2012年03月10日

隠喩としての野菜

常備しておきたい、カラフル野菜のお総菜(放射線に負けない!

 赤色や黄色、橙色などの、食卓に彩りを添えるカラフルな野菜は、栄養面でも優れもの。色素成分である「カロテノイド」をはじめ、ビタミンCやビタミンEなど、「活性酸素」の害から身を守ってくれる成分が含まれています。活性酸素とは、放射線の影響などによって体内に発生し、がんなどの病気や老化を引き起こす一因になるもの。毎日、緑黄色野菜をたっぷりととり入れて、健康な体を作る支えにしましょう。
 
 「ミニトマトとにんじんのドレッシングあえ」は、時間をおくと野菜に味がよくなじみます。2〜3回分まとめて作っておいて、軽食や突き出しなどにしてもおすすめ。シンプルなドレッシングがトマトの甘みを引き立ててくれます。

作り方
(1) にんじんはピーラーで薄く削る。なべに湯を沸かし、ミニトマトを入れて皮がはじけたら水にとり、皮をむく。続けてにんじんを1〜2分ゆでてざるにあげ、水けをきる。
(2) ボールにa を合わせて(1)とパセリを加え、あえる。
 ※ ふたつきの容器に入れ、2〜3日で食べきる。

■女子栄養大学出版部からひと言
『栄養と料理』(毎月9日発売)は、おかげさまで創刊77年になります。今号の特集は、「放射線に負けない! 3・11からの食べ方入門」。東日本大震災以降、原発の事故によって放射能汚染が広がり、野菜や魚など食べ物の安全性に不安を感じているかたも多いことでしょう。さまざまな情報が行き交っていますが、毎日を健康に生きるために基本なのは、栄養バランスのとれた食生活であると本誌では考えております。4月号は、そのためのヒントをご紹介させていただきます。インターネット上で立ち読みもできますので、当出版部のホームページhttp://www.eiyo21.com をご覧ください。(編集担当 / 林)

2012年3月9日 讀賣新聞


「負けない」つもりでやるんでしたら別に構いませんが、はっきり言って勝ち目はありません。「緑黄色野菜」ごときを過信して「放射線」に立ち向かうなど、自殺行為に等しい愚挙であると申し上げることが出来ましょう。なるほど確かに「毎日を健康に生きるために基本なのは、栄養バランスのとれた食生活である」のかも知れませんが、その「毎日」が「東日本大震災以降」と「以前」とではまるで違っていることを認めたくない『讀賣』なのでした。

そんな『讀賣新聞』ですから、この日の日本テレビでは『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』を放送するという暴挙に出たりもするわけです。この『宇宙忍者ゴームズ』の実写版の主人公たちは、こともあろうに放射線に曝露されて様々な超能力を身につけるに至った人たちであり、その能力を利用して「悪」と戦うスーパーヒーローなのです。

もっともアメコミの世界ではこの手の「放射線に負けない」連中が幅を利かせておりまして、ハルクであろうがデアデビルであろうがみんなこぞって「放射線を浴びて」スーパーヒーローになってしまうのです。こういうのを「平和利用」というのかどうか知りませんが、かなりテキトーな放射線の「利用」がまかり通る世界であると言えるでしょう。

いずれにしても彼等がいわゆる「悪」と戦う限りにおいて、「放射線」は「善」なる力であり、アメリカのような野蛮国において、それは「奇跡」をもたらす「神」の力の隠喩となっているものと思われます。同じ放射線でもゴジラが浴びたやつとは、どうも違うようです。それはたとえば旧約聖書のサムソンのお話の語り直しのようなのであり、その証拠にセクシーなおねぇさんが必ず出てくることになっています。

とはいえ、ことはそう単純でもないわけで、実際『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』においてはヴィランである「ドクター・ドゥーム」もまた被曝者なのです。これは原作との重要な変更です。原作では単に顔に大怪我をして気が変になった人だったのですが、映画の方では破産して気が変になったベンチャー野郎が「放射線」によって「超能力」を身につけ、女のことで大袈裟な騒ぎを演じるのでした。

この作品では被曝は「災厄」として解釈されており、映画の中盤は「超能力」を「症状」と位置付けてその「治療法」を開発する過程を描いています。その「災厄」としての性格は身体が変容したまま元に戻らないので奥さんに逃げられる登場人物において顕著ですが、映画は「治療装置」として『ザ・フライ』の「ポッド」を引用することによって、身体の崩壊としての「ハエ化」という蠅男のテーマを引き継いでいます。当時あれは「エイズのメタファー」とか言われたもんですが、現在ではそれがメタファーでもなんでもなく被曝は被曝に他ならないという、そんな「毎日」です。

したがってこのヒーローチームも、行く行くはどんどんお加減が悪くなっていって、ついには頭をショットガンで吹っ飛ばしてもらわなければならないような事態に立ち至ることが予想されていますから、『銀河の危機』とかいう続編を製作したところで何の慰めにもなりません。その先はもう見られたものではないのに決まっているのです。見たい人は、もうすぐ近所で始まることになっていますからお楽しみに。「緑黄色野菜」なんか喰ってると自分がそうなりますから「毎日」楽しいです。


posted by 珍風 at 07:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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