2010年08月14日

ネ申ノマの黄昏

我等がヒーロー、てゆーかヒール、小梛輝信さんはネ申『稲毛新聞』のトップニュースに出世なさいました。

小梛元議長が千葉市を訴える

 行政が個人の悪口公表は権限外
 無能力ぶりを証明した市長

   3百万円の慰謝料請求に狼狽

 先月号で報道したように、恐喝未遂事件で逮捕・起訴された小梛輝信元千葉市議会議長には、懲役3年執行猶予5年の判決が下されたが、小梛を担当した石井元弁護士は、弁護するどころか小梛に対して自白を強要したり、検事の言うことに従えば罪は軽くなるなど虚偽の指示をしたとして東京第二弁護士会に石井弁護士の懲戒請求をしていた矢先、今度は千葉市長を相手に訴訟を起こしている事実が判明した。訴状によれば、熊谷市長は職権で市役所幹部職員に対してアンケートを実施したが、権限外の行政指導で、あたかも小梛元議長が悪者であるという回答を引き出し、マスコミ各社に公表し、報道させたことは個人の名誉を毀損したことになると、国家賠償法に基づいて300万円の慰謝料を求め争っている。【文・佐藤正成】


   冤罪だ≠ニ主張する小梛元議長

 市会議員を4期務め、せっかく議長まで上り詰めたのに、現在はさしたる仕事もなく、自宅でひっそりと生活している小梛。逮捕されてから拘留中に強度の神経障害となり、耳が聞こえなくなり手術を受けたが未だ完治していないという。

 ようやく冷静さを取り戻し、事件のことを反省し振り返ってみると「オレは何も悪いことをしていない、冤罪だ」と言って憚らない。

 本紙は「盗聴の罠にハマッタ小梛」(2009年10月号)という見出しで事件を報道した。逮捕の直接の原因は、盗聴テープが最大の証拠になっている。

 市役所職員との会話盗聴・大成建設との会話盗聴。過去の判例では録音テープは改ざんが容易であり決定的な証拠とされないのが普通だが、なぜか小梛の場合テープが重要視された。

 恐喝未遂逮捕されたのは「町内にこんな人もいる」といって暴力団の名刺を見せた。見せるだけでは問題ないが、テープのやり取りが証拠となったようだ。

 伊藤安兼弁護士(やすかね法律事務所)は「会話は信頼の上で成り立つ。それを最初から何らかの目的をもって盗聴するということは信義に反する」と語る。


   権限外の調査

 小梛逮捕劇に便乗?した熊谷市長は、追い討ちを掛けるように市役所幹部職員千人に対して、職権で庁内ネットワークでメールによるアンケートを実施した。

 その質問内容は「過去5年以内に議長や議員から不適正な要求や圧力行為の有無」を問う質問である。

 熊谷市長は平成21年12月24日、記者会見でそのアンケート調査結果をマスコミに公表し報道させた。その内容は、あたかも小梛元議長は悪人であるかの如く、民間人になった元議長を行政が糾弾したことになる。

 熊谷市長が幹部職員のアンケート結果をマスコミに公表したことについて伊藤安兼弁護士は「議員と職員の関係について権限外の行政指導したことは明らかに逸脱した行為。アンケートは行政目的も明確ではなく、集計内容も前議長の悪口に終始しており、これをマスコミに公表したことは名誉毀損。千葉市の無能力ぶりを証明したようなものだ」と厳しく批判した。

 この第1回裁判は7月中旬に行われ、第2回裁判は9月14日に行われるが、成り行きが注目される。

 本紙はこの件で熊谷俊人市長にコメントを求めると「今後、裁判で適切に主張していきますが、元議長の恐喝未遂事件が社会に与えた影響は大きく、こうした行為は理解に苦しむものです」と回答してきた。

2010年8月8日 稲毛新聞


石井元弁護士が千葉市長を相手に訴訟を起こしたのかと思いましたよ。『稲毛新聞』は一部では「ネ申」と崇められているそうなのですから、佐藤さんもひとつそのつもりで、出来るだけでいいですから、せめて文章だけはマトモに書くようにお願いしたいものです。

名刺を「見せるだけ」なら「問題ない」のかも知れませんが、「住民の建設反対運動を偽装し、住民の中に暴力団員が存在する事を示唆して「なめんじゃねえぞ」と言うことは恐喝を企てる事に他ならないでしょう。佐藤さんは「盗聴」すなわち言葉による恐喝未遂行為の証拠が存在することが、何かとてつもなく悪い事のように書いていますが、なるほど小梛さんとその仲間達にとっては、それはとっても都合の悪い事ではありましょう。

石井さんに替わって弁護士は伊藤安兼さんです。この伊藤さんが単なる弁護士ではありませんが、なんでも司法書士資格取得のためのお教室に通っていたところ、講師の弁護士のネクタイが裏表だったので「こんなんだったら自分にも出来るんじゃないか」と思って弁護士になったんだそうで、まさにご自身のおっしゃる通り「志は気の帥なり」であります。

と、いうような事が本当に漫画で紹介されているんですから千葉は世も末ですが、
http://www.yasukane.jp/manga/index.html
漫画の中だけリープ21の伊藤さんは市原市の市議会議員もお務めだそうです。市原市の市議会議員に中にもネクタイをきちんと締められない人がいるようですが、市原市にも千葉市同様、立派な市議会議員が存在しているという事実は、局外者に取って誠に心温まる酒席の話題であります。

伊藤さんは、会話の録音は「信義に反する」とか言っていますが、会話の録音が行なわれた時点で「信頼」関係は既に損なわれていたと考えられ、それは録音された会話の内容から推定する事が出来るでしょう。もっとも、両者の信頼関係が崩壊するに至ったやりとりそのものは当然の事ながら録音されておらず、信頼関係の崩壊は推定に過ぎないともいうことが出来ます。そこで大成建設側は通常想定される信頼関係が存在するところ、信義に反して録音を行なった、と主張する事が出来る、と考えた模様です。

さすがに弁護士は考える事が違います。小梛さんのようなクライアントの要望に応えるにはこのように柔軟な頭脳を駆使しなければなりません。それが結果としてヤクザの難癖に類するものであったとしても仕方ありません。元々そうなんですから。もっともこのような話が法廷で通用するのかどうか知りませんが、少なくとも伊藤さんと会話するときは「信頼」は難しそうであり、「最初から」録音しておく事が必要なようです。

実際には伊藤さんはこんな恥ずかしい議論を法廷で持ち出さずに済むでしょう。争われているのは「盗聴」でもなければ「恐喝未遂」でもありません。そんな事を問題にしているのは佐藤さんであり、小梛さんではありません。小梛さんは、千葉市長に対して損害賠償請求をしているのです。

千葉市は小梛さんの事件を受け、以前から問題視されていた小梛さんの言動、すなわち議員がその立場を利用して行政側に不当な要求をしたりしたことがあったかどうか、確認をとったものです。中には小梛さんが市の職員に対して公共工事の発注方法を変更するように怒鳴り上げ、その結果その工事は小梛組が受注する事になった、という事例もありますから、そのようなことで行政の適正を阻害された事例を調査する事には正当な行政目的が存在するでしょう。

ところが伊藤さんは「議員と職員の関係」において不当な行政が行なわれることを防ぐ事は「逸脱した行為」であると言っています。それは市長の「権限」ではなく、市長はこのような事態を黙って指をくわえてみていれば良いんだそうです。まあ、前の市長はそうしていましたし、自分でもやっていたわけですが。あまり大きな声では言えないことですが、千葉市や市原市ではこういうのが市議会議員が真っ昼間から大きな声で言って憚らない見解なのです。

集計の結果が「前議長の悪口に終始」してしまうのは、これはもう仕方のない事です。小梛さんがネタを提供しているんですからどうしようもありません。「あたかも小梛元議長が悪者である」ように見えるのは、小梛さんがあたかも悪者であったからに他ならないとしか言いようがありません。問題の「アンケート」は千葉市のHPで公表されています。

「前議長等からの職員に対する要求行為に関する調査について」
http://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/hisho/hodo/kisya/download/09122421.pdf

このアンケートは千葉市職員のうち管理職1009名を対象に行なわれ、そのうち524名から回答を得ています。調査の対象事象は「平成16年4月1日以降(約5年以内)に、前議長から受けた不適正と思われる要求と要求に伴う圧力行為の有無」と「前議長以外の市議会議員からの要求行為」です。

524名のうち小梛さんから「不適正と思われる要求を受けた経験があると回答した者」は29名です。「要求の対象となった事務」では「入札・契約」が16件と最多で、具体的には「道路本体工事と安全施設の分離発注を求められた」、「特定の業種から指名するよう要求された」、「特定の事業者の届出を早く受理するよう求められた」というような要求がなされていたようです。

「要求の際の圧力行為の有無」については「再三の要求や長時間の拘束」が10件、「怒鳴る・机をたたくなどの粗暴な行為」が9件のほか、「議会対応を困難にすることを示唆」、「人事上の不利益を示唆」などの、幾分か「知能的」な事案も数件存在します。

粗暴な行為等が多いのも分からなくはありません。要求に対して「不適正・不公正であり断れる」と、職員ですらが思ったものが13件も存在します。おそらく小梛さん自身も「無理」と思いながら要求した事例もあった事でしょう。そんな場合には「粗暴」なやり方がものをいいます。ところが一方では「要求に応えた」ものも4件あったのです。「不適正」な要求30件に対して4件ですから打率は.133。押しも押されぬ1割打者です。

ところでこの訴えは実は6月1日に起こされています。佐藤さんは小梛さんが「強度の神経障害となり、耳が聞こえなくなり手術を受けたが未だ完治していない」というような些末な事には詳しいようですが、この件「判明した」などと知らなかったふりをしているようですが、やはり仲間としてあまり筋の悪い訴訟の事を賑々しく書き立てるのは、さすがに憚られたのかも知れません。何故今になって書く気になったのかは分かりませんが、この件自体は『千葉日報』で既報であります。

千葉市長を名誉毀損で提訴  
小梛元市議長


 千葉市議会元議長の恐喝未遂事件を受け、同市が実施したアンケートをめぐり、小梛輝信元議長(67)=恐喝未遂罪で執行猶予中=は1日、結果を公表し名誉を毀損(きそん)されたとして、熊谷俊人市長を相手取り、精神的苦痛に対する慰謝料330万円を求める損害賠償訴訟を、千葉地裁に起こした。

 訴状では、アンケート結果の公表により小梛元議長が「回復しかけていた市民からの信用を再び失い、市政への復帰がますます困難となった」としている。

 小梛元議長は「大きい声を出したことはあるが、圧力とは思っていない。議員活動の一環。判決が決まった後、全議員を対象にせず、弱い者いじめだ」と述べた。

2010年6月2日 千葉日報


なんと小梛さんが被った不利益とは「市政への復帰がますます困難となった」ことなんだそうです。塀の中に行かなくても懲りない人は懲りないものです。市の職員を怒鳴ったり机をたたいたりして小梛組ために仕事を取って来るのは、小梛さんにとっては立派な「議員活動の一環」です。もちろん、小梛組だけでなく、『稲毛新聞』に広告を出したりしている会社は全て小梛さんの「議員活動」から利益を得ている疑いが濃厚である、てゆーかそのような悪いイメージがまとわりつくことになるのは避けられないのですが、佐藤さんが経営を度外視して小梛さんの支援を続けているのは現代のマスゴミの中においては奇跡と言うべきかもしれないとはいえ、なんというか極めて明解に間違っているところが、千葉という土地柄を良くも悪くも反映しているとかなんとか言うべきでありましょう。


posted by 珍風 at 19:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
またもや千葉県を取り上げてくださり、まことにありがとうございます。しかも今回は新キャラ登場で、心躍る展開でした。まるで「漫画ゴラク」に出てきそうな伊藤安兼弁護士のキャラ立ちぶりに圧倒されます。まあどんな無理筋な依頼でも、職務として粛々と遂行するのが弁護士のつとめなので、オナニさんに見込まれた安兼さんがちょっと気の毒な気もします。今度は伊藤弁護士も訴えられたりして!? 一読者として今後の展開を楽しみにしております。 
Posted by ファンレターフロムヤキトリ at 2010年08月15日 11:30
ちょいと幸の薄そうな髪の毛の薄い伊藤安兼さん、安かねえのか、はたまたお安い兼職か、正にその運命は悪梛さんの掌中の珠とはなりました。はたして伊藤さんに明日という日はあるのか、先ずは『稲毛新聞』9月号を刮目して待たれよ!
Posted by 珍風予告編 at 2010年08月15日 13:15
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。