2008年11月16日

礼子女王の一万一千本の無知

ベネッセ調査:「子供は勉強すべき」「テストあった方がよい」 19年前より「まじめ」になった小学生

 「子供は勉強すべき」と考える東京の小学生が19年前の45%から64%に増えたことがベネッセコーポレーションの調査でわかった。「テストはあったほうがよい」と考える子の割合も増えており、同社では、大人の考えを理解してその場にあった態度をとれる「良い子」が増えているとみている。
 調査は1988年と2007年、東京23区の公立小学校6年生とその保護者を対象に質問紙に記入する方式で実施。88年は小6約870人、保護者は約820人。07年は小6、保護者とも約850人。小6の男女比は概ね半々で、保護者はほとんど母親が回答した。
 「子供は勉強しなくてはならない」と考える小学生の割合は88年から18ポイント増え、07年には64%になった。また、「テストは自分の成績が分かるのであったほうがよい」も60%から74%に増えている。
 同社の木村治生・教育調査室長は、88年より子供らしい「やんちゃさ」が抑えられ、「まじめ」な子供が増えているとして、「学力低下論議が起きて以降、家庭が子供の教育にかけるパワーが高まっているが、保護者の働きかけが多すぎると、子供の自立を妨げる」と懸念する。また、友達同士で切磋琢磨する機会や、地域の働きかけが減り、「家庭が子供に与える影響が大きくなっている」と分析する。調査では「人に負けるのが嫌い」な子は67%で、88年から8ポイント下がっている。
 親が子供の進学に期待する割合も高まっている。07年調査で「子供を四年制大学・大学院に進学させたい」親は73%で、88年の47%と比べ26ポイント増。「実力より学歴を重んじる」と考える親は84%から67%に減っているものの、「わが子には受験戦争を勝ち抜いてほしい」は69%でほぼ変化がなく、「子供には受験の苦しみを味わわせたくない」が56%から35%に減るなど、学歴に対する意識はまだ高いことが伺える。
 木村室長は「88年ごろに比べて、受験の厳しさが和らいでいることと、受験の苦労をすることも大切だという親の意識があるのではないか」と推測。中学受験をする子供たちの中では、受験で「人間として大きく成長する」と考える子が63%から76%に増えていることにも、親の考えが影響しているのではないかとみる。【岡礼子】

2008年11月15日 毎日jp


この受験産業が行なった「調査」、おそらく「中学校選択に関する調査報告書」だと思うんですが
http://www.benesse.jp/berd/center/open/report/chugaku_sentaku/2008_hon/index.html

これによると餓鬼の「価値観」の19年前との比較における変化は

「テストは自分の成績がわかるのであったほうがよい」(60.3%→74.3%、14.0ポイント増)、「子どもは勉強しなくてはならない」(45.2%→63.6%、18.4ポイント増)など、テストに対する肯定的な評価や勉強に対する義務感を強めていることがわかる。全体に、「まじめ」な回答が増えているようだ。


ということであり、「学校での様子」においても

「授業中は楽しい」(63.5%→72.6%、9.1ポイント増)、「係活動などを積極的にやる」(41.6%→67.8%、26.2ポイント増)、「授業中はすすんで手を挙げる」(34.7%→42.6%、7.9ポイント増)などの項目で肯定率が増加しており、授業や学校生活に積極的に取り組むようになっているのが特徴だ。子どもたちによる自己評価ではあるが、学校での様子も、19年前に比べて「まじめ」になっているようだ。


ということになっていますからたしかに「まじめ」なようでもあります。しかしながら「価値観」において「何のために勉強するのかわからないときがある」という餓鬼も30.2%から36.8%に増加していますし、「中学受験しない理由」では

「受験勉強をしたくないから」55.8%→69.3%
「もっと遊びたいから」53.4%→67.5%

という、大人の人たちを大いに嘆かせるような結果が出ていることから、必ずしも「大人の考えを理解してその場にあった態度をとれる「良い子」が増えている」と言えるかどうかは疑問であります。さらには「大人の考え」のなかにある「やんちゃ」神話をも考慮して理想的な選択を行なうだけの知恵は小学生の餓鬼どもにはまだまだといったところでしょうか。

それでも餓鬼どもはこの調査を行っているのが受験産業企業であることは意識しているようで、これは学習に対する「価値観」(テストとか勉強に関する)の調査項目において連中が気を遣ったあとが伺われることから推定されるところです。一方で「受験勉強したくない」「遊びたい」のは、学習、というよりは中学受験の動機付けが親、特に母親との関係に関わるものと意識されている可能性を示唆します。つまりこの調査への餓鬼どもの回答は「ベネッセ」向けのものであり、「親」向けのものではないので、親との関係に気を遣った回答をしなかったのではないでしょうか。

ともあれ、餓鬼でもそのくらいのことは考えて生きているというわけですが、毎日新聞の岡礼子さんは困ったことに小学生の餓鬼以下です。ベネッセの解釈は「「子供は勉強すべき」と考える東京の小学生が増えた」ということではありません。そんなことはひとつも「わかって」いません。むしろそれは「「「子供は勉強すべき」と答えるべき」と考える東京の小学生が増えた」というものなのですが、岡さんは餓鬼共が「まじめ」になったと思ってしまいました。

もっとも「まじめ」ということを上位者の期待に添うように行動することである、と他者志向的に定義すれば岡さんのように考えてもおかしくはないのですが、その意味では岡さんはたしかに「まじめ」なのかもしれませんが、ベネッセではさすがにそういうことでは学習の成果が上がらないことを知っていますから、「保護者の働きかけが多すぎると、子供の自立を妨げる」というような心配をしているわけです。そのような意味では岡礼子さんの考え方は最高嗜虐裁判官の那須弘平さんと同じであるといえるでしょう。礼子ちゃんサディストとみた。

それにしても礼子ちゃんはどうして受験産業が宣伝目的で実施した、したがって企業活動に有利なバイアスがかかっていることが強く疑われる「調査」のことなんか記事に書くのか、わけがわかりません。まあ書くのは勝手ですが、掲載するのは問題アリです。したがってこの記事から読み取らなくてはならないことは、もしあるとすれば記者の個人的な特性であり、ジャーナリストとしての能力であり、要するに礼子ちゃんの隠された性癖であり、そしてそれ以外にはないのですが、だからといってそんなことに報道価値があるかどうか、はなはだ疑問であります。まあ岡礼子ちゃん、実はごく一部では「あの」がつく有名人らしいのですから、中には鞭でぶってもらったり焼き印を押して欲しいという人もいるかも知れません。もうすでにベネッセの誰かがやってもらっている可能性もありますが、あそこは会議で殴り合うことがあるらしいのですから、礼子ちゃんの責めもエスカレートするばかりです。


posted by 珍風 at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。