2010年10月01日

市民諸君「民衆」に堕ちたまえ

たばこ大幅値上げ初日 新橋のサラリーマン「受け入れるしかない」


 税金の引き上げに伴い、たばこの価格が1日から引き上げられた。平成18年以来で、愛煙家にとっては大半の銘柄で100円以上の大幅な負担増となる。東京のJR新橋駅前にある喫煙スペースでは、出勤前の一服を楽しむサラリーマンらからあきらめの声も。

 喫煙歴が15年近いという、東京都杉並区の会社員、宮崎竹大さん(34)は出社前に喫煙スペースでたばこをくゆらすのが毎朝の習慣。大幅な値上げだが、「電車賃が上がるようなもので、受け入れるしかない」。

 都内の女性会社員(28)は5カートンを値上げ直前の9月30日にまとめ買いした。禁煙も考えたが「なかなか決心がつかないんです」とため息とともに煙を吐き出した。

2010年10月1日 産経ニュース


まあ、サラリーマンだかなんだか知りませんが、100円か200円くらいの値上げでガタガタ言ったり「禁煙」を考えたりするのは、こう言ってはナンですが、どうせビンボー人です。僕なんかこう見えても40年以上ビンボー人をやっていますから、このような事態にも全く動じることがないわけがありません。

民衆の酒 焼酎は 安くてまわりが速い
民衆の酒 焼酎は 安くてまわりが速い
  ビールじゃ 腹が張る ウイスキーじゃ 高すぎる
  民衆の酒 焼酎は 安くて まわりが速い

民衆のタバコ しんせいは 安くて 本数が多い
民衆のタバコ しんせいは 安くて 本数が多い
  ピースじゃ 強すぎる バットじゃ マズすぎる
  民衆のタバコ しんせいは 安くて 本数が多い

民衆の紙 ちり紙は 安くて 枚数が多い
民衆の紙 ちり紙は 安くて 枚数が多い
  新聞紙じゃ 固すぎる トイレットペパーじゃ 長すぎる
  民衆の紙 ちり紙は 安くて 枚数が多い

国民の足 国鉄は 安くて 一番安全
国民の足 国鉄は 安くて 一番安全
  飛行機は すぐ落ちる タクシーは 高すぎる
  国民の足 国鉄は 安くて 一番安全

独逸民謡『樅の木』の替え歌である『赤旗』の替え歌


伊藤一葉が歌ってた『民衆に捧げるバラード』の歌詞の元ネタです。曲の元ネタは「洒落男」、タイトルの元ネタは海援隊という、なんだかよく分からないもんでしたが。

既にアルコール戦線においては市民の「民衆」化が達成されたと言って良いでしょう。「第3のビール」だかなんだか知りませんがプチブル根性にしがみつかんとする「代用ビール」も後を絶ちませんが、安いことには変わりありません。いずれにしても過去20年において焼酎の飲用が一般的となり、現在では「ホッピー」もまた復権しており、今や居酒屋にしてホッピーを置かぬ店はない、と言われています。

今回のたばこ値上げは市民の「民衆」化を一層促進することでしょう。ビンボー人は「民衆のタバコ」を嗜もうではありませんか。「民衆のタバコ」は「しんせい」に限らず、「旧三級品」と呼称される以下の銘柄を指します。

わかば  
 190円→250円 
 タール19mg ニコチン1.4mg 
 フィルター

エコー  
 180円→240円 
 タール14mg ニコチン1.0mg 
 フィルター 

しんせい 
 180円→240円 
 タール22mg ニコチン1.4mg 
 両切り

ゴールデンバット
 140円→200円
 タール18mg ニコチン1.2mg 
 両切り


「旧」にしても「三級品」という呼称が、いやが上にも「民衆」的共感をかき立てるものですが、ここでは「反民衆的」=値段が高い順に並べてみました。それでも250円ですから、今まで300円の煙草を吸っていた人には逆に50円のお得になります。ニコチン含有量も1mg以上とハイスペックであり、セブンスターやホープになんら引けを取るものではありません。

ところで「三級品」の所以は、廃止された「製造たばこ定価法」において「中質及び下質の葉たばこを主原料に用いて調製したもの」と定義されているものですが、これらの商品のタバコ税率は現在でも通常品の約半分でありますから、「旧三級品」への大衆的な転換は政府の反民衆的政策に対する財政的な攻撃となるものとなるでしょう。

ちなみに沖縄の皆さんには地域限定品としてかなり強力な銘柄が存在します。

うるま
 190円→250円
 タール17mg ニコチン1.7mg
 フィルター

バイオレット
 180円→240円
 タール17mg ニコチン1.7mg 
 フィルター


なんとニコチン1.7mgの超ハイスペックであなたの活動を強力にサポートします。戦う沖縄民衆の力の源と言っても過言ではありません。

まあ、「中質及び下質」の葉を使うということですから、味の方は収穫年の作柄によってバラツキがあるようです。それでも某国製の偽物煙草や製造年月日の怪しい盗品煙草に手を出すよりもマシではないかと思いますし、ボジョレーヌーヴォーを飲んで当年の葡萄の悪口を言ったりするのと同様、高尚な趣味であると見なされるべきものです。

とはいえ「美味しく吸うコツ」みたいなものはあるようですから、下記の美人のブログを読んで「旧三級品」を民衆の友としようではありませんか。
http://blog.livedoor.jp/smoking_witch/archives/383291.html


posted by 珍風 at 12:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうですか、バットがついに200円ですか。私の場合はCDを大量処分してマイルドライトを13カートン購入しました。「わーいわーいこれで14300円も得したぞ!」と頭では分っていても、いまいち釈然としないのも事実でございます。仕方がないので「ヤフオクで1個350円で売ったら7800円儲かるぞ!」という風に考えてみたのですが、これは本当にやる奴が出てきそうです。

ところで色っぽい謎のご婦人はJTのヒトですかね?
Posted by 湿気モク夫 at 2010年10月01日 12:46
>湿気モク夫様

日本たばこ産業の従業員かどうか知りませんが、工作員かも知れない。『おいしく煙草を吸える本 タバコNAVI 』にも寄稿しているそうですが、この本には巻頭第一に「きちんと吸う」などとしおらしいことが書いてあるようです。「きちんと」というのは多分「根本まで残さず吸う」という意味だと思うんですが、昔は路上に吸い殻を捨てるとモク拾いの人が来て回収し、残りの葉を集めて煙草を巻いて売っていたそうで、これは路面を媒介にして煙草のリサイクルが行なわれ、それで生活していた人がいたということですね。携帯灰皿にしまい込んでしまったり、火の用心だといって水に浸けてしまうのは考えものであります。
Posted by シケモク珍風 at 2010年10月02日 11:33
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