2012年01月05日

総理大臣の生き肝

与野党協議レバーレバーレバーレバーギブミーレバ刺し 首相年頭会見 チャーチル引用

 
 野田佳彦首相は4日午前の年頭記者会見で、チャーチル元英国首相の言葉を引用して、消費増税に向けた与野党協議の打開に意欲を示した。

 記者団から、与野党協議に否定的な野党の理解を得るのは難しいと指摘されると、首相は、3日に出席した高校の同窓会で友人からもらった手紙を紹介。手紙には「世界史で先生が教えてくれた言葉がある。チャーチルの『ネバー、ネバー、ネバー、ネバー・ギブアップ(絶対に絶対に絶対に絶対にあきらめない)』だ」と書かれていたという。

 チャーチルは第2次大戦中に首相を務め、ナチス・ドイツの猛攻を耐え抜いて英国を勝利に導いた。

2012年1月4日 東京新聞


まあ何を言ったって構わないようなもんです、お正月ですし。この件に関しては何が悪いと言って一番悪いのは「世界史の先生」です、県立船橋高校の。物事はちゃんと教えないと、こんな風にずっと後になって教え子が大恥をかくことになるのです。

もっとも、先生はちゃんと教えたのかも知れませんが、「友人」とかいう人がちゃんと聴いていなかった、トイウ可能性はあります。いずれにしても、野田さん自身は何も聞いていなかったことは間違いありません。

さて、世間ではこの引用をもって「国民を敵に回すのか」とお怒りの向きもあります。もっともなことであります。マニフェストで選挙に勝利したんですから、マニフェストを放棄することは国民に敵対することに違いありません。TPPに消費税、おまけに共謀罪と北もんだ。

しかしながら、野田さんは何も今年になって急に「国民の敵」になったわけではありません。なんといっても松下政経塾ですから、入塾した頃にはその自覚があったものと思われます。この道ひとすじ30年、筋金入りの鬼畜であります。

実際のところ、チャーチルのこの言葉は戦後になってから、つまり勝ってからのものであるという事実から考えますと、野田さんは、もう既に勝ったつもりでいるということになるわけですが、一体全体どういうつもりか分かりません。いい気なもんだ、というような感想を抱くことも出来るわけですが、いい気になっている人をやっつけるのはやりがいのあるものです。

ちなみに、英国の勝利に大いに貢献したとされるチャーチルさんも、勝利の瞬間には首相の座を退いていました。選挙では保守党が負けてしまったのです。野田さんが大いに参考とすべき点であります。それはともかくとして、このように考えるとチャーチルさんの例のセリフも単なる負け惜しみのように聞こえてこないわけではありません。

とはいえ、彼が卒業式で「ゼッタイもっかい首相やるんだ!」と暗い情熱をたぎらせたのが仮に「負け惜しみ」だったとしても、彼は再び勝利し、首相の座に返り咲くことが出来たことは特筆すべきでしょう。野田さんは別に参考しなくていいです。もっとも、チャーチルの第63代首相時代は自身も英国も下り坂で散々だったといいます。つまり現在の野田さんのような状態だったわけね。


posted by 珍風 at 07:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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