2011年04月17日

株主優待原子風呂

収束めど付け6月下旬にも辞任=「経営責任痛感」−東電会長


 東京電力の勝俣恒久会長は17日、福島第1原発事故の収束に向けた道筋に関する記者会見で、「個人的には退く方向で検討を進めている」と述べ、事故処理にめどを付けた段階で引責辞任する意向を明らかにした。同会長は「原則は、(6月下旬の)株主総会の時に責任を取って退任するものと考えている」と明言した。

 勝俣会長は「(清水正孝)社長も私も経営責任を十分感じている」としながらも、「辞める方が経営責任か残ってやる方がいいのか、社長とはまだ相談していない」と指摘。清水社長とそろって退任する可能性も含め、「しかるべき時期までに、どうしていくのがベストか判断していく」と述べた。

2011年4月17日 時事


6月に「収束」の「めど」がつくと思っている人は誰もいないわけですが、一種の「区切り」みたいなものが欲しいという気持ちは解らないわけではありません。勝俣さんの最大の「経営責任」は社長が清水さんであることでしょう。清水さんの渾名は「コストカッター」だそうで、年々ポキポキと背が低くなって行くのかと思ったらそうでもないようですが、かの『Wikipedia』によれば

東電の制服を中国製に替え、調達費3億円の削減に成功


だとか

海外出張で遣う航空会社の絞込


んでみたり

納入業者を競わせてコストを下げる方式を導入


というような、言ってみれば平凡な手法で、いわば安いものを安く買うというのが「コストカット」の秘訣のようでありまして、

発電所の六十数万点の部品・部材の調達方法を見直し、全体で2兆円かかっていた調達費を4割削減に成功


しているところを見ると、他にも今だからこそ人には言えないコストをカットしている可能性もありますが、そんな清水さんが社長であるという東電の経費削減至上体質が今回のような事故の原因となったのかといえばその通りであります。

別に安全対策にお金をかければ原発は安全になるというワケでもないのですが、どうしても原発を建設しなければならないという「政治的」な事情は別としても、てゆーかそういう事情で建てなければならないのであれば尚更、安全には気を配り、お金をかけるようにしたいものではあります。

ところがどうも東電では「コストカッター」が一番偉いんだそうです。安全とかはそれよりも偉くないので社長ではありません。なるほどたいしたもので、さすがに東電は「経営」の鑑というべき尊敬すべき企業でありますが、こういう会社が多数の人命に関わる大事な仕事をしているというのも日本が経済大国たる所以であります。東の東電、西のJR西日本というくらいなものですが、「西日本旅客鉄道」を「西鉄」と略す事が出来ないのが誠に惜しい、というくらい世の中は分かり易くなっているのです。

もっとも、6月の株主総会で株主さんたちが何を言い出すのか、ある意味タノシミですらありますが、東電の「コストカット」の最大の受益者が当の株主さんたちである事に疑問の余地はありませんから、エラそうなことを言えた義理でもありますまい。経営者に「責任」を問うのもなるほど大切な事で、立派な良い行ないなのかも知れませんが、株主の「責任」というものは問われる事がないのか、などということを考えてもらうのも面白いかも知れません。しかしそんな事を考える間もなく、てゆーか考えたりしないでしょうから、株主連中ひとり残らず捕まり次第有無を言わせず即座に原子炉に放り込む方がもっと面白いことは言うまでもないでしょう。彼等の冷たい血には冷却効果が期待されますので一石二鳥であります。


ビバノンノン大株主(上位10名)
【2010年(平成22年)9月30日現在】
単位:千株

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 59,845
第一生命保険株式会社                 55,001
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 54,850
日本生命保険相互会社 52,800
東京都 42,676
株式会社三井住友銀行 35,927
株式会社みずほコーポレート銀行 23,791
東京電力従業員持株会 22,179
SSBT OD05 OMNIBUS ACCOUNT-TREATY CLIENTS 17,627
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4) 16,405


posted by 珍風 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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