2009年03月31日

贋青春禿鬘虚偽無所属正真正銘治安電磁波

治安担当副知事 新設へ
県政刷新「森田流でやる」

 知事選に初当選した森田健作氏(59)が30日、千葉市中央区の事務所で記者会見し、現在2人の副知事を3人にして「治安担当副知事」を新設するなど、具体的な県政運営の構想を明らかにした。堂本県政からの継承点については「ない」と断言。「あくまで森田流でやる」と、県政の刷新を強調した。
 この日は午前6時過ぎからテレビやラジオなど取材対応に追われ、睡眠は1時間程度。37万票以上の大差の勝利に、改めて「中央にも堂々とモノを申す。永遠のゴールキーパーを返上して、どんどんシュートを打つ」と抱負を述べた。
 公約に掲げた成田空港―羽田空港間のリニアモーターカーについては、東京都、神奈川県、埼玉県の首都圏の知事との連携で実現を目指す考えを強調。事業費は1兆2000億円とされるが、「前向きな事業は残るもので、プラスになる。借金とは思っていない」と財政出動をいとわない姿勢を示した。県財政の立て直し方や財源確保については、具体的な言及はなかった。
 知事としての任期は2期8年が限度との認識を示し、「公約ができれば1期でもいい。応援される側から早く応援する側になりたい」と語った。
 森田氏は31日に首相官邸で麻生首相と面会する予定で「千葉県の現状を報告して、いろいろ力を貸して下さいと言う」。首都圏3知事にもあいさつ回りをし、連携を深めるという。

2009年3月31日 読売


「治安担当副知事」とはまた物騒です。もちろん「治安」は森田さんのマニフェストの筆頭項目です。「経済状況の厳しさ」によって追い詰められた人を「移動交番と共にみんなで見張る!」というのがこの人の「景気対策」の根幹をなしていますから、これは別に不思議ではありません。

もっとも千葉県では今のところそんなに犯罪が多いとかそういうわけではありません。「全国最低レベル」なんだそうですが、もともと日本自体がそんなに犯罪が多いというわけではありませんから「最低」といってもたかが知れています。わざわざそのために副知事を新設して余計な給料を払う必要はないものと思われます。

もしあるとすれば、それは今後新たな「治安問題」が発生する可能性がなければなりません。森田さんのエラいところは、その辺ちゃんと準備してあるところです。森田さんは新しい「成田空港問題」を持ち込んで来るのです。彼が政治活動を始めるにあたって、わざわざ成田の近くに居を構えたというのも、どんな思惑があったのか知りませんが、今回の森田さんは要するにリニアモーターカーを通しに来た人です。

「成田空港―羽田空港間のリニアモーターカー」は成田と都心を15分で結ぶものとされていますが、まあ早ければ早いに越したことはないんでしょうが、そんなに必要なものであるかどうかははなはだ疑問であります。現在のところ成田と日暮里を51分で連絡しているスカイライナーがありますが、来年開通する成田新高速鉄道線では36分でいけることになっています。したがってリニアモーターカーによる時間短縮効果は20分だけです。

20分のために1兆2000億円はどんなもんか。どんな方式でいくつもりか知りませんが、概ねリニアモーターカーは技術的に高度なもんですから、実際にはもっとお金がかかったりするんでしょう。リニアモーターカーがどこをどう通るか知りませんが、おそらく地下を走ることになるでしょう。成田ー東京間の地下には「東京湾北縁起震断層」および「東京湾北部起震断層」があり、どこをどう掘ってもこの2つの断層面を2つとも横断することになります。一応活断層ではないことになっていますが、どうだか分ったものではありません。

さらにリニアモーターカーは強力な電磁波を発生します。200ガウスくらい計測できたそうです。電磁波がキチガイや不妊、異常妊娠、白血病、癌などの原因になるという説が存在しますが、人体の影響について実際のところどうなのか、まだ結論は出ていません。しかし実際のところは、高圧鉄塔付近の不動産は安いようです。ドイツのリニアモーターカーでは電磁波の影響を懸念して軌道の両側に300メートルの幅で防護地帯を設けることが必要とされています。リニアモーターカーとは幅600メートルの鉄道なのです。

これは沿線だけではなく、リニアモーターカーが消費する大量の電力をまかなう送電施設などについても同様のことが言えます。トンネルの中を通る場合は有効にシールド出来る可能性がありますが、電磁波の漏出の可能性を排除できません。したがってリニアモーターカー構想には沿線住民にとっては健康被害の不安があるのですし、土地持ちには更に不動産価値の下落という実害が発生します。

これらの要因は短からぬ沿線の多くの住民の反対を受けることを予想させるものです。これがかつての成田闘争のような規模にまでなるとも考えられませんが、転ばぬ先の杖です。千葉県ではリニアモーターカー建設に先立って、賢明にも地面をならすよりも先に住民をならすことに取りかかりました。当選翌日から何よりも先立っての意思表明です。住民同士による「コミュニケーション」=相互諜報を通して「思いやり・いたわり合い」=脅かして諦めさせることにより「反対」の顕在化そのものを防止するとともに、「県が率先して警察OBや消防団、自衛隊などと連携協力を行い」、反対者には容赦なく「実力」を行使する体制の構築であり、そのための「治安担当副知事」ということなのですから、なるほど理にはかなっているわけです。それにもちろん「医療」の問題も解決します。沿線住民は始終MRIに入っているようなもんですから。


posted by 珍風 at 11:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しかしB層って普段何やって生きているのかなと思いますね。
Posted by とんちき at 2009年03月31日 22:18
「B層」ってのは元来は「構造改革」に中立的又はポジティヴであって、尚かつ知能指数が低い人たちのことであり、「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層/内閣官僚を支持する層」のことですが、「構造改革」によってこれらの人々は特に名指されていない「既に(失業等の痛みにより、)構造改革に恐怖を覚えている層」に移行しつつあるのが現状です。

もっとも、「A層」とされる「都市部ホワイトカラー」の諸君にも、知能指数が低い人が散見されます。有限会社スリードとか株式会社オフィスサンサーラなどという企業には、「勝ち組」のことを「勝ち組み」と、名詞の「組」なのに送り仮名をつけてしまったり、「民営化の大儀」なんて平気で書いてしまう人がいくらでもいるようです。「大儀」というのは「億劫なこと」ですね。殿様とかが「大儀であった」とか言うじゃない。「民営化の大義」と書くのが正しい。
http://tetsu-chan.com/05-0622yuusei_rijikai2.pdf

「A層」にもこのように知能指数の低い人がいるわけですが、バカにバカを操らせて巧くいったのが先の総選挙であった、というわけです。利口なあなたにバカの気持ちがわかりますか?バカの気持ちはバカにしかわからないのです。自慢じゃありませんが僕にはバカの気持ちがわかるのです。

現在では「B層」の意味は元来のそれから転じて具体的な政策を理解せずにキャラクターの印象などによって政治的な判断をする人たちを指すようです。これはいわゆる「浮動票」のなかで大きな部分を占めるものであるとされており、そういう人達が森田さんに投票したであろうことは想像できますが、前回の知事選と今回の知事選とで投票率がそんなに違うわけではありませんから、今回「B層」が大量に参入したということでもないようです。前回の森田さんの得票の中にも「B層」票が含まれているのでしょうが、堂本さんから森田さんに移行した票があるわけで、その移動した分も「B層」であると考えられます。

森田さんの俳優としての知名度はそんなに高くないものと考えられるのですが如何でしょうか。そのピークは短く、そして古いのです。下手すると「あの人は今」なのが森田さんです。前回の知事選の結果は、千葉県の「B層」においては現職の知事と昔の芸能人との知名度がほぼ釣り合っていたことを示すのだと思います。両方とも「何となく知っている人」なわけですね。

このように考えると、「B層」のうち吉田さんに投票した人は、吉田さんを既知の人物と関係づけることの出来た人です。つまり吉田さんが堂本さんの「後継者」である、という情報を持っている人なのです。吉田さんの得票はそのような情報を持っている「B層」の票を多分に含みます。そしてその情報を持たない人にとっては、吉田さんが単に「知らない人」であるのに対して、森田さんは少なくとも「聞いたことのある人」なのです。そして「B層」の投票行動を考える時に、この違いは決定的です。

そこで吉田さんの何がマズかったかがなんとなく解ったつもりになってきます。吉田さんは民主党との繋がりを訴えていたようですが、それではダメなのです。これは民主党がダメだとか、小沢さんの「金」の問題がどうとかという話しではありません。そもそも「B層」には「党」などどうでもいいことで、てゆうかよくわからないのです。わかるのは「個人」=キャラクターなのであり、吉田さんは「B層」にとって「既知の」キャラクターとの繋がりを強調した方が良かったのではないか。「小沢」が使いにくかったら、「堂本」でいいじゃないですか。「B層」の狭いアタマの中に入っている材料を使いこなさなければならなかったのです。

以上書いたことはもちろん、有権者の大多数が「B層」であるという仮定の上に立ってます。そして今のところこの仮定は有効です。僕たちはこの仮定の中にいます。しかし有権者をレイヤーに分ける以前から、選挙対策の中心とはつまり「B層」対策のことだったのです。問題は「キャラクター」であり、「知名度」です。「現職」とは「知名度」の一種なのです。

ここから「とんちき」さんの「B層って普段何やって生きているのかな」という疑問に答えることが出来るかと思います。彼等はどっかで聞いたことのあるような見たことのあるような情報を反芻して生きているのです。そのソースが普段ぼんやりと眺めているTVあたりであることは容易に想像できますが、とにかく「なんとなく」を「確信」にしてしまうのが彼等の生き方です。ヨン様が大人気だと聞くとヨン様を熱狂的に「好き」になってしまうのです。例えば、「とんちきさんはモテるんですって」という情報さえ流通すれば、実際にモテるようになります。僕だって最近女子高生にモテてモテてホントに困っちゃうなぁ。と、声を大にして言えば、そうなる、はずなんですが、ねぇ。
Posted by 珍風 at 2009年04月01日 03:50
回答ありがとうございます。B層って長文が苦手な気がしますよ(笑)
無知は罪と斬って捨てられないほどたくさんいますし。
芸人のマニフェストを見て驚きました。確かに狭い頭の中に記憶を残すにはあのような表現しかないのでしょうね。
Posted by とんちき at 2009年04月01日 06:14
あのような表現、っつうとやっぱりアレですか、ところどころ文字が大きくなってしかもゴチックになっているという。鬱陶しいですよね。読みにくいし。というよりは読ませないようにしているんでしょう。文脈を読ませずに大きな文字のところだけ印象づけようという魂胆ですね。正に「B層」にターゲットした手法であるともいえるでしょう。

もっとも森田さんは大切なことを見落としています。「B層」はその定義上、マニフェスト読まないんですよ。字なんか読めません。アホ太郎が「よく歩いたから」って言ってましたが、キャラクターを目に見える身体として現前させるのがもっとも有効な「B層」対策です。何となくぼんやりと、断片的に記憶されていた森田健作に関する情報が、目の前の本人の身体によって統合されることによって狭いアタマの資源が節約されるので、それで気持ち良くなっていっぱい濡れちゃう。
Posted by 珍風 at 2009年04月01日 11:10
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