2009年06月17日

吉川クンもびっくり 森田新党で政界砕片

読売新聞は活字を大きくしてもまだ紙面が余るようで、例によってどうでもいい記事を書いてみたりするようですが、どう考えても紙の枚数を減らした方が得策です。読売の読者はベージ数なんて数えていないと思いますよ。

自民支持層に「麻生離れ」…過半数が「指導力不足」

 読売新聞社の緊急全国世論調査では、日本郵政社長人事を巡る麻生首相の対応が内閣支持率下落の引き金となり、足元の自民支持層でも「麻生離れ」が進んだことが鮮明になった。

 鳩山邦夫・前総務相の更迭と西川善文日本郵政社長の続投については、自民支持層に限ってみても、「更迭する必要はなかった」58%、「(続投は)納得できない」55%と、ともに過半数を占めた。「政府・与党内の混乱は首相の指導力が不足しているからだ」と思う人も56%を記録した。
 こうした不満を反映し、自民支持層の内閣支持率は63・4%と前回調査(5〜7日実施)の71・3%から7・9ポイント下がった。「麻生首相と鳩山民主党代表のどちらが首相にふさわしいか」で麻生氏を挙げた人は64%(前回72%)、鳩山氏は15%(同12%)となった。
 次期衆院選での民主党への政権交代について、自民支持層では「実現できる」は28%(同25%)に増え、「そうは思わない」は59%(同67%)に減った。政権交代をより現実的にとらえる人が増えている。
 「麻生離れ」は、連立を組む公明支持層でより強く表れた。前回は8割弱だった内閣支持率は5割弱まで減り、不支持率の4割強とほぼ並んだ。「党首力比較」で麻生首相と答えた人は前回の8割弱を大きく割り込む5割強で、鳩山代表は1割から2割強に増えた。
 自民党にとって深刻なのは次期衆院選への影響だ。
 比例選での投票先を見ると、自民支持層で自民党に投票すると答えた人は78%で8割を切った。民主支持層で民主党に投票すると答えた人は90%で、自民支持層が揺れているのは明らかだ。
 民主党は、衆院比例選での投票先で、昨年9月の麻生内閣発足以降最高となる42%を記録するなど、「代表交代効果」を維持している。ただ、衆院選後の望ましい政権の枠組みで、「民主党中心の政権」は27%(同20%)に大きく増やしたものの「政界再編による新しい枠組みの政権」31%(同34%)には届いていない。

2009年6月16日 読売新聞


単なる「麻生離れ」であればアホ太郎をどっかに捨てちゃえば良いわけです。すでに自民党ではそのつもりですから読売新聞なんかが心配してあげる必要はいささかもありません。なにしろどう見ても負けそうな「都議選」の「責任」が今から問われているのですから何も言うことはありません。アホ太郎は黙って口を曲げていれば静かな余生が過ごせるというものです。

この記事ではどういうワケだが「自民党支持層」の動向ばかりを追っています。全ての数字は「自民党支持層」のものであると考えて良いでしょう。たしかに「自民党支持層」のクセに「自民党に投票すると答えた人は78%で8割を切った」というのは重大な問題かも知れません。しかし投票もしないのに「支持している」という人も何だかわかりません。地元の自民党候補者に投票するからと言って「比例選」では別の党に投票するのでは「自民党支持」とはいえないかも知れません。それは単に候補者個人を支持しているだけではないのでしょうか。

しかしまあとにかく、これは実際に何を支持しているのかはともかくとして主観的には「自民党を支持している」と答えた人の数字です。もっとも最終パラグラフは巧妙です。「衆院比例選での投票先で、昨年9月の麻生内閣発足以降最高となる42%」というのは、母集団全体の中の「42%」なんですが、「衆院選後の望ましい政権の枠組みで、「民主党中心の政権」は27%(同20%)に大きく増やしたものの「政界再編による新しい枠組みの政権」31%(同34%)には届いていない」というのは「自民党支持層」の中での数字である可能性があります。

記事ではその辺りを曖昧にしていますので何ともいえませんが。しかしながら選択肢に「政界再編による新しい枠組みの政権」などという余計なものが存在するのは読売新聞ならではの個性的な世論調査であると言えるでしょう。そうまでして「自民党」を下野させたくないのがいかなる理由によるものなのか、ここには書いてありませんので何だか知りませんが、どうも「内閣支持率は63・4%」なんて書いてみたかったようなのです。

これはもちろん「自民党支持層」の数字であり、全体では読売の調査ですら22.9%であって、他の調査では20%を切ろうという勢いなのですから、いくら「自民支持層の」と書いてあったとしてもこれはティッシュギャルのティッシュタイムでしかありません。ギャルならともかく「自民党支持層」のオナニーなど見ても埒があきません。内閣支持率が63.4%なのも政界再編が31%なのも、全て「自民党支持者」の話しです。確かに「内閣支持率」も「政界再編」も前回よりも落としていることは分りましたが、それは全て「自民党支持者」の知られざる、知りたくもない世界の中の出来事なのです。一般の国民の皆さんにはほとんど無関係であります。

内閣支持下落23%、総務相更迭「必要ない」65%…読売調査

 読売新聞社が13〜14日に実施した緊急全国世論調査(電話方式)で、麻生内閣の支持率は22・9%となり、1週間前の前回調査(5〜7日実施)の29・5%から6・6ポイント下がった。
 不支持率は67・8%(前回61・0%)だった。鳩山邦夫・前総務相の更迭を「必要はなかった」と思う人は65%、日本郵政の西川善文社長続投に「納得できない」は67%に上った。郵政問題での首相の判断が支持されていないことが浮き彫りとなり、西川社長の責任問題が再燃する可能性もある。
 政府・与党内の混乱については「首相の指導力が不足しているからだ」と思う人は70%に達した。
 支持率は民主党の小沢一郎・前代表の公設秘書が政治資金規正法違反事件で起訴された3月末の調査以降は回復傾向にあった。今回は明確に下落に転じ、衆院選の時期など、今後の政局にも影響を与えそうだ。
 内閣を支持しない理由では「首相に指導力がない」38%(同28%)が大幅に増えて最も多く、首相の指導力には強い疑問が示された。
 日本郵政が「かんぽの宿」を一括売却しようとした手続きには「問題があった」が81%を占めた。
 郵政問題での混乱は、麻生首相や自民党への評価にも影響した。
 「麻生首相と鳩山民主党代表のどちらが首相にふさわしいか」では、鳩山氏は46%で前回44%を上回り、前回33%だった麻生氏26%との差を広げた。政党支持率は民主29・2%(前回27・7%)が自民25・0%(同28・5%)を逆転した。
 次期衆院比例選の投票先については、民主は42%(同39%)に上昇し、自民は25%(同29%)にとどまった。
 次期衆院選で民主党は政権交代を「実現できる」との答えは45%(同41%)で、「そうは思わない」44%(同49%)と同水準だった。

2009年6月15日 読売新聞


「22.9%」を四捨五入して「23%」なんて涙ぐましいものがありますが、これが調査の全体的な結果であり、「自民党支持者」だけを対象にした記事をどうしても書かなければならなかった理由もここにあります。「麻生首相と鳩山民主党代表のどちらが首相にふさわしいか」という質問に対する回答について、鳩山さんについては「今回/前回」の順で書き、アホ太郎については「前回/今回」の順で書くことによって鳩山さんが2ポイント上げている間に何故かアホ太郎が7ポイント下げるという衝撃的な結果をなんとか和らげようとしているのも大変勉強になったりします。やはり追い詰められると底力というものが出てまいります。

しかし問題はそういうことではなくて、記事ではさらっと流している部分が大切です。それはおそらく、読売の調査ですら政党支持率が逆転してしまったというところでしょう。わざわざ「自民党支持者」だけを対象にした記事を書いて底上げした数字を示さなければならなかったのも頷けます。読売ですら25%。しかしそれだけならまだ我慢も出来ようというものです。

「次期衆院比例選の投票先」が困ったことになりました。政党というものは「支持」よりも「票」が欲しいものです。民主党の「支持」は29.2%ですが、投票してくれる人は42%もいるのです。一方、自民党に投票してくれる人は25%で、支持する人も25%です。これは自民党が浮動票を失ったことを示します。自民党は公明党や共産党のように基礎票だけでやっていかなくてはならなくなりました。この困難な局面を打開するには方法はひとつしかありません。党名を「自由民主党」から「完全無所属」に変えれば良いのです。これで得票は倍増します。このような優れたアイデアがとっくに党内から出ていたことに注意しなければなりません。この功績により次期総裁は森田健作さんで決まりです。他の人よりとりわけて品性下劣だとか知性愚劣だとか男性弱劣だとかいうわけでもありますまい。電動竹刀二段階変速です。


posted by 珍風 at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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