2011年04月29日

引退しなかった高橋君の演技に絶賛の嵐!

暴言警部補に求刑超える判決、罰金30万円


 遺失物横領事件で任意の取り調べ中に暴言で脅したとして、脅迫罪に問われた大阪府警警部補で東署元刑事課係長(現・東署地域課)・高橋和也被告(35)の判決が28日、大阪地裁であった。岩倉広修裁判長は、罰金20万円の求刑を超える同30万円を言い渡した。求刑を上回る判決は異例。

 判決によると、高橋被告は昨年9月、落とし物の財布を着服した疑いがあるとして事情聴取した会社員・岡本和真被告(35)(別の窃盗、強要未遂罪で起訴)を「殴るぞお前。手出さへんと思ったら大間違いやぞ」などと脅した。

 府警は2月に開かれた高橋被告の初公判翌日、勤務先からパソコンを盗んだとする窃盗容疑で岡本被告を逮捕。さらに財布を落とした女性に面会を迫ったとする強要未遂容疑で再逮捕したが、岡本被告はいずれの容疑も否認している。

 岡本被告は高橋被告の事情聴取の様子をICレコーダーで録音し、特別公務員暴行陵虐容疑などで告訴された。大阪地検特捜部が昨年末、脅迫罪で略式起訴したが、大阪簡裁は略式命令を不相当と判断し、審理を地裁に移す異例の経過をたどっていた。

2011年4月28日 讀賣新聞


讀賣さんダメじゃん。ダメはいつもの事ですが、この記事はダメダメです。ナニがなんだかサッパリ分かりません。記事を書かせるのなら中学校くらい卒業した人の方が良いと思います。

「岡本被告は高橋被告の事情聴取の様子をICレコーダーで録音し、特別公務員暴行陵虐容疑などで告訴された」。これ、どう読んでも「特別公務員暴行陵虐容疑などで告訴された」のは「岡本被告」という人である、という意味になります。確かに讀賣新聞はナベツネさんの妄想を書くもので、事実との多少の齟齬は問題にならないのかも知れませんが、これはヒドい。

これを読んだ人は「事情聴取の様子をICレコーダーで録音」すると「特別公務員暴行陵虐容疑などで告訴され」るんだと思っちゃいます。事のついでに「特別公務員暴行陵虐罪」というのは「裁判、検察若しくは警察の職務を行う者又はこれらの職務を補助する者が、その職務を行うに当たり、被告人、被疑者その他の者によって暴行又は陵辱若しくは加虐の行為をされる」ことである、というふうに誤解してしまう虞れもあります。

もっとも、これはワザと誤解させているのではないかと考える事も出来ないわけではありません。被疑者によるICレコーダを用いた「取調べの可視化」てゆーか「可聴化」をなんとしても阻止したい。そのためには法律なんて糞食らえだ。『讀賣新聞』ならあり得る事です。

しかしながら、他人をそんなに悪者扱いするのも考えものです。それではナベツネさんの妄想語りと同じだ、と言われてしまうかも知れません。個人ブログですからどうせそんなモンなんですが、『讀賣新聞』と一緒にされるのは不本意であるというのも正直な気持ちであります。

そこで讀賣記者さんにはそんな悪意などは微塵もなかったのです。それでも慌てていたので書き間違えてしまったのでした。即ちこれは単なるミスであり、ミスがいつまでも放置されているのは二重のミスですが、それは人間だもの。てゆーかまあ、社風です。

三流新聞社の「社風」を云々しても仕方がないのですが、中には優れた社員もいるかも知れません。そんな優秀記者を下らないミスに導いたものが問題です。ミスの原因を追及し、同じミスを犯さないようにしなければなりません。

おそらく、この記事で岡本さんのことを「岡本被告」と書いてしまったのがその原因でしょう。「被告」なんだから「告訴され」るのはいわば当然であります。しかしながら岡本さんはこの裁判の被告人ではありません。この裁判の被告人は高橋さんの方です。ところが両方を「被告」と呼んでしまった事から優秀なる讀賣記者さんの雑駁な頭脳は混乱してしまったのでしょう。能力を超えた事を要求された記者さんこそ可哀想であります。

とはいえ、この判決に関する報道では各社とも岡本さんのことを「岡本被告」と書いています。岡本さんが被告人の裁判ではないのに1つの例外もなく岡本さんは「被告」と呼ばれているのです。まあ、事件そのものが取調べの過程で発生しているのですから、岡本さんには刑事手続の上で定義される地位というものがあるわけですが、事件の性質上、それは「被疑者」ではないでしょうか。

おそらく岡本さんの呼称に関して「特別公務員」関係筋からの指示があったものと思われます。得意の「印象操作」というやつですが、普段から「印象捜査」ばかりやっているんであまり区別がついていないのかも知れません。岡本さんが「被告」呼ばわりをされる一方では高橋さんは「深く一礼」してみたり「涙を浮かべて法廷に立ち尽くした」かと思ったら「謝罪のコメント」を出したり(産經新聞)と、なかなかの好印象であります。

判決は金額こそ求刑を上回ったものの、脅迫罪の法定刑は「2年以下の懲役又は30万円以下の罰金」であるところ懲役刑を選択しないという温和なものでしたが、その理由というのは結構デタラメです。犯行の動機は岡本さんの供述態度が悪いというのでアタマにキタという「短絡的かつ感情的」なもので「計画性はない」ということですが、いや、高橋さんはそんな人じゃない。

これでは高橋さんがすぐアタマに血が上るバカのようではありませんか。実際には高橋さんは「これまでの仕事ぶりも評価されて来た」優秀な警察官なのです。それをどっかのクルクルパーのように低能扱いするのは許される事ではありません。「暴言」は今まで「評価」されてきたという「仕事」の重要な部分であり、怒った振りをしてみたり優しくしてみたりするような「演技」は優秀であろうとなかろうと警察官であれば誰でも「計画的」に駆使するテクニックなのではないでしょうか。

岩倉さんの判決は「違法な取り調べ」だとか「冤罪を生む温床になり許されない」だとか、言葉だけならなんぼでも書けるわけですが、高橋さんが今回の「不運」にめげずに今まで通りの「仕事」を、出来たらもうちょっと「計画的」に遂行する事を奨励しているようです。この判決は全国の「演技派」のオマワリさんにとって励みとなるものですが、高橋さんは「演技派」であるばかりでなく、ああ見えてちょっとした二枚目ですから、役者にでもなって「本物の迫力」をフィルムに叩き付けてみせるのも彼の人生にとっては良い事かも知れませんし、そんな「演技」はスクリーンの中だけにしてもらうのが他の全ての人の人生にとって良い事であることは言うまでもありません。


posted by 珍風 at 08:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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