「日本社会は他人の足を引っ張る社会」…鳩山さん、それって責任転嫁では?
「正面から評価しないで、批判するような文化が日本には横溢(おういつ)している」
鳩山由紀夫前首相は23日、都内で開かれた「新しい公共」をテーマにしたシンポジウムで、現在の社会情勢を批判した。
NPO法人などへの寄付が増えないことに触れた鳩山氏は「裕福な人を評価し、その人が喜んで寄付しようという社会風土ができていない」と分析。「人の幸せがうらやましい、みんな足を引っ張ろうという、世の中に思えてしようがない」と述べた。母親からの巨額の「子ども手当」受領で、首相辞任に追い込まれた責任を世間に転嫁するような発言だ。
鳩山氏は「人の幸せを自分の幸せに感じることのできる社会を作りたいな、というのが一番言いたかったことだ」と語った。
2010年11月23日 産經ニユウス
お久しぶりの鳩山(兄)さんですが、相変わらず暢気なことをおっしゃっているようです。それにしても産經野郎は目出たい収穫祭の日だというのにもうちょっと気の利いたことは書けないんでしょうか。
もっとも、『産經新聞』では今日も小堀桂一郎さんが中国のバカな漁船を「宣戦布告」と言わんばかりの珍説を古臭い假名遣ひで御開陳に及び、あまりのことに「我々」とか「全て」という字にまでふりがなを振られてしまうという、相当に無茶な紙面を構成しておられるようですから、今更何が書いてあっても誰も驚きません。
とはいえ、鳩山さんも鳩山さんであります。鳩山さんちにお金が沢山あることはみんな知っていますが、誰も足なんか引っ張っていません。もしかすると産經野郎が引(ひ)っ張(ぱ)っているのかも知れませんが、「喜んで寄付しようという社会風土」がなければ寄付をしないというのでは、産經野郎が言(い)うのとは別(べつ)の意味(いみ)で「責任転嫁」であると言われても仕方がありません。
実際には「寄付」をしないから「裕福な人が評価」されないような気もしますし、青木擴憲さんのような人が「足を引っ張って」いるようでもあります。青木さんなどはビンボー人の「足を引っ張る」どころか「頭を押さえつけ」たり「首を切断」するために政党を作らせたようですが、そういうのは「寄付」とは言いません。政治趣味かも知れませんが、どちらかというとビジネスの一環です。
「寄付」のようなことをしているようですが、それも同様の目的をもつ団体向けでありますから利己的な目的にのみ従っているとしか思われませんし、それだけならまだ良いのですがよせば良いのに「第一人者」監修の間違った知識を広めようとしているのですからほとんど犯罪です。「わが国伝統の家庭教育を復興し、より良い日本を再構築する」と称する「日本家庭教育協会」も、ゴミ同然のDVDを山ほど押し付けられてさぞ迷惑でしょうが、それは普段の行いが悪いせいですから辛抱して1枚ずつ電子レンジでチンしていくしかありません。
青木さんも一部(いちぶ)では尊敬(ばかに)されている立志伝中の人物(なりあがりもの)ですから教養(きょうよう)がないのは青木さんの責任(あたま)ではないのですし、産經野郎も新聞記者(へたれ)の中(なか)では一番(いちばん)学校(どうぶつえん)の成績(いち)が悪(おお)い組(くらす)でしょうから何(もんく)を言(い)っても無駄(りかいふのう)でしょうが、考(かんが)えてみれば『産經新聞』の読者(もんもう)も同(おなぐんだん)じようなもんなんでしょうから人(たにん)の幸せ(ばか)を自分(ちんぷ)の幸せ(ばか)に感(まん)じることのできる社会(せっくす)を作(や)りたいな。
官民による「児童ポルノ排除対策推進協議会」発足
http://www.unicef.or.jp/osirase/back2010/1011_13.htm
>村木厚子内閣府政策統括官が副会長に選出されました。
検察は村木さんを狙ったわけじゃありませんが、他の目的のために犠牲にすることを躊躇ってもらえるほどのもんじゃなかったというだけのことでしょう。大変だよねえ公務員も。しかし自殺を偽装されるようなことがなかったのは、生かしておけば使いようがある、ってことだよね。それでこういうことになったと。