2011年02月14日

僕の下半身とあなた

原口・維新の会に橋下知事「おもしろくなった」


 民主党の原口一博前総務相が13日、政治団体「日本維新の会」と「佐賀維新の会」を結成する考えを明らかにしたことで、大阪府の橋下徹知事は「おもしろくなってきた。有権者は既存政党に嫌気がさしている。中央政界の枠組みを超えて、(政治を)変革していかないといけない」と期待感を示した。

2011年2月14日 讀賣新聞


そんなに「おもしろい」のかどうか分ったものではありません。もっとも、気の狂った民主党執行部の方もかなり「おもしろい」ことをやっているのですから、政界はワケの分からん連中が何が何やら「おもしろい」ことをしでかす世界のようであります。

小沢氏「党員資格停止」=裁判終了まで−民主


 民主党は14日、国会内で菅直人首相も出席して役員会を開き、政治資金規正法違反罪で強制起訴された小沢一郎元代表の処分問題について協議した。その結果、小沢氏の裁判で判決が確定するまでの期間「党員資格停止」とすることを15日の常任幹事会に提案することを決めた。ただ、小沢氏を支持する議員らは処分に反発しており、党内の亀裂が拡大しそうだ。


 岡田克也幹事長は処分の理由について、(1)小沢氏の強制起訴(2)同氏の衆院政治倫理審査会への出席拒否(3)元秘書3人の逮捕・起訴−の3点を挙げた。これに対し、輿石東参院議員会長、平田健二参院幹事長、羽田雄一郎参院国対委員長が「処分は必要ない」と反対を表明。しかし、首相は「幹事長の提案を是とする」とし、党員資格停止が妥当と結論付けた。


 小沢氏の処分は、常任幹事会が党倫理委員会(委員長・渡部恒三最高顧問)の意見を聴取した上で最終決定する予定で、岡田氏らは早期に決着させたい考えだ。

2011年2月14日 時事


「党員資格停止」というのは、大雑把に言って党費だけ取られて党員としての権利を剥奪されることですが、それでも党員であることに何らかのメリットがあればともかく、最近では別に資格を停止されていない党員まで党員であることを隠したがる民主党でありますから、これをやると小沢さんとしては民主党から出て行く良い「口実」になるかも知れません。

まあ、別にいいんですが、昨年9月の代表選の盛り上がり方を見る限りでは、世間の皆さんが小沢さんに注目するとこと大であることに異論はないでしょう。党内勢力の大きさは言うまでもありませんが、やはり民主党は小沢さんあっての民主党であるという側面は否定出来ません。

とはいうものの、2009年に「政権交代」を成し遂げた民主党は、例の「マニフェスト」の民主党ですから、現在の民主党とは縁もゆかりもない、何だか知りませんが全然別の政党であるようなのですから、小沢さんにいてもらっても困るんでしょう。もっともそうなると議員の半分は「水増し」みたいなもんですから「3分の2」だとか暢気なことを言っている場合でもないんですが。

一方、民主党を「乗っ取られて」口惜しい思いをしている鳩山さんが自派議員と小沢派及び弟やネズミ男を誘って新党を結成するかの観測があるそうですが、これは「憲法改正」を掲げるそうです。いや、それは民主党の「2009マニフェスト」にも、巻末に「国民の自由闊達な憲法論議を」というのを入れてもらってましたが、これは改憲志向を隠さないとはいえそれが具体的な政治日程に上らないという保証でもあったわけです。

おそらく「改憲」は票に結びつきませんが、それだけに、それに対する民主党てゆーか菅直党としては、当分改憲はしない、と言っていれば大丈夫です。社民とも組めます。しかし鳩山新党は同じ改憲志向の自民党と組むことは出来ません。改憲の目的が異なるからです。自民党のそれは単に日米軍事同盟の運用のためですが、鳩山さんのは必ずしもそうではありません。

まあ、鳩山さんとこも上手くいったら平気で自民党と組んだりしそうで、政治の世界ですから何でもアリですが、一方で小沢さんとこの原口さんは河村さんや橋下さんと連携しようとしており、この辺が「第三局」として有望視されるに至っているのは渡辺喜美さんにためには気の毒なことですが、別に僕の友達じゃないので知ったことではありません。

もっとも、「減税」だの「地域主権」だのが本当に「国民の生活」のためになるかどうか、些か疑問なしとはしません。これはそれらの「政策」がどーのこーのというよりは橋下さんや河村さんの政治姿勢が「国民の生活」を志向しているとは思えないわけですが、ここに小沢さんが加わるとどうなるか分かりません。

今の民主党にしても、あんな惨状を呈しているとはいえ、元々の民主党はあんなもんだ、という言い方も出来るわけです。むしろ普通なら民主党に票を入れないような人が2009年には入れたのであり、それは民主党が支持されたというよりは小沢さんが民主党そのものを国民のニーズに合わせてカスタマイズしたということです。小沢さんが「政権交代」の「功労者」であり、これを大事にしなければならない、というのはその意味です。

小沢さんは国民のニーズを汲み取ることを重視しており、河村さんについてもその点を評価しています。これが足腰であるということを考えると、鳩山さんはちょっと下半身が弱いように見えるのは、あの人は要するに学者ですから仕方のないところがあるとはいえ、奥さんがああいう感じですから下半身については断定し難いところがあるわけで、それでも使い道がないわけではありません。

そういうわけで小沢さんが「維新の会」をどう使って、鳩山さんと連携していくのか、というところが今後の見所ということになりますので、渡部恒三さんが明日あたり何を言うのかはどうでもいいことですから僕はチョコ喰って寝ますが、自分で買ってきたのを奥さんが溶かして作ったヤツでから。「力が衰えている」んですよ、下半身が。ええもう、そうですとも。


posted by 珍風 at 21:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
維新てな言葉を使うヒトはアヤシイ人が多い気がするんですが、Wiki先生に聞いてみると確かにあんな考えのヒトやそんな考えのヒトたちが使っておられる様です。たぶん彼らは藤田東湖さんに共鳴したわけではなく、明治維新を意識してこの言葉を使っておられるんでしょうが、そもそも庶民にとって明治維新は権力者が変わっただけで、何も変わってないどころか徴兵制なんてメンドくさいものが出来ただけ害だった。なんて意見もあるぐらいですけど、その延長線上の結果が自国民やアジアの方々を殺しまくった揚句結局アメリカの属国になったわけですから何をやってるんだかよくわかりません。
Posted by ika at 2011年02月15日 12:12
>権力者が変わっただけで、何も変わってない

「維新」の定義としてはこれで十分なんじゃないでしょうか。まあ、「維新」と言う場合、その「アメリカの属国になった」状態から脱しようという気持ちがあるんじゃないかと思いますが、支配者がオバマさんであるよりは橋下さんであるほうがマシであるという思想は極めて難解この上ないものです。いったい何がどう違うというのか。

おおむね、自分の利益のために国民一般の利益を取り上げて、それを外国に売る人を「売国奴」といい、外国に売らないで自分でがめちゃう人を「愛国者」というのであるとすると、「愛国者」が「維新」をやりたがるのも当然ですが、一度「維新」をやっといてもらうと外国が絡んでない分「革命」が簡単に済むかもしれない、と思われないこともないんですが。
Posted by 維新政党珍風 at 2011年02月15日 19:02
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