2010年08月17日

オマワリは死んでも治らない

阿久根市副市長「総務課などの職員は組合脱退を」


 鹿児島県阿久根市の仙波敏郎副市長は16日の課長会で、総務課、企画調整課、財政課の3課の職員を、市職員労働組合から脱退させる方針を明らかにした。竹原信一市長も了承したという。来年3月の組織改編での導入を目指し、労使合意をしたいとの考え。市職労を脱退しない場合は配置換えも検討するという。自治労県本部側は「地方公務員法に抵触する可能性がある」と反発している。

 仙波副市長は課長会で「近い将来、総務、企画(調整)、財政の職員はすべて職員労組からは出ていただきます」と発言。来月以降の団体交渉で提案するという。取材には「組織の中枢部に職員労組の方がいるということは守秘義務の点から問題があり、行政改革が進まなくなる懸念がある」と説明した。

 市によると、3課の職員は現在、計35人。課長などの管理職を除く29人が市職労に加入している。地公法によると、職員は職員団体(労働組合)を結成し、加入の自由が認められている。管理職は一般職員の労働組合に加入できないと定められているが、一般職員の加入を阻止する規定はない。

 阿久根市の場合、「管理職」の範囲を市公平委員会の規則で定めており、課長や課長補佐などが該当する。仙波氏は取材に対し、この規定を変える考えも示唆した。

 これに対し、自治労県本部の高橋誠書記次長は「公平委が規則を変えない限り、従う必要のない命令。団交は拒否しないが、最初から組合を抜けさせるなどと言っている人と話ができるのか。横暴だ」と話す。配置換えに言及した点についても、不利益な取り扱いを禁じた同法の規定に違反する可能性がある、と反発している。

2010年8月16日 asahi.com


市長の恣意によって特定部署に働く職員の組合加入を禁止することは、一般的に言って望ましいことではありません。仙波さんは理由として「守秘義務」を挙げていますが、これは労働者の団結権を制限する正当な理由になるほどに明確な概念ではありません。

しかしながら竹原/仙波さんの言うことから考えるに、「行政改革」という名目で竹原/仙波さんが一般職員に対して不利益な取扱をするにあたって、それは他に知られてはマズいような、正当な理由を欠く処分となる、ということが予想されます。

それだけではなく、それらの不当な処分に関して当該部署の職員には「守秘義務」がある、ということは、当該部署の職員に関してはそのような不当な処分が行なわれないことを示唆します。そしてこれは組合を脱退することによって、その職員は守られる一方、組合を脱退しない者には不利益な取扱がなされる、ということに他なりません。

これは不当労働行為に当たると思われますが、さすがは仙波さん、警察官の鏡です。オマワリさんは一般企業に再就職して「労務担当」になったりすることが多いものですが、仙波さんも何のことはない、他のオマワリさんたちと一緒です。「管理職」の範囲を変えて「名ばかり管理職」をつくるなどというのは民間ではありふれた違法行為でしかありません。「鏡」というのは、飽くまでその中でも「副市長」という多少は聞こえの良い椅子に座ってる、という意味です。何しろ他の人たちは裏方の汚れ仕事なんですから。やってることは同じですが。

組合を脱退して当該部署に勤務する職員が勝手に別の職員組合を作っても良いものかどうかは分かりませんが、おそらく竹原/仙波さんは当該部署職員を「名ばかり管理職」にして経済的にも「優遇」するんでしょう。その分他の連中の給与を下げるから大丈夫です。もっとも、組合としては強固な組合員が表向き組合を脱退して当該部署に潜入されるようにすることは可能でしょう。

これを恐れる竹原/仙波さんたちは、おそらく仙波さんの職業的知識に属する「思想」調査のようなこともして来ると思いますが、そんなものは偽装出来るので問題ありません。しかし組合が上記のような努力を怠る場合は中枢部署職員てゆーか名ばかり管理職と他部署職員の間の対立が先鋭化して業務に支障をきたし、市民に迷惑がかかることになる可能性があります。そして組合は一方的にその責任をおっかぶされることになりますが、それこそが竹原/仙波さんの狙いかも知れません。

竹原/仙波さんのやろうとしていることは憲法違反であり、こき使われるビンボー人に対する公然たる敵対行為ですが、仙波さんも「警察官らしい警察官である」とはいえ、晩節を穢すことかの浜田幸一さんに勝るとも劣るものではありません。本でも書いたらどうか。『日本をダメにしたオマワリの天下り』 『みっともない「生き方」をしよう!』 『センバ敏だう!』。


posted by 珍風 at 12:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
で、ウチの知事閣下殿はタケハラサンを絶賛だ
天才は天才を知るのか天災は天災を呼ぶのか。いやこれは人災だが。アタシにゃどこに市民の利益があるのかさっぱりわからん。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100813-OHT1T00047.htm?from=related
「漏れたことが問題だ」の犬副市長の前職時代の上司も同じことを思っただろう。因果は巡る。そんなに漏れが心配なら全員にパンパースさせとけよ。と
Posted by タイミング悪ika at 2010年08月18日 09:15
なんたって仙波さんは「内部告発」の専門家ですから、その対策のために「副市長」をやっているんでしょう。ヘンリー・リー・ルーカスみたいなもんです。まあ、頑張らないでほしいものです。
Posted by アテント珍風 at 2010年08月18日 14:56
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