2012年12月25日

徐々に企業な改憲

政権再交代:「悲願」の改憲へ 自民、地固め まずは96条「発議要件」緩和


 自民党の安倍晋三総裁は26日に発足する新政権で、悲願の憲法改正に取り組む構えだ。まずは改憲の発議要件を定めた96条の見直しを目指し、将来的には自衛隊の「国防軍」化など、より保守色の強い改正も視野に入れる。ただ、連立政権を組む公明党は改憲論議に慎重で、具体的な取り組みは来夏の参院選後になる見通し。改憲に前向きな日本維新の会やみんなの党との連携に自民党が動けば、連立の枠組みがきしむ可能性もある。【佐藤丈一、野口武則】

 安倍氏は06年、「戦後レジーム(体制)からの脱却」を掲げて首相に就任し、憲法改正や、集団的自衛権の行使を禁じた憲法解釈の見直しに意欲を示したが、具体化させる前に辞任した。今回は衆院選を経て改憲勢力が台頭、捲土(けんど)重来を期す安倍氏に追い風になりそうだ。

 自民党は4月27日に発表した憲法改正草案に、自衛隊を「国防軍」、天皇を「国の元首」とすることや、国旗・国歌の尊重義務など保守色の強い項目を盛り込んだ。有事の際に首相の権限を強化する緊急事態条項の新設も明記した。ただ、改憲に前向きな政党が増えたからといって、これらの項目を一気に改正するのはなお困難だ。

 そこで安倍氏はまず憲法96条の「発議条項」に狙いを定める。96条は国会が憲法改正案を発議できる条件として、衆参各議院で総議員の3分の2以上の賛成が必要と定めている。さらに国民投票で過半数が賛成しなければ、改正は実現しない。改正しにくい「硬性憲法」といわれるゆえんだ。現行憲法下で同条に基づいて改憲が発議されたことはなく、発議要件を「3分の2以上」から「過半数」に引き下げる改正によってまずはハードルを下げようというわけだ。

 安倍氏は17日の記者会見で「たった3分の1をちょっと超える国会議員が反対すれば、国民の皆さんは指一本触れることができない。議論すらできない。あまりにハードルが高過ぎる」と訴えた。

2012年12月24日 毎日


こっちも「徐々に」行こうというわけですが、つまり「3分の2」を「2分の1」に変える為に「3分の2」が必要なんですが、「3分の1」を「たった」と豪語する一方では、実際のところ「3分の2」を確保するのはなかなか難しい、というお話です。難しいのが良いのかどうかというところが問題になりますが、これは「発議」の内容にもよるわけです。改憲にも色々ありまして、例えば前文の

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

なんて事が書いてありますが、ここで「あつて」を「あって」に直そうとか、そのくらいの事であれば、まあ簡単に直せる方が良いのかも知れません。しかし自民党みたいに憲法を「改正」するというよりは何かもう全く別の、「かかる原理に反する憲法」を持ち出そうというのであれば話しは別でしょう。そのような場合には「ハードルが高過ぎる」ことはそれ自体が悪い事かと言うとそうとも言い切れません。

もっとも、悲しい事に改憲に賛成してくれそうなのが「金のある奴ぁ俺んとこへ来い」のみんなと維新なのですから油断は禁物です。渡辺さんのところはたいした所帯でもないのですから、気になるのは橋下さん(と石原さん)のところでしょうけど、あそこが参院選まで何とかもってくれるかどうか、甚だ心もとないものがあります。ましてやバカ殿、てゆーか今や単なるバカだということですが、どうせ参院選で自民党はまた落としますから、橋下さんがその分もカバーしないといけないんで、それはそれであまりといえば「あまりにハードルが高過ぎる」と言わざるを得ません。

世の中というものは難しいものですからオボッチャマとオヤクザチャマの思うようにはいかないものですが、しかし、彼等は本当に憲法を「改正」しなければならないのか、そうしなければ連中がやりたい放題が出来ないのか、と言えばそうでもないわけです。空前の景気回復の中で餓死していた日本人は、すでに「公の秩序」に反しない範囲でしか権利を主張していなかったんですし、日本人は「過労死」とかいって「公の秩序」の為に喜んでくたばる事で世界に知られています。生活保護の受給を断念して自ら命を絶つ立派な日本人も年に万単位で存在するんですから、別に「改正」なんかしなくても良いのではないか。


posted by 珍風 at 07:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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