新型インフル、有給取れず出勤する感染者に懸念 米国
発信地:ワシントンD.C./米国
【11月12日 AFP】新型インフルエンザA型(H1N1)のワクチンや抗ウイルス剤の不足が指摘されている米国で、病気を理由に有給休暇が取れない労働者が、新型インフルに感染した状態で出勤を続ける懸念が出ている。 10日開催された新型インフルのパンデミック(大流行)時における有給病気休暇に関する米上院の厚生教育労働年金委員会の公聴会で、クリストファー・ドッド(Christopher Dodd)上院議員(民主党)は、新型インフルが「全米の労働者とその家族に非常事態を引き起こしている」と指摘。米国は有給病気休暇に関する国策がない世界でたった5つの国のうちの1つだと述べた。 有給病気休暇の規定のない米民間企業で働く人々は5700万人おり、多くは配膳業やホテル業界の低賃金労働者だ。ドッド議員は、こうした労働者は新型インフルに感染しても、「同僚を感染させるリスクをおかして出勤するか、その日の給料をあきらめて欠勤するかの二者択一になる」と指摘した。 米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)の統計によると、米国では4月に初の感染者が確認されて以来、全米48州で5700万人が新型インフルに感染したとされ、子ども129人を含む700人近くが死亡している。
2009年11月12日 AFP/Karin Zeitvogel
もちろん「感染させるリスク」は「同僚」に限りません。「配膳業」ってのは文字通り配膳をする人でありまして、料理をお客さんのところまで持ってくる人です。大丈夫ですよサイゼリアとか安い店にはいませんから。そういう人たちは値段の高いお店、それからもちろんホテルなんかにもいますね。
実際に懸念されているのは、高級ホテルとか高級レストランに出入りするような高級なお客様が、そういうところで働いている低給労働者どもから病気をうつされるという事態です。事情は日本でも変わりません。ホテル業界でも正規雇用者はともかく、非正規の人は有休なんか取らせてもらえません。たとえ病気でも。そもそもアルバイトにも有給休暇があるということも知らない人が多いのではないか。
配膳人、日本ではアメリカなんかより英語が普及していますから「サービスクリエーター」などと呼ぶ場合もあるようですが、この人々の場合、事態はパートやバイトよりも深刻です。配膳人は配膳人紹介所が実質的に抱えておりまして、レストランやホテルのバンケットのオーダーに応じて手持ちの人員を「紹介」しますが、雇用者は彼等が働く飲食店ということになります。そういう雇用形態ですから、有給休暇が認められる要件である「6カ月継続勤務」を満たすことがないのです。したがって日本でも、この人たちには有給休暇は本当にありません。
もちろんアルバイトにしても配膳人にしても必要最低限の人員を配置するのが当然でありますから、急な欠員は大変に困ります。普段から言っていることですが、病気にかかるのは自己管理がなっていないからです。このように言う以上は病気を隠して出勤することが期待されているということを肝に銘じるべきです。立って歩けるのであれば出て来なさい。
というわけですから、普段そんな高級方面には縁のない人も、親戚や友人の中には一世一代の見栄を張ってホテルなどでン百万のウェディングなどをやらかして出席を要請される場合もあるでしょうが、そんなところには行かないのが賢明です。どうしても行く場合にはゴーグルにマスク、グローブにシューズカバー、そして防疫服というのが当日の正装です。
それでも立場上仕事柄どうしてもそういう場所に頻繁に出向かなければならない人もいるでしょう。大変残念ですが、感染を防ぐことは不可能です。まあ自業自得というものでしょう。どうせ死にゃしません。仮に死んでしまっても一向に構いませんが。



え、陛下のためなら命落としても惜しくない?これは大きなお世話だったようでタイヘン失礼いたしました。