2011年12月31日

お約束の暗い内容

イタイ改革:税・社会保障 欧州の惨状、首相走狗 国債暴落の悪夢「いつ日本も…」


 29日には党税調総会に乗り込み、約5時間にわたり、消費増税の必要性を訴えた首相。その脳裏には、目の当たりにした欧州の惨状が浮かんでいた。

 ギリシャを端緒とする政府債務危機の波はイタリアやスペインに飛び火。欧州金融安定化基金(EFSF)強化も有効打とならず、イタリアの10年物国債の利回り(長期金利)は「危険水域」とされる7%を突破した。

 日本の公的債務残高の国内総生産(GDP)比は200%に迫り、ギリシャ、イタリアを大きく上回る。首相は11月の仏カンヌでの主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)でユーロ崩壊阻止にあえぐ欧州首脳と接し「『いつか日本も』との不安を強めた」(政府関係者)。
【宮島寛】

2011年12月31日 毎日新聞


この1年のウソの締めくくりは消費税です。「欧州の惨状」ってのは本当は「消費税率を上げても財政は改善されない」ということなんで、スペインの消費税率は16%、イタリアでは20%であります。それでも「危険水域」ですからどうしようもないんですが、逆に言えば政府の密かな目標はこの水準を超えるところにあるのではないか。

25%というとかなり高い、てゆーか社会保障政策が日本とは根本的に異なる国家ではこのくらいの消費税率になっています。果たしてノダイヌの「税制と社会保障のイタイ改革」に社会保障の充実に向けた見通しがあるかといえば、そんなものはありません。

「社会保障の改革」は国民向けのプロパガンダであり、5%だけ消費税率を上げてみせるのは市場向けのポーズです。しかし消費税増税は悪いお薬のようなもんで、税収の増加は数年で終わってしまいますが、景気後退の影響が残りますから事態はより悪化することになっておりますが、5%ずつ上げるんだとするとあと3回はいける、というのが実に賢明なる財務省の政策でありましょう。

「いつか日本も」をいつも先送りするわけですが、ツタヤのように延滞料金がつくもんですから今の若い人が年寄りになる頃には、これはもう大変なことになっているに違いありません。息子が不憫でならないので車ではねとばしてやれ、という気にもなろうというものですが、よく考えたらこの汚染された列島で「年寄りになる」まで生き残るなんてことが可能なのかどうか。日本に「いつか」なんてものがあり得る、というのが今年最後のウソでした。


posted by 珍風 at 07:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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