2011年11月25日

国家底抜け脱線転覆ゲーム

国家転覆ありえた?…サリン70t、自動小銃千丁


 オウム真理教の被告189人のうち、最後に残った元幹部・遠藤誠一被告(51)に対し、最高裁が21日、死刑判決を言い渡し、一連の事件の裁判が終わった。

 これを受け、東京地検次席検事として捜査を指揮した甲斐中辰夫・元最高裁判事(71)がインタビューに応じ、早期摘発の機会を生かせなかった教訓や、教団が企てた、70トンものサリンや1000丁の自動小銃を使用する「首都制圧計画」が食い止められた経緯を、次のように語った。

 読売新聞は1995年1月1日の朝刊1面で、「山梨県上九一色村(当時)でサリン残留物を検出」というスクープ記事を掲載した。記事で前年に起きた松本サリン事件とオウム真理教との関連が初めて示唆され、教団は慌てふためいた。サリン製造プラントだった教団の施設「第7サティアン」が宗教施設であるように装うため、その一部を自らの手で取り壊し、サリンの製造は中止された。

 教団は、自分の手で製造した70トンものサリンを霞が関や皇居に空中散布して大量殺人を実行し、混乱に乗じて自動小銃を持った信者が首都を制圧するという国家転覆計画を企てていた。

 記事が出たのは、教団がまさにサリンの量産に乗り出す直前のタイミングだった。この報道によって、教団のサリン量産と国家転覆計画は頓挫したと言ってよい。読売新聞は報道の報復として、自分たちの会社にサリンをまかれる可能性もあったわけで、勇気が必要だったと思う。おかげで多くの人々の命が救われた。

 今、そんな計画を聞いても荒唐無稽な印象を受けるかもしれないが、教団は実際、サリン散布のためにヘリコプターを購入していたし、自動小銃の試作品もでき、信者らの訓練もしていた。計画が実行されていれば、三日天下くらいは取られていたかもしれない。

2011年11月22日 讀賣新聞


現在ほど国家転覆の必要性が叫ばれている時はありません。しかしよく考えてみると、転覆してしまったものは、たとえば電車なんかのことを考えてみると、それを地面に埋めてしまったり、また掘り出してみたりというような下らない用事しかありません。たぶん麻原さんだって、スクラップや「がれき」を作ろうとしたわけでもないでしょう。

どっちかと言うと、麻原さんがやりたがっていたのは電車の運転手さんなのではないでしょうか。いかにも無邪気な発想ではありますが、『電車でGO!』の開発が1年早かったら事情が違っていた可能性はあります。とはいってもフライトシミュレータ好きの人がハイジャックをした例もあるようですから何とも言えません。

しかしながらそれはつまり運転手の交代でしかありません。かなり乱暴な手段をもってするとは謂え、運転手は運転手ですから、きちんとダイヤを守って運行してくれれば乗客は誰も気がつかないかも知れません。運行そのものを変更する場合は「革命」とか呼ばれる可能性がありますが、その場合でも別段「転覆」させることを目的としていないのが普通です。

その「乱暴な手段」は「サリン70t、自動小銃千丁」というものだったようですが、実際には構想段階で頓挫したようです。サリンの製造は中止され、自動小銃については試作に終わっています。この「試作品」が実用に耐えるレベルに達していたのかどうか、アヤシイもんですが、その程度では「三日天下くらい」なんだそうです。

それはそうなんで、1000丁くらいの火器では直ぐに制圧されてしまうのは目に見えていますし、サリンの散布によって占拠地域内に生存している市民が少ないかほとんど存在しない、という状況は逆に不利なようです。十分な武装と防毒マスクによる鎮圧行動は「三日」も必要としないでしょう。

そういえば運転手の交代、てゆーか「政権交代」があったのは遠い昔のようですが、あの時はいわゆる「国家」が一種の「転覆」をしたかのように思ったものですが、実は運転手の交代に過ぎなかったようで、既定の線路をダイヤグラム通りに運行しているのは御存知の通りであります。「国家」どころか「政府」すら「転覆」していないのです。なかなかどうも、「国家転覆」というのは難しいものなのでありました。

とはいうものの、実は今現に日本は転覆しているところです。サティアンだかさらし餡だか知りませんが「サリン70t、自動小銃千丁」も原子炉には如かずでありまして、地震一発でわりと簡単に転覆するようです。これはもう運転手が誰だろうとあまり変わりはありません。運転手が自民党だったらもっと上手くやれたろうと想定する根拠はありませんが、何を上手くやるんだか分ったものではありません。むしろ隠蔽と虚偽情報の流布がより巧妙に実施され、「線量計所持罪」が新設されていた可能性ならあります。

もとより民主党も同じ線路を走る電車でGO!ですから、ノダイヌを筆頭に、小宮山さん枝野さん細野さんあたりの「てんぷくトリオ」を中心にして、「人身事故」の死体を鉄輪で切り刻みながら血飛沫上げて「政権交代」前から続く路線を驀進中なのでありますが、土台が転覆している線路ですからどこに突っ込むつもりか分かりませんです。

しかしそんなことを言ったら一番「転覆」しているのは『讀賣新聞』さんであるようです。なんたって「主筆」があの調子の人格者ですから、本当にどこかの誰かが購読しているのかどうか知れたものではありません。「国家転覆」って何の騒ぎかと思ったら、それを「讀賣新聞が阻止した」というご趣旨の自画自賛、なにしろ誰も褒めてくれないんだから仕方がないとはいえ、マスゴミ各紙のオウム関係記事中で一番みっともなかったのがこれでありまして、ただただ同情と憐憫を誘うのみなのが見苦しいものでありましたが、常日頃から見苦しいんですからもういいんですどうせ。


posted by 珍風 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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