2011年01月13日

狂劣ばか様の轢死的使命

内閣改造、与謝野氏を要職で起用へ


 「私がいることにより、いろんな非難・中傷が平沼代表らのところに集まるのは不本意と思い、辞めることにした」(与謝野馨衆院議員)

 朝一番には離党の理由を「理念の違い」としていましたが、わずか2時間後、改めて会見した与謝野氏はもはや政権に加わる意欲を隠そうともしませんでした。

 「(菅首相の政策については)私がお手伝いできることがあったら陰ながらお手伝いしたい」(与謝野馨衆院議員)

 財政問題に造詣が深い与謝野氏をブリッジに、野党との協議を進めようとする官邸の意図がにじむ今回の離党劇、ですが・・・。

 「極めて頭のいい、政策マンとしてはなかなか大した方である。私はそれは認めます。ただ政治家としての行動、出処進退、そういうものに対する考え方は私どもと違う。私がきょう申し上げられるのはこれだけです」(自民党 谷垣禎一総裁)

 自民党からは自民党の比例選出からたちあがれ日本に移り、さらに民主党に協力姿勢を示した与謝野氏について、「議員辞職すべきだ」と激しい批判が噴出しました。野党の反発をあおるだけの結果となりかねない、与謝野氏の引き抜き。菅総理の思惑はどこにあるのでしょうか。

 「今、あの、いろいろ時間的な調整を行っています」(菅首相・12日)

 12日、内閣改造についてこう述べた菅総理が、日程についての方針を固めたのは11日の夜。

 「14日に内閣改造、24日に国会召集で調整してほしい」。福山官房副長官に電話でこう指示しました。17日の内閣改造を想定していた仙谷官房長官や福山副長官でしたが、「一日でも早く予算案などの審議入りを目指したい」という総理の強い意向と受け止めました。

 「多くの政党の皆さんにも理解をいただき、できればより多くの皆さんに賛成をいただきたいというのも、もうひとつの大きな要素であります」(菅首相)

 年初の会見で、これから審議入りする来年度予算案の修正をもちらつかせる、異例の発言を行った菅総理。ねじれ国会を乗り切るため、社会保障制度や消費税問題など、恒久的な政策課題について、野党を協議に巻き込むことで協力の道を開こうという腹が透けて見えます。

 ですが、菅総理はもう1つの打開策を描いていました。年明け、岡田幹事長や枝野幹事長代理が深夜、会合を繰り返す場面が目につきました。密議の場で行われていたのは、通常国会で重要法案を成立させるためのシミュレーションでした。

 例えば、「郵政関連法案は、参議院で否決されても衆議院で社民党などが賛成に回ることで、3分の2以上の賛成を得て再可決による成立が可能」などと菅総理に報告していました。

 「3分の2を使えば、国会はどうにでもなるんじゃないか」(菅首相)

 さらに菅総理は、周辺にこうも漏らしています。

 「こんな国会、ばかでも乗り切れる」(菅首相)

 一方で野党に政策協議という水を向け、また一方で、3分の2による強行突破を模索する硬軟そろえた作戦ですが、菅総理の言葉を聞いた政府高官や総理周辺は、強気とも楽観的とも受け取れる国会戦略にあきれたといいます。

 「3分の2を使うためには予算案の修正など、どれだけの妥協が必要か、総理は分かっているのか」(政府関係者)

 「(Q.長官自身が交代の方向になったと?)まぁ、そういうことです。(首相は)政治的なある種の大局判断をされたということだと思います」(仙谷由人官房長官)

2011年1月13日 TBS


まあ与謝野さんは右翼養老院の中では異彩を放っていましたし、菅政権は明確な増税路線ですから何の不思議もありません。菅さんも「共通性が高い」と言っています。もっともこうなると菅さんと自民党との違いは何だったのかよく分からなくなって来るわけですが、違いはありませんから大丈夫です。

石原さんは悔し紛れに「なんで沈みかかっている船に乗るのかね」と言っていますが、沈んでいる船から沈みかかっている船に乗り換えるのは「政治家の資質」として必ずしも間違っているとは言い切れません。しかしだからといって「これで彼は終わりだと思う」という予言が当たらないというわけでもないんですが。

それはそれとして、これからの国会は「ばか」がどう乗り切るのかが見物なんだそうです。「ばか」が言っているそうですからこれほど間違いのないことはありません。「ばか」が「ばか」であることは最近の7カ月で証明されているようですからこれも間違いありません。間違いと気違いは江戸の華です。

もっとも自民党と区別のつかなくなった菅政権には実際のところそれほどの苦労はないようなのですから、「ばかでも乗り切れる」ことは「ばか」でなくてもわかりそうなものですが、そんなことをつい口に出して言ってしまうところが「ばか」で、それが漏れてしまうのも「ばか」です。実際には政党というものは自らの政策が実現されればそれで満足する様なものではありませんから「ばか」の企みは意外と上手くいきません。野党に振り回されて何も出来ないのは目に見えていますが、何もしない方が良いくらいの政権なので何の問題もありません。

ところでさっきから「ばか」「ばか」と言っているわけですが、民主党の両院議員総会では「ばか」の独裁が宣言されました。岡田さんは「一枚岩というのはみんなで「ばか」になることだ」と言います。あんまりな話ではありますが、それに伴って今後は「ばか」のことを「ばか」などと言わずに尊称をもって畏れ謹みつつ呼称しなければなりません。これからは「偉大なる代表様」とか「百戦百敗の更迭の零勝」とか「奇声の政治家」とか「酒怠の色鮮やかな太陽」などと呼ばなければなりませんので気をつけましょう。

それでこの「ばか」は党大会で「歴史への反逆」がどうしたとかこうしたとか言っていたようで、どうして消費税増税が歴史的使命か何かになるのかよく分かりませんが、追い詰められると人は大袈裟なことを言うものであります。「ばか」なら尚更ですが、党大会の機能とは言うまでもなく活動方針案の採択であって、それが多数の異議申し立ての怒号をキレイサッパリ無視しつつ行なわれたのは民主党の偉大な領導者であり「ばか」多しと言われる同党のなかでも飛び抜けた資質を有する偉大なる代表様には誠に相応しい天晴な所業であると申せましょう。

なにしろ議論も質問も違憲も許さずに「案」がそのまま通ってしまいますので、「活動方針」の内容は先日報道された通りのものであります。

「政治とカネ」の改革明記 民主、活動方針最終案


 民主党の2011年度活動方針最終案の全容が4日、判明した。小沢一郎元代表や鳩山由紀夫前首相の資金問題を念頭にした「政治とカネ」問題や、歳費削減など「政治改革を徹底的に進めていく」と明記し、企業・団体献金の全面禁止を表明。「全員参加型で公平で透明な党運営」を期すなど「脱小沢路線」を打ち出した。参院で野党多数の「ねじれ国会」では「野党に粘り強く(協力を)働き掛ける」とした。

 1月13日に開かれる定期党大会で執行部が活動方針を提案し採択される運びだが、小沢グループの反発を招く可能性もありそうだ。

 最終案では冒頭、11年を「政権交代の歴史的な意義を再確認し、政権党として真価と力量を問われる年」と位置付けた。その上で「国民の信頼なくして政治主導の国づくりはできない」と政治改革に取り組む必要性を強調、政治資金規正法の順守も盛り込んだ。

 通常国会対応では「予算案と関連法案を3月末までに成立させることが第1の課題だ」と指摘。統一地方選については「政権基盤を地方からしっかり固めていく重要な選挙」と重視し、積極的に候補者擁立を図る方針を掲げた。

 「国民に開かれた政党」として、政策や政治の情報発信を強化し「徹底的に説明責任を尽くす運営を行う。必死の覚悟で『国民の生活が第一』とした政権の使命と責任を果たす」と明言した。

 当初案では予算関連法案について、野党側の抵抗を想定して「成立には相当の努力が必要」と記述していたが「弱腰と受け取られかねない」(党幹部)との理由で削除した。「政官癒着の排除や利益誘導政治からの脱却」との表現も削った。日本経団連など経済界への配慮とみられる。

2011年1月5日 中国新聞


「弱腰と受け取られかねない」ところを削除して空威張りする割には「経済界」には細やかな配慮を怠らないという、メリハリのきいたものになっているそうですが、再開したばかりの「企業・団体献金の全面禁止を表明」してみたり、「脱小沢」が「全員参加」であったりとワケが分からないのは、やはり「ばか」のなせるワザであるかウソが書いているかのどちらかですが、これは今年度の「活動方針」が菅さんの「政敵の粛正」に置かれていることを正しく認識すれば矛盾がないことが理解出来るでしょう。

これは個人的な怨恨とかクリーンとか透明とかに留まらない政治路線の対立ですから、党にとってこれほど大切なことはないんでしょう。「脱小沢」とは小沢さんがいわば代表している2009年マニフェスト路線に対する戦いであり、「反政権交代」の闘争の宣言なのです。

とはいうものの民主党のHPには相変わらず「国民の生活が第一。」と書いてあります。もっともそれは直ぐに消えてしまい、「元気な日本を復活させる。」が出て来て、「国民の生活が第一。」は二度と現れないようになっているんですが。それにしても「国民の生活が第一。」は出て来るわけで、これの読み方は「活動方針」に従わなければなりません。つまり「国民の生活が第一の敵」であり、それを克服してはじめて元気な「日本」が復活するのです。


posted by 珍風 at 21:16| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バカでも勤まるならアタシにでも出来るんじゃないかと勘違いしてしまいそうですが、バカはバカでもザイムカンリョーやご主人様に忠実なバカでないとダメな様で、消費税増税実現に余命を懸けておられる様なヨサノサンやTPP参加に大歓迎との意を表されたカイエダサンその他マエナントカサンやらキタザワサンやら確かにそう言う資質をお持ちになったリッパなバカばかりで固めた素晴らしいバカ内閣でこりゃアタシの様なバカにはとても勤まらないわいとバカなりに感心いたしました。
Posted by イヤンバカンなika at 2011年01月14日 12:27
「イヤン」「ジバン」「カンバン」「カバン」より「バカ」が有利、それがクリーンで透明でスッカラカンの空っぽの人の行き着く先というものでしょう。猪木さんも「馬鹿になれ」と言っています。そういうわけで岡田さんは「国民の生活が第一。」を引っ込めました。より進歩したキャッチフレーズは「新しい「ばか」が進行中」というんだそうです。なんとあの「ばか」は進行性らしい。もっと「ばか」になるんだそうですから将来が楽しみですが、「進行性」というのは悪化するのが早くて治療が難しいのを言います。
Posted by 先天性馬鹿珍風 at 2011年01月14日 21:42
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与謝野氏離党「手伝いたい」
Excerpt: 何だったんだヨ [怒/]まあ、民主党から連立持ちかけられたとき推進派は与謝野だけで孤立しとったし、当然っていやぁ当然か [ふっ/]もともと平沼と与謝野の政策って正反対だったから、一緒になって結党したこ..
Weblog: 時々時事爺
Tracked: 2011-01-13 23:13
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