2011年01月17日

デマの町・阿久根市の分裂と分割

阿久根市長選、864票の差が持つ意味〜早すぎる報道、新市政の課題


 16日、午後7時20分、一部報道が「西平良将氏、当選確実」の一報を他のマスコミに先駆けて報じた。投票締切は午後7時。開票は午後8時10分から。この発表のタイミングに他のマスコミはおろか、現地有権者からも驚きの声があがった。

 「以前、ポカがあったから、今回はかなり慎重にやりましたよ」と、現地記者は語った。以前のポカ(誤報)についてはともかく、開票前に当確を打つのは、よほど差が開いた選挙結果が出た場合である。しかしながら、フタを開けてみると、当選した西平良将氏(37)は8,509票、対して前市長の竹原信一氏(51)は7,645票。その差は864票で、1万6,244人の投票者数の約5%という僅差である。開票前の発表であるから、当確の根拠は出口調査によるもの。まさか、投票箱の中身を見るというわけにはいかない。


 実際に、期日前投票から出口投票を入念に行なったという。しかし、その中身は西平4、竹原1、無回答8という割合だったと現地記者はこぼした。結局、無回答のなかに竹原票が数多く含まれており、僅差の結果になった。

 やはりというか、現地では冷静に受け止めていた。7時過ぎの一報が知らされるも、両陣営に動きは見られなかった。どちらも互角の勝負とにらんでいたため、開票が進むまで様子を見たのである。しかし、報道では開票後、次々に「西平氏当確」の一報が報じられ始めた。その後、21時30分過ぎの第2回発表(7,600票で同数)になって大勢が決し、21時34分に開票が終了した。現地の状況を知らず、開票の結果まで見ない人々にとっては、あたかも西平氏が楽勝したかのような印象を受けるであろう。

 しかし、竹原氏が獲得した7,645票という数が何を意味するかを考えると、今後の阿久根市政が直面する難局が見えてくる。7,645票の数は投票者数の47%、選挙当日の有権者数では38%と3分の1を上回っている。リコールに必要な署名数を超える有権者が竹原氏を支持しているということになる。西平新市長が行なう対話を重視した改革は、有権者の約40%から厳しい目で見られることになるだろう。「竹原氏支持を声に出すと村八分にされる」(阿久根市民)という状況で、支持を続けてきた市民の意思と結束力は固い。


 さらに2月20日には、阿久根市議会の解散の是非を問う住民投票が行なわれ、その結果、解散となれば竹原氏を支持する市民グループから過半数の議席を獲得するだけの数の候補が擁立される見通しである。そして、西平氏を支援したとされている反竹原派市議には、市議会リコールの署名縦覧時に、およそ市民に選ばれた代表者たる市議として信じられないような行為、市民への圧力(後日、詳細を報告する)の事実も知らされている。

 そうした状況に置かれていることは、当選した西平氏自身、よく分かっていることとは思う。西平氏は市議会、市民との対話を重視すると訴えてきたが、その実、問題市議会との距離をどうとるかが課題となるであろう。
【山下 康太】

2011年1月17日 データ・マックス


記事の半分が「当確を打つのが早い」ことへの苦情で、これは察するに、他ならぬ「山下康太」さんがこれによって「西平氏が楽勝したかのような印象」を受けて、当然のことながら少々イヤな気分になったことへの腹いせだと思われますが、山下さんは社内でよほどエラいのかどうか知りませんが、個人的な文句を書いても良いことになっているようです。

書いたところで自分の間抜けを晒すことになるだけですからよく考えてから書いた方が良かったわけですが、この山下さんという人は記事を書く時は株式会社データ・マックスの「行政班」だったり、みんなの党の勉強会の講師をする時には「ネット事業部」という肩書になるようなのであります。しかし「ネット事業」というのが上記のような感じのものであるとすれば何だかずいぶんと気軽にやっつけられる仕事であるようにも思われます。

間抜けついでと言っては何ですが、山下さんが「リコールに必要な署名数を超える有権者が竹原氏を支持しているということになる」ということは、またもやリコールをするぞ、と言っていることになるわけで、「ネット事業部」では新市長に対して恫喝をかけることにした模様です。大変に負けん気が強いというか、悔し紛れというか、さすがは竹原さんを支持するだけのことはあります。

おそらく阿久根市民の大多数は近いうちにまた市長選があるという事態を受入れる気はないものと思われますので、2万に満たない有権者に再び混乱を持ち込もうという「竹原派」の思惑は歓迎されないような気がします。山下さんの「恫喝」は単なる不用意な発信であるとも考えられますが、市民がどう思うとかそういう余計なことをあまり気にしないのが「竹原派」が竹原さんを支持する所以でもあったりするようなのですからどうしようもありません。

当の竹原さん自身が「職員組合に負けた」などと現実と遊離した枯れすすきを歌っているくらいですから、康太が小唄を歌うのも無理はありませんが、確かに数の上では「リコール」が可能であると言えないことはないのですから、この際言っておこうという気分になるのも無理はありません。明日になったらさすがに考え直してしまって、言うに言えなくなるかも知れないのです。

それに加えて、山下さんによれば2月20日の議会リコールが成立したと仮定した場合に「竹原派」が最低でも9人の候補者を立てることになっていて、その際にはデータ・マックスが総力を挙げて収集した「反竹原派市議」の、「およそ市民に選ばれた代表者たる市議として信じられないような行為、市民への圧力」のいわゆる「事実」を「詳細に報告する」ぞ、ということのようです。

別にまあ、どうでもいいんですが、山下さんがこの「ネタ」を「詳細に報告する」主体として自分の文章の中に出現してしまったのは、ちょっとうっかりしてみたかったという以上の意味があるでしょう。あまつさえ「そうした状況に置かれていることは、当選した西平氏自身、よく分かっていることとは思う」などという脅し文句を並べるに至っては状況はかなり明白です。これから「阿久根市政」が「直面」する「難局」というのは、実際には専ら山下さんやデータ・マックスを含む「竹原派」の側が「難癖」をつけたりしてくる、ということのようです。この記事は「竹原派」による西村市政への徹底的な妨害が行なわれることを宣言したものです。

労働者や障害者が嫌いな竹原さんは幼稚なものの考え方をする人でしたが、それを支持する人も大したもので、負けたから邪魔してやるという姿勢は昔の少女漫画の悪役さながらであります。画鋲なんかを入れるんですよ。ああいう「悪役」はただ「悪役」として機能するためにそのように行動するのですが、阿久根市では大のオトナが本気になってそれを実行するというのですから今後とも目の話せない「見世物」ではありますが、こうなったらいっそのこと阿久根市を二分して、新たに「竹原市」を作るのもいいかも知れません。

竹原さんの考えというのは要するに障害者とか手のかかる「弱者」がいなければ良いのに、というものです。「竹原市」では障害者は漁業でエサとして利用するか、隣の「阿久根市」に送還することになるでしょう。市の職員、などというものも必要ではありません。「竹原市」には行政の世話になるような人はいませんし、いられません。医療すら必要ではなく、データ・マックスご推奨の健康食品が万病に効きます。お金がなくて買えない人は死ぬか、隣の「阿久根市」に捨てられます。健康食品が効果を現さない人も廃棄されます。つまり病人は全て追放されることになりますが、竹原さんは「強者」の楽園の真ん中で、いわば「象徴」として威張っていればいいのです。

もっとも、ただひとつだけ問題があります。「竹原市」は既に広島県に存在します。原則として市町村名は重複してはいけない事になっているのです。もっとも、合理的な理由によって先に存在する方の市町村が了承した場合はその限りではありませんが。ちなみに「三笠市」も北海道にあります。「豊田市」の例がありますが、個人名とか企業名が市名が重複する「合理的な理由」になるかどうかは定かではありません。そこで仕方なく「データ・マックス市」にすることになりますが、長いから「デマ市」にする方が良いでしょう。意味もちゃんと通るし。


posted by 珍風 at 17:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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