2009年09月30日

東京路上オリンピック

路上で強盗容疑、陸上自衛官2人を逮捕 警視庁

 路上で通りすがりの男性の顔に暴行を加え、現金約13万円などを奪ったとして、警視庁麻布署は25日、いずれも陸上自衛隊習志野駐屯地所属の自衛官、松原弘樹(21)=千葉県船橋市=と岩山和也(23)=同=の両容疑者を強盗の疑いで逮捕した。
 同署によると、2人は六本木に飲みにきており、松原容疑者は「(被害者が)手に財布を持って歩いていたので奪おうと思った」と供述しているという。同駐屯地によると、2人は24日午後5時に勤務が終わった後、無断外出していたという。

2009年9月25日 NIKKEI NET


さあスポーツの季節がやって来ました。どっかの阿呆はわざわざ「オリンピック」なぞを呼んでこようとしているようですが、そんなことをしなくても街は路上スポーツの花盛りです。もっとも「自衛隊員」はこの手のスポーツの「プロ」なのではないかという疑いもありますし、2対1の対戦もフェアとは申せません。早急にルールを確立する必要がありそうです。

というのも、先日も秋葉原で「在特会」チームの皆さんが、見たところ何十人かで1人と対戦したというような嘆かわしい事例があったのです。このような行為は公衆を路上スポーツから遠ざけ、国民のスポーツ参加率を下げてしまうことでしょう。そこへ持って来て「オリンピック」を開催するということにでもなれば、ますますスポーツは「やるもの」ではなくて「観るもの」になってしまいます。座って何か喰いながらTVでスポーツを「観戦」していると、いつの間にかブクブク太って甲高い声で怒鳴ったりするようになってしまいます。

甲高いのも地声ですが、「在特会」というのはおそらく「維新政党・新風」が2007年の参院選に向けて組織したものなのではないでしょうか。安倍政権のものとでの教育基本法「改正」を目前に改憲の可能性すら伺うばかりとなった2006年の12月に、この組織の準備が始まったということです。当時は「右派」のピークであり、雰囲気的にはいくら「新風」でも議席の1つや2つ何とかなりそうな気がしたので10人ばかり候補を立ててみたものです。

ただ問題は「ピーク」というのは下り坂の始点であるということで、年が明ける頃には「そろそろ良かろう」とばかりに経済格差などの問題が顕在化し、自公政権の転落が始まりました。バカ殿がバカなおかげで「右派」は全体としてあおりを食ったものと思われます。その結果「新風」は全員落選してしまいました。自民党では以後軌道修正をはかることになったわけですが、「新風」はそれから楽しい街頭活動に繰り出すことになります。

まあ洋服屋に押し掛けて騒いだり、女の子を苛めたりしていたわけですが、もはや今回の総選挙には候補を立てていませんでした。立てても当選しないのですから賢明な選択であると言えるかも知れませんが、推薦候補のうち民主党の若泉さんは当選しています。もっとも当時副代表の瀬戸さんなどは幸福実現党に接近しようとしていましたから、ますますワケの分からない方面に驀進中であります。

今年に入ってからは「在特会」名義での街頭活動を強めているようですが、総選挙の結果を受けて、「新風」では議会における活動をほぼ諦めたものと思われます。彼等の街頭での作法はスポーティーな、例えばかつての亀田兄弟のそれを思わせるスポーツマンシップ溢れるものでありましたが、総選挙後の「外国人参政権断固反対!全国リレーデモ」が路上スポーツへのデビュー戦となる模様です。要するに身体活動を主にする単なる「右翼」になってゆくのではないでしょうか。

もっとも連中の肉体は貧弱であり、そうでなければ肥満しています。彼等の「力」は彼等の肉体に依存したものではありません。彼等の「武器」は「大和魂」なのです。なんだか自分でそう言っていますからそうなんでしょう。そこで今回の試合から「大和魂」の強さをみてみましょう。

たしかに大勢で1人を攻撃する、なんてのは日本人の得意とする戦法です。あれこそ「大和魂」の発露と言うべきでしょう。もっともこれは日本人に限らず、世界中どこへ行っても弱いものイジメは盛んに行なわれていますから、それは「大和魂」が世界に通じる「普遍性」を持っていることの証左ではないでしょうか。無敵の「大和魂」であります。

それだけではありません。あれだけ暴力を振るって、杖で殴っても、逮捕者は出ません。そこに警察官が存在したにも関わらず誰も捕まらないのです。警察は連中の暴力を保護し、支援していることがわかります。要するに「プロ」がついているわけで、彼等の攻撃は「プロ」との潜在的タッグマッチなのです。これは味方の士気を高めるとともに敵の闘志を削ぐことになるでしょう。「権力」に弱いというのもまた、「大和魂」にほかなりません。

以上、「在特会」における試合形式は「大和魂」をキーワードに「極端なハンディキャップマッチ」と「凶器の使用」、そしてレフェリングのアンフェアを特徴とすることがわかりました。このようなルールは多くの参加者に受け入れられるものではないでしょう。したがって今後は「乱入」という参戦形式を取ることになると思われますが、この方向でのエスカレートはアンダーグラウンドに至る可能性がありますので、実はこっちのほうにも見込みはありません。アングラじゃ外国人相手にとても勝ち目はないでしょう。


posted by 珍風 at 11:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古事記によると倭人による卑劣な騙まし討ちを「撃ちてし止まん」と表記します。
Posted by cb at 2009年10月05日 07:08
シタダミとかいう貝が敵の周りをいっぱい這い回って攻撃している様子か。
Posted by 珍風の 伊勢の海の 大石に 這ひ廻ろふ 細螺の い這ひ廻り 撃ちてし止まむ at 2009年10月05日 22:57
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