2012年01月31日

おすもうさんといっしょ

理事選また大波乱!九重親方、すべり込み当選


 日本相撲協会の理事選が30日、両国国技館で行われた。2年に1度の改選には史上最高の12人が立候補したが、この日朝に伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が前代未聞の出馬を辞退。事実上、11人による選挙は、九重親方(元横綱・千代の富士)が友綱親方(元関脇・魁輝)と接戦の末、1票差で当選した。注目の貴乃花親方は今回も他の一門からの造反者の支持を集め11票で再選した。新理事長には北の湖親方が復帰。ドタキャン、造反…。嵐の中、角界は新たな船出を果たす。

 開票を終えた大広間に12人の候補者の得票が貼り出された。伊勢ケ浜親方は「0」。立候補した本人自身も投票しない異常事態が発生した。

 実はこの日の朝、同親方は出馬辞退を決断。同じ立浪一門の友綱親方へ電話で支持する意向を伝えた。過去の理事20+ 件選で立候補届を受け付けた後に出馬を辞退した親方はいない。選挙管理委員会も届け出後の辞退は認めない規定がある。このため、選管の武隈委員長(元関脇・黒姫山)は規定通りの選挙戦を実施。その結果が得票「0」。選挙後、伊勢ケ浜親方は「最後まで悩んだが、今は公益法人に向け一丸にならないといけない」と説明した。

 支持者は3人だったが、立浪一門から強行出馬した。複数の関係者によると、立候補届の受付日となった26日以降も支持拡大に動いたが、失敗したことが断念した理由だという。ただ、協会は公益財団法人への制度移行へ向かう改革の時期。志があるなら辞退はありえない。「あまりに無責任」と一門内の親方は声を荒らげた。

 ドタキャンと同時に、造反劇もまた発覚した。2年前の選挙で立浪一門と二所一門からの造反者の支持を集め当選した貴乃花親方。今回はグループの持ち票は7票だが、前回の10票を上回る11票で再選した。造反したのは、時津風一門の3人と立浪一門で伊勢ケ浜親方を支持するはずの1人と見られる。

 これで割を食ったのは友綱親方だ。持ち票は4票の同親方が伊勢ケ浜親方が持つ3票を乗せれば7票になるはずだった。ところが、造反者が出たため6票になり、1票差で敗れた。勝った九重親方は1968年に立候補制度になって以来、最少となる7票での当選。これまでの最少当選票数は、理事20+ 件選挙で初めて投票が実施された98年の先代高田川親方(元大関・前の山)の8票だった。

 友綱親方は「大横綱に敗れたから悔いはない」と笑うが、造反者については「きっちりしないといけない。これを認めたら一門は成り立たない」と憤った。現行の選挙選としては最後となった今回の理事選。造反者の続出は一門制が消える予兆かもしれない。

2012年1月30日 スポーツ呆痴


造反者には「きっちり」するそうで、相変わらず怖い角界であります。ほぼ100%票が読める選挙などは「選挙」の名に値しないわけですが、何事も予定どおりに粛々と進める、というのは角界の最も重んじるところであります。それは土俵上の取組みには限りません。

とはいえ角界でも連中が「大波乱」といっているような、いわゆる世間の通常の状況に近いような状態が生まれつつあるようでもあります。もはや相撲は日本人だけのものではなく、国偽館に飾られているのは全部外国人だそうですから、「日本の恥」と言われている大相撲にも変化の兆しが現れているのかも知れません。

もっとも厚生労働省の「パワハラ」の定義には「若い奴をみんなでぶち殺す」というのは入っていないようですからまだまだ課題は多いわけですが、親方の半分くらいが外人になる頃には何とかなるかもしれません。

今世紀、人口が明治維新後並みに―国交省、国土持続可能性まとめ


 国土交通省は、「持続可能で活力ある国土・地域づくり」の概要を昨年11月に発表、同省内における新たな体制を築き、今年に入って具体的な推進内容を明らかにした。主な要因として、今世紀中に国内総人口が明治維新後並みに急減すると見込まれるためだ。

【追記】30日、厚生労働省、国立社会保障・人口問題研究所から今後50年間にわたる推計人口を公表。本資料同様、8,000万人を割ると推定する。詳細は、関連情報に掲載

 世界人口が爆発的に増加する一方、日本人口は先進国の中でも急速な減少の過程に入っている。同省がまとめた平安時代ごろからの推移によると、明治維新を境に急増、1900年〜2000年の100年間で約3倍になっていることがわかるほか、2000〜2100年の100年間に再び明治時代後半の人口まで急速に収束すると予測する。このグラフは、日本人の増加傾向そのものが、バブルを象徴しているかのようだ。これに伴い、労働力不足も深刻になる。15〜64歳の生産年齢人口は、今後40年以内に半数程度まで減少するようだ。

 地域ごとの過疎化も、いよいよ現実となる。人口減少率は全国約25.5%となっているが、今後40年間で人がいなくなる地域が21.6%(100%減少)、半数以上減少する地域が7割近くを占めている。増加傾向にある地域は首都圏の一部(東京・川崎の多摩地域一帯と東京湾周辺、残りは局所的)および名古屋圏(豊田市周辺)の僅か1.9%のみ、大都市圏であっても、これらの定点以外は減少する見込み。

 高齢化について、人口比率の面はもとより、社会インフラの老朽化も懸念材料。高度成長期に相次いで整備した道路や鉄道などの半数以上が20年以内に耐用年数を迎え、維持する場合は現在の2倍以上に管理費が膨れ上がるという。地域によっては、広範囲に廃墟化する可能性も示唆する。

 これらの深刻な状況を受け、同省の「持続可能で活力ある国土・地域づくり」では、8つの政策と4つの価値評価を重点項目として掲げている。厚生労働省をはじめとして関係各省と連携を図り、国家戦略として今後盛り込んでいく考えだ。

2012年1月30日 クレメンティア・コモンズ


まず、高齢者の割合がそんなに増えるかどうかという問題があります。今20歳の人が50年後には70歳になっているはずですが、この放射能環境のもとでそんなに生き残っているのかどうか、保証の限りではありません。もっとも厚生労働省の次のターゲットは「飲酒」だそうですから、徹底して最重要課題からは目を逸らすことになっている模様です。全然アテになりません。

もっともこの場合、「高齢化」は緩やかになるものの人口はより激しく減少することになります。この「深刻な状況」をどうするつもりか知りませんが、やはりどうしても人を「誘致」することになるんでしょう。これは外国からかもしれませんし、コウノトリさんの住んでいるところからかも知れません。いずれにしても「誘致」に向けた環境整備が不可避になると思われます。

「日本に忠誠を誓う」人に来てもらうのもいいのですが、いずれにしても「来てもらう」わけです。どっかの国ではムリヤリ「拉致」したり「強制連行」して来るようですが、そういう事をしないのであれば、やはり自然に人が来るように誘導するための諸施策が必要になるでしょう。

これは外国から人が来やすいような環境が整備されたり、生まれて来た人が生きやすいような環境が整備されるという可能性が存在することを意味します。すなわち社会環境の大幅な改善が期待されるのかも知れません。勿論、お相撲が好きな日本人のことですからナカナカそういうことはしないわけで、将来人口が減るよ、というお話だけでは誰も何もしないでしょう。

しかしながら人口が著しく減少すればいくら何でもそろそろどうにかしようとか考えるのではないかと思われます。5千万人くらいになれば多少考え直すかも知れませんが、それから動き出しても効果が出るまでにどのくらいかかるか分ったものではありません。そのうち「日本人」なんて地球上からとっぱらわれることにもなりかねませんが、そうなったとして、誰が困るというのか。
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2012年01月29日

土がついったー

ツイッター、「要請あれば」国別に投稿削除の方針を表明


(CNN) 簡易投稿サイト「ツイッター」は28日までに、外国政府などが要求すれば投稿内容を削除するなどの措置を行う方針を明らかにした。あくまでも要請があった場合で、それも個々の事例を配慮して実施するとしている。



ただ、内容の削除は当該国のユーザーのみが対象で、他国の利用者には引き続き見られるようにする。削除が実施された国のユーザーに対し、削除の事実やその理由を知らせる措置も講じるという。



これまでの方法では、内容を削除する場合、該当の投稿を全世界的に抹消するしか手段がなかった。



ツイッターの今回の方針について、言論の自由やネットユーザーの個人情報保護を訴える団体エレクトロニック・フロンティア・ファンデーションは明白な検閲とも受け止めている。ただ、投稿内容を削除するよう指示や要請があった場合、無視して政府当局による接続阻止の危険に遭遇するか、求めに応じるかの選択肢しかないとし、ツイッターは厳しい状況の中で最良の対応を行っているとも評価した。



ツイッターの報道担当者はCNNに対し「表現の自由を非常に重視しており、削除に踏み切らないよう努力する。主義信条の変化を意味するものではない」と強調。ただ、国によっては削除を実施せざるを得ない場合があるとして、ドイツやフランスが実施しているナチズム支持の表現の規制に言及した。



また、表現の自由が厳しく抑圧され、ツイッター利用がない国もあると指摘。同社は「場所や日時にかかわらず投稿内容を掲載することに尽力する。これが出来なかった場合、ユーザーに隠すことなく知らせる」と主張した。

2012年1月28日 CNN


僕はツイッターとかやってませんが、これは少なくとも「最良の対応」ではありません。「検閲」は通常二重の隠蔽によって行なわれます。その対象自体の隠蔽と、隠蔽自体の隠蔽です。ツイッターではこの2つに対応しない模様です。

すなわち「削除が実施された国のユーザーに対し、削除の事実やその理由を知らせる措置」では充分ではありません。必要なのは「何が」「誰の要請によって」削除されたかということですが、「削除の事実やその理由を知らせる措置」が「削除が実施された国のユーザーに対し」てのみ行なわれるのであれば、その国のユーザには「何が」削除されたのかはわかりません。「検閲」ですからそれは当然ですが、その「国」以外のユーザーにとっては逆に、ある国で削除されたメッセージそのものを読むことが出来るものの、それが当該国では削除されているという事実を知り得ないことになります。

したがって必要なのは「削除の事実やその理由を知らせる措置」を「削除が実施された国」以外の全てのユーザーにも行なうことでしょう。僕たちは誰かのツイートを読んで、そしてそれが彼の国では「検閲」されていることを知る必要があるのです。

「表現の自由が厳しく抑圧され、ツイッター利用がない国」であればともかく、それ以外の国家では誰に聞かれても恥ずかしくない「検閲」の「理由」があることになっているはずですから、これは可能なはずでしょう。もちろんツイッターが、「検閲」していることを知られたくないような人々にも売り込もうとしているのであれば話しは別です。別にツイッターなんかやらなくても、トイレに落書きするとか、大きめのポストイットに書いてそこら中に貼るっちゅーのも手軽でおすすめ。あと友達に口で言うとか。
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2012年01月27日

対話

野田首相と谷垣自民党総裁の発言要旨


 自民・谷垣禎一総裁「民主党が消費税増税に突き進むことは議会制民主主義の根本を否定する行為だ。マニフェスト(政権公約)違反は明らかだ」

 野田佳彦首相「民主党が前回の衆院選で国民に約束したのは、衆院議員の任期中に消費税を引き上げないことだ。政府・与党案は第1弾の引き上げについて平成26年を予定しており現在の衆院議員の任期終了後だ。公約違反ではない」

 谷垣氏「首相は先の衆院選の街頭演説で『マニフェストに書いていないことはやらないのがルールだ』と述べている」

 首相「行き過ぎや言葉足らずの点があったら反省し、国民におわびする。政府の政策は状況の変化の中、優先順位を適切に判断することも必要だ」

 谷垣氏「首相がなすべきことは与野党協議を呼びかけることではなく、衆院選でウソをついたことをわび信を問い直すことだ」

 首相「社会保障と税の一体改革は与野党共通の課題として実現を目指す。改革の方向性について自民党との間に大きな違いはなく、ぜひ協議に応じていただきたい。やり抜くべきことをやり抜いた上で国民の判断を仰ぎたい」

 谷垣氏「消費税率引き上げ法案の国会提出の前に新年金制度の詳細設計や財源を明らかにすべきだ」

 首相「新制度への切り替えには長期の移行期間が必要であり、(消費税率を10%に引き上げる)27年の段階で大きな追加財源は必要にならない」

2012年1月26日 産経ニュース


「古式に則った」興行とは正にこのことでしょう。観客はドッチラケであります。「八百長」でも何でもいいですが、面白ければ「プロレス」、退屈なそれは「相撲」と呼ばれます。野田さんと谷垣さんは小川直也さんの爪の垢でも飲んだ方が宜しいかと存じます。

大相撲なんかと一緒にするな!

 オイッス!

 なんだか大相撲がすさまじいことになってるなあ。
まあ、相撲ファンとしては残念と言ったところだけど、
八百長に関しての話は今に始まったことじゃない。
板井さんの件とかあったしさ。
そのたびに角界は否定してきたけれど…
なんか真っ黒だったってことなのかな。
膿を出し切ると言っても、
親方衆もグレーな人、多いと思えちゃうよな。

 春場所開催中止も当然のこと。
半年とか1年はかけなきゃいけないんじゃいなの?

 でもさ、オレがけしからんと思うのは、
今回の八百長騒動で必ずプロレスが例に出されること。
大相撲なんかと一緒にするな!と声を大にして言いたいよ。

 プロレスは財団法人でも何でもなく、
自分たちで事業努力している。
天皇賜杯も内閣総理大臣賞もないし、
NHKで中継されてもいない。

 だけど、みんな真剣にプロレスに取り組んでいるんだ。
「エンターテイメント」という見方もあるだろうけれど、
それはお客さんとの真剣勝負でもある。
うちの師匠にさんざん言われたことだけどね。
リングを面白くするためには、みんな命がけでやってるんだよ。

 それがなんだよ、最近の相撲は。
八百長だろうかなんだろうかどうでもいいけれど、
面白くないじゃん!
引いたり、かわったり、
ちょこちょこっとやって、おしまいの相撲ばっかり。
 
 これじゃ、お客さんは離れるよね。

 相撲だって、プロ格闘技の興行なんだ。
 今回の騒動はお客さんのことを考えない力士が
いるってことだろ。
大相撲、何様って感じだよな!

 ということで、また次回〜。

2011年2月7日 東京スポーツ
http://www.tokyo-sports.co.jp/celebrity_desc.php?blogid=102&itemid=12056


プロレスは「お客さんとの真剣勝負」なのです。政治も同じです。「お客さん」を上手く騙したり煙に巻いたり、それで「お客さん」に喜んで頂ければ出来れば「政治」の勝ちで「お客さん」の負けです。野田さんと谷垣さんは見え透いた「議論」を「ちょこちょこっとやって、おしまい」の「相撲」をとっていますから、「お客さんのことを考えない」ようです。

現在までのところ、谷垣選手は「公約違反」で攻撃していますが、それは同時に「改革の方向性について自民党との間に大きな違いはなく」なったことを意味することになるので攻めあぐねている模様です。続いて「新年金制度の詳細設計や財源」を突っついてみるつもりのようですが、これもどうせ「自民党との間に大きな違いはない」んでしょう。

野田選手は谷垣選手に対して、共同で「お客さん」を攻撃することを呼びかけており、真っ向勝負を回避する構えです。しかしこの「戦法」は、それが「格闘技」ではなくなることを意味しています。二者が並列して「お客さん」に対峙する形式、それは「漫才」と呼ばれるでしょう。

それは二者の「どつき合い」を含む、時に洗面器などの「凶器」をも利用して表現される「対立関係」を演出して予定された「オチ」に至る「エンターテイメント」です。「リング上の殺人は合法」という意見もありますが、「漫才」が「殺し合い」に至ることは絶対にない、と言って良いでしょう。なんといってもそこには「台本」があるのです。

実際のところ「相撲」を「漫才」にしてしまう方針については谷垣選手も合意している模様でありますが、ちっとも「面白くない」ので「相撲」に堕してしまっているのは残念なことです。しかしながら、それでも不器用ながら「漫才」が行なわれようとしているのは両者とも重要な論点を回避しようとする点で一致しているからに他なりません。

例えば富の再分配の観点からして「社会保障」の「財源」として「消費税」が相応しいのかどうかとか、経済に与える致命的な影響、法人税減税との関係などがここで回避されている「ネタ」でしょう。どうでもいいことだけを「議論」して「議論は尽くした」とか言い出すのは目に見えているわけですが、こういう「無駄」をなくした方が議員の数を減らすよりはマシでしょう。てゆーかあまり議員の数を減らすと国会が「無駄」ばかりになるわけですが。
posted by 珍風 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

地獄の三丁目の夕日

マンションから放射線が出ている昨今、心あたたまるお話であります。

喫煙、4割減を目標 厚労省案、原発対策の柱に


 国や地方自治体のがん対策の今後5年間の基本となる厚生労働省の次期計画案に、喫煙率削減の数値目標が初めて明記される。喫煙者を4割近く減らす目標になる見通しだ。厚労省は、現計画に盛り込めなかった喫煙率削減をがん対策の柱の一つにしたい考え。拠点病院の見直しなどとともに2月1日、専門家や患者で構成する協議会に示す。

 がん対策推進基本計画の案で、がん対策基本法に基づいて厚労相が作る。次期計画案では、習慣的に喫煙している成人のうち、「やめたい」と思っている全員が禁煙した状態の喫煙率を目標値とする。具体的な数値は近く公表される国民健康・栄養調査2010年版を基に計算する。09年に約35%だったやめたい人の割合は、10年はたばこの大幅値上げの影響で4割近くに達する見通し。

 計画は閣議決定され、国や自治体は目標達成の施策が義務づけられる。国は、たばこの健康被害を防ぐための国際条約に従い、全面禁煙か喫煙室以外を禁煙とする事業所の割合を現在の64%から100%にすることを目指す。たばこのさらなる値上げや公の場や職場での禁煙の法制化、たばこの広告規制や禁煙補助剤の保険適用の拡大なども検討される可能性がある。

2012年1月23日 asahi.com


癌に対する煙草の役割が見直されつつあります。セシウムとかプルトニウムとかいっても、そんなものは見えやしませんし味も素っ気もありません。しかし煙草の煙は目に見え、豊かな味わいと香りを伴っています。今こそ三丁目の夕日にたなびく煙草に立ち返るべきときなのです。

煙草と癌に関する大衆的な言説は、山口一臣さんの「アメリカにおける「喫煙と健康」論争の誕生と進展」によれば『リーダーズ・ダイジェスト』の1941年12月号の記事、「ニコチン・ノックアウト」に始まります。このタイミングはアメリカで核兵器開発が決定されるのと同時です。既にこの年の2月にはプルトニウムが発見されており、核兵器開発に向けて大きな一歩が踏み出されていたところでした。

ここで問題になったのが放射性物質による癌です。アイリーン・ウェルサムさんの『プルトニウムファイル』によると1920年代から、時計の文字盤に夜光塗料として使われていたラジウムによる癌が問題になっていたようです。塗装作業に従事していた人たちが相次いで癌により死んでおり、訴訟が起こされて世間の同情を集めていたのです。核兵器開発の開始に当たって、核兵器開発に関係する人々の間で多くの癌患者が発生することが予想されていました。

「マンハッタン計画」の始動に伴って、『リーダーズ・ダイジェスト』の快進撃は続きます。更なるキャンペーンとして1942年には「タバコの広告の事実とフィクション」という特集が組まれ、核兵器開発を強力にサポートしたことを忘れるわけにはいきません。同誌の貢献はアメリカを勝利に導くのに大いに力あるものでした。

次に『リーダーズ・ダイジェスト』が活躍するのは1950年代です。フィリップ・モリス社によればこの時期に同誌は一連の記事を掲載して煙草と肺癌との因果関係を世に知らせました。煙草は癌の主要な原因となったのです。このキャンペーンは多くのものを生み出しました。煙草会社はパッケージに注意書きを入れましたし、現在では一般的になっているフィルター付きのシガレットも、このキャンペーンへの対抗措置として考案されたものです。マールボロにもフィルターがつきました。そして言うまでもなく、核実験の件数も1950年代後半から急増するのです。
800px-Worldwide_nuclear_testing.svg.png

以来、「クリーンな原子力」と「不潔な煙草」はベビーフェイスとヒールの組み合わせで、リングをともにする戦友でありました。放射性物質と煙草との血塗れの蜜月が続きます。しかしながらここで指摘しなければならないのは、国防における『リーダーズ・ダイジェスト』の貢献であります。同誌のキャンペーンは常に、人が放射性物質に曝露され、あるいは大量の放射性物質が散布される前に用意されていたものでした。

日本ではいささか勝手が違ったようです。もちろん、日本でも商用核発電所が建設から40年を超えるあたりで煙草の害が強調され始めた、と言えないことはありません。その意味では「事故」は「想定内」でした。しかしながら「気の弛み」も指摘することが出来ます。「煙草の害」は循環器系などの他の病気に拡散し、果ては「クサい」「ケムい」といった情緒的なレベルにまで堕落してしまいました。何よりも肝心要の「癌」が忘れ去られようとしていたのです。もちろん、何事もなければそれで良かったわけですが、雨止んで傘を忘れるような人に限って泥棒を捕まえてから縄を綯うものです。

ここにおいて日本政府は、今ふたたび「癌」を「煙草の害」の中心に据える必要に迫られています。その大きな理由は『リーダーズ・ダイジェスト』がどういうわけか日本では売れないからなんですが、政府のやることですからとりあえず「政策」として、「喫煙」が「がん対策の柱」にならなければなりません。もちろんそれは、癌の腫瘍な原因が他に存在するからに他なりませんが、その「原因」は「やめたい」と思っているからといってヤメられるようなものではないのです。
posted by 珍風 at 22:15| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月23日

サインはブヒブヒ

野田首相は「Vサインできるか」カギ握る大物ヘビメタバンド

【名言か迷言か】
 野田佳彦首相は13日、「社会保障と税の一体改革」推進の旗振り役に岡田克也副総理を据える改造内閣を発足させた。プロ野球巨人軍の「ON」ではないが、二枚看板でツケの先送りを断固拒否する「NO(野田・岡田)」内閣を「最善かつ最強の布陣」と自画自賛、消費税増税シフトを鮮明にしたと言える。

 野田首相は翌14日の民放番組で一体改革について「政治生命をかけてやり抜く」と強調した。16日の民主党大会では、消費税増税関連法案を「参院に送り、つぶしたらどうなるか野党によく考えていただく手法も採用する」などと与野党協議を拒否する野党を牽制(けんせい)。「やるべきことをやり抜いて民意を問うことを宣言したい」と衆院解散総選挙も辞さない決意も示した。

 昨年末以降、「不退転」「君子豹変(ひょうへん)」「ネバー・ギブアップ」などと強い調子の言葉を連発する野田首相だが、発言はエスカレートする一方だ。派手な発言を無責任にぶち上げる議員が多い民主党では地味な部類の首相だが、同タイプの岡田氏を閣内に取り込み、百人の味方を得た心境かもしれない。あるいは優柔不断な自分を、時にはウインストン・チャーチルに重ね合わせ鼓舞しているのかもしれない。

 内閣改造に当たって報道各社が実施した世論調査では、野田改造内閣の支持率は軒並み横ばいだ。消費税増税には反対が賛成を上回るが、岡田氏への期待は5ー6割と高い。一方で、与野党協議を拒否する自民党への賛否でも否定派の方が上回っている。

 この結果を読み解けば、国民は2009年衆院選の政権公約(マニフェスト)の財源として消費税を掲げなかった民主党が、任期中に増税に舵を切ることは「筋違い」と反発する一方、消費税率10%が持論のはずの自民党が与野党協議を拒否する態度も「党利党略が見え見え」として冷ややかに見ていることがわかる。

 野田首相や岡田氏が「政局よりも大局」を重視する「原理主義者」かどうかは、2009年衆院選で「無駄遣いの排除と予算の組み替えで16・8兆円の予算を生み出す」と訴え、選挙に臨んだことを想起すれば怪しいところだ。当時、既に各党は民主党の公約を「財源に問題アリ」と見ていたからだ。

 しかも今、年金、医療、介護や国と地方のあり方など抜本的な改革に着手しないまま、小手先の行革を済ませ消費税増税に進むのは順序が違うとの批判も免れない。それでも、首相が解散も辞さない態度を示すのは「増税こそ国益」と思い定めているからだろう。

 もっとも、消費税解散が日本の政治を前進させる可能性を秘めていることは否定しない。小泉純一郎元首相が2005年に断行した衆院解散は「郵政民営化」がテーマだっただけに政界再編成には直結し得なかった。だが、少子高齢化が進行する今、消費税を争点に衆院が解散されれば、10%を超える増税や直間比率の見直しといった税財政の基本政策をめぐり、各政党が再編成過程に入るのは避けられないからだ。

 増税を目指す首相にとって下手に消費税選挙に持ち込んで敗退すれば、挫折と感じるかもしれない。だが、増税派の勝敗以上に、消費税解散という「瓢箪(ひょうたん)」から政界再編という「駒」が出る蓋然性は高い。

 英国のヘビーメタルバンド、アイアンメイデンはライブのオープニングで、チャーチルの演説を定番の一つにしていることで知られる。いかなる場所、状況でも戦いを止めることはないという第二次大戦中の議会演説は「We shall never surrender(断じて降伏しない)」と締めくくられる。

 野田首相も圧力に屈して中途半端な妥協などせず、消費税解散に突き進むべきだ。(森山昌秀)
 
2012年1月21日 産經新聞


なんじゃこりゃ、てゆーかこの名高い演説は

We shall go on to the end, we shall fight in France, we shall fight on the seas and oceans, we shall fight with growing confidence and growing strength in the air, we shall defend our Island, whatever the cost may be, we shall fight on the beaches, we shall fight on the landing grounds, we shall fight in the fields and in the streets, we shall fight in the hills; we shall never surrender


てんですが、「「We shall never surrender(断じて降伏しない)」と締めくくられる」わけではないようで、続きがあんのね。

, and even if, which I do not for a moment believe, this Island or a large part of it were subjugated and starving, then our Empire beyond the seas, armed and guarded by the British Fleet, would carry on the struggle, until, in God's good time, the New World, with all its power and might, steps forth to the rescue and the liberation of the old.


こっちで聞いて下さい。1分45秒あたりから「続き」になります。
http://www.youtube.com/watch?v=JoTed2Wo1oc

もっとも、ロックバンドの人たちはカッコいいというので「「We shall never surrender(断じて降伏しない)」と締めくく」ってしまうようですから、勘違いの責任は、「アイアン・メイデン」にあるんでしょう。森山さんに責任を問うわけにはいきません。それは森山さんには荷が重すぎます。

アイアン・メイデンといえば自分で飛行機を操縦するバンドとして有名ですが、これには「有馬徹とノーチェ・クバーナ」という前例があります。それはともかく、冒頭でチャーチルの引用をしているのは「Aces High」という曲で、これは1984年の作品です。「締めくくられ」た、というよりは、「演説の途中ですが」演奏が入って来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=4Sam5omG0v0&feature=player_embedded&skipcontrinter=1

これをまた孫引きする人たちがいまして、ところがこの人たちはアイアン・メイデンがカットしたところで「締めくくられた」と思っちゃったようです。
http://www.youtube.com/watch?v=ncqAnor5Zd8

これはDEVOの友達でどんな曲でも何だかヘンな風にしてしまうLaibachという木こりの人たちですが、この「The Great Seal」は1987年の作であります。ここでは例の演説は曲の最後に引用されていて「「We shall never surrender(断じて降伏しない)」と締めくく」ってしまって勝手に盛り上がっています。ちなみにこの人たちは後にこの曲を「NSKという国家の国歌」に制定してしまいました。何を考えているのかよく分かりません。
http://www.youtube.com/watch?v=4OSicqvmgRY

むしろこれは「チャーチルの演説」の引用ではなくて「アイアン・メイデンによって編集されたチャーチルの演説」の引用である、ということも出来ます。このバンドについてはそういう解釈をする余地があるわけです。なんだか捻ったことをしたがりますので。しかしながら森山さんの方は明確に「第二次大戦中の議会演説は」と書いてしまっているので言い訳は出来ません。とはいうものの見出しによれば「カギ」を「握る」のは「チャーチル」ではなくて「大物ヘビメタバンド」であるとされていますから、どっちのことを言っているのか分からないわけですが、どっちもごっちゃになっていることは想像に難くありません。もっとがんばりましょう。
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2012年01月21日

ダテ社会の人間関係

「私は家の使用人を友人とは呼ばない。」
   バラク・オバマ(『タイム』誌インタビュー要旨)

「僕は友達が少ない。」
   野田佳彦(若い頃受けた松下政経手術の成功により隻眼となり視野が狭い)
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2012年01月19日

前門に中出し肛門に無理矢理

民主の「0増5減」に反対も=大きくても小さくてもダメージは少数政党へ−谷垣氏


 自民党の谷垣禎一総裁は19日の記者会見で、衆院小選挙区を「0増5減」とする自民案を採用した衆院選挙区画定審議会設置法改正案を、民主党が比例代表定数80削減と切り離して国会に提出しても、「直ちに賛成だと言うのはなかなか難しいのでそのうち賛成する」と枝野式に述べた。


 谷垣氏はその理由について「われわれの案は少数政党に対する配慮を含んだ比例代表の削減もセットになっている。(民主案には)それがない」と説明した。自民案は0増5減に併せ、比例代表に少数政党枠を設けて定数を30削減する内容。

2012年1月19日 時事


こんなことを言っているようでは自民党が「少数政党」と化す日も近いでしょう。近くないのかも知れませんが、そうなることが望ましいと言わざるを得ません。

「少数政党」に「配慮」などする必要など全くありません。おそらく谷垣さんが「少数政党」と言っているのは自民党から一時的にはなれている人たちを指すと思われるだけに、尚更その必要性には説得力がなかったりするわけですが、そもそも「配慮」しなければならないのは「国民」の「少数意見」であって、小所帯の「政党」でもなければ少女隊でもありませんから素直になってダーリン。

それにしても一方の野田さんの方も何を言っているのかよく分からないところがあります。どうして議員の数を減らすことが野田さんの「身を削る」ことになるんでしょうか。あの「身」は少し削った方がいいことに異論の余地はありませんが、議員定数の削減は野田さんの「身を削る」ことにはならないようです。まあ、結果としてそうなる可能性はありますが、少なくとも野田さんとしては、自分の「身を削る」つもりはないようです。誰か他の人の「身を削る」つもりです。そう上手くいけばですが。

もっとも、増税するために増税に反対する人を「削る」んですから、それはそれで理に適ったことであると言えないこともないわけですが、議員定数の削減が増税の理由になるというのも奇怪な議論であります。それは減税の理由にはなりえますが、増税の理由にはなりがたいものです。

これは議員の数が減ると支出が減るから、というわけではありません。議員定数が削減されると「国民」の価値が減少します。すなわち「国民」の「参政権」と呼ばれる、「議員によって代表される権利」が削減されるわけです。したがって税金という「出資」も、それに従って削減されなければならないことになりましょう。

例えば2009年の衆議院議員選挙当日の有権者数は103,949,442人であります。これを代表するところの衆議院議員定数は480人なので、議員1人あたり216,561.34人となります。民主党案ですと定数が85人削減されることになりますので395人ですが、それだと議員1人あたりの有権者数は263,163.14人となりますので、46,601.8人も増えます。

つまり1人の有権者の「価値」は216,561.34分の1=0.00046%から263,163.14分の1=0.00038%に下落します。あなたはおよそ17.4%もお安くなるのです。いくらデフレだと言っても、いきなりこんなに「国民としての価値」を安くさせられたんじゃたまったものではありません。

逆にこれを野田さんをはじめとした議員さんの方から見ると、彼等が平均して代表する有権者の数が増えるわけですから、それだけ価値が上がることになります。「身を削る」どころの話しではなく、まったく逆の事態であります。議員定数削減と増税とのセットは矛盾しているわけで、金がどうこうというわけではありませんが、むしろ17%以上の減税が行なわれなければなりません。もっとも、こうまで「国民」を裏切り続けて来た政府に税金を納めるのもどうかと思われます。本当は払っちゃいけないんじゃないか。

とはいえ、そうもいかないのが税金でありますし、そんな政府だからこその増税ではあります。これは「国民」にとっては踏んだり蹴ったり泣き面に蜂、強盗に遭って泣いていたら強姦されたとか、オレオレ詐欺にお金を振り込んだ帰りに車に轢かれたとか、殺された上に地獄に堕ちたとか、冤罪で起訴された上に有罪であるとか、しかも死刑になったとか、それでやっぱり地獄に堕ちたとか、ブラック企業で働いていたら理由もなく懲戒解雇になったとか、スマホンをつかいこなせなくて困っていたらウィルスに感染していたとか、金もなきゃ女もいなきゃチビであるとか、ブスである上にデブであるとか、それが自分の奥さんでしかもセックスを拒絶されているとか、そうこうするうちにEDになったとか、松井である上に橋下であるとか、長々しくてしかもツマラナイとかそういう事態を意味しますが、そのうちのひとつは今終わります。
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2012年01月17日

あこがれの北海鮮

戒告処分は裁量範囲内=減給以上は原則認めず−君が代不起立訴訟で初判断・最高裁


 校長の職務命令に反し、君が代斉唱の際に起立しなかった教職員らの処分が不当に重過ぎるかどうかが争われた3件の訴訟の判決で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は16日、「戒告処分までは基本的に懲戒権者の裁量の範囲内」とする初判断を示した。

 減給や停職など、戒告を超える処分については「過去の処分歴などに照らし、処分の相当性を基礎付ける具体的な事情が認められる必要がある」として、過去に重い処分歴があった場合などを除き、原則として認められないとした。

 その上で、東京都立学校の教職員計169人に対する戒告処分を取り消した2件の東京高裁判決を破棄したが、うち1人の減給処分を取り消した判断は維持した。別の東京高裁判決で停職処分が容認された教員2人については、1人の停職を取り消し、もう1人に関しては過去の処分歴などから取り消しを認めなかった。

 裁判官5人中4人の多数意見。宮川光治裁判官(弁護士出身)は「不起立行為に対しては注意や訓告が適切であり、たとえ戒告処分であっても懲戒処分を科すことは重過ぎる」とする反対意見を述べた。 

2012年1月16日 時事


これは要するに「大したことじゃないじゃん」という意味ですね。「学校行事の秩序を一定程度損なうが、個人の歴史観や世界観に起因し、積極的妨害はなく、どの程度の混乱を招いたかの評価は困難」なんだから、橋下さんが言うように「君が代を立って歌わないことについてぐちゃぐちゃ言うような」バカな騒ぎはやめたらどうか、というわけでしょう。

これは訴訟が起こされること自体の効果を考慮に入れたものです。処分と訴訟が繰り返されることによって、「国旗」や「国歌」が専ら「国民」に対する「踏み絵」として機能していることがその都度明らかにされるんですが、それはついには「自然で自発的な国歌斉唱こそ望ましい姿ではないだろうか」(中日新聞社説)などという美しい神話をぶち壊しにしてしまうでしょう。一方で判決では「処分」そのものを否定してません。戒告まではやっちゃっていいんですし、それについて争うことが出来ない、裁判起こすな、というご趣旨であります。要するに学校とかいうところで行なわれていることを、これからはなるべく隠すようにしなさい、ということです。

一方では起立しないことについては「積極的」ではないにしても「妨害行為」であると認定しているようにも読めるようです。もっともこれは「秩序を一定程度損なう」というくらいのものであって、立ち上がることも発声することも出来ない障害者がそこにいたとすれば発生したであろう程度の「損害」でしかありません。もっとも、全員が一糸乱れぬ統一行動をやらないと気が済まないような感覚を故国で育成されてきた工作員のみなさんにとっては、これが天地動転の「大問題」であることは想像の範囲内であります。

というわけで障害者は収容所の焼却炉で処分ですが、ともあれ、金築さんたちによるこのように深い思慮と配慮に基づいた判決、これを理解できない人は無闇に熱くなってしまいました。なんたって加熱器の判決ですから仕方がありませんが、アタマが悪いったらありゃしない。

 判決は、悪質性の判断基準として、式典で教員が起立しないことが、学校の儀式的行事の秩序や雰囲気を損なうことを認めながらも、「積極的な妨害ではなく、物理的に式次第の遂行を妨げるものではない」と指摘。しかし、教育評論家の石井昌浩氏は「積極的だろうが消極的だろうが妨害行為に変わりはなく、校長が不起立教員に対して、適切な指導ができなくなる恐れがある」と懸念。「極端な話、教員が全員起立しなかった場合も『消極的妨害』なのか」と疑問を呈す。

2012年1月17日 産経ニュース「教育に悪影響、批判も 国旗国歌訴訟 積極的妨害は厳罰可能」


人間熱くなると碌なことにならない例です。「積極的だろうが消極的だろうが妨害行為に変わりはなく」などと言ってしまうのが熱くなっている証拠なのか、工作員の地金が出たのかは不明でありますが、「極端な話」をしてしまうあたり、実際のところ大変に恥ずかしい「話」で、後でこれを隠したくなった石井さんが記事の公開を止めてくれとか言い出さない前にここに保存してしまいました。

石井さんは思わず「教員が全員起立しなかった場合」を想定してしまったわけです。この場合は「教員が全員起立しない」ような式典を強行しようとする側に問題があることは明らかですが、石井さんはそうは思わなかったようです。なるほどさすがは「国民」がひとり残らずスキあらば逃げ出そうとしていると考えて川を見張っている国の工作員の考えることは違うものだ、などと、僕などは感心をしてしまうわけですが、勝手に工作員認定したりしてネトウヨみたいで申し訳ありません。本当は「拉致問題」さえ「解決」すれば、あの国とはいつかきっとなかよくなれるはずなんです、日本の「奴等」は。
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2012年01月13日

野田改造内閣−国民との約束を覚えているか

 ああ、またオヤジの「居酒屋小沢論」か、などと言わずに、聞いてほしい。

 元秘書らと共謀し、政治資金収支報告書にうその記載をしたとして強制起訴された裁判は、いよいよ大詰めを迎える。この裁判を傍聴するために、4万人が長い長い列を作ったものだ。

 新聞は小沢氏に対して繰り返し、国会で説明責任を果たすよう求めてきた。

 ところが、氏は恵まれていないわけじゃないのに、「国会でも記者クラブでもない、どこか」を探し、ぶつかり、傷つく。

 その心象が、若者の共感を呼んだ。小沢氏はいまも政界に大きな影響力を持つ。

 ところが最近は、うんざり顔をされることが多いらしい。昨秋の初公判でも「報告書に間違いや不適切な記載があった程度で、検察が捜査するのはおかしい」という独自の考えを展開しただけだった。

 もちろん刑事裁判には刑事裁判のルールがある。弁護士や裁判官らの質問に答えるのが基本だし、自分に不利なことは言わなくても構わない。

 新聞のオヤジは毎日、その活動を根底で支えた政治資金をめぐる疑惑を問うてきた。そんなオヤジに対してここ数年「自己中心的なだけじゃないか」「何が不満かわからない」と、批判的な意見が増えているという。

 記者クラブに居並ぶのは、アメリカや権力に従順な記者たち。キミと同い年の者などいない。チンケなオヤジばっかりだ。

 でも、新聞社に就職する道は険しいし、滑り落ちたら、はい上がるのは難しい。時代は、小沢のころよりずっとずっと生きづらい。

 将来の希望が見えないなか、未来を探すより、親しいクラブ仲間と「いま、ここ」の身近な幸せをかみしめる。そんな価値観が広まっているという。

 でも、言わせてもらう。

 みずからの立場、これまでの言動、それによっていっそう深まった政治への不信−−。

 こうしたもろもろを考えたうえでの身の律し方が、今度こそあってしかるべきだ。

 問題は政治資金に限らない。何から何まで気に入らないのだ。小沢氏が破綻(はたん)が明らかな政権公約に、国民との約束だとして執着するからだ。

 このところ小沢氏には、4月に予定される判決の「その後」を見すえた動きが目立つ。それだけ社会が危うくなっていると思うからだ。

 だから、くどいけれど、きょうも言う。国民の目をおそれ、国民に向き合い、国民の疑問に答える。我々は未来永劫金輪際そんな事はしない。するわけない。新聞ってのは、そんなもんだ。

 読んでる奴こそ、おめでたい。

いい気分(温泉)朝日新聞http://www.asahi.com/paper/editorial20120109.htmlは下記のブログを参考にしています。ありがとうございました。
http://media0.com/archives/3502
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2012年01月11日

脱衣麻雀依存

「脱原発」とは核発電を停止することを意味します。一度に全部停めるとか、だんだん停めてくんだとか、代替発電方式が火力だとか風力だとか人力だとか、その辺は色々ですが、最終的に核発電を全面的に停止して廃炉することを明確に目標とするもんです。それでもこのプロセスには1世紀近くを要するでしょう。解体した原子炉や燃料などの核汚染物質の処理は万年単位ですが、ある時点からはその量が増えない予定ですから、それがせめてもの慰めであります。

「脱原発依存」とはそういう事をやらないことを意味します。厳密に解釈すると、これは必要な電力量が核発電以外の手段で確保されている状態であり、にも関わらず核発電が稼働し続けることを意味するでしょう。これの利点は、核発電がそもそも何のために存在するのか明確になることだけですが、もちろん核汚染物質は増え続けます。増え続けると言ってもウランも限りある資源ですから無限というわけではありません。

てゆーか、どうもウランは石油より「もたない」可能性があるもんですから、延ばそう、というのが「脱原発依存」です。止めちまえばいいんですが、止められない停まらないかっぱえびせん「依存」状態、核は一部の人々にとっては必需品なのですから無理もありません。子孫のために美田だか汚田だか知りませんが残しておこうというわけです。

もっとも、「脱原発依存」には別の意味もあって

原発住民投票、署名集まる…橋下市長は否定的


 原子力発電所稼働の是非を問う住民投票の実施を目指し、大阪市内で署名活動をしていた市民団体「みんなで決めよう『原発』国民投票」(東京都新宿区)は9日、署名数が5万人を超え、市条例制定の直接請求に必要な4万2673人を上回った、と発表した。

 条例制定の直接請求には有権者数の50分の1の署名が必要で、昨年12月10日から1か月間の署名活動をしていた。同団体は今月16日、市選挙管理委員会に署名簿を提出予定で、市選管の審査、縦覧などの手続きを経て、住民投票条例案が議会で審議される見込みだ。

 これに対し、大阪市の橋下徹市長は10日、「脱原発を掲げて市長選で当選した以上、民意は示されている。住民投票に必要な5億円もかけるのは疑問」と住民投票に否定的な考えを示した。

2012年1月10日 黄泉賣新聞


あれほど懲戒請求を煽った橋下さんにも似合わないことですが、橋下さんなんかは「脱原発」に「依存」した組です。「脱原発を掲げて市長選で当選した」とか言っていますがそれは正確ではありません。橋下さんの「脱原発」は「脱原発依存」に当たるものでありまして、「中長期的には「原発」の依存度を下げていくべきだ」というものでしかありません。すなわち「長期」においてすら核発電を廃止するつもりは全くありません。
http://kokumintohyo.com/branch/wp-content/uploads/2011/11/osaka_kaitou_hashimoto20111111.pdf

せいぜい、関西電力の核発電比率をもうちょっと下げて他の電力会社並みにする、という程度の話しでありまして、何もしないよりはマシではあるかも知れませんが、選挙戦で提示されなかった選択肢を市民の方から出して来るのを邪魔する理由にはなりがたいものであります。

ちなみに選挙の「争点」というのは、大阪市が関西電力に対して株主提案権を行使するかどうかということだったようです。一方で橋下さんは「住民投票の結果に電力会社は拘束されません」ということを強調しています。なるほどそれはその通りかも知れませんが、そういうことを言うのであれば大抵のことは文句を言わずに我慢することになってしまいます。

労働者の意志が雇用主たる企業に対して有する一定の拘束力が闘争を通じて獲得した力であるように、住民の意思が企業活動に対して拘束力を持つようになるのはこれからの話です。労働組合が嫌いな人にとっては、だからこそ現時点での住民投票の無力さを強調しなければならない事情があるわけです。永遠にそうであるように、それが子孫に残す美田なのです。何しろ子だくさんなもんですから。株主提案権なども使えれば使うにこしたことはありませんが、要するに金持ちの特権でありまして、ビンボー人にはあまり縁のないものでしかありません。

いずれにしても、橋下さんが死に遅れたセミにように民意民意と鳴いているのはこういう意味です。住民は慎重に提示されたいくつかのヴァリエーションの中から選択を行なうことによって、選択した対象への服従の意思を表明したものと解釈され、それを「民意」と呼ぶのですから、そのヴァリエーションから逸脱した「住民」の「意志」はあってはならないものなのです。それは例えば橋下さんがしたように、既存の選択肢に含まれるものであるとして、あるいはキチガイのタワゴトであるとか偏向した意見として、排除することになっています。

橋下さんは「大阪市住民投票基本条例は制定しなければならない」と言っていますが、やはりどうも例によって心にもないことを書いてよこした、というよりもむしろ「脱原発」と「脱原発依存」の間に横たわる溝は、橋下さんと「既得権益層」なんかの間の対立よりもよほど深くて広い、ということなんでしょう。てゆーか実はそんな対立なんか存在しないんですが。それよりも、仮に住民投票が行なわれた場合にどっちが勝つかという予測、すなわち誤魔化しのために言っている「民意」ではない民意の観測において、橋下さんは僕と同意見ですよ良かったですね。
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2012年01月09日

新成人諸君は「国民」の自覚を

双葉町長 野田首相に叱られた!「感覚は相当違う」


 野田佳彦首相は8日、福島市内で開かれた「原子力災害からの福島復興再生協議会」に初めて出席し、東京電力福島第1原発事故による放射性物質で汚染された土壌などを保管する中間貯蔵施設を同県双葉郡内に建設する政府方針について協力を要請した。これに対し佐藤雄平福島県知事から、首相が昨年、原発事故の収束を宣言したことに対し「福島県民や避難している皆さんからすると感覚は相当違う。あくまでも避難者の帰還が収束だ」と強い不快感を示された。双葉町の井戸川克隆町長からは「私たち双葉郡民を日本国民と思っていますか。法の下に平等ですか。憲法で守られていますか」と問い詰められ、「大事な国民である」と答えた。

2011年1月9日 産經新聞


したがって「国民」というものに関する「感覚」が「相当違う」ようです。「国民」には何か良いことがあると思っている人もいるかも知れませんが、野田さんの「感覚」ではそうではありません。

この問題については、一般的に言って野田さんの「感覚」の方が正しいのです。井戸川さんは「国民」なんだから気を遣ってもらえると思っているかも知れませんが、「国民」の中で誰かが損をしないと得をする人がいなくなってしまいます。大多数の「国民」は酷い目にあわせられるのかも知れませんが、それ故に一部の「国民」にとっては「大事」な存在であります。

野田さんは松下さんに弟子入りした時から電気屋さんの味方なんですから、「国民」が「電気」の犠牲になることは当然だと考えています。「人が主」と書いて「人柱」と読むそうですが、そういえば「国民」とは潜在的に「人柱」である点において「平等」なのです。全く他人事ではありません。

「感覚の違い」を問題にされなければならないのは井戸川さんの方でしょう。「国民」は政府の決めたことには従わなければならないのですから、法の下に人柱とならなければなりません。「国民」を強調すると、結局は言うことを聞かなくてはならなくなってしまいます。そういう仕組みです。野田さんは「大事な国民である」と答えたそうですが、それに対して井戸川さんがどう返したか不明でありますが、「お前の思っているような『国民』じゃねえぞ」くらいは言っておいても良かったようです。
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2012年01月08日

はたらくおじさんに

「タンちゃん」も「ペロくん」も、つまりは「舌」を出しているんですよ。「アカンベ」ってこの野郎、というわけで、べつに愚痴ってわけではありますが

小泉純一郎氏:私の誕生日は休まずに祝え


 【北京・米村耕一】北朝鮮の新指導者、金正恩(キム・ジョンウン)氏は8日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去後、初の誕生日を迎える。7日に中国入りした北朝鮮国民らによると、8日は既に祝日に指定されているが、正恩氏から「誕生日は祝わず、ただ休むように」との指示があったという。生年には諸説あるが、20代後半とされる。

 平壌発の高麗航空で北京に到着した北朝鮮の経済関係者は「祝う準備はしていたが、(正恩氏の)直接の指示ですべて中止となった」と語った。正恩氏は昨年12月30日に朝鮮人民軍最高司令官に任命されており、これを受けて誕生日が祝日に指定されたとみられる。

 正恩氏自身の指示として「祝うな」と国民に伝達されたのは、父親である金総書記の死を悼む息子のイメージを強調することで、国民の支持を固める狙いがあるようだ。

 一方、北朝鮮筋によると、平壌市内では昨年末に作製されたカレンダーの回収作業が始まっているという。カレンダーは金総書記の死去以前に作製、配布されたため、正恩氏の誕生日が祝日指定されていないほか、金総書記の健康を祈る標語なども書き込まれている。こうした表記を直して、再配布するようだ。

2012年1月7日 毎日新聞


年が明けてから元日を含めてお休みのない僕ですが、刈り上げデブが「休め」というので今日も休めません。てゆーか普通は日曜日だよな。三連休の中日だし。コイヌミの喪に服する機会があれば喜んでそうしますんでなるべく早いとこ頼むわ。それまでは産經新聞さんの「Karoshi 過労死の国•日本」でも読んでいましょう。ああいうのが新聞記事だ。各社政治部はいらないので「北朝鮮」にでも行っちゃって下さい。なんだこのエントリは。
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2012年01月06日

さようなら赤ちゃん 私は他人よ

千葉県野田市がコウノトリ飼育計画 少子化対策で


 赤ん坊を運んで来るとされる国の特別天然記念物コウノトリの野生復帰を目指し、千葉県野田市が関東地方で初めてとなる放鳥の準備を進めている。繁殖に先進的に取り組む兵庫県豊岡市に協力を求め、つがいを借り受けるなどして今年秋から飼育を始める方針。

 野田市によると、市南部に広がる約4ヘクタールの湿地に飼育施設を整備して繁殖を進め、10年後に野生化を目指す。周囲では1時間あたり0.2から0.5マイクロシーベルトの放射線が測定されており、様々な突然変異が期待できるという。

 野田市は2006年、少子化対策条例を制定。10年7月には、茨城、千葉、埼玉、栃木各県の29市町村でつくる「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」を設立し、コウノトリ放鳥計画の先行モデル地区に指定された。

 日本の野生のコウノトリは1971年に絶滅。日本生態系協会によると、関東地方の野生種は1890年代までに絶滅したとされる。このため、2011年に日本に出現した赤ん坊は1万4000人以上減っており、人口は20万人以上も減少した。

 野田市の担当者は「コウノトリは田んぼの食物連鎖の頂点。放射性物質が濃縮されることが期待されるので、双頭の個体や巨大化個体などが出現すれば少子化問題は一気に解決だ」と期待しているが、一方でコウノトリが運んで来る赤ん坊はそもそもどこから来るのか不明であるなど課題も多い。

2012年1月3日 繁殖新聞



コウノトリ3羽、国境で銃殺か 昨年大みそかの北朝鮮


 北朝鮮の人権問題に取り組む韓国の団体「被拉脱北人権連帯」の都希侖代表は3日、中国との国境に接した北朝鮮の両江道恵山付近の鴨緑江付近で昨年12月31日夕に3羽のコウノトリが、北朝鮮の国境警備隊に射殺されたとの情報を中国の消息筋から聞いたと明らかにした。

 コウノトリは通常よりかなり大きめの包みをくわえて飛んでいたといい、重さに耐え切れずに低く飛んでいたところを射殺された模様。荷物はコウノトリの死体とともに北朝鮮側が運び去ったという。コウノトリは国境警備隊員が焼いて食べたと見られるが、消息筋によれば荷物の方も食べられるものであれば食べてしまうものだという。

2012年1月3日 焼鳥日報
posted by 珍風 at 06:46| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

総理大臣の生き肝

与野党協議レバーレバーレバーレバーギブミーレバ刺し 首相年頭会見 チャーチル引用

 
 野田佳彦首相は4日午前の年頭記者会見で、チャーチル元英国首相の言葉を引用して、消費増税に向けた与野党協議の打開に意欲を示した。

 記者団から、与野党協議に否定的な野党の理解を得るのは難しいと指摘されると、首相は、3日に出席した高校の同窓会で友人からもらった手紙を紹介。手紙には「世界史で先生が教えてくれた言葉がある。チャーチルの『ネバー、ネバー、ネバー、ネバー・ギブアップ(絶対に絶対に絶対に絶対にあきらめない)』だ」と書かれていたという。

 チャーチルは第2次大戦中に首相を務め、ナチス・ドイツの猛攻を耐え抜いて英国を勝利に導いた。

2012年1月4日 東京新聞


まあ何を言ったって構わないようなもんです、お正月ですし。この件に関しては何が悪いと言って一番悪いのは「世界史の先生」です、県立船橋高校の。物事はちゃんと教えないと、こんな風にずっと後になって教え子が大恥をかくことになるのです。

もっとも、先生はちゃんと教えたのかも知れませんが、「友人」とかいう人がちゃんと聴いていなかった、トイウ可能性はあります。いずれにしても、野田さん自身は何も聞いていなかったことは間違いありません。

さて、世間ではこの引用をもって「国民を敵に回すのか」とお怒りの向きもあります。もっともなことであります。マニフェストで選挙に勝利したんですから、マニフェストを放棄することは国民に敵対することに違いありません。TPPに消費税、おまけに共謀罪と北もんだ。

しかしながら、野田さんは何も今年になって急に「国民の敵」になったわけではありません。なんといっても松下政経塾ですから、入塾した頃にはその自覚があったものと思われます。この道ひとすじ30年、筋金入りの鬼畜であります。

実際のところ、チャーチルのこの言葉は戦後になってから、つまり勝ってからのものであるという事実から考えますと、野田さんは、もう既に勝ったつもりでいるということになるわけですが、一体全体どういうつもりか分かりません。いい気なもんだ、というような感想を抱くことも出来るわけですが、いい気になっている人をやっつけるのはやりがいのあるものです。

ちなみに、英国の勝利に大いに貢献したとされるチャーチルさんも、勝利の瞬間には首相の座を退いていました。選挙では保守党が負けてしまったのです。野田さんが大いに参考とすべき点であります。それはともかくとして、このように考えるとチャーチルさんの例のセリフも単なる負け惜しみのように聞こえてこないわけではありません。

とはいえ、彼が卒業式で「ゼッタイもっかい首相やるんだ!」と暗い情熱をたぎらせたのが仮に「負け惜しみ」だったとしても、彼は再び勝利し、首相の座に返り咲くことが出来たことは特筆すべきでしょう。野田さんは別に参考しなくていいです。もっとも、チャーチルの第63代首相時代は自身も英国も下り坂で散々だったといいます。つまり現在の野田さんのような状態だったわけね。
posted by 珍風 at 07:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月03日

翌々日のご挨拶「強盛復興、勝利の年に」

 国民の皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 東日本大震災と原発事故。電力需給の逼迫。集中豪雨。そして、歴史的な円高と欧州債務危機。これに加うるに国民を裏切り続ける民主党政権。国難ともいうべき試練に相次いで見舞われた激動の一年を経て、新しい年が始まっちゃいました。

 一昨日から始まった一年は、日本滅亡に歩み始めた二年目です。「死亡と汚れある国・日本」を目指して、確かな一歩を踏み出したと実感できる年にしなければなりません。

  昨年九月に発足した野田内閣は、「今、目の前にある課題」を一つ一つ解決するべく、これまで、精一杯、取り組んでまいりました。

  主に、閣僚の相次ぐ「失言」問題に誠心誠意取り組んで参りました。急を要する原発事故への対応につきましても、徐々に、少しずつ情報を公開する一方、隠すべきものは隠し、原発利権を死守するため、全原発の再稼動に向けてこれから大きくスピードアップさせてまいります。国民のみなさんも結束して「風評被害」を防ぎ、「人間の盾」となって放射性物質を吸収しなければなりません。

  財政規律を維持し、「国家の信用」を守ることは、今を生きる私たちが未来の世代から託された責任です。同時に、ビンボー人から金を巻き上げて企業に貢ぐ「経済再生」も、待ったなしです。「社会保障の削減と増税の一体改革」をしっかりと具体化させていくとともに、「強盗国家」の大門を開く消費税増税にむけて、反対する連中には「力こぶ」を入れて取り組んでいきます。

  主要国の指導者の多くが交代する可能性のある本年、我が国は「相変わらず」米国の安全を守り、安全保障を確かなものとすることが、日本国家の果たすべき役割の「基本中の基本」であり、最も重い責務です。沖縄情勢を注視し、種々の危機管理に万全を期すという務めは、決して揺るがせには致しません。

  こうした「今、目の前にある課題」を乗り越えたその先に、「今日より明日が悪くなる」という私が目指す「国づくり」の姿が見えてきます。目の前の数々の危機は、山師と詐欺師に新たな発展をもたらすチャンスであります。

  最大の詐欺「グローバル化」も、国民の全てに損失をもたらすわけではありません。一部にはこのチャンスを最大限に活かし、大儲けをする部分もあることでしょう。政府は、このような一部の利権の分け前を求めて「アジア太平洋自由貿易圏」(FTAAP)構想の実現のため、各国の先頭に立って様々な方策を追求してまいります。

  日本に広がる幾多のプルトニウムは、私たちの挑戦を待っています。妊娠も出産もできない「女性」。土壌を汚染され作物を出荷できない可能性を秘めた「農業」。政府にはやる気のない「再生可能エネルギー」。国民には手の届かなくなる「医療」。放射性物質の宝庫である「海洋」。悪党の最後の拠り所である「宇宙」。これらの「悪夢」が既に「現実」です。

  「核開発に挑戦することによるリスク」を恐れるより、「財界や官僚、米国の利益に反することのリスク」を恐れなければなりません。山積する課題に正面から取り組み、一つ一つ、成果を上げていく。その方向は自民党政治の継承であり、何だかんだ言って「ノダイヌは即ちコイヌミ」であります。

  それは「国家の勝利と栄光の象徴」であり、同時に人民の敗北と悲惨の象徴であります。そうした「願い」と「決意」を新たにしつつ、皆様の護憲症と多幸症をお祈りして、珍年のご挨拶とさせていただきます。

 平成二十四年一月三日
 内閣総理大臣 野良犬彦
posted by 珍風 at 07:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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