2010年06月19日

冤罪は3日に1人

取り調べ可視化、一律実施は見送り=法務省が中間報告


 法務省は18日、犯罪取り調べの録音・録画(可視化)について、「すべての事件で一律に行う必要性は疑わしい」とする中間報告をまとめた。報告は、取り調べの全過程を録音・録画するのか、一部にとどめるのかは引き続き検討するとした。同省は今後、警察庁とも協議して、可視化の対象とする事件の範囲などを決める方針だ。

 中間報告は、検察庁が2008年中に受理した事件約199万2000件について、公判請求したのはわずか6%(11万9000件)と指摘。さらに、裁判員制度の対象となる最近の重大事件(年間2千数百件程度)のうち、自白の任意性が争われた事件は3%程度にすぎないとし、「相当な負担・コストをかけてもメリットに見合わないことが懸念される」と強調した。

 その上で、すべての事件を可視化することは「現実性にも欠ける」と、一部の事件に限定せざるを得ないと結論付けた。また、可視化する事件でも、取り調べの全過程で実施すれば裁判での証拠調べが長時間に及ぶなどとして、「録音、録画を行う取り調べの範囲についても、さらに検討を要する」とした。

2010年6月18日 時事


毎日新聞の石川淳一さんによると「捜査現場から反発を受け」て凹むことを「現実的な路線」と称するわけですが、千葉景子さんも八百屋の店先にいたときみたいにポコポコ叩かれてすっかり柔軟に、というかアタマの中身がグチャグチャなのはカボチャだから当たり前です。

「中間報告」によれば検察で受理した事件の約75%が交通事件なんだそうですが、交通事件に冤罪が存在しないわけではありません。年間二千数百件の「重大事件」が存在し、そのうち3%で自白の任意性が争われているそうです。仮に2500件に対する3%とすると、年間75件の「重大」な冤罪が存在する可能性があるわけです。その他にも「重大事件」意外で自白の任意性が争われた事件もあるでしょうし、さらに虚偽の自白をした者が必ずしも公判で争っていないことから、冤罪は年間100件以上発生していると見ても良いでしょう。

1年贈らせれば100人の犠牲ですが、これは法務省やカボチャババアにとっては「現実的」な話ではないのかも知れません。200万件の中の100件くらいどうってことないのです。それに、冤罪を防止することは僕なんかにとっては「メリット」になるわけですが、法務省にとってはそうではありません。

これはおそらく、明らかになった冤罪が冤罪全体の数%に「すぎない」からでしょう。バレなきゃ大丈夫ですし、たいていの場合はバレません。ここで犯罪者の皆さんには朗報です。冤罪が存在する分、バレていない犯罪があることになります。処罰されない犯罪は稀ですが、誰かの犯罪が露見しないことが沢山あるのです。そして法務省は何らかの法的な処分が実施されればそれで満足してしまいます。犯罪を犯して、誰か別の人が捕まることを期待する充分な根拠があるというものです。

「中間報告」が挙げる「課題」、というか取調べを可視化しない「理由」は

報復の恐れなどから被疑者が真実の供述をためらう
供述が記録に残るので不利益な真実を述べるハードルが高くなる
調書の作成を前提としない情報の獲得が困難になる
取調官が萎縮する
(産経ニュース)

取調べは犯罪現場やパトカー内など取調室以外にも多様な場所で行われる
(日本経済新聞)

捜査関係者だけでなく弁護人や裁判官・裁判員も長時間の視聴を強いられる
機材購入や増員費用が相当額に上る
(asahi.com)


などというものですが、これらは、例えば録画さえしていなければ被疑者は喜んでペラペラ喋りまくるというようなあり得ない仮定に基づいていたり、「調書」が「供述の記録」ではなかったとか、取調官がとても他人には見せられないようなことをしているんだとか、代用監獄で尋問を行なっているんだとかいうことを図らずも暴露してしまったりと、ツッコミどころ満載です。

たしかに、ヤクザが報復に来る場合もあるでしょうから、そういう場合はあくまで特例として考慮すべき事例もあるかも知れません。実はほとんどの犯罪がヤクザがらみで、ヤクザでない人は全て冤罪であるというのであれば話は別ですが、これを一般化するのは無理があるでしょう。てゆーかこれでは法廷で被告人に不利な証言をすること自体が「あり得ない」ことになってしまいますが。

取調官が「萎縮」するのは良いことですが、これは実は「取調官が容疑者と信頼関係を結んでから」いわば迎合的に「供述を得る手法」(讀賣新聞)が使えなくなることを指しています。これは取調べの全面可視化が必要とされる理由のうちでもっとも重要なものであるといって良いでしょう。

裁判員の負担の増加は当然予想されます。生活に差し障りが出て来そうです。しかしこれなんかは裁判員制度が最初から抱えていた問題なのであって、そんなことを今さら気にするのであれば遠慮する必要はないので裁判員制度などさっさと廃止してしまえば良いだけの話です。しかし冤罪の不利益と裁判員の負担の増加による不利益とでは、そもそも比較にすらならないと思いますが。

費用については単なる冗談だと思いますが、この場合は本当に電気製品などを購入する必要があるわけで、役所というものはあまりにも使途がはっきりし過ぎている場合には、そのようなお金は欲しがらないものである、ということでしょう。

法務省のスケジュールによれば7月から「警察等との協議」が、例によって最低でも1年後まで予定されており、カボチャと蛤がだらしのない話し合いを繰り返すことになっております。おそらくこの2人のことですから、「公判で自白の任意性が争われた事件について取調べ過程の録音・録画を行なう」というようなことを言い出すんでしょう。そして蛤は録音・録画されないことを前提とした「新たな捜査手法」を導入する筈です。気の弱い裁判員は、そんなものを見なくても済むのです。


posted by 珍風 at 16:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おれ寝かせてくれないので気持ち飛びすぎだろぉぉぉっ!!
密 室 ゴーモンで攻められまくって、俺もうずっとヘル状態www

調 書にサインしたし、こりゃもう裁 判とか意味ねーな!!www
Posted by 焼鳥んひょひょぉぉぉっ!! at 2010年06月20日 17:00
ミニスカポリスみたいなエロキュートな婦人警官さんやセクシーな掃除のオバサンなど4人の女性が入れ替わり立ち替わり「寝かせてくれない」のが「新しい捜査手法」だ!こいつぁこたえられねえ。んひょぉぉぉっ!!んひょぉぉぉっ!!なにもかも夢だった。カボチャババアと蛤オヤジが僕を僕を僕を殴る、この世を花にするために。
Posted by お楽しみ中のところ珍風です at 2010年06月21日 10:16
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。