2011年11月21日

低俗で幼稚で勝手でとんでもなく合理性のない不安をあおり誤っていて意図不明でお粗末で陰湿でイジメ的で不健全な少数派の意図的に偏った正確な情報

反原発の記事を中傷したエネ庁への報告 詳細判明

 
 経済産業省資源エネルギー庁(エネ庁)がメディアの原発報道を監視してきた問題で、チェックされた報道の詳細が、本紙が情報公開請求で入手した同庁資料で分かった。エネ庁は事業の趣旨を「不正確な報道の是正」と説明してきたが、事実関係が正しいかどうかにかかわらず原発の推進に反する記事が収集され、「低俗な社説」「勝手な反対派を勇気づけるだけ」などと中傷されていた。 

 資料によると、二〇〇八〜一〇年度までの三年間で新聞や週刊誌の記事計二百七十五件が「不正確」として報告された。事業は外部委託で行われ、各年度とも異なる財団法人が受注しており、いずれも電力関係者らが役員を務めている。

 報告記事は、原発に関する日々のニュースを伝える一般記事のほか、社説、読者投稿、広告まで及び、漫画も含まれていた。

 地球温暖化対策として原発推進に言及した環境相に苦言を呈した二〇〇九年九月三十日の南日本新聞の社説に対しては「このような幼稚な社説を掲載する論説委員の質が問われる」と指摘。原発反対を訴え徒歩で旅をする男性を取り上げた同年四月十四日の佐賀新聞の記事には「目立ちたがりの行動をなぜ写真入り、三段抜きで報道するのか。勝手な反対派を勇気づけるだけで、社会の大多数のための政策の推進を阻害する」と報告した。

 同年一月六日の朝日新聞に掲載された電機メーカーの広告は、太陽光発電への取り組みをPRする内容で原発に触れていないにもかかわらず「原子力の数倍の発電量を生み出せるような誤解を招く」と指摘していた。

 報告された二百七十五件の八割は、主に原発が立地する自治体をエリアとする地方紙の記事で、最多は県内に伊方原発がある愛媛新聞の二十八件。以下、柏崎刈羽原発を抱える新潟日報が二十五件、玄海原発がある佐賀新聞が二十一件と続いた。

 新聞や週刊誌を対象とした同事業は昨年度で終了しているが、本年度はブログやツイッターなどのインターネット情報に対象を変更して継続。外部委託費の総額は四年で一億三千万円に上る。エネ庁によると、これまでメディアに訂正を求めたことは一度もない。

◆あくまで検討資料
 資源エネルギー庁原子力発電立地対策・広報室の話 正確な情報の発信が必要かどうかの観点から情報を分析しており、「原発推進に反する記事の収集」との指摘は当たらない。委託先の判断により不正確と思われる情報を当庁に提供してきたものであり、あくまで当庁として正確な情報の発信を検討するための途中段階の資料だ。

◆全てエネ庁に報告
 09年度の事業を受注した日本科学技術振興財団の話 「不正確情報」は外部の原子力の専門家三〜四人に作成してもらい、職員が内容を確認した上で、全てをエネ庁に報告した。できるだけ多くの判断材料を提供した方が良いと考えたからだ。何ら間違ったことはしていない。

2011年11月20日 東京新聞


大した自信ですが、大した地震の後だけに地震を無視せずに自身を顧みる余裕の欲しいところです。まあ、今回明らかになったのは地震の前の分ですからちょっとアレですが、実際のところその「監視」と「報告」の実態たるや惨憺たる有様で、「外部の専門家」の想定外の天才ぶりが窺われるモノです。

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大丈夫なんですかね、この人たちは。「高レベル放射性廃棄物」には「特段の管理は必要ない」というのは「正確」なんでしょうか。多分「正確」なんでしょう。連中に管理する気がないのですから管理はされないのです。どうもこれは大変に不安をかき立てる「情報」ですが、「正確」なのでオッケーです。

なお、「核のごみの安全な処理、処分システム」については「技術の問題」ではないんだそうです。「管理」を放棄しているんですから「技術」がほとんど必要とされないのも当然で、「正確な情報」であると評すべきでしょう。一方テキトーに放置される廃棄物については、「住民」に猛毒を受け入れることについて「合意」させるのが「最大の課題」なのであります。もっとも、「住民」については「住民が何を判断できるのか」と思っています。自分で言っているのですからこれも「正確な情報」です。

高濃度放射性廃棄物については「管理」も「技術」も「住民の合意」も「必要」ではありません。これが「正確」な言い方です。「不正確」な表現だと「管理する技術はないし住民の合意を得られるはずもない」、となります。「不可能」を「正確」に表現すると「不必要」になることに留意して記事を書きましょう。

原子炉の「寿命はいくらでも延ばせる」というのもかなり「正確」な話で、何といっても「理論上」なんですから実際にぶっ壊れるまでの間は「正確」極まりないものです。それにしても「正確な情報」によれば、連中は原子炉の建て替えとかそういうことの必要を認めず、「理論」が実際に破綻するまではいつまでも動かすつもりのようです。いくら「理論上」のこととはいえ、やはり僕んちの近くで破綻してもらいたくない「理論」ではあります。

「核燃料サイクルにかかる費用」につては「試算できる範囲で試算されて」いるそうですから「正確」である範囲で「正確」です。すなわち「試算できない範囲」というものが認識されており、その範囲についてはもちろん試算は行なわれていません。つまりお金はいくらかかるのか「正確」には分からないから際限なく寄越せ、というのが「正確」なところでしょう。

あと、「原子力政策」の費用と「原発の発電コスト」を混同しているあたりに「専門家」諸氏の降って湧いたような天才ぶりが遺憾なく発揮されています。君たちは「原子力政策」の「巨費」でごはんを食べているくせにこれっぽっちも電気を起こしていないでしょう。自家発電していますかそうですかじゃあオカズ代とティッシュ代も「巨費」の負担だよ。

とはいえ、やはり目立つのはその世にも稀な「モンスタークレーマー」ぶりでしょう。世間ではどうもそういう人が沢山いるようですが、大いに参考になります。いや、あまり参考になりません。ほとんどが拙劣極まる単なる言い掛かりでありまして、「これまでメディアに訂正を求めたことは一度もない」のも道理と頷けるほど、そもそも人前に出すようなものではなかったりします。

曰く「反対派の講演会開催を記事にする場合は、推進側の開催案内も同様に記事にすべきだ」とか、そんなら「推進派の講演会開催を記事にする場合は、反対側の開催案内も同様に記事にすべきだ」と指摘すべきですが、それがされていないのは公平を欠きます。まあ公平ではないわけですが、それなら「記事全文が不正確」ということは、「反対派の講演会開催」の日時とか場所が「不正確」だったものと思われます。そうであれば「推進側」にとっては都合が良いのではないでしょうか。

「高速増殖炉には人類の存続がかかっている」というのは成る程確かにその通りでしょうが、「重い課題」はイヤだとか「原発マネー」も印象が悪い、果ては「反対運動を支持するような報道姿勢は疑問」だとか、「全体として原子力反対のトーンの社説」だから悪い、「反対派の意見を掲載し、タイトルには反対派の見解を大きく取り上げ」るのが「問題」であるなど、「正確」「不正確」の範囲を遥かに逸脱した活躍を見せる「専門家」諸氏には性格的な問題があるのではないかと疑われるほど、大半が「原発推進に反する記事の収集」であり、「正確な情報の発信が必要かどうかの観点から情報を分析」しているとの主張はあたりません。

鎌田慧さんの「ような」「反原発者」の意見を報道してはいけないんだそうですが、井野博満さんは「論客」なんだそうです。それでも「健全」な人々からは支持されていない「少数派」なので、「少数反対派の見解を掲載するのは問題」というのですが、これなどはいささか穏当を欠く主張であるとせざるを得ません。少数意見を公衆に示すべきではないという、これは恥ずべき意見であり、これを公表した資源エネルギー庁の勇気が称えられます。

ところで「健全な立場に立つ」科学者さんたちのことを、「学者先生方」という、ちょっと揶揄したかのような表現をとっているのは「問題」でしょう。明らかに人をバカにしています。まあ「健全な立場に立つ」ような人は、ウラを知っている人から見ればあまり尊敬できるような人物ではないのかもしれませんが、それにしても当人も見る可能性のある文書なのでしょうから、モノの言い方には気をつけたいものです。「健全」な「クレーマー」の餌食になってしまう可能性があります。事のついでですから、これを公表した資源エネルギー庁の勇気も称えておきましょう。普段は間違ったことばかりしている人たちですから、こういう機会を捉えて褒めておかないと褒めようがありません。


posted by 珍風 at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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