ルーブル美術館(パリ)
タイムズスクエア(NY)
ランブラス通り(バルセロナ)
自由の女神(NY)
スペイン階段(ローマ)
ホワイトハウス(ワシントン)
ピラミッド(エジプト)
ブランデンブルク門(ベルリン)
ピサの斜塔(ピサ)
一方イギリス国内ではストーンヘンジが1番がっかり。ビッグペンは10位だそうです。日本の観光地が入っていないのは良いところが多いというよりも「がっかり」する機会が少ないだけでしょう。そう何回も海外に観光に出掛けられるものではないことを考えると、「がっかり」でも何でも来させてしまえばこっちのもんです。
エッフェル塔にロケット弾?=イスラエルが宣伝アニメ
【エルサレム6日時事】パリのエッフェル塔やロンドンの英議会時計塔(ビッグベン)にロケット弾が降り注ぐ−。イスラエル外務省は6日までに、同国のパレスチナ自治区ガザ攻撃に理解を得るための宣伝アニメーションを作成し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公表した。
約30秒間のアニメは、英仏独3国を象徴する建造物の前に次々とロケット弾が降り注ぎ、それぞれの前にいる男性が怒りをあらわにしながら、ついに着弾の衝撃で倒れるという内容。最後に「イスラエルのスデロト(ガザ境界付近の町)では、人々が過去8年間、このような感じで暮らしています」とメッセージが表示される。
2009年1月6日 時事
この、『チーム・アメリカ』の冒頭のシーンを彷彿させる面白そうなアニメが見つからないんですが、削除されちゃうもんなんでしょうか。いずれにしてもエッフェル塔やビッグベンはあまり評判の良いところではないようなのですからどうでも良いでしょう。てゆうか、そのアニメを見たフランス人やイギリス人はどう思うんですかね。
「我々のとこにカッサムが飛んでくるのは理不尽だ。我々には攻撃を受ける理由がないではないか。イスラエルにはあるが。しかし仮に我々がイスラエルを支持するのであればこの映像が現実のものとなる可能性もある」
もしイスラエル外務省が上のような読みの結果問題のアニメをひっこめたんだとすれば賢明であります。ところで問題のアニメが見つからない代わりに、こんなのを見つけました。これはイスラエル外務省が製作したものであるかどうか知りませんが、おそらく『重力の虹』にヒントを得たものと思われます。
Sex in Sderot
ところでオバマさんがこの件について何も発言してくれないので「がっかり」している人もいるようですが、なにしろオバマさんが当選した当日にイスラエルはガザ地区の空爆をやってます。イスラエルによるとロケットが飛んできたのでその報復だということですが、これはやはり「当選御祝」の熨斗がついていたんだろうと思われます。脅しですな。なんだかヤクザっぽいです。
この翌々日、オバマさんは早速エマニュエル夫人の夫を大統領首席補佐官にしました。このラーム・エマニュエルさんはユダヤ教徒であって、湾岸戦争ではイスラエル軍にボランティアとして参加、軍用トラックのブレーキを修理していたそうです。どうやらその時にブレーキを外してきちゃったようですが、極めて親イスラエル的な人物であることは確かでしょう。
そこでおそらくオバマさんも対イスラエル政策に関しては従来のアメリカの方針からのドラスティクな「CHANGE」は期待出来ないような気がします。黒人でリベラルっつったって外交は別です。相手が黒人だというだけであらぬ期待を抱くのは昔のギャルだけでしょう。僕は「黒人のギャル」のほうも好きですが。