2010年08月13日

燃えろ都合のいい女

【児童虐待死】厳罰化新法などを求め、署名10万人、国会へ


 相次ぐ児童虐待の防止策を国に求め川崎市と神戸市の女性が別々に始めた署名活動への賛同者が合わせて10万人を超えたことが11日、分かった。署名のきっかけの一つになった大阪市の松本聖香さん=当時(9)=が虐待され死亡した事件以降、全国ですでに20人を超える子供の命が失われた。2人は新たな虐待防止策が一刻も早く確立されることを願い、歩調を合わせることを確認。集めた署名を9月の次期通常国会にそろって提出する。

 2人は、川崎市麻生区の会社員、成田浩子さん(34)=ひまわり署名プロジェクト=と神戸市灘区の主婦、藤原八重子さん(64)=児童の虐待防止を切に願う会。

 成田さんは昨年4月の松本聖香さん虐待死事件で、加害者が殺人罪に問われなかったことに疑問を抱き、活動を始めた。聖香さんが死ぬ直前、うわごとのようにつぶやいたとされる「ヒマワリを探しているの」という言葉から活動の名前を付けた。

 児童への虐待行為そのものを取り締まり、厳罰化を盛り込む新法「児童虐待致死傷罪」の制定のほか、児童相談所と警察などの関係機関の情報共有の徹底などを、インターネットや街頭で訴えてきた。

 全国で虐待事件が起こるたび署名は増え、7月は聖香さん事件の裁判や大阪市西区の2幼児置き去り死事件の影響で、一気に増加。8月9日時点で計約7万6千件に達した。成田さんは「事件の多さに悲しくなるが、署名してくれた人の思いを虐待防止策の実現に生かしたい」と話す。

 藤原さんは、奈良県桜井市の吉田智樹ちゃん=同(5)=が3月に虐待死した事件を機に活動を始めた。育児放棄(ネグレクト)されていた智樹ちゃんの体重は約6キロ。藤原さんは、生後4カ月だった孫とほぼ変わらないことに驚き、怒りと悲しみがこみ上げてきたという。

 活動では「親に見放された子供は社会が守るしか手だてがない」と呼びかけ、病院などからの通報に行政が迅速に対応できる態勢づくり、児相の増設・増員などを訴え、4カ月足らずで約3万3千件を集めた。

 5月5日のこどもの日には、「ひまわり」が関西で初めて実施した神戸市須磨区での街頭署名にも飛び入り参加。藤原さんは「以前から協力したいと思っていた。10万人のインパクトは大きく国を動かせるのではないか」と期待を込める。

 両者の請願書の内容は完全には一致しないが、成田さんは「虐待防止策の充実という目的は同じ。一緒に国会へ提出して訴えたい」と話している。

2010年8月11日 産経ニュース


「両者の請願書の内容は完全には一致しない」にも関わらず、成田浩子さんによれば「目的は同じ」なんだそうです。もう一人、藤原八重子さんという人もいるそうですが、こちらの方はどういう考えでいるのかよく分かりません。この記事では成田さんの方が主導権を握っているように見えます。

「ひまわり署名プロジェクト」という名称は松本聖香さんが「うわごとのようにつぶやいたとされる」言葉から採られているそうですが、成田浩子さんの言っていることは完全な「うわごと」のようです。「児童への虐待行為そのものを取り締まり、厳罰化を盛り込む新法「児童虐待致死傷罪」の制定」だとか「児童相談所と警察などの関係機関の情報共有の徹底」に何の意味があるのか、全く分かりません。

成田さんは「児童への虐待行為そのものを取り締ま」るんだそうですが、これはなかなか良いアイデアです。「虐待」は「取り締まり」の対象であり、「犯罪」として扱われるのです。したがって、虐待を行なう親は児童相談所に相談に行くときは覚悟しなければなりません。それは「自首」に他ならないからです。なにしろ児童相談所は警察と「情報共有」を「徹底」することになっているのです。「相談」しているとオマワリさんが来て手錠をかけるのです。もし「相談」に行くとすればですが。このようにして、先ずは親の「相談」件数が減少します。「件数」さえ減少すればそれは「防止策」が功を奏したものと言って言えない事もないでしょう。

「虐待」の通報者には更に重大な責任が課せられます。「通報」はもはや虐待されている児童を救うことを意味しません。それは隣人を「犯罪者」として警察に引き渡すことなのです。しかし、もしあなたが「通報」した人が、「児童虐待致死傷罪」を犯した「犯罪者」と認められなかったらどうなるでしょう。あなたは何の罪もない隣人を「犯罪者」と名指し、オマワリさんに手錠をかけさせ裁判官に審理させ、要するに現状ではこれだけでもう排斥されるに充分な境遇に追いやることになるかもしれないのです。このようにして「通報」件数も減少するでしょう。

成田さんの主張するところは、「虐待」の「発生件数」を減少させるのに確実な効果が期待出来ます。しかしながら成田さんによる説明はこのように明解なものではないようです。

署名の第1回提出について

〜ひまわりで今まで集めていた署名を
『第1回分』として次期国会へ提出します〜
 
 
当署名へのご支援、ありがとうございます。
産経新聞で報道されております通り、頻発する虐待事件への少しでも早い対策を願い
児童虐待の防止に向けた体制強化を求める署名(児童の虐待防止を切に願う会 藤原八重子さん)と連携の上で 今まで頂いたご署名を第1回分として提出することとしました。
提出を行ってもひまわり署名の活動は今後とも続けて参ります。
 
 
署名を開始してから厳罰化だけでは虐待は防げないという意見を何件か頂きました。
それについては私も全く同意見です。
ではなぜ厳罰化を第一に掲げているかというと
・現在は虐待をみてもその家庭の躾であるという意識がまだ根強い。
 →虐待を罪とすることで通報件数の増加を狙う
・今は家庭内になかなか立ち入れない警察が虐待に対して積極的に動けるような状態にして
  子供の命を守ることを最優先にする。
  …という意図があります。
 
虐待をなくすためには周囲の虐待への関心を高めること、何かあったときに
すぐに親子をサポートできる体制を整えることが必須だと思います。
ただ、それにはある程度の段階が必要なのではないでしょうか。
 
以前に聞いたものですが、
フランスのマクドナルドで4歳くらいの女の子が床にポテトを落としてしまったところ、
一緒にいた母親が激昂し、女の子の頭を床に擦り付けた。
それを見ていたある男性客が母親を止め、別の客が子供の保護を行っている間に
周囲の数名が通報の電話を入れていた…という話がありました。
 
もしこれが日本であれば?と考えると周囲の客が行えるのは店員への連絡程度で、
母親を止めるという行為にはなかなか及ばないのではないでしょうか。
これは国民性だけではなく、ひとりひとりの虐待に対する関心の高さによるものだと思います。
日本では子供を殴るのは親の躾であり当たり前と言う考えがまだまだ根強く残っています。
そんな中で「躾」に介入するのをためらうのは自然な流れだとも思います。
でも、私はその部分の認識を変えていきたいと考えています。
もし『虐待は躾であり当然』という考えが『虐待は問題行動だ』という考えに変わる人が増えれば、
虐待でいのちを落とす前に周囲が介入することがもっと容易になるのではないでしょうか。
もちろんただ罪とするだけではなく、親子を引き離した後での両者のカウンセリングや
親に対しての教育を行い、再発しないための環境を作る手伝いをするであるとか、
社会全体で有事の際にすぐに動けるネットワークを準備しておくこと
つまりは再発防止のためのシステム構築を行うというのが不可欠だと思います。
 
ただこれらを一気に行うことは現状では難しいと思います。
まずは着手しやすく、一番多くの人の認識を変えられる部分としての罰則化を
虐待減少のためのステップの一段目にできれば、と考えています。
 
どうぞ今後とも皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

2010年8月11日 ひまわり署名プロジェクト
http://blogs.yahoo.co.jp/maylibrids_hope/16333195.html


成田さんは「なぜ厳罰化を第一に掲げているか」ということについて説明を試みています。ここには涙ぐましい努力があります。しかし残念なことに「努力」しか存在しません。そして「努力」は、それに相応しい結果を上げることが出来ずにいます。なによりも成田さんが「不可欠」であると書いている「親子を引き離した後での両者のカウンセリングや親に対しての教育を行い、再発しないための環境を作る手伝いをするであるとか、社会全体で有事の際にすぐに動けるネットワークを準備しておくことつまりは再発防止のためのシステム構築を行う」ことと「厳罰化」が全然両立していないのが涙なくして読む事は出来ません。

「虐待を罪とすること」自体に「通報件数の増加」という効果が期待出来ないのはともかくとして、そのことによって「虐待をみてもその家庭の躾であるという意識」を「変えていきたい」というのは、いくらなんでも無理な相談というものです。その前に「躾=虐待」という「認識」がなければならないからです。

しかし、成田さんが「どういうわけだか」そこのところをすっ飛ばして話をしているので、何がなんだかさっぱり分からなくなるのです。「子供を殴るのは親の躾であり当たり前」は「虐待」に他ならない、ということをちゃんと書かないといけません。ところが、成田さんはそんなことを書こうともしないのです。

成田さんの議論を上記のように捕捉するとすれば、新たに「児童虐待致死傷罪」などというものを設定するよりも、民法第822条の親権者による懲戒権を廃止することが論理的です。仮にこれを放置したまま「児童虐待致死傷罪」を制定するとしても、「虐待をみてもその家庭の躾であるという意識」が変わることはありません。もちろん虐待者がこの罪による訴追に対して「懲戒権」をもって抗弁することは今まで通り全く可能です。

もっとも、いくら「懲戒権」でも「死」は国家の独占であるところ、餓鬼を殺してしまった場合には「躾」もなにもあったものではないでしょう。そして、事ここに至ってはじめて「児童虐待致死傷罪」が問題となり得ます。つまり、「児童虐待致死傷罪」は相当に重大な被害の発生を待たざるを得ません。「懲戒権」がある限り、どこにあるのかわからない「懲戒」の限度を踏み越えるまで、餓鬼は苛められるままなのです。「虐待」を「防止」するためには被害児は死ぬか、場合によってはそれ以上の損害を受ける必要があるわけです。

したがって成田さんの主張するところは無意味である以上に危険です。仮に成田さんが児童虐待の防止を目標としているのであれば、それは児童の死によってしか果たされる事がないからです。そして逆に、成田さんが児童の死を望まないのであれば、その目標は虐待を「死なない程度」に抑制する事でしかありません。これは被害児にとっては「生き地獄」となります。

押尾さんは地獄の入口にいるのかも知れませんが、餓鬼共は成田さんのおかげで生きたまま地獄を見る事が出来ます。これが成田さんの目標なのかどうか知りませんが、少なくとも「児童虐待致死傷罪」の制定によって「懲戒権」の撤廃は回避される事になるでしょう。それが成田さんの狙いであるかどうかはわかりません。しかし成田さんは自らの議論の展開が必然的に要請する「懲戒権の撤廃」について敢えて書くことはないようです。

成田浩子さんは34歳にもなってこのような大間抜けなので、産經新聞にしか報道してもらえないのも自業自得と言うべきでしょう。Gppgleの「ニュース」で検索する限りは「ひまわり署名プロジェクト」を報道しているのは上記の8月11日の記事、8月1日の産経大阪、そして7月22日の「産経抄」のみです。何か特別の関係があるのか知りませんが、それは何故か下村さんの事件の1週間前から始まり、ほぼ10日ごとに記事になっている、ということのようです。

ちなみに「ひまわり署名プロジェクト」の「紹介議員」は民主党の笠浩史さんです。笠さんは成田さんが大切な事をすっかり書き忘れているのをいいことに乗っかっちゃったようですが、品のない行いです。「一介の主婦&会社員」にすぎない成田さんの、素人故のバカに乗じて民法改正を阻もうとしているのに違いありません。もちろん「児童虐待」を「防止」しようなどという気はさらさらないでしょう。むしろたまたま突出した「重大事例」のみを「厳罰」で処置することによって「虐待」を全体として隠蔽し、保守しようとしているにちがいありません。まったく、アタマの悪い女性を利用するとは男の風上にもおけない卑劣漢ではないでしょうか。

可哀想なのは『サッチャー改革に学ぶ 教育正常化への道』や『教育激変 - 新教育基本法案がめざす「家庭」「学校」「日本」の10年後』に書いている、およそ「児童」に限らず何人の権利といえども尊重しないような、特に女性を道具のように扱って恥じない笠さんに、まさに道具として利用されている成田浩子さんであります。おそらくマトモに言葉を話したり、字を書いたり、署名を呼びかけたりするようなことは難しすぎるのでしょう。成田さんはこれを全部やっています。それも立派にやり遂げているようです。おそらく僕なんかが思っているほど低能でもないのでしょう。彼女は自分のやろうとしている事を知っているのです。言わないだけです。利口な人がワザと言わないでいることを言ってしまう僕が低能で池沼でくるくるぱーです。


posted by 珍風 at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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