、大衆の統一体」であって、大衆は従属的な地位を占めるものですがとにかく「統一体」をなすことになっています。

したがって「労働者階級の党は全党が領袖の思想で一色化され、領袖の唯一的指導のもとに一体となって動く思想的純潔体、組織的な全一体とならなければならない」とされる場合は、当然のことながら人民大衆も「思想的純潔体、組織的な全一体」にならなければならないことになっております。(「朝鮮労働党は偉大な領袖キムイルソン同志の党である」1995年10月2日キムジョンイル)
http://dprkj.v.wol.ne.jp/pdf/kimjongil04.pdf

このようにして「北朝鮮」では国を挙げて全員が思想的に純潔な全一体とならなければならない、てゆーか実際にそのようである、と言いたがるわけですが、その「思想」がアレな場合は、国全体がアレの集まり、という惨状を呈することになるとはいえ、どこの「全一体」でも同様ですが、別にそんなことはありません。そこで年がら年中不純分子を見つけては削除しなければならないことになります。

実際のところ、この「純化」の要請、絶えず「清浄化」を必要とする「一体」の思想が「世襲」を要請します。子どもは概ね親の遺志を継ぐものとされていること、日本の各選挙区で、殊に自民党の議員さんの後援会をなさっておられるような皆さんには馴染み深い考え方であると思われます。もちろんこれも実際にはどうだか分かったものではないわけですが。

偉大な領袖キムイルソン同志はわが党を党の偉業を代を継いでゆるぎなく継承していけるよう展望性をもって建設した。 人民大衆の自主偉業は領袖の偉業、党の偉業であり、世代を継いでおこなわれる歴史的偉業である。労働者階級の党は領袖の思想と指導を代を継いでゆるぎなく継承していくときときにのみ、指導的政治組織としての革命的性格と姿を変わることなく固守し、自らの栄えある使命を最後まで遂行することができる。党が領袖の思想と指導を正しく継承していくためには、党建設において継承性を徹底的に保障しなくてはならない。党建設において継承性を保障できなければ革命の世代がとだえて革命の背信者が現れ、領袖の偉業、党の偉業を台なしにするということは歴史が示す深刻な教訓である。

キムジョンイル「朝鮮労働党は偉大な領袖キムイルソン同志の党である」1995年10月2日
http://dprkj.v.wol.ne.jp/pdf/kimjongil04.pdf


「北朝鮮」の建国神話によると「党中央委員会総会の場で、主席とともにたたかってきた老闘士が」、「キムジョンイル書記を党中央委員会政治委員会委員に選出するべきであると一言一句に力をこめて」提起し」、「その瞬間、広い会議室に熱烈な拍手が湧き起こ」った、とされています。

神話によると金日成さんは「躊躇」したそうですが、ついにはこれを受入れ、金正日さんは朝鮮労働党中央委員会政治委員会委員に「選出」されることになりました。これが「北朝鮮」における伝統的な「世襲」の起源に関わる神話であります。(「チュチェ思想は未来をきり拓く新しい時代の思想」日本キムイルソン主義研究会会員 鈴木博)
http://dprkj.v.wol.ne.jp/pdf/suzuki_1.pdf

しかしこれを単に神話であるとして軽視するわけにも行かないでしょう。「世襲」が側近たちの提起するところであった、というのはいかにもありそうな話です。つまり側近たちに提起するように前もって指示をしておく、ということでもありますが、当の側近たちにしても、世襲による最高権力者に従っていれば、彼が失脚するリスクが低いことから、「世襲」は側近たちの利益にもなるということもあるのです。

このように、「三代世襲」は三代目魚武ならずとも日本人である僕たちには大変馴染み深い、とても納得のいくものです。例えば、「チュチェ思想」の影響も「チュチェ研」のようなものに留まらず、我国では極めて広い範囲においてその影響が見られるというのも、そう考えてみれば全く自然なことです。

天皇の國家統治を、やまとことばで、「しろしめす」「しらしめす」と申し上げる。「しろしめす」「しらしめす」とは、「知る」の尊敬語で、お知りになる、承知しておられる、おわかりでいらっしゃるといふ意である。「しらしめす」は、「しらす」(「知る」の尊敬語)に、さらに尊敬の補助動詞「めす」の付いた言葉で、お知りになるといふ意である。また、「きこしめす」とも申し上げる。「きこしめす」は「きく(聞く)」の尊敬語「きこす」に「見る」の尊敬語から転じた「めす」が付いて一語となった言葉で、聞きあそばす、お聞きになるといふ意である。

神の心を承って民に知らしめ、民の心をお知りになって神に申し上げることが、天皇の國家統治の本質である。このことによって、「君と民とは相対立する存在ではなく、精神的・魂的に一体の関係にある信仰共同体」としての日本國が成立する。

「日本天皇の國家統治と和歌」四宮正貴
http://www.max.hi-ho.ne.jp/m-shinomiya/ron/2009/ron090225.htm


「めす」が「尊敬の補助動詞」でも「「見る」の尊敬語から転じた」んでも、この際どうでもいいのですが、これはかの四宮正貴さんの書いたものです。四宮さんといえば聖徳太子について特にお詳しいことで知られていますが、「日本國」においても「君と民とは……精神的・魂的に一体の関係にある」と、ここには「チュチェ思想」の正しい「継承」が明らかにされています。

四宮さんはそれを「信仰共同体」と言い表しています。「信仰」の「共同体」ですから、これも間違いなく「アレの集まり」です。「アレ」というのは例の「アレ」のことで、要するにキチガイとかバカのことですが、国家全体をこのような狂った低能の集団と化そうという「思想」は「チュチェ思想」の真髄を余すところなく言い表していると申し上げても過言ではないでしょう。

ですから当然、四宮さんが「世襲」を正当化する「継承」の理論を同じ文章の中で提出していることを知ることは「北朝鮮」に関心を持つ人の義務とすら言えるものなのではないでしょうか。

御歴代の天皇そして皇太子は、血統上は天照大御神・邇邇藝命・神武天皇のご子孫であられ血統を継承されてゐるのであるが、信仰上は今上天皇も皇太子もひとしく天照大御神の「生みの御子」であらせられるのであり、天照大御神との御関係は、邇邇藝命も、神武天皇も、今上天皇も、皇太子も同一である。天皇は、先帝の崩御によって御肉體は替はられるが御神靈は新帝に天降られ再生される。ただしその御肉體・玉體・御血統は、皇祖皇宗から繼承されなければならない。

「現御神信仰」は今日においても「生きた真實」である。

「日本天皇の國家統治と和歌」四宮正貴
http://www.max.hi-ho.ne.jp/m-shinomiya/ron/2009/ron090225.htm


「血統上」だか「信仰上」だかわかりませんが、これは「継承性を保障」する「血統」に対する「信仰」に他なりません。そして「金日成との御関係は、金正日も、金正恩も同一」です。「領袖の思想と指導」は「先帝の崩御によって御肉體は替はられるが御神靈は新帝に天降られ再生される。ただしその御肉體・玉體・御血統は、皇祖皇宗から繼承されなければならない」のであります。これほど分かりやすい解説はないのですから、新聞は外交面の解説にこれを引用すべきでしょう。

「現御神信仰」は今日において、特に「北朝鮮」においては「生きた真實」なのです。天皇も最初はあんなものだったに違いありませんが、人類も進歩しないものであります。今から始めるのもどうかと思いますが、未だにやっているというのも呆れたものだとしか言いようがありません。
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2010年10月09日

想像してごらん 受信契約なんて結んでないんだと

今日はジョン・レノンさんの誕生日だそうでGoogleが何かやっています。丁度70回目の誕生に当たるそうですから、もし彼が生きていたら70歳になるわけですが、そんなことを言うんならドン小西さんだって、もし生きていれば今日で60歳になることになります。

ジョン・レノンさんはFBIに監視されているような、いわば「罪人」だったのですから「ノーベル平和賞」はもらえなかったわけですが、そういう意味では「ノーベル平和賞」というものが極めて政治的なものであることは間違いのないところでしょう。しかし、だからといってあまりエラそうなことを言うのも考えものであります。

中国に人権尊重求めよ=自民幹事長


 自民党の石原伸晃幹事長は9日午後、札幌市内で街頭演説し、中国の民主活動家、劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞に関連し、「相手が嫌なことでも、人類普遍の価値である人権、言論の自由を求められる関係が、(日中の)戦略的互恵関係だ」と述べ、中国に人権を尊重するよう日本側が求めるべきだとの考えを示した。

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突時のビデオ映像に関しては、「わたしたちは中国の隣人だ。中国国民に知らしめる責任も、隣人としてある」と公開の必要性を強調した。

2010年10月9日 時事


「言論の自由」は「人類普遍の価値」なんだそうですが、日本でも「言論の自由」と言えば、これはもうNipponのHuhenのKachiをおいて他にはありません。

メール送信先は時津風親方 NHK情報漏洩問題


 大相撲の野球賭博事件をめぐり、NHK記者が家宅捜索の情報を日本相撲協会関係者にメールで漏らしていた問題で、メールの送信先は時津風親方(36、元幕内時津海)だったことが9日、捜査関係者の話で分かった。

 時津風親方は9日朝、都内で取材に応じ「先方から一方的に送られてきたメール。メールを受けて何かしたということはない」と証拠隠滅を否定した。この問題で10月初めに警視庁の事情聴取を受けたという。

 NHKの説明では、この記者は7月6日に他社の記者から聞いた「あす相撲協会に捜索が行われるようだ」という話を元に、7日未明に「賭博関連で数カ所に警察の捜索が入るようです。ガセだったらすみません。他言無用でお願いします」などとするメールを送信。警視庁は実際に同日午前、時津風部屋(東京・墨田)を含む相撲部屋などを家宅捜索した。

 時津風親方によると、メールに気付いたのは同日朝。名古屋場所前で愛知県犬山市の宿舎におり、東京の部屋に連絡などはしていないという。

 警視庁はすでにNHK記者から任意で事情聴取。記者の行為が犯罪に該当するか慎重に検討している。

 時津風親方は自身と弟子が野球賭博に関与したとして、7月に主任から平年寄に降格された。

2010年10月9日 日本経済新聞


どうも日本では「相手のお役に立ちたい」、ひいてはそのことで「手柄」にしたり、「恩を売る」というのが「普遍の価値」であるようです。少なくとも日本放送協会における「普遍の価値」が、このようないわゆる「ご注進」であることは、例の「番組改変」の時と変わることがありません。これはもうNHKにおいては「不変」にして「普遍」なことであると思われます。

情報の結節点にあることを利用し、その流通をコントロールすることである目的を果たそうとする点では、掴んだネタを報道しないかわりに金品などを要求する「ユスリ記者」と変わることがありませんが、マスゴミのこのような「権力」の様式は、法的な処分の結節点に存在する検察のそれと極めて類似した構造を持っているようです。

しかし何よりもこのような「ご注進」は、オーディエンスの前に煙幕を張るものとなるでしょう。こんな「煙ったい」体質を持った組織が、その作用によって被害を受けている当の視聴者から強制的に強奪した金員を持って運営されているというのが日本の現状ですから、「中国に人権を尊重するよう日本側が求める」のは身の程知らずもいいところだと思われても仕方がないようです。

とはいえ、石原さんは「相手が嫌なことでも、人類普遍の価値である人権、言論の自由を求められる関係が、(日中の)戦略的互恵関係だ」と言っただけであり、「中国に人権を尊重するよう日本側が求めるべきだ」と言ったわけではないのかもしれません。

「互恵」関係なんだそうですから、中国の方から「日本政府が嫌なことでも、人類普遍の価値である人権、言論の自由を求められる」ことも想定されていること思いますが、そんな場合にも「テメーはどうなんだよ」とか「言う資格があるのかよ」などと言わないことが「互恵」ということであるようです。逆に、お互いに言う資格がないから言わない、というのも「互恵」なのかも知れませんが、少なくともさすがに自民党には言う資格はないだろうというのが人類普遍の認識です。
posted by 珍風 at 20:58| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月08日

300000 V.K.のど飴なめたらあかん

政治主導で人選を=民主議連、検察検証機関で法相に要請


 民主党の有志国会議員でつくる「取り調べの全面可視化を実現する議員連盟」の川内博史会長らは8日午後、参院議員会館で柳田稔法相に会い、法相が近く設置する検察組織検証のための第三者機関のメンバーについて、政治主導で幅広い人材を集めるよう要請した。また、検察組織の抜本的改革を視野に、特捜部が過去に扱った事件も検証の対象とするよう求めた。

 同議連はこれに先立ち、同議員会館で会合を開き、裁判員裁判の対象となる事件と特捜部が取り扱う事件について、速やかな取り調べの可視化(録音・録画)を要求していくことを決定。月末までに政府の法案提出のめどが立たなければ、議員立法により法制化を目指す方針を確認した。

 これに関連し、法相は閣議後の記者会見で「(可視化には)決して後ろ向きではない」としながらも、「来年6月(以降)できるだけ早い時期に最終報告をまとめる。今のところ(検討を早める)考えは持っていない」と述べた。

2010年10月8日 時事



「検察組織検証のための第三者機関」てのは「死に神」二世(まだ早いか)が10月6日に明らかにした、いわゆる「外部有識者」によって検察の「組織の在り方」を「見直す」ための機関のことですが、こういうものは「人選」が重要であることは言うまでもありません。

もっとも、検察に批判的な人が選ばれそうになった場合には、検察は警察にその本人並びに家族・親族・友人知人を徹底的にマークさせ、何か小さいネタでも見つけようものなら直ちに逮捕させるかも知れません。もちろん報道はさせないでしょうし、警察や検察が報道しないでくれと言っていることを報道するマスゴミもないでしょうが、これを起訴するかどうかは検事様のさじ加減一つです。

まあ、いわゆるその「有識者」の人に「相談」くらいはするでしょうね。相談が上手くいかなかった場合は仕方がありません。「検察検証機関のナントカさんは犯罪者だッ!!!!!」とか「家族に犯罪者がいるぜ」などと、それはもう大々的に報道することにならざるを得なくなるのはまことに残念なことではありますが、やむを得ないところである、ということになるわけです。

そういうわけで「第三者機関」は大変良好に機能することになっておりますが、「政治主導」のかけ声も「政治」如何によるものであることは間違いないでしょう。その「政治」たるや官僚に敢然と立ち向かってよく頑張っておるのでありまして、気がついたら栄光ある転進を遂げていたりしますから油断がなりません。

今回はなんと「取り調べの可視化」になってしまいました。以前は「取り調べの全面可視化」だったようですが、華麗な転進の途中で「全面」をどっかに落として来てしまったようです。具体的には「可視化」の対象を「裁判員裁判の対象となる事件と特捜部が取り扱う事件」に限定してしまいました。

こういう風にしておくと、例えば「氷見事件」または「富山冤罪事件」などは「裁判員裁判の対象となる事件」ではありませんでしたから、「可視化」の対象から外れてしまうわけです。この程度の事件は、警察がそうしようと思えば30万件くらい発生させることが出来ると思われますが、「裁判員裁判の対象となる事件」や「特捜部が取り扱う事件」とは異なり、世間も注目しないわけですからオマワリさんも安心して今まで通り職務に邁進することができるでしょう。もちろんさっきの「有識者」関係の「事件」もこのレベルのものに留まります。

このくらい妥協すればなんとかなるかと思いきや、柳田さんは「来年6月以降」という法務省における従来の方針をいささかも変更する必要を認めていないのですからなんだか一方的に損をしたような感じになります。

とはいっても、「政府の法案提出のめど」について、今月中に柳田さんが「来年6月以降できるだけ早い時期」と答えれば、それで一応の「めど」であることに変わりありませんから、川内さんも期限を切っているようで実は何にもしていないようです。「取り調べの全面可視化を実現する議員連盟」は、法務省の抵抗の強い「全面可視化」を政府が放棄する道筋をつけたものと思われます。

これによって「来年6月以降無期限」だったものが現実に「来年6月以降できるだけ早い時期」に、といっても具体的に何時というわけではありませんが、早まる可能性がありますが、そのときに出て来るのは「一部可視化」という全面的に骨抜きにされた、てゆーかカスを集めて固めたナゲットのようなチキンな法案である可能性が極めて高い、ということができるわけですが、川内さんは「政治主導」で検察・警察との平和と友好のために尽力なさっているので来年のノーベル平和賞は間違いのないところでしょう。
posted by 珍風 at 21:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月05日

市民諸君「感覚」と「感情」では「考え難い」やね

授業が終わって、電話すると、びっくり。
小沢一郎氏の検察審査会議決は今月末になると予想し、かつ「起訴相当」議決は出ないと予想していたのですが、こんなに早く、かつ「起訴相当」議決が出るとは・・・・

2010年10月上旬の近況報告
上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場


上脇さんは「もし検察審査会が2度目の「起訴相当」議決をする場合には、1回目よりも議決書は詳細なものになるし、議決書の作成には「必ず」審査補助員に「補助」させなければなら」ず、「度の「起訴相当」議決に強制起訴の効果を持たせている改正検察審査会法は、市民参加に特別の意義を与えただけではなく、刑事裁判の審理を意識して弁護士という専門家に「補助」させているのである」から「検察審査会の議決は、単純な市民感覚の表れではない」ことから「「起訴相当」議決は出ないと予想」していたようです。

すなわち2度目の議決は1度目のそれよりも質的に向上することが制度の狙いとするところである、と上脇さんは理解していたようですが、その予想は大きく裏切られることになったようです。たしかに「詳細」というか、長くはなりましたが、何か説得力のある議論が展開されているというわけでもありません。「「起訴相当」議決は出ない」という「予想」が裏切られたばかりではなく、上脇さんにおける「検察審査会制度」への信頼が裏切られてしまったと言うべきでしょう。

実際、今回の議決もその内容は「感情的」どころの騒ぎではありません。「感情的」であった方がまだマシだと思われます。それは「検察審査会法」の目的である「公訴権の実行に関し民意を反映させてその適正を図る」ことをほとんど果たしていません。前段の「民意を反映させ」の方はなんとか形式的にでも果たしているのかもしれませんが、後段の「その適正を図る」ことは全く出来ていない、というよりはそれに逆行するかのようです。

その議決するところによれば、石川さんや池田さんの供述の信用性については

小沢氏を尊敬し、師として仰いでおり、……小沢氏の関与を実際より強める方向で虚偽の供述に及ぶことや小沢氏を罪に陥れるための虚偽の供述をすることはおよそ考え難い

第5検察審査会の議決要旨
2010年10月4日 産経ニュース


んだそうです。これはつまり自己に不利な供述をすることは「およそ考え難い」と言っているわけですが、もしこれが本当なら世の中に冤罪というものが存在することは「およそ考え難い」と言わざるを得ません。冤罪事件のほとんどにおいて容疑者は自己「の関与を実際より強める」どころか少しも関与していないのに自分「を罪に陥れるための虚偽の供述」をしているものなのです。

仮に検察審査会というものが「公訴権の実行の適正を図る」ものであるとすれば、例えば前田恒彦さんなどが「およそ考え難い」供述をいくらでも引き出して来る「およそ考え難い」手法を明らかにするのであればともかく、いくらなんでもこんな検察寄りの「議決」を行なうことは「およそ考え難い」ものですが、そもそもこの「議決」は検察審査会制度の目的についても、「およそ考え難い」ような、どこにも書いていないことをひねり出して来ているのですから健さんのように器用なものです。

検察審査会の制度は、有罪の可能性があるのに、検察官だけの判断で有罪になる高度の見込みがないと思って起訴しないのは不当であり、国民は裁判所によって本当に無罪なのかそれとも有罪なのかを判断してもらう権利があるという考えに基づくものである。そして、嫌疑不十分として検察官が起訴に躊躇(ちゅうちょ)した場合に、いわば国民の責任において、公正な刑事裁判の法廷で黒白をつけようとする制度であると考えられる。

第5検察審査会の議決要旨
2010年10月4日 産経ニュース


そんな「権利」はありません。おそらく「裁判所において裁判を受ける権利」を曲解したものと思われますが、これは法に基づく適正な手続を保障し、司法以外の権力による裁断を禁止したものです。起訴してもらう「権利」などは存在せず、それは起訴独占主義と矛盾します。

てゆーか、仮にそのような「権利」があるとすると、それを行使するのは小沢一郎さんでなければならないことになるでしょう。小沢さんが、自分が「本当に無罪なのかそれとも有罪なのかを判断してもらう」ために検察審査会を利用する、という「およそ考え難い」事態が、この「議決」の行論における「審査」のあり方でるということになります。

また、この「議決」によれば、小沢さんでなくても誰でも、一度疑いをかけられたならば「不起訴」となったことに不満を持ち、無理矢理にでも起訴してもらって裁判に持ち込み、何もかも捨てて「黒白をつけ」てもらおうとすることは、「およそ考え難い」どころか極めて合理的で納得の行く行動であることになります。

逆に言えば警察なり検察なりがちょっとでも「容疑」を持ったらいかなる場合にも起訴すべきであり、無罪になったら国は保障をしなければならないわけで、これはエラいことになりますから、捜査側としては「仮説」をもって捜査を行なうことが不可能になるという、「およそ考え難い」事態に立ち至ることを意味します。

まあ、いずれにしろ起訴しなくちゃですから、どうするつもりか知りませんが、考えてみればもう検察は人前で恥をかかなくて済むわけです。

「検察官役」3人を依頼 検審議決で東京地裁


 資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で、民主党の小沢一郎元幹事長を強制起訴すべきだとした東京第5検察審査会の議決を受け、東京地裁は5日、第二東京弁護士会を通じて在京の3弁護士会に、検察官役となる指定弁護士の候補者3人を22日までに推薦するよう依頼した。

 第二東京弁護士会からは「当会から候補者を出す」と回答があったという。同会所属で、第5検審で審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は受任の意向を示している。

 吉田弁護士は、審査会の議決内容や議論の経過を熟知していることから有力な候補とされており、同会は残る2人を選ぶとみられる。

 兵庫県明石市の花火大会事故では、審査補助員だった1人を含む3人が指定弁護士になり、関係者の事情聴取など補充捜査を経て、起訴議決から約3カ月後に元副署長を強制起訴。尼崎JR脱線事故では、当初は補助員を務めた3人が指定弁護士になったが、その後1人追加され4人に。議決から約1カ月でJR西の歴代3社長を起訴した。

2010年10月5日 共同通信


「熟知」ねえ。そりゃ自分の作文ですから当然ですが、これを他の人にやらせるなど「およそ考え難い」ことでしょう。やらされる人が可哀想だ。もっとも、この「議決」自体が民主党の代表選の結果を待って行なわれたものであるとされていることを考えると、小沢さんが代表になっていた場合のためにもう一つの「議決」も用意されていたという、「およそ考え難い」可能性も存在します。そして吉田さんは小沢さんが勝つことを「予想」していたというのも「およそ考え難い」ことではありません。どうせ使わないだろうと思ってイイ加減に書いた出来の悪い方を出すハメになってしまった、というわけです。これも「およそ考え難い」ことだととはいえ、手を抜いた自分が悪いんだと思います。
posted by 珍風 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月04日

市民諸君「ヤクザ」と血で血を洗う抗争に突入

暴追集会:住民350人 弘道会系拠点 東京・台東区移転


 指定暴力団山口組を実質支配する弘道会系の組の拠点が、東京都港区麻布十番から台東区竜泉の雑居ビルに移転した問題で、近隣の住民ら約350人が3日、組拠点近くの体育館で移転に反対する集会を開き「暴力団追放住民の会」を発足させた。参加者は「抗争事件が起きてからでは遅い。住民パワーで暴力団を排除していかなければならない」と団結を確認。ビル前をパレードし「この町には暴力団はいらない」と訴えた。

 移転してきたのは、警視庁が弘道会の東京進出の先導役とみている小松組。港区にフロント企業を置いて拠点としていたが、住民の反対運動に遭い、同社は2月、台東区の4階建て雑居ビルを取得し8月に移転登記した。ビルには組員や弘道会幹部が出入りし、警視庁は実質的な組事務所とみている。

 住民の会は弁護士らと協力し、組事務所としての使用差し止めを求める訴訟を起こすことも検討している。集会に参加した自営業の男性(68)は「住民がひるんだら暴力団の思うつぼ。追放を実現したい」と話した。

2010年10月3日 毎日新聞


よりにもよって台東区で「この町には暴力団はいらない」とは大胆な主張であります。あそこからヤクザがいなくなったら住民が半分位いなくなるのではないか。

竜泉というと千束の隣、日本堤の直ぐ近くですが、千束には山口組の2次団体である國粹会が本拠を構えていたはずです。あと、浅草の山口組系というと紀州の方から来た貴広会というのもあって抗争に強いと評判のようです。

一方、言問通りを挟んで北上野に武蔵屋あり、寿に飯島会、西浅草には泣く子も黙る松葉会、雷門には平成の名媒酌人丁字家会、その他蛇骨湯に浸かっている老人会の同人会、中村会、家根弥、浅草高橋組等々、僕はよく知らないのですがこれらが住吉系だというんですが、とにかく事務所なんかが一杯あるのが国際観光都市・浅草とかその周辺地域なわけです。

とはいえ、たしかに近年の「抗争事件」は山口組の進出に伴っているのも事実でして、2002年には貴広会が八代目家根弥を相当やっつけたとか、2004年には飯島会と山健組の抗争がある一方で、中村会の片桐俊さんらが、貴広会の中川謙一さん他1名の幹部を浅草ビューホテル内の喫茶店で射殺した事件は大きな反響を呼びましたし、2007年の港区方面の縄張りを巡る射殺事件に絡んで國粹会の工藤会長が拳銃自殺するという事件も台東区内の出来事です。

ところで今回の弘道会ですが、この人たちは維持員席で相撲を観ていた人たちです。この席は実は丁字家会から買った、てゆーか頼まれたんだという話しもあります。これをまたどっかに売れば良いようなもんですが、ヤクザが自分で座っちゃったのはどういうワケか分かりません。

その性格について『産經新聞』が書いていたんですが、固定読者層の反感を煽るためでしょうか、いささか懐かし目の「過激派」になぞらえているのがイカニモらしくて『産經新聞』を読む喜びがこみ上げて来ます。

情報収集部隊が捜査員尾行、逮捕されれば完全黙秘・・・警察が壊滅めざす弘道会


 指定暴力団山口組弘道会への警察の摘発が本格化している。昨年9月、警察庁は弘道会を「社会に対する重大な脅威」と位置づけ、徹底した取り締まりの強化を全国に指示した。強い姿勢の背景には、警察の内部情報をも探知する情報収集力や徹底した「反警察志向」といった、ほかのどの暴力団とも異なる弘道会の危険な性質がある。

 弘道会は名古屋市に本部を置く山口組の直系組織。日本最大の暴力団である山口組の6代目トップで、現在収監中の篠田建市受刑者=通称・司忍=の出身母体で、山口組全体の運営方針を決定する牽引(けんいん)組織とされる。

 警察の担当幹部によると、弘道会の最大の特徴は「情報収集力」と「反警察志向」の強さだという。

 警察幹部は「組織内に情報収集を専門とする部隊がある。従来にない、異質な暴力団だ」と指摘する。弘道会はこの情報力を駆使し、公共事業の入札情報や企業のスキャンダルといったシノギ(収益活動)のきっかけになる情報をかき集める。

 「地盤である中京地方の風俗店や飲食店で、客の企業幹部や地元有力者らの女、カネにからむ不祥事の情報をつかんでいるともいわれていた」(元捜査官)

 情報収集力はシノギだけでなく、警察の組織や内部情報の探知にも及んでいる。捜査員が家宅捜索に入ると、その捜査員の家族の写真が張ってあったり、捜査員の自宅の地図や担当課員の住所録などが見つかったこともあるという。

 弘道会のもう一つの特徴は、強力な反警察志向だ。

 家宅捜索の際、すぐにドアを開けずに徹底して抵抗、逮捕されれば取り調べに完全黙秘を貫く−。捜査員を尾行しているとみられるといい、こうした組織体質を「まるで過激派だ」と指摘する警察幹部もいる。

 昨年7月の大相撲の名古屋場所では、現役の親方2人が手配した特別席で、弘道会幹部らが取り組みを観戦していたとして問題になった。警察当局は、収監されている篠田受刑者に幹部らが自分の姿を見せ、忠誠心を示すのが目的の一つだったとみている。

 警察当局には「弘道会の勢力増長を放置すれば、手に負えなくなる恐れがある」との危機感がある。取り締まり強化の方針が示された昨年10月から今年6月末までに、警察は前年同期の3倍に当たる計33人の弘道会組長・幹部を検挙した。

 警察庁の安藤隆春長官は今年5月、「弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団全体の弱体化はない」と明言。警察は今後も弘道会の壊滅を目指し、取り締まりを続ける方針だ。

2010年7月3日 産經新聞


篠田受刑者はTVを見せてもらえない処遇だという噂もありますが、その「反警察志向」は「ほかのどの暴力団とも異なる」そうですから、他のヤクザさんがオマワリさんと仲好くしていることを図らずも暴露してしまいました。例の「野球賭博」事件の背後にも「山口組」の存在が取りざたされていたようですが、実際のところ警察の「暴追」とかいうのは何よりも先ず「山口組追放」に他なりません。

警察では温順な住民を「抗争事件」で脅かしているようですが、その狙いは山口組の進出を妨げ既存の勢力を温存するにありますから、既に「抗争」に関与しているも同然の状態です。

まあ、オマワリさんが善良にして「親警察志向」のヤクザのために「抗争」の応援に出るのは、「親暴力団志向」の強い警察としては当然のことですが、住民を巻き込むのは如何なものでありましょうか。とはいえ、「近隣の住民ら」がどういう人たちだかよく分からないわけですが。浅草にはちょっと区別のつきにくいような人も多いものです。
posted by 珍風 at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月01日

市民諸君「民衆」に堕ちたまえ

たばこ大幅値上げ初日 新橋のサラリーマン「受け入れるしかない」


 税金の引き上げに伴い、たばこの価格が1日から引き上げられた。平成18年以来で、愛煙家にとっては大半の銘柄で100円以上の大幅な負担増となる。東京のJR新橋駅前にある喫煙スペースでは、出勤前の一服を楽しむサラリーマンらからあきらめの声も。

 喫煙歴が15年近いという、東京都杉並区の会社員、宮崎竹大さん(34)は出社前に喫煙スペースでたばこをくゆらすのが毎朝の習慣。大幅な値上げだが、「電車賃が上がるようなもので、受け入れるしかない」。

 都内の女性会社員(28)は5カートンを値上げ直前の9月30日にまとめ買いした。禁煙も考えたが「なかなか決心がつかないんです」とため息とともに煙を吐き出した。

2010年10月1日 産経ニュース


まあ、サラリーマンだかなんだか知りませんが、100円か200円くらいの値上げでガタガタ言ったり「禁煙」を考えたりするのは、こう言ってはナンですが、どうせビンボー人です。僕なんかこう見えても40年以上ビンボー人をやっていますから、このような事態にも全く動じることがないわけがありません。

民衆の酒 焼酎は 安くてまわりが速い
民衆の酒 焼酎は 安くてまわりが速い
  ビールじゃ 腹が張る ウイスキーじゃ 高すぎる
  民衆の酒 焼酎は 安くて まわりが速い

民衆のタバコ しんせいは 安くて 本数が多い
民衆のタバコ しんせいは 安くて 本数が多い
  ピースじゃ 強すぎる バットじゃ マズすぎる
  民衆のタバコ しんせいは 安くて 本数が多い

民衆の紙 ちり紙は 安くて 枚数が多い
民衆の紙 ちり紙は 安くて 枚数が多い
  新聞紙じゃ 固すぎる トイレットペパーじゃ 長すぎる
  民衆の紙 ちり紙は 安くて 枚数が多い

国民の足 国鉄は 安くて 一番安全
国民の足 国鉄は 安くて 一番安全
  飛行機は すぐ落ちる タクシーは 高すぎる
  国民の足 国鉄は 安くて 一番安全

独逸民謡『樅の木』の替え歌である『赤旗』の替え歌


伊藤一葉が歌ってた『民衆に捧げるバラード』の歌詞の元ネタです。曲の元ネタは「洒落男」、タイトルの元ネタは海援隊という、なんだかよく分からないもんでしたが。

既にアルコール戦線においては市民の「民衆」化が達成されたと言って良いでしょう。「第3のビール」だかなんだか知りませんがプチブル根性にしがみつかんとする「代用ビール」も後を絶ちませんが、安いことには変わりありません。いずれにしても過去20年において焼酎の飲用が一般的となり、現在では「ホッピー」もまた復権しており、今や居酒屋にしてホッピーを置かぬ店はない、と言われています。

今回のたばこ値上げは市民の「民衆」化を一層促進することでしょう。ビンボー人は「民衆のタバコ」を嗜もうではありませんか。「民衆のタバコ」は「しんせい」に限らず、「旧三級品」と呼称される以下の銘柄を指します。

わかば  
 190円→250円 
 タール19mg ニコチン1.4mg 
 フィルター

エコー  
 180円→240円 
 タール14mg ニコチン1.0mg 
 フィルター 

しんせい 
 180円→240円 
 タール22mg ニコチン1.4mg 
 両切り

ゴールデンバット
 140円→200円
 タール18mg ニコチン1.2mg 
 両切り


「旧」にしても「三級品」という呼称が、いやが上にも「民衆」的共感をかき立てるものですが、ここでは「反民衆的」=値段が高い順に並べてみました。それでも250円ですから、今まで300円の煙草を吸っていた人には逆に50円のお得になります。ニコチン含有量も1mg以上とハイスペックであり、セブンスターやホープになんら引けを取るものではありません。

ところで「三級品」の所以は、廃止された「製造たばこ定価法」において「中質及び下質の葉たばこを主原料に用いて調製したもの」と定義されているものですが、これらの商品のタバコ税率は現在でも通常品の約半分でありますから、「旧三級品」への大衆的な転換は政府の反民衆的政策に対する財政的な攻撃となるものとなるでしょう。

ちなみに沖縄の皆さんには地域限定品としてかなり強力な銘柄が存在します。

うるま
 190円→250円
 タール17mg ニコチン1.7mg
 フィルター

バイオレット
 180円→240円
 タール17mg ニコチン1.7mg 
 フィルター


なんとニコチン1.7mgの超ハイスペックであなたの活動を強力にサポートします。戦う沖縄民衆の力の源と言っても過言ではありません。

まあ、「中質及び下質」の葉を使うということですから、味の方は収穫年の作柄によってバラツキがあるようです。それでも某国製の偽物煙草や製造年月日の怪しい盗品煙草に手を出すよりもマシではないかと思いますし、ボジョレーヌーヴォーを飲んで当年の葡萄の悪口を言ったりするのと同様、高尚な趣味であると見なされるべきものです。

とはいえ「美味しく吸うコツ」みたいなものはあるようですから、下記の美人のブログを読んで「旧三級品」を民衆の友としようではありませんか。
http://blog.livedoor.jp/smoking_witch/archives/383291.html
posted by 珍風 at 12:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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