2009年09月27日

上流と下流 流れているのは同じ水

小梛容疑者起訴脅迫の詳細判明

 「俺も裏街道あるから」「一番最後は、俺は金だと思うよ」。JR稲毛駅前のテナントビル建設工事に絡み、前千葉市議会議長の小梛(おなぎ)輝信容疑者(66)が暴力団との関係を示して現金を暗に要求したとされる事件で、千葉地検は25日、小梛容疑者を起訴し、不動産会社社長(54)を脅した言葉の詳細を明らかにした。
 起訴状によると、小梛容疑者は、このビルのテナント仲介などを行っていた社長から地元対策費名目で現金を脅し取ろうと考え、今年4月29日、自分の事務所で社長に対し、実在する広域暴力団の名刺を示し、「そこに事務所あるから、それなりのやつは出てくるから」などと言って暴力団との関係を誇示した。
 さらに、「一番最後は、俺は金だと思うよ。みんなを口説く方法は。それしかないんだよ」「受けて立ってやっから。腕ずくで」などと強い口調で現金を要求し、応じなければ暴力団組織を利用して業務を妨害すると共に、社長の身に危害を加えるかもしれないと脅した、としている。
 ただ、「条件飲むか飲まないか。あなたの方から出すのが普通だろが」と、具体的な金額や支払時期については要求しなかった。
 関係者によると、こうした文言の詳細は、社長が小梛容疑者と会った際に録音し、記録されていた。
 一方、小梛容疑者は25日、このビルの施工業者に対する恐喝未遂容疑で再逮捕された。業者らに対しても暴力団関係者の名刺を示したほか、「建設反対の住民運動が起きるぞ」などと言って脅した疑いがあり、捜査関係者は「議員バッジがあるからこそ、自治会を利用して圧力をかけることができた」とみている。

2009年9月26日 読売


「それなりのやつ」ってのは多分「美しくない人」なんでしょうな。畏れ多くもゼネコン様、大成建設を脅かしてお金を巻き上げようとした悪梛さんですが、大成建設の現場担当者もさる者で、4月の2日と3日の二日にわたる「カツアゲ」を細かくメモにしてお巡りさんに渡しちゃったのでした。

概ね悪梛さんは大変に迂闊な人でして、エヌズコーポレーションを脅かした時には、なんと録音をとられていたという話しもあります。まあ、僕だったら録音機を2つは用意するね。録音用と、あともうひとつは取り上げさせる用。

で、まあ、その大成建設メモによると、「住民運動がおこる」とか、「暴走族が騒ぐ」とかいう言い方をしたようです。やっぱり「暴走族」は悪梛さんの手下だったのです。心配なのは「暴走族が騒ぐ」と「住民」が迷惑がって「運動」が起きてしまうのではないかという点ですが、大丈夫。悪梛さんは「住民運動」も掌握しているご様子です。

こんな風に書くと悪梛さんがまるで「それなりの」ヤクザや暴走族と組んだ極めて粗暴な人物のように思われるかも知れませんが、多分その通りです。しかしながらそんな悪梛さんでも少しはテクニカルな手も使わないわけではないようです。

千葉市前議長:ビル建設で住民苦情「自作自演」 市に文書

 テナントビル建設を巡り前千葉市議会議長の小梛輝信(おなぎてるのぶ)被告(66)が恐喝未遂容疑で逮捕された事件で小梛被告が「強引に工事を進めている」などとして施工主への行政指導を要望する文書を準備し、自治会長に署名押印させ、市に提出していたことが関係者への取材で分かった。実際には建設に対する住民の苦情はなかったといい、自治会や市を利用して苦情を「自作自演」していた疑いが浮かんだ。千葉県警も経緯を把握している模様だ。
 小梛被告は、4月に施工主の大手ゼネコン社員や不動産会社社長に因縁をつけ、暴力団の名刺を示して現金を脅し取ろうとしたとして逮捕された。
 複数の自治会長によると、小梛被告から6月ごろ「ビルについて話し合いたい」と同市稲毛区の事務所に3人の自治会長が呼び出された。小梛被告は「要望書を出すことにしよう」と切り出し、A4判1枚の「住民説明会開催の要望書」と題する熊谷俊人市長あての文書を示し、サインを指示。3人とも同意したという
 文書は6月18日付。「説明会の開催要求を申し入れてきたが、これを拒否し強引に工事を進めている」「どのような建物ができるのか全く不明で不安である」とし「住民説明会を開くよう行政指導を要望する」と結んでいる。
 小梛被告はこの要望書を市に出すとともに、市職員を事務所に呼び、ゼネコンへの指導を要求。市は同25日付で、住民説明会の開催を求める通知文書をゼネコンに送っていた。説明会は開かれなかったが、自治会長とゼネコンの話し合いは数回あったという。
 市への要望書に署名押印した自治会長の一人は「利用された」と憤っている。
【斎藤有香、駒木智一】

2009年9月27日 毎日


そうですか自治会長さんは「憤って」いるんですか。まあ常日頃から理不尽な要求もあったことでしょうから、ここぞとばかりに怒りを爆発させるのも良い健康法です。とはいえ「一味」であることには間違いがありません。

ここで悪梛さんはいわゆる「地元の声」を捏造しているのですが、これなどは千葉県なんぞよりは何倍か上品な群馬県のほうでも活用されている手法です。もともと千葉県と群馬県は「ジャージ」が県民服として採用されるなど共通点が多く、日本における「ジャージ」の消費量の実に8割がこの2県で占められている、ということはさすがにないわけですが、群馬県をダムに沈めて千葉県を海に沈めれば日本は随分住みよくなりそうな気もします。

悪梛さんも県知事にでもなってから腕をふるえば良かったのか、それともこういうことが「政治家」としての「手腕」を磨く、いわば「練習」のようなものなのかよく分かりませんが、実益を伴う楽しい「勉強」であることは間違いありません。しかしながらこのような日頃の心がけが、もっとエラくなってから役に立つ日も来るのです。

もっともあちらでもこちらでも同じようなことをしているところを見ると、自民党では地方政治家を養成するために何らかの手を打っているのかも知れません。悪梛さんとしてはとにかく「暴」がつくようなものをふりまわす人ですから、「自作自演」などとという込み入ったトリックを自分で思いついたのかどうか分ったものではありません。親切丁寧親身の指導、安心サポート自民党。「再生」はそんなところから始めるのが良いのかも知れませんが、全然そんなことはないような気もします。


posted by 珍風 at 05:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。