2008年06月14日

反革命のエチュード

「雨音はチョピンの調べ」小林麻美さんは『野獣死すべし』くらいでしかお目にかかれない美人でしたが、そういう冗談は言いません。顔は野口五郎に似ていると思いますが。

サミット控えテロ対策訓練 高松空港

 ハイジャックなど航空機や空港を狙ったテロを想定した対策訓練が13日、高松市の高松空港で行われた。北海道・洞爺湖サミットを来月に控え、参加した県警や空港の警備員ら約40人は緊張した表情で、不審者への対応を確認した。
 手荷物を調べる空港2階の保安検査場で、金属探知機に引っかかった男が身体検査を拒否。検査員が協力を求めると、男はポケットからナイフを取り出して暴れ出した――として開始。別の検査員が異状に気づいて警笛を鳴らし、通報で駆けつけた警察官が男を取り押さえた。
 高松空港では昨年7月、検査員の制止を振り切った男が航空機に乗り込む事件が起きており、県警の筒井宏和警備課長は「警備には県民の協力は不可欠。不審な人物や物を発見した時はすぐに通報してほしい」と話していた。

2008年6月14日 読売新聞


主要国首脳会議の主な機能が、各国の警備体制のおさらいです。各国の公式・非公式の警備システムがこの機会にその持てる力を大いに発揮してその威力を誇示するとともに、各国が互いに切磋琢磨して能力を高め合うよい機会です。会議期間中は現地の警察に「国際連絡捜査官センター」が設置され、各国の警察官が集結しています。勿論日本からも参加していますが、会議終了後の昨年8月にドイツ連邦刑事局幹部が次回開催国である日本にやって来て、先輩としてありがたい助言を垂れていったといわれています。

警察庁とドイツ刑事庁協議  洞爺湖サミットの警備で

 来日中のドイツ連邦刑事庁(BKA)幹部と警察庁幹部は13日、来年7月に開かれる北海道洞爺湖サミットの警備体制などについて警察庁で協議、反グローバリゼーションを主張する組織の動向や各国政府首脳の警護の在り方などをめぐり情報交換した。BKA側からはヨルク・ツィールケ長官やクラウス・ビットリング国家保安局長らが出席。警察庁からは警備局幹部がサミット会場となる「ザ・ウィンザーホテル洞爺」の立地条件や警備計画の進行状況などを説明した。警察庁は、同庁と北海道警のサミット警備担当者をドイツに派遣し、欧州における反グローバリゼーション組織の勢力や過激なグループの動向などに関し、BKAと情報交換を進めていくことなどで同意した。ツィールケ長官らは協議終了後、漆間巌警察庁長官を表敬訪問、意見交換した。14日にはサミット会場を視察する予定。

2007年8月13日 共同


警察庁もこの後でドイツに出向いて有益な話し合いを持った模様です。このほかにもドイツ連邦議会の議事録によれば、会議直後の昨年6月には日本大使館がドイツ連邦軍による会議警備援助活動に関する情報を求めるなど、「国防」レベルでも活発な連絡が行なわれているようです。
http://blog.goo.ne.jp/watch-summit/e/e8c8b6b3db4c7512c7343859e6246b0d

ドイツの警察当局によれば「潜在的に暴力的な「妨害者」がドイツから日本のサミットに参加し得るという情報がある場合、個人情報を日本の当局に提供する」のだそうであります。それが警察および軍のターゲットであるようです。ところで「潜在的に暴力的な」というのは、少なくとも今までのところ実際にはちっとも「暴力的」でない人のことであって、「潜在的に暴力的」かどうかは「暴力的」が「顕在化」するまではわからないのですが、「暴力的」が「顕在化」すると困るので、結局全ての「妨害者」が対象になります。しかしながら誰が「妨害者」であって単に「反対」しているだけの人は誰なのか、全然わかりません。そこで「反対」する人は全て「潜在的に暴力的な「妨害者」」に当たることになります。とはいっても表立って「反対」していない人だって隠しているけど実は「反対」であって、隙あらば「暴力的」を実行しようとしているのかも知れません。

スポーツをやる人が4年に1回のオリンピックがないと張り合いが出ない、オリンピックをひとつの目処にして能力を高めるのと同様、主要国首脳会議は警察のオリンピックです。そういえばオリンピックも警備体制強化にはよい刺激となりますから、それを考えるとオリンピックの開催はG8以外の国に譲るのが宜しいかと思いますが。さて、現在の日本ではところ特にその手の会議などに「反対」でもなければ「賛成」でもない人が突然「暴力的」をおっ始めるという状況にあります。これは偶発的もしくは予想外の事態ではありません。これこそこの会議の結果であり同時に目標なのであって、逆にそのような事態に備えて毎年回り持ちで実地訓練をしているのです。いかにしてどれだけビンボー人が暴れるのを抑え込めるか。訓練もまた示威であり、会議はエサでもあります。折しも巧い具合に九州の方でイカニモな「予告」が出たところであります。北海道に応援に駆り出されていない人もサボっていてはイケナイというわけでしょう。国民との戦いに休みはありません。

ちなみに会議が開かれる地域の住民を説得するために「観光効果」などを持ち出すようですが、そもそもあのホテル自体が廃墟同然のお化け屋敷だったくらいですから、洞爺湖といってもどんなもんだか。会議が終わった後に残るのは街じゅうの監視カメラと盗聴器、「不審な人物や物を」密告する癖のついた住民が犬みたいに観光客をかぎ回るようなところに行くのは気が進みませんね。第一また噴火があっては大変だ。

こんなことを書くと洞爺湖温泉の人たちに怒られるかも知れませんので急いで捕捉しますと、有珠山はあと10〜20年くらいは大丈夫ぽいです。あそこは1910年、1944年、1977年、2000年に噴火してますから、間隔はそれぞれ34年、33年、23年であります。だんだん縮まっているような気もしますが大丈夫です。大丈夫でしょう。会議では「地球温暖化」について話し合うそうですが、だからといってあまり火山を悪者にすると怒るかも知れません。

asamikobayashi.jpg
どーもすいません


posted by 珍風 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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